第23回
東京国際レズビアン & ゲイ映画祭が
2014/07/12(土)~7/18(金) 渋谷ユーロスペース
2014/07/18(金)~7/21(月・祝) 南青山スパイラルホール
で開かれます。
今回、10本以上ある映画の中から注目したい映画を勝手に選んでみました。
ドイツ版『ブロークバック・マウンテン』フリーフォール監督:ステファン・ラカント 2013 ドイツ 100 min
Free Fall Trailer Final - YouTube警官としてのキャリアは有望、長年の恋人ベッティーナは妊娠中、マルクの人生は順調そのものだった。警察のトレーニング・キャンプでカイに出会うまで は…。ジョギングをしながらカイと友情を育むうちに、自らの抑えきれない欲望に気づくマルク。やがて彼はベッティーナに隠れてカイと密会するようになり、 コントロールを失っていく。ドイツ版『ブロークバック・マウンテン』の呼び声も高い、激しくはかない愛の物語。
PVを見ますと、こだわりの色調と曇り&雨模様のシーンが印象的です。PVの再生数も500万に迫る勢いで人気の高さが伺えます。レビューを読むと、ゲイ映画としてはもちろん一般映画としても完成度が高いと評判です。配給会社の
ウルフビデオは1985年にLGBT専門に設立された会社です。
ここまでやる? 芸術国フランスの本気湖の見知らぬ男監督:アラン・ギロディー 2013 フランス 100 min
L'INCONNU DU LAC / STRANGER BY THE LAKE (Trailer ST EN) - vimeo男たちが集う湖のほとりのハッテン場で、フランクはミシェルと出会う。魅惑的なミシェルに惹かれていくフランク。そんな時、フランクはある殺人事件を目撃 する。ミシェルが犯人なのでは…という不安を抱えながらも、フランクは自らの欲望を抑えられなくなっていく。2013年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 監督賞受賞。フランスの権威ある映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」の2013年映画ベスト10で第1位に輝いた。
こちらのブログ「
ターじぃ日記」を拝見しますと、
「一番驚いたのはここまでやる?藝術のお国フランスの俳優さんはやっぱ違う。」とガクブルさせるぐらいの体当たり演技が見もの。
戦隊モノ出演の若手俳優が主演カミングアウト監督:犬童一利 2014|日本|98 min
陽はゲイの大学生。サークルの同級生で親友の昇に片想いをしているが、大学のサークル仲間にも、一緒に暮らす家族にも、カミングアウトする勇気はない。以前に比べれば、セクシュアルマイノリティも少しずつ生きやすい時代になってきた。しかし仲間たちとの友情や恋愛の他にも、就職や結婚など将来への不安もある。葛藤の末に陽が進む道とは…。大学を舞台に、両親やきょうだいにカミングアウトするまでの等身大ストーリー。
「特命戦隊ゴーバスターズ」のオペレーター森下トオル役の髙橋直人が主演の「カミングアウト」。映画「どうしても触れたくない」でも戦隊物に出演した俳優が主演を務めるなど、戦隊モノと男性同士の恋愛モノはこれからも深い関係になっていきそうです。
映画「どうしても触れたくない」で3次元作品に抵抗が少なくなってきたのでは?ここでもう一歩踏み込んでみるのもアリかもしれませんね。
(映画は日本語字幕がすべてつきます)
コメント2
匿名2番さん(1/1)
この映画祭は二年前から毎年見に行っています。
一般的な映画館では見られない映画が一度に沢山見れて嬉しいです。
世界にはこんなにゲイ、レズビアンの映画が製作されていて(家族物、恋愛物、コメディなど)
それがちゃんと一般的にも評価されてるのが世界の懐の深さ(特にヨーロッパ)を感じます。
今回もいろいろ見たい映画があるので本当に楽しみです。
この映画祭は実際に監督とか俳優さんが来日されて質疑応答とかの交流も
ありますので楽しいだけじゃなく勉強にもなります。
匿名1番さん(1/1)
「フリー・フォール」既に前売りゲットしました!
もっとたくさんの作品が日本語字幕付きで観られるようになるといいですね。