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年を経ると、楽しめるようになったBL
ちるちる掲示板「答えて姐さん」のあるトピのレスに以下のような物がありました。

最初に読まれたＢＬ本と、現在読まれているＢＬ本、好みはまったく同じでしょうか？
それとも、タイプが違ったＢＬ本を読まれていますか？
年々、好みが違うの、私だけでしょうか？ 例えば、綺麗な絵が好みだったのに、ギャグもいけるようになりました。
とか、俺様攻めは苦手だったのに、今は大好きとか。女の子のような受けは無理だったけど、今は読めますとか。

お酒の味を覚えると、若い頃はクサくて食べられなかった珍味も大好物になってしまう。こんなことってありますよね？
長くに渡って腐女子をしているとこんなことが起こる可能性があるのです。

今回はトピ『苦手ジャンルなのに萌えた作品は？』を中心に、その他のトピから集めた「苦手だけど好きになったジャンル」をご紹介します。
もしかしたら、新たなきっかけになるかも？

＜年上受け＞
昔は年上受けがちょっと苦手でしたが、今は大好物です。大本命です。ちるちるで年上受けを探しまくってます(笑) あと話はそれますが質問者様が言っていた「花は咲くか」大好きです！ 日高ショーコ先生は素敵ですよね～

BL界では「年下攻め」「年上受け」が常識。「とりあえずビール」のように「とりあえず年下攻め」といえるようにしましょう。「とりあえずビール」うめぇ！

＜猫耳＞
ネコミミ萌えなんてないのに、小椋ムクさんの「センチメンタルガーデンラバー」や春野アヒルさんの「トラさんと狼さん」にはヤラれました。

甘めなテイストがおおいですから、えっ？　これアルコール入ってたの？　っていうくらい難なくいけるかも？　「カルアミルク」うめぇ！

＜オヤジ＞
昔はオヤジ・ヒゲ・ガタイ良し、が苦手だったのに、いつの間にか好きになってるなーというのをここ数年感じます。

長い熟成期間を経た古酒は、新酒とはひと味もふた味も違いますね。泡盛好きの方なら慣れは早い？　「残波」うめぇ！

＜アラブ萌え＞
アラブもの苦手だったのに、山中ヒコさんの「王子と小鳥」とか寿たらこさんの「SEX PISTOLS」にはヤラれました。

アラブ萌えは全くないのに、山中ヒコさんの「王子と小鳥」の読後感にどうしようもないくらい浸りました。

禁酒だけど、カクテルアレンジして飲めばバレないから大丈夫。媚薬入りの酒うめぇ！

＜花嫁＞
花嫁もの苦手だったのに、凪良ゆうさんの「花嫁はマリッジブルー」「花嫁は今夜もブルー」や星野リリィさんの「花嫁くん」「花ムコさん」にはヤラれました。

少しレベルが上がってきました。まずはお祝いの席でたまに飲むシャンパン程度にたしなみましょう。ちょっと昭和な「ハワイアンブルー」うめぇ！

＜リバ＞
腐の世界に入り込んだばかりのころは、私もリバって苦手でした。ですが、最近は「こういうCPもありだな」と思いつつあります。きっかけはリバの金字塔と言われる村上左知さんの「ルールそのいち　完全版」でしたが、日高ショーコさんの「初恋のあとさき」でどっぷりその奥深さにはまった次第です。

最初は苦手でしたが今は大丈夫になりました！　苦手だった理由は今、思うと二次創作から腐海に入ったからだと思います。キャラへの好きな理由（イメージ）との関係でしょうね。私も腐り始めの頃は苦手でした(>_<)

飲み会の席では、お互いに注ぎあってこそ絆が強まるというもの。「私、飲めません」と断る前にまず一口。無理やり注がれる酒うめぇ！

＜デブ、不細工＞
同じく木原さんで、不細工受けとかデブ受けとかどこに萌えろと？　って感じなのに、「Don't Worry Mama」で性格の捻じ曲がったデブが可愛く思えるという究極の錯覚（笑） を経験しました。

いにしえのころ、人の唾液でデンプンを糖化させアルコール発酵させた「口噛み酒」というのがありました。それを嗜むぐらいの覚悟もいるでしょうか。ゲ□みたいだけど、これがまたうめぇ！

どうでしたか？「もともと好きなジャンル」から、「シュミじゃない」ジャンルまで色々あるかと思います。
中には『大嫌い！』というのもあったかもしれませんね。でももしかしたら、今後好きになる時がやってくるかもしれません。

たしなむ程度に飲みはじめてください。そしてたくさんイケるようになっても溺れてしまぬように！　その一滴が涙の一滴に変わってしまいます。

記者：朝のタクミくんは神、ヒロシ

ちるちる掲示板「答えて姐さん」
苦手ジャンルなのに萌えた作品は？

歳を経るに従って読めなくなった話。

地雷って？

リバ、お好きですか？

腐男子とは