子供たちから最近はアダルトまで大きな話題を呼んでいる『妖怪ウォッチ』シリーズ。昨年ニンテンドー3DS専用ソフトとして発売されたゲームを皮切りに、コミカライズ、アニメ化もされ、関連グッズもあっという間に品薄状態…まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
ほかにも、『夏目友人帳』(緑川ゆき先生)や『鬼灯の冷徹』(江口夏実先生)といったコミックス、ライトノベルでも『妖怪アパートの幽雅な日常』(香月日輪先生)などがヒットを重ねており、どうやら世間では「妖怪」が登場する作品があらゆるジャンルで注目を集めているようです。
そんなわけで
妖怪BLが流行するのは必然!いわゆる「人外モノ」の一つとして以前よりファンも多く、コミックス、ノベルス問わず様々な作品が刊行されています。今回はそのなかから、特に人気・注目度の高い5作をピックアップしてみました♪
痛くないほうの木原作品
木原音瀬『牛泥棒』(イラスト:依田沙江美)
■安心して読める木原さん
妖怪成分、切なさ成分含有でおもしろかった。
安心して読み終えることのできる木原さんにしてはめずらしい話です。(satokiさん)
■綺譚
【綺譚】きたん
美しく、優れた物語
まさに綺譚だな!と。(かにゃこさん)
■タイトルに騙されないでください
魑魅魍魎が登場します。
運を味方につけ、味方の鬼に助けられ、鈍感な坊っちゃんに苦労させられながら、静かに戦い続けます。
いいお話でした。(むつこさん)
6月にドラマCD第2弾が発売された人気作
松雪奈々『なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど』(イラスト:高城たくみ)
■淫魔便利!
えろえろですね。淫魔に憑かれてやらなきゃ死ぬっていうのが、いかにもBLらしいトンデモ展開で楽しい。こういうの好きです。(じゃこいりこさん)
■淫魔さまありがとう
淫魔のご都合主義な言い分や展開がまぁ何とも馬鹿らしく(褒めてます)面白かった。「中だしして貰わなくちゃいけない」とか…もう受け決定なんですか最高です(笑)(__モコ__さん)
■好評価に納得
オヤジ淫魔がいい味出してるのは間違いないのですが
38歳の美和がかわいすぎる点、オヤジに萌る日が来るとは!(AKさん)
攻めは自称「からかさおばけ」の男色家
ARUKU『明日屋商い繁盛』■二人の物語は最後のページ、ここからまた始まります。
私のハートを確実に捉えているのは「妖怪」!!和風ファンタジー!それも水木しげる系の世界観。コア過ぎてあれですけど、大好きなんです。もうね、分かってる~ARUKUさん!と思いながら読みました。(咲人さん)
■明日を生きる
大人の為の童話の世界がとても胸を打つ作品でした。(茶鬼さん)
■新しい関係のはじまり・・・
「BL的萌え」というよりも、上質なファンタジーを読んでいるような充実感でした。
いっぱい泣いて、でも大きな「愛」を感じました。(yukasasuさん)
人外と言えば琥狗ハヤテ!
琥狗ハヤテ『あやしの君の恋煩い』■ケモノいっぱいのデビュー作
ケモノや人外がいっぱいで大変に楽しかったです。うふふ。(satokiさん)
■身分の差なんてなんのその
みんなに敬われる白い狐。そして下等とされる赤い狐。二人の出会いから今、身分違いの恋。許される関係ではない:::けれど~・・・とかいいながらわりと楽しくあかるい天真な二人が好きです。(もこさん)
■大きいのも小さいのも・・・もふもふ
作画が丁寧で細かいところまで美しいので、和風・神話風テイストがお好きな方は、画を見ているだけでも幸せになれると思います。(久江羽さん)
BLアワードにも入賞した話題のラブコメ(?)小説
宮緒葵『愛犬志願』(イラスト:兼守美行)
■変態でストーカーで思い込みの激しい忠犬
作品の世界観や設定も、すごく私好みです。『犬神』という妖怪の存在、それを使う特別な家系の人間達。ファンタジーです!(青海さん)
■変態ストーカー攻めコメディ
人外で、犬神さまなんですが、私は今まで彼ほど変態ストーカーな攻めを見たことがない。(アリスクレヨンさん)
■正真正銘犬(神)!!
良いですねぇ~ やはり宮緒先生の書かれる犬は一味も二味も違います。(羅さん)
時代、登場する妖の種族などなど、「妖怪BL」とひとくくりにまとめてよいのか迷ってしまうような要素の豊富さも、このジャンルの魅力のひとつ!今回紹介しきれなかった作品も数多くありますので、ぜひ皆さんのお気に入りの1冊を見つけてください♪
記事 神谷浩未
コメント1
匿名1番さん(1/1)
今マイブームになりかけている「人外モノ」
ますますハマりそうな勢い!