榎田尤利先生の大人気シリーズ!BLアワードで過去3度、小説部門1位第1回BLアワード小説部門1位
『
交渉人は振り返る』
第3回アワード小説部門1位
『
交渉人は愛される』
第5回アワード小説部門1位
『
交渉人は休めない』
ちるちるBLアワード5回の歴史のなかで「交渉人シリーズ」が3度も小説部門ランキング1位を獲得しています。
シリーズ第一作の『
交渉人は黙らない』から始まった「交渉人シリーズ」はBL小説で最大級のヒットシリーズになったことは誰しも認めるところです。
しかし「交渉人シリーズ」がこれだけヒットした要因はなんだったのでしょうか。もちろん榎田尤利先生の圧倒的な筆力もありますが、それだけではなさそうです。
ここでちるちるのレビューを1作目から見てみると、「交渉人シリーズ」の魅力を端的に表現した わか竹 さんのレビューをみつけました。
テンポの良い台詞運びや衣食住のある日常のさり気なさ、ちりばめられるユーモアとエンタメ要素のバランスも然ることながら、主人公である交渉人、芽吹の魅力でそれらがより引き立っているなあとしみじみ思うのです。愛想良く友好的、オヤジギャクを飛ばす女の子の尻が好きな30過ぎの芽吹ですが、ヤクザだろうがなんだろうが理不尽な力には屈しないという毅然とした態度に肝の据わった性格など、男女問わずに慕われるのも頷ける実に気持ちの良い男です。そんな良い男に執着するヤクザの若頭、兵頭の道理も何もあったもんじゃない俺様ルール『先輩の全てはオレのモノ』を巡るすったもんだのやり取りは実に痛快愉快。芽吹にとってはいい迷惑でしょうけれどね。「交渉人シリーズ」のヒット要因がうまく語られていると思います。
これまでのBL小説になかったエンタメ性とオシャレ感、そして巧みなキャラ設定、そして王道路線がうまくミックスされて大ヒットにつながったと思われます。
「ラノベ」のお手軽感とはまたちがった一般読者重視のエンタメ性、続きが気になってさくさく読める構成、気のあった二人のテンポのよい会話がこのシリーズの最大の魅力です。
しかしBL小説では、「交渉人シリーズ」ヒットのあとも、こうしたエンタメ性を入れながら喜怒哀楽を盛り込んで読ませるタイプの作品をなかなか見つけることができません。
それだけBL小説では、このタイプの作品を作り出すことが難しいのでしょう。
第二の「交渉人シリーズ」の出現が待ち望まれますね。
純金、シルバープレート進呈 第5回BLアワード第5回BLアワードでは人気カテゴリーの受賞アーティストに記念プレートを進呈。
榎田尤利殿 総合ランキング「小説部門」1位 純金プレート
榎田尤利殿 アーティストランキング「小説家部門」1位 純金プレート
兵頭寿悦殿 キャラクターランキング「攻め部門」1位 シルバープレート
コメント2
匿名2番さん(1/1)
交渉人シリーズ最高です‼︎
匿名1番さん(1/1)
ドラマCDの続き出て欲しいです(つД`)