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届かない距離を埋めるのはBIG LOVEでした Q.E.D.

◆目次◆
1．【解説】身長差ごとにしやすいカップルの行動
2．身長差に感謝せずにはいられないBL3選

1．【解説】身長差ごとにしやすいカップルの行動

●10cm=頭をなでやすい
まずは10cm差のカップル。低い方の人の頭頂部が、高い方の目のあたりくらいにくる距離感です。これは「頭をなでやすい」身長差！
顔の角度を大きく変えることなく目線を合わせられるため、本人たちが身長差を感じることは意外と少ないんだとか。しかし、ふと頭をなでてみたら「こんなに小さかったのか」と再認識させられることも……!? そこから庇護欲と嗜虐心でぐちゃぐちゃになる展開まで脳内再生余裕です。

●12cm=キスしやすい
この「12」という絶妙な数字、気になりませんか？ 何を隠そう、12cmは「キスしやすい」身長差なんです！
特に12cm差カップルに試していただきたいのが「顎クイ」。身長差がありすぎると少し無理のある体勢になってしまいまう顎クイですが、この身長差だとベストポジションになります！！ そのまま唇を重ねてしまえば、相手を逃がさない独占欲の表れに悲鳴をあげてしまいそうです。

●15cm=手を繋ぎやすい
一般的に「理想の身長差」と言われることが多い15cm。そんな15cmは「手を繋ぎやすい」身長差です！
「手を繋ぐ」行為は恋人関係の象徴として定着していますが、バランスの良い15cm差カップルのシルエットは客観的に見て最も美しく見えるそうです！ まるでドラマのワンシーンのような2人の尊い姿を、この世のありとあらゆる悪から全力で保護したいものです。

●18cm=お姫様抱っこがしやすい
18cm差になると、2人の身長差がはっきりと感じられるようになります。そんな18cmは「お姫様抱っこがしやすい」身長差です！
男の子同士のお姫様抱っこからでしか得られない栄養、ありますよね。抱かれ慣れ(?)している女王様気質の子が良いのはもちろん、まさか自分がお姫様扱いされるとは思っていなかった受けが、されるがままになり困惑している姿には心の「萌」ボタンを連打する手が止まりません。

●20cm=ハグがしやすい
頭一つ分くらいの差が生まれる20cm。そんな20cmは「ハグがしやすい」身長差なんだそうです！
なぜなら、身体を密着させても互いの頭が綺麗にずれてくれるから。自然な体勢のままハグできちゃう神仕様です。一方の懐にもう一方の上半身がすっぽりおさまる姿に、母性本能がくすぐられます♥ もう2人まとめて抱きしめたい(?)。

●22cm=セッ…しやすい
「22」という数字が何を意味するのか……。そう、22cmは「セッ…しやすい」身長差なんです！(喜)
セッの最中を上からのアングルで切り抜かれたとき、攻めの大きな体躯で受けが隠れてしまうあのシチュが実現できてしまうというわけです。逆に、高身長の男性が、本気になればあっさり剥がせる小柄な子に大人しく組み敷かれているのもまた一興。どちらにせよ背徳感MAXですね♥

2．身長差に感謝せずにはいられないBL3選

ここからは、身長差に感謝せずにはいられないBLをご紹介していきます♪
思わず本を閉じて「有難や……」と合掌してしまうこと間違いナシ！

『きつねのうりくん』作：ねあ

【あらすじ】
高校生の繋人が出会ったのは、耳と尻尾が本物の“きつねの男の子”。
甘えん坊でちょっぴり不思議なうりくんとの同居生活は、
毎日がドタバタで大騒ぎ――だけど、なんだか心地いい。
一緒に過ごすうちに芽生えたのは、今まで知らなかった気持ちで……。

男子高校生の繋人＆きつねの男の子・うりのほっこり同居生活♥ を描くこちらの＜身長差ポイント＞は、繋人がうりのおなかをなでてあげる(!?)シーンです！

2人がソファに背中合わせに座ると、繋人の身幅にうりがまるっと収まってしまう姿はてぇてぇの最高到達点♥
そして最初は乗り気でなかったうりが、自ら服を捲って無防備なおなかを差し出すうち、動物の本能ででろでろに堕ちてしまう流れが非常に芸術点高し！ 後生なので、このうりの恍惚とした表情を全人類見てください。

『バニラの甘さを証明せよ』作：峠本

【あらすじ】
超絶美形だが、かなり自己愛強めな蜂須賀祐樹。
弟の巳稀が連れてきたド平凡顔の陽太には、興味ナシ！……のはずだった。
しかし、変質者に絡まれていた陽太を見過ごせず助けた日から、なぜか気になる存在へと変わっていく。
無防備でマイペース、ちょっぴり抜けてて、どこか危なっかしい。
距離が近づくたび、胸の奥が熱くなる。
気づけば祐樹の脳内は、陽太のことで頭がいっぱいに――…!!

超美形で自己愛強めな祐樹は、ある日通学電車で痴漢に遭っていた陽太を助けます。しかしその後も狙われる陽太を心配し、一緒に不審者対策の「練習」をしますがーー？

本作の＜身長差ポイント＞は、2人が初めてキスするシーンです！！
身長の高い祐樹は陽太に合わせて少し顔を傾け、陽太はそれに応えるよう顔を上に反らして濃密なキスを交わします♥ 少し不安定な体勢を維持するためか、祐樹の手が陽太の頭を支えているのも見逃せません。ついでに密着度もUPです(明察)。
身長差を活かした芸術的な体勢にスタンディングオベーションを送りたい！！

『甘眩ディカダンス』作：緋汰しっぷ

【あらすじ】
淫魔のユイネは、気まぐれで拾われてからずっと、吸血鬼のロズと暮らしている。
小説家であるロズのお世話をしつつ、必要な時に血を与える変化のない生活。
いつからか密かに彼のことを慕っているけれど、
役に立てるだけで嬉しく、気持ちを伝える気も、現状に不満もない。
ただ彼の仕事の用で一緒に東京へ行くことになってから
ロズとの関係がどこか変わりはじめ…？

淫魔のユイネは、人間に追われていたところを吸血鬼のロズに拾われて以来百年近く一緒にらしています。愛するロズの役に立てている現状に満足していましたが、2人で東京を訪れたことを機にその日常に変化が……。

本作の＜身長差ポイント＞は、やはり吸血シーンです！！
2人で向かい合わせになり、華奢なユイネの体がロズに覆い隠されそうな構図から一心不乱に血を飲むロズの様子が伝わってきます。吸血シーンとはただでさえ破壊力最強なものですが、身長差によってその背徳感が倍増！！

そしてなんと！ ロズがユイネをお姫様抱っこする姿も拝むことができます！！
どんな場面かはぜひあなたの目でご覧ください♪

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身長差は2人の間の障壁ではなく、むしろBIG LOVEを育む舞台装置になるということが証明されましたね。
これからも末永く身長差カップルのてぇてぇを見守っていきたいものです♥