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2025/12/03 19:00
推しカプの片方がもう一方の目の前で亡くなった経験、皆さんはありませんか？ 筆者はあります、たくさん。
推しカプには幸せでいて欲しかっただけ。ただ2人で空いた時間にデートをしたり、お家でまったりして欲しかっただけ。ただおじいちゃんになっても2人で余生を過ごしてほしかっただけなのに……。
というわけで今回は、死別する度に脳内が推しカプのことでいっぱいになってしまって何も手につかなくなってしまう筆者が、その苦しみを皆さんと共有したいと思います。
皆さん仲間ですよね……？
◆目次◆
1．片方が最期を迎える回を毎日無限ループ
2．「転生if」「生存if」の4文字を探し求める修羅になる
3．全ての事象を推しカプに結び付けてしまい泣く
4．2人とも生存しているカプを見て歯嚙みする
5．原作で生き返るとなぜか耐えられない
6．なぜか毎回推しカプが死別する死神が存在する
まず推しカプの片方が死んだときにしてしまうのが、「片方が最期を迎える回を毎日無限ループ」です。
見ていて苦しい、なんならコミックの絵を見ただけでも、アニメの音が流れてきただけでも苦しいはずなのになぜか無限ループしてしまうのは私だけでしょうか。
別れたときの表情、去り際に言ったセリフ……考えるほど辛くなるにもかかわらず、そこから2人の関係性を延々と考察し無限列車から降りられなくなるんですよね……(限界)。
壁打ち用のアカウントで、数ヶ月経っているはずなのに毎日退場回の話をしていることに気づいたときには震えました。
次に推しカプの片方が死んだオタクは「転生if」や「生存if」を血眼で探し始めます。
これは原作における推しの死を理解してしまったオタクが、二次創作の世界でだけは幸せでいて欲しいと願うようになって起こる行動です。
ですがこの行為、必死に探して見つかった時がピーク。なぜならifを読んだ後、オタクは虚無感に襲われるから……。
でもこんな未来だってきっとあったはずだよね！ なんなら天国か地獄でも再会してるよね！ 何度心を折られても蘇る、まさしくゾンビです。
一旦インターネットの世界から離れて、バラエティ番組を見たりお散歩をしたりしましょう。しかしここでもオタクは苦しめられます。
五感で感知できる全ての情報が推しカプに結び付けられてしまうのです。例えば、耳に入る全ての曲がイメソンに聞こえてくる現象。大流行中のラブソング、キラキラアイドルソング、歌詞を聞き取れないほど速い電波ソングですらイメソンに聞こえてくる。そんな苦しみを100万回経験しました。
ちなみに筆者はコンビニでかかっていた流行りのラブソングを勝手に脳内で推しカプに変換してしまい、店内で号泣したことがあります。
他にも「散歩コースの公園を見て、推しカプならあの遊具で遊びそう。でも、もうそんなことも叶わないんだね……とノスタルジーに浸る」や「推しカプの色の服を見て泣く」など、森羅万象を推しカプに結び付け、そして泣く。そんなモンスターが誕生してしまいます。
推しが死んでも物語は続いていきます。そして数話先で別カプの激アツシーンが……！ これはいい！ これはいいはずなのに……。
なんで私は悔しいんだ……？
幸せそうに2人とも生きている別カプをインターネットで見て、謎の悔しさが湧きあがるオタクはいませんか？「推しカプだって2人とも生存していたら天下がとれたかもしれないのに……！」と歯がゆい思いをしたことがあるはず。
最初こそ別カプに嫉妬してしまう自分に嫌気がさしてしまうかもしれません。しかし思考をぐるぐると巡らせると最後に出る結論は1つ、「なぜ推しは死ぬ運命だったのか」これに尽きると思います。
「なぜおまえが生きている!?」
少年漫画でありがちなのが、人気キャラを中盤に死なせておいて最後に復活させるという展開。
ご都合主義での復活って逆に辛くないですか……？
真っ二つにされたはずだったけど、実は分身で本体は息をひそめていた、禁じられた魔法で彼岸から召喚されるなどなど……。
どんな苦しい死に方であっても、華々しく散った最後までがあなたの美しさだと思っていたのに……、と面倒なオタクである筆者は耐えられなくなってしまいます。
やっと辛い戦いから解放されたのに、もう一度苦しまないといけないんですか!?とこれから起こるであろう推しに降りかかる苦痛を想像して1人苦しむことも。
あれだけ悲しませたんだから、復活した暁には受けとのラブラブｴｯ♥、頼みますよ。
歴代推しカプが全て死別している、そんなオタクはいませんか？ 悲運を辿ってきて心がズタズタ、そんな状態の仲間って意外と多いように感じます。
また死んだ(泣)と友人に泣きついた時によく言われるのが、「人が死なない漫画を読めばいいじゃん」という意見。しかし筆者、時すでに遅し。命を懸けて戦う男にしか滾れないという性癖を拗らせています。そんな仲間いらっしゃいますよね？
つまり死神タイプのオタクはこれから一生死別という最大の苦しみを乗り越え続ける必要があるのです……。
とりあえず気になっているカプを全部教えてもらっても良いですか？
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今回は推しカプの片方が死んだときのオタクにありがちなことをご紹介してきました！
記事を書いていると推しの死亡シーンがチラついて、涙をこらえきれませんでした。来世では幸せになってね……！
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担当記者：みみるちゃん |
コメント1
匿名1番さん(1/1)
ギヴンのゆきまふ推しの私が泣いた。
完結してから辛くて鬱。もはや地雷。
最近はどんなBL見てもギヴンに見えて本当に辛い。