公式ページでは直筆サイン色紙プレゼントも!御景椿先生の人気BL漫画シリーズ『できちゃった男子』。昨年3月のコミックス“ハングリー編”がドラマCD化され、4月25日に発売です!
メインを演じる鳥海浩輔さん×梶裕貴さんをはじめ、人気声優がズラリを並ぶ同シリーズ! 収録インタビュー&写真が到着しましたので、さっそく紹介します。
発売元であるリブレ出版のサイト「b-boyWEB」特設ページでは、原作者の御景椿先生&出演声優の
直筆サイン色紙プレゼント情報もあり! 合わせてチェックを!
ドラマCD「できちゃった男子 ハングリー編」キャストコメントキャスト:飛翠/梶 裕貴、友二郎/鳥海浩輔、波留日/下野 紘、隆介/島﨑信長、今野/増田俊樹、東/赤羽根健治
――まずは作品の感想や収録現場の様子など教えてください。鳥海)収録自体は久しぶりだったんですけど、いざ録り出すと悩むことなく役がスッと落ちてきて、「ちゃんと覚えてるもんだな」と。収録自体も非常に順調でしたし、これはやっぱシリーズを積んできた経験ですかね。
梶)僕も同じで、僕にとって飛翠はそんなに無理することなく演じられるキャラクターですね。回を追うごとに年をとっているので(笑)、今後どうなるのかちょっと不安ですけど。でもベースの部分は変わっていないので、飛翠と友二郎の漫才みたいな掛け合いの芝居を実際に現場でやると「あ、『できちゃった男子』の収録なんだな」と思い出す感じでした。
島﨑)1年経っても、前回と変わらずとても温かい現場でした。おかげ様で僕も、ハイテンション過ぎるくらいの隆介を楽しくハイテンションで演じさせていただくことができました。
下野)久しぶりの『できちゃった男子』の収録ということで、懐かしさを感じつつも、今回隆介たちと収録が離れて、新しく参戦した増田さんと赤羽根さんと一緒だったので、「どうしよう一番知っているのが自分だけど、新キャラクターに囲まれて、なんか一番アウェーな感じになってる」とだいぶ緊張しながら収録させていただきました(笑)。
増田)僕も前半はいない人との絡みが多かったので、今野弥というキャラクターはこのポジションで大丈夫かな…と心配ではありますが、OKはいただけているのでそれを信じようと思います。最後には東も出てきますし、落ち着いてまとまって終えられたとは思います。
赤羽根)僕は今回最後だけの登場でしたが、その中でも少しドSな感じがチラッと見え隠れしているところが表現できたらいいなと思いつつ演じました。東が35歳ぐらいの設定で、お話自体もしっかり作られているので、「リアルな35歳を演じるのか。しかも鳥海さんのキャラクターよりも上に見えるし。大丈夫かなぁ(汗)」と思い結構役作りに緊張しながら収録に臨みましたけど、OKがちゃんと頂けたんでよかったです。楽しんで聞いていただけたらなと思います。
――第4弾ハングリー編では、家族の変化や成長が描かれているのですが、キャラクターを演じていてどのように感じられましたか?鳥海) 友二郎は最初の頃はクールで何を考えてるかちょっとよくわかんないところもあったんですけど、最近はもう非常にわかりやすくなってきて、キャラクターがより人間臭くなってきたと…年なんですかね?(笑) 高校生から始まってもう今30代半ばですからね。僕もね、ちょうどそのくらいから人間が丸くなってきたんですよ。それまではちょっと尖がってる部分もあったし、遊び方とかも、「いくらでも飲めますよ!」みたいな。
梶)僕、鳥さんそういうイメージです(笑)。
鳥海)そうでしょ?(笑)
梶)だから最近の新人さんは、たぶん“夜の鳥さん”っていう感じを…。
鳥海)たぶん知らないよね? 考え方が30歳ぐらいでも一回変わったんだけど、35歳ぐらいでまたさらに変わって、仕事に対しても「よりもっとちゃんとやらなきゃ」と責任感とか出てきたタイミングな気はしますね。やっぱ人間的にも男はちょうどそのぐらいで変わるのかな。友二郎は常に自分にリンクしている気がします(笑)。
梶)それでいくと、僕はもう飛翠に実年齢を超えられてしまったので…(笑)。ということは、僕は飛翠みたいになっていくのかな? (笑)今回の話では、友二郎がちょっと可愛らしい一面を見せてくれたのもあり、また深い絆で結ばれていく内容だったので、4作目にしてマンネリもせず、非常に幸せそうですよね。鳥さんのお話を聞いて、僕は今28歳なので、もうすぐ30歳という節目の年を控え、そこで「ひとつまた変わるのかな」と楽しみに思います。毎作1年刻みで飛翠が成長したら、僕が35、6歳を迎える頃には『できちゃった男子 パート10~』 が……。
鳥海)もうおじいちゃんだね(笑)。
梶)ちょっと渋めの飛翠を演じられればなと(笑)。今後どうなっていくかわからないですが楽しみにしています。
下野)今まで波留日は飛翠がすごい好きで、なんだかんだ飛翠と友二郎に対してツッコミを入れたり、あとは隆介にツッコミを入れたりで、ツッコミ的な役割要素がすごく強かったですけど、今回の『ハングリー編』に関しては、波留日の中でもいろいろと悩んだり考えたり、いろいろ感じて進んでいくので、今までに比べると波留日も少し大人になった雰囲気がありました。その中で飛翠・友二郎、そして隆介それぞれとの関係性が少しずつ変化しつつあるのもすごく感じました。まあ、波留日は思春期真っただ中な訳でございますから、こらからどういうふうな大人になっていくのか楽しみですね。
島﨑)隆介の場合は、成長と共に、今まで見せていなかった、総理大臣の息子としての面を見せるという変化がありました。波留日にはデレデレだけど、実は物凄い切れ者というギャップで、隆介がより魅力的な男になったなぁと感じています。
――新キャラのおふたりには、演じる際にこだわった部分や苦労した部分、またここを聞いてほしい!といった部分など教えてください。増田)今野は自分の野望のために隆介の協力がほしくて、小比企家に取り入ろうと勝手に転がり込むので、最初のうちは本性を見せないような役作りをしていきました。途中からはドンドン夫婦にほだされて(笑)、自分の心が自然でいる時間が増えていく、そんな変化がCD2枚組を通して伝わると思うので、そこを面白く思っていただければうれしいです。思春期真っただ中で、情けなかったり、周りに対して虚勢を張ったりする感じが出ていたらいいなと思います。
赤羽根)東については、特に思惑やらなんやらはわかりません!(笑) 出番自体は少しだったのですが、東は増田さん演じる今野より優位に立たなきゃいけないので、「そこはちゃんと立てるかなぁ」と思いつつ、今野の声を聞いたときに「ああ、今野よりもう少し落ち着いた感じの声かな」と思い演じました。お芝居にしても僕にとってはそんなにやったことの無いラインの役でしたので、ある意味良い挑戦をさせていただきました。
――印象に残ったシーンやエピソードなどありましたらお願いいたします。鳥海)前作も波留日や隆介は登場していましたが、今回さらに今野などが加わり、今までもわりと飛翠と友二郎の二人が中心でワイワイやって悩んだりぶつかったりとかしてきたんですけど、子供の世代(波留日たち)にもそういうことが起こり出しているんで、「ああ、なんか成長していくんだなぁーやっぱり」というのと、今回の作品のテーマの中に“巣立っていく”みたいなのがあって、「年月をかけて作ってきた作品なんだな」というのを非常に感じて印象に残ってますね。続編でこんなダイナミックに年をとることって、あんまりないので面白いですね。
梶)回を追うごとに登場キャラクターが増えてきて…。最初、波留日は赤ちゃんだったのに、それが下野さんになり(笑)。息子が下野さんって、なんかすごい不思議な感覚でしたけど。
鳥海)先輩だもんね。
梶)年齢もキャリアも上の方なのに息子役という、今の僕には少し不思議な感じになっています(笑)。第1作目で飛翠たちがぶつかっていた壁と同じ悩みに今度は波留日たちがぶつかったり、長年連れ添ってきた飛翠と友二郎だからこその新しい問題だとか…、特に今回はそれが街の人にバレてしまう騒ぎがあって、「そういう問題って結構現実にもあるのかなぁ」なんて思ったりもしつつ、でもみんな実はとっくに知っていて受け入れてくれていて、あったかく終わってすごくいいなと思いました。それも結局、飛翠と友二郎たちの振る舞いが、周りのみんなにとってすごくあったかくて優しいものだったからこそだと思うので、この話に限らず、どの話も本当最後まであったかく終わってくれるので、毎回演じていて本当にほっこりするなぁと思いますね。
島﨑)隆介が切れ者なところを発揮するエピソードは、全体的にとても印象に残っているのですが、
今野との遣り取りの中で隆介が言う「させないよ」というセリフは特に印象に残っています。一体どんな状況のセリフなのか、実際に聞いていただけましたら幸いです。
下野)個人的には「ド天然」ってツッコむ前にある、ものすごくつらつらと長い波留日のモノローグですね。それまで結構シリアスなシーンが続いていたので、改めて隆介のことを“愛すべきド天然”だということをイラっと再確認するシーンでもありましたし、個人的にも演じていてちょっと楽しかったので印象的でしたね。
赤羽根)波留日と隆介って、バカップルですよね?
下野)基本的に「できちゃった男子」にはバカップルしかいないです(笑)。
増田)僕は東が急に現れて今野が取り乱しているシーンが、今野のメッキが剥がれた瞬間だと思っていて、すごく好きです。
もうひとつが、カメラマンが波留日と隆介のスクープをスッパ抜きしようとしたところで、それを逆手にとって助けるあたりの知的な感じの切り返しが、ちょっとかっこいいなって思いました。
下野)あれかっこよかったね。
増田)「これ僕、演じられるのかなぁ。大丈夫かなぁ」って心配でしたが楽しんでやれました。
赤羽根)僕は東の「坊っちゃん」て言うセリフですかね。「坊っちゃん」って言える機会なかなかないですからね(笑)。
あと、寿衣留だけを単体で録る部分があったんですが、聞いていて「うーん、可愛いんだけど…何故か面白い」みたいな(笑)。
下野)それ思った以上に寿衣留のアドリブが凄くて、「あれ? 台本には“くう”しか書いてないけどずいぶん喋っておりますな」って思いながら聞いていると、「これどこの寿衣留?(台本のページ)めくっていいの? めくっていいの?」って思ったら、ピタッて演技が止まってその後しばらくなくなったから「あ! 今めくっていいのか!」って (笑)。
全員)爆笑。
赤羽根)寿衣留は赤ちゃんなのにだいぶ頭のいい子で、表現がすごくたくさんあって、それを演じ分けているので「金田さんすごい」って感心して聞いていました。
――ドラマCD「できちゃった男子 ハングリー編」の発売を楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。鳥海)この作品を始めてもう4年の歳月が経ったわけですけども、もちろん原作の人気があるからこうやって続けていくことができるんですが、なかなか長いシリーズはやりたくてもやれないもので、限られた作品でしかできないですから、本当に皆さんの応援のおかげだと思っております。今回、なんと二枚組ということで、いつもすごいボリュームあるなって思って収録していたんですけど、今回はそれがさらに倍ですから(笑)。だから本当にみなさんにご満足いただける作品になっていると思いますので、もうちょっとだけ発売をお待ちいただければと思います。
梶)第4弾ハングリー編ということで、彼らも年齢を、そして愛もだいぶ重ねてきたお話となっております。そういうタイミングならではの話の展開もありますので、今まで応援してくださった方も、新しく聞いてみようかなという方も楽しみにお待ちいただければ嬉しです。最初が『できちゃった男子』で、次が『ハーレム編』『ハネムーン編』『ハングリー編』と来ております。皆さんも次の『ハ』から始まるのは何だろうクイズにご応募いただいて…て、そんなキャンペーンは実際には開催していませんが(笑)。楽しみにお待ちください。よろしくおねがいします。
鳥海)でもいつ終わるかはわからないですけど、最後だけは決まっているんですよ。孫たちに看取られての『墓場編』(笑)。
島﨑)久しぶりに隆介を演じさせていただけてとても光栄でした。飛翠と友二郎がラブラブなのはもちろん、波留日と隆介にも進展がありますし、新キャラクターたちも登場して、さらにパワーアップした「できちゃった男子 ハングリー編」をどうぞよろしくお願い致します!
下野)毎回ドタバタな『できちゃった男子』でございますが、今回新キャラクターが2人も登場するという中で、波留日と隆介に関しては2人の間でもひとつ大人になるエピソードが入っていて、いつもの雰囲気とちょっと違うシリアスなテイストもありますので、飛翠と友二郎が主にイチャイチャしておりますけれども、新しく入ってきた今野と東、あとは波留日と隆介のやりとりとかもいろいろと見て聞いていただけると大変ありがたいなと思います。よろしくお願いします。
増田)今回は特に波留日と隆介が愛し合っていて寄り添い合いたいのに、いろんな問題を抱えて寄り添え合えないという状況になります。それって恋愛に限らずで考えれば普段の生活の中にもよくある話だと思うので、自分に置き換えてもよし、他人として楽しむのもよし、とても楽しめるCDになっていると思います。新しく“できちゃったファミリー”に入らせていただくことにあたって…。
下野)“できちゃったファミリー”って、今まで誰も言ったことなかったけど!(笑)
増田)いやもうそちらの皆様はもともと家族なので、だから“ファミリー”とは自称しないと思いますけど、僕らは出来上がったところに新しく入って行きますから。
下野)そ、そうか(笑)。
増田)今回は掻き乱す側として参加させていただいたんですが、今後は東と2人で変化というか成長というか…。
赤羽根)そうですね。“できちゃった”になりましょう!(笑)
増田)なれるといいな(笑)。今後もぜひ、『できちゃったシリーズ』をよろしくお願いします。
赤羽根)今回初めて“できちゃったファミリー”に入りました東ですけれども(笑)。バカップルがたくさんいて、でもだからといってふざけてるだけじゃなく結構真面目な話まですごい聞きごたえのあるドラマCDになっていると思うので、ぜひとも楽しんでファンの皆様に聞いていただいて、これからも『できちゃった男子』を応援してくださったらなと思います。
――楽しいインタビューありがとうございました。特典情報アニメイト初回特典※無くなり次第配布終了
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