阿吽の呼吸で作り上げた唯一無二の愛憎劇…!撮影の裏話も♥
FODにて独占配信中のドラマ
「あなたを殺す旅」。
原作はちるちるでも高い評価を受けており、配信後も多くの反響を寄せている本作。皆様は既にチェックされましたか?
今回はなんと、本作にご出演の
片岡錦司役・和田雅成さん&
小田島漣役・髙橋大翔さんにインタビューをさせていただきました~~!
お互いの印象や撮影中のエピソードなど、ここでしか聞けない貴重なお話がたっぷり♥ ドラマがより一層味わえること間違いなしの内容となっております!
さらに記事の後半には和田雅成さんと髙橋大翔さんの
直筆サイン入りチェキのプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください!
◆目次◆
1.BL初挑戦の2人!撮影前後のお互いの印象は?
2.「小田島を生きる決意」時間をかけて向き合った役作り
3.ダークな世界で育まれる「綺麗すぎない」愛に注目!
和田雅成さん&髙橋大翔さん「ちるちる」特別インタビュー
――本作の出演が決まったときの心境を教えてください。
和田雅成さん(以下、和田さん):BL作品に参加するのは初めてで、「お相手の方はどんな方だろう」など不安はありましたが、何よりドラマ出演が決まったということが一役者として嬉しかったです。
髙橋大翔さん(以下、髙橋さん):僕もずっとBL作品に挑戦したいという想いがあったので、お話をいただいたときから「しっかり頑張ろう」と意気込んでいました。
――初めて会ったときのお互いの印象はいかがでしたか?
和田さん:大翔(髙橋さん)は僕より9歳年下なんです。今まで共演してきたその年代の人たちはもっと若い感じだったのですが、それに比べて「すごくクールだな」という印象でした。
髙橋さん:僕は人見知りな性格なのですが、和田さんには歳の差を感じさせないような柔らかさがありました。おかげで肩の力を抜いて撮影に臨むことができました。
――撮影を経て、お互いの印象に変化はありましたか?
和田さん:落ち着いている印象はあまり変わりませんが、加えてかわいらしい面も併せ持っているなと思うようになりました。本人が意識しているかはわかりませんが(笑)。
髙橋さん:僕も大きく印象は変わりませんでしたが、和田さんがここまで関西色が強い人だとは当初思っていなかったです。本当に明るい人で、2人で楽しく作品を作っていけそうだと感じていました。
――ご自身の演じているキャラクターに対して、どのような部分に魅力を感じていますか?
和田さん:片岡は、自分にないものをたくさん持っているキャラクターです。何か特別なことをしているわけではないのにかっこいいというか。男が誰しも目指したい場所にいる人だなという印象です。一方で、本音がどこにあるのかわからない一面もあると思います。そのミステリアスさと、自然と人を惹きつけるカリスマ性が魅力だと思います。
髙橋さん:小田島は寡黙な性格ではありますが、決して冷たい人間ではなく、実は誰よりも純粋かつ優しくてあったかい。演じる際もそういった優しさを忘れずに、冷たくなりすぎないように意識していました。
――先ほど「自分にはないものをもったキャラクター」という言及もありましたが、その中でご自身が演じている役との共通点はありますか?
和田さん:なんだろう……。(髙橋さんに対して)客観的に見てどう?
髙橋さん:明るくて楽しい人というのは共通していると思います。ただ和田さんはもっと懐が深いのに対して、片岡は小田島にちょっかいをかけたりと意外とやんちゃなところがあります。
和田さん:大翔(髙橋さん)からは、作品を通して「小田島を生きる」という決意を強く感じたので、どうしても2人を重ねて見てしまいました。先ほどお話したクールな一面も、もしかしたら小田島を通して感じたのかもしれません。あと、ふとした瞬間の「ふふっ」とした笑顔は似ているかも。こういった些細な仕草が似ているのは、原作のある作品において強いなと思っていましたね。
――撮影中の日常会話・裏話で印象に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。
和田さん:少年が手のひらの小鳥を僕に見せてくるシーンがあるのですが、子どもが小鳥を出した瞬間に僕の顔面に虫が飛んできて、それを避けたんです。撮影された映像を確認すると、子どもが僕に向かって見えないパンチをくり出したように見えて。それが面白かったです。
髙橋さん:現場にいた全員が大爆笑していましたね。撮影現場自体が自然豊かでたくさん虫がいたので、撮影外では2人でひたすら虫から逃げていました(笑)。
髙橋さん:ロケ地が静岡県だったのですが、僕はそこで食べたお弁当がとても美味しかったのが印象に残っています。
和田さん:2人して余った予備のお弁当まで食べてたよね(笑)。でも本当に美味しかったです。お母さんが作ったような懐かしい味で、心に沁みました。
髙橋さん:ハードスケジュールでの撮影だったので観光はできなかったのですが、お弁当だけでも静岡を満喫することができました。
――作中では、殺しの密命を受けた人間と殺しのターゲットである2人の間に緊迫した空気が漂っています。この関係性を演じるにあたり、原作者の浅井先生や上條監督とはどのようにコミュニケーションをとって撮影を進めていったのでしょうか。
和田さん:監督は、僕たちが持っているものを役に生かしていくというスタンスで演出してくれました。お互いが思い思いに考えたものを表現し、それを受け入れてくださった監督には感謝しています。最初は苦労しましたが、監督と試行錯誤を重ねながら役を作り上げていきました。
髙橋さん:監督とは丁寧な本読みで認識を擦り合わせたうえで撮影に臨むことができましたね。原作の浅井先生も現場にいらっしゃったのですが、「本当に小田島にしか見えなかったよ」という言葉をいただいたときは光栄でした。
――本作は危うい関係性のお2人ならではのラブシーンも魅力的ですが、そういったシーンを演じるにあたって意識した点はありますか?
和田さん:どうしたら綺麗すぎず綺麗に見えるか、ですね。本作はヤクザが題材ということもあり、ラブシーンといえど糖度は控えめ。でも決して乱暴には見えないように、そして視聴者の脳裏に残るようになど、客観的な視点も意識しながら演じました。
髙橋さん:小田島ならどうするか、という塩梅が難しかったです。例えば、どれくらい「照れ」を見せていいものなのか。出しすぎると小田島のキャラ像がぶれてしまいますが、控えめすぎても視聴者に伝わらない。そのバランスをずっと模索していました。
――本編で特に印象に残っているシーンについてお聞かせください。
和田さん:6話のクライマックスです。それまで謎に包まれていた片岡の本音をここに集約させました。撮影後、監督が「ちゃんと『とっておいて』くれたね」と言ってくれたんです。小田島の感情を受けたうえで、自分からはどういうものが出てくるのか。事前に演技プランを練ってはいたものの、その場の空気感を大切にした演技ができたのではないかと思っています。
髙橋さん:1つ目は和田さんと同じシーンです。2人で最高のシーンを作ることができたと思うので、ぜひ注目していただきたいです。それから、朝日が死ぬシーン。気持ちが溢れてしまい、初めてカメラが止まった後も涙が止まらないという経験をしました。ここまでこのシーンを作り上げることができたから、この先もいけるだろうという自信にも繋がりましたね。
――本作では、片岡が騒動を起こしたことをきっかけに、小田島と2人で海沿いを逃避行することになります。もしプライベートでどこか長期滞在する機会があれば、お2人でどこへ行きたいですか?
和田さん:より互いの本質的な部分を知ることができそうなので、海外に惹かれますね。
髙橋さん:そういえば、和田さんは旅行に行くとき計画は立てる派ですか?
和田さん:なーんにもしない(笑)。大翔(髙橋さん)は、そういうの率先してやるタイプだって言ってたよね。
髙橋さん:はい。なので僕が
お店をリサーチして、行きたいところを
和田さんにプレゼンしますよ。
和田さん:頼もしい! 僕はそれに対して好き勝手言いつつ、結局どこへでもついていくと思います。
――最後に、ちるちるユーザーにメッセージをお願いいたします!和田さん:本作はBL×ヤクザということで、美しいシーンもあれば、泥臭くて血の匂いがするような場面もあります。しかし全体を通して完成度が素晴らしいので、こういった世界観が好きな人も、BL作品に触れたことがない人にも、
新感覚のドラマを楽しんでいただきたいです!髙橋さん:僕は近年のBLドラマのトレンドとしてキラキラしたイメージを持っているのですが、本作はそういった印象を覆すような作品かと思います。なので、皆様にどう届くかドキドキしています。
ダークな作風だからこそ強調される愛の深みを楽しんでいただきたいです!
――ありがとうございました!
和田雅成さん&髙橋大翔さん直筆サイン入りチェキプレゼント
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配信:FODにて毎週金曜日20時~最新話好評独占配信中!
●出演者
和田雅成 髙橋大翔
遊屋慎太郎 堀海登 寺中敬輔 中林登生
工藤俊作 小沢真珠 他
●原作
浅井 西「あなたを殺す旅」(徳間店Charaコミックス/コルク)
●主題歌
山本大斗「徒然-Tsurezure」 作詞・作曲:山本大斗
●メインスタッフ
監督:上條大輔
脚本:高橋ナツコ
音楽:鷹尾まさき
プロデューサー:片山武志(カルチュア・エンタテインメント)/鹿内植(フジテレビ)/村田亮
制作プロダクション:アンリコ
製作:「あなたを殺す旅」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント/フジテレビ)
コピーライト:(C)2025「あなたを殺す旅」製作委員会

STORY
とある騒動をきっかけにヤクザの若頭・片岡と組員の小田島はほとぼりが冷めるまで、行方をくらますことに。
だが、この旅には片岡を殺すという使命が隠されていて……!?