BL電子書籍ランキング 2014年上半期 eBookJapan電子書籍ストア「eBookJapan」で、2014年上半期の人気BLランキングが発表されました。
eBookJapan 2014年上半期 BLコミックランキング1位『抱かれたい男1位に脅されています。』桜日梯子
2位『それでも、やさしい恋をする』ヨネダコウ
3位『10DANCE』井上佐藤
2013年発売の初コミックスが大ヒットし、一気に人気作家の仲間入りをした桜日梯子先生。
2冊目のコミックス『抱かれたい男1位に脅されています。』が第1位に輝きました。
2位はヨネダコウ先生『それでも、やさしい恋をする』。映画化された『どうしても触れたくない』のスピンオフ作です。
eBookJapanでの電子化は1ヶ月前だったようですが、この短期間で2位にランクインとはさすがの人気ぶりです。
3位は井上佐藤先生『10DANCE』。ラブ成分がなかなか出てこない、本格的な男同士のダンス漫画。いったい、ストーリーはどっち方面に向かうのでしょうか!? どちらにしても、美味しくいただけるでしょう!
1位~3位を見ると、紙のコミックスが電子化される期間が縮まったのにともなってか、流行が反映された順位。ちなみに、ちるちるの直近180日間のコミックランキング上位は以下のとおりです。
ちるちる(2014年7月16日直近180日間)コミックランキング1位『
それでも、やさしい恋をする』ヨネダコウ
2位『
テンカウント(1)』宝井理人
3位『
抱かれたい男1位に脅されています。』桜日梯子
4位『
10DANCE(2)』井上佐藤
5位『
憂鬱な朝(5)』日高ショーコ
集計方法や期間が異なるので単純に比較はできませんが、現在は電子書籍より先行して発売されることが多い紙のコミックスの人気に、電子書籍も準ずるような結果となっています。
一方、まったく異なるのが小説ランキングです。
eBookJapan 2014年上半期BL小説ランキング1位『美しいこと』木原音瀬
2位『VIP』高岡ミズミ
3位『記憶喪失男拾いました フェロモン探偵受難の日々~』丸木文華
4位『恋歌は灼熱に惑う(恋花シリーズ)』崎谷はるひ
ちるちる(2014年7月16日直近180日間)小説ランキング1位『
おやすみなさい、また明日』凪良ゆう
2位『
未完成』凪良ゆう
3位『
ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事』犬飼のの
4位『
ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』一穂ミチ
5位『
鬼の王と契れ』高尾理一
上のeBookJapanの中では3位『
記憶喪失男拾いました フェロモン探偵受難の日々~』だけが2014年に紙書籍で発売された作品。ちるちるの1位『おやすみなさい、また明日』、5位『鬼の王と契れ』はeBookJapanではまだ配信されていません。
また、eBookJapan(電子書籍)ならではなのが4位『
恋歌は灼熱に惑う』。もともとは、崎谷はるひ先生が同人作品としてリリースした小説。それをフロンティアワークス「ダリア文庫e」が電子書籍化し、ストアで配信されました。なお、同作は2006年に紙書籍として発売された『
恋花は微熱に濡れる』の番外編です。
そのほか、eBookJapanの1位『
美しいこと』の紹介で触れられている『
愛すること』は、もともとは『美しいこと』が紙書籍で発売された際の全員サービスの小冊子。それの電子書籍化です。
eBookJapanの2位である高岡ミズミ先生『
VIP』の人気など、紙と電子の人気が大きく異なる小説。ほぼノーチェックだったことを反省するととともに、継続して見ていくとおもしろそうだな、と感じました。
コメント2
匿名1番さん(1/1)
これ以上本を増やしたくないので、電子に移行中です。
でもお気に入りの本はまだ紙で買ってます。
なのでどちらかというと、人気作以外の本をを早めに電子化して欲しい!
紙の本を買うには微妙だけど、ちょっと気になるって作品こそ、手軽に電子で読みたいのに、
そういう作品に限ってなかなか電子化されないんですよね〜_| ̄|○
まあ、配信会社も商売なので仕方ないんでしょうけどね…。
匿名2番さん(1/1)
私も、電子版は試し読み。気に入ったら紙本を購入して、読み返しています。
コロナが流行して以来、他人が触れたかもしれない図書館や貸本屋の本は、家に病人がいるので気が引けます。
その点、電子版には感染の心配が無いので気楽。
要望としては、
電子版をもっと気軽によめるように価格引き下げを希望したい
絶版本の電子版復刻を積極的にしてほしい。
電子書籍化を中国へ下請けに出さないで欲しい。(電子版を開いたときに何故か文字化けして中国語に変換される書籍がある。意図的なジャックではないかと、不快になります。)
といった点でしょうか?