名作BL小説が文庫版に!「ルチル文庫L」誕生7月15日、幻冬舎コミックスに新BL小説レーベル「ルチル文庫L」が登場。同レーベルでは、過去の名作BL小説が文庫版としてリリースされます。
レーベル名を見たとき、“L”だけに大型本になるのかしら……なんて思っていた記者ですが、どうもレジェンド(Legend)のLでしょうかね!?
ルチル文庫L 第1弾華藤えれな『
スレイヴァーズ キス』
きたざわ尋子『
きわどい賭』
水壬楓子『
エスコート』
特に華藤えれな先生『スレイヴァーズ キス』は、ちるちるでも高評価。以下、2004年刊行版『
スレイヴァーズ キス』のレビュー抜粋です。BL小説好きのみなさんは、ぜひ一度チェックしてみましょう!
果たして、奴隷なのは・・・?前半は受視点でストーリーが展開し、受に感情移入しやすい構成になってるので一見すると受がものすご~く可哀想で、攻の仕打ちに怒りさえ感じるのだけれど。改めて攻の立場になって読みかえすと、攻の方に【同情の余地あり】と思わせる二重構造になってて、とてもスバラシイ作品だなぁと思いました。切ない下克上にドキドキ…高嶺の花である柊一に憧れる冴木の暴走物語です。萌えポイントを書き連ねるならば。「下克上」「主従」「奴隷」ってだけで、もう十分、萌えすぎて悶えれそうなんですが。本当は、冴木はこんな風に柊一を扱いたかったんじゃなくて、でも、綺麗で真っ直ぐな柊一は、冴木にとってずっと高嶺の花でしかなくて、それを手に入れるためにはこの方法しかとれなかった! っていう切ないポイントがたまらない。冴木の中で、本当はこんなことしたいんじゃないのに……という葛藤がわずかに見え隠れするのが、本当にいいんです。これだけでも、萌えを刺激されたみなさんが少なくないのでは!? どうぞ、読んでみてください。
コメント4
カイさん
匿名1番さま、こんにちは。
本当ですか?!
それも完結記念からなんて嬉しすぎる~っ。
これはもう購入決定です!!
新装版になると挿絵が変わる変わらないで購入迷う時ってありますよね。
自分好みのイラストレーターになってる時はいいけれど
たまに何故???と思う時はテンション下がります(^^;)
結局書下ろしに負けて買う時が多いんですが、好きな挿絵がそのままだと嬉しいですよね。
余計なお世話だなんてとんでもない!!
ありがたや、ありがたやでございます。
匿名1番さん(2/2)
ごめんなさい、書き忘れです。「きわどい賭」にも書き下ろしありました。
私も好きなシリーズばかりなので、ちょっと迷った結果買っちゃいました。イラスト変わってないのがうれしかったです。
匿名1番さん(1/2)
>カイさん。
「エスコート」は書き下ろしSSでしたが、「スレイヴァーズキス」には書き下ろしとともに完結記念小冊子の「PREMIUM BOOK」から1作再録されていましたよ。今後のシリーズにも次々再録されるのかは不明ですが。
余計なお世話かもしれませんが、ご参考までに。
カイさん
どれも大好きな作品なんですが
イラストレーターも一緒だし、正直書下ろしの有無で購入が決まると思います。
ちなみにあるのかな?書下ろし。
エスコートシリーズにスレイヴァーズシリーズ
全サ完結記念のストーリーとかを収録してくれてるなら
飛びついて買うんだけどね(^^;)
応募した人には興味ないし、「え~っ」かもしれないけど
その時応募できなかった者としてはありがたいんだけどな。