幸せのおすそわけをありがとう(涙)

数々の試練を乗り越え、ようやく心が通じ合った2人。最高の一夜を共にして、めでたしめでたし……って、ちょっと待ったー!!!!
たしかにBL漫画のサビといえばセッ久といっても過言ではありません。(異論は認めます)
ですが「家に帰るまでが遠足」理論で考えると、
翌朝の会話までがセッ久ですよね!? カーテンの隙間から差し込む朝日が照らす、多幸感に包まれた2人の顔。本来であれば2人だけの神聖な世界を、僭越ながら我々が見せていただいていることに感謝してもしきれません……。
今回は、そんな「最幸(さいこう)」な朝チュンが拝める6作品をご紹介します!
数々の作品の中から選ばれた名シーンをお見逃しなく!
◆目次◆
1.寝ぼけたままベッドで手探りしながら先に起きた受けを探す攻め
2.目開けると攻めの熱視線
3.ベッドでいちゃゴロゴロする日曜
4.昨夜のアレコレを思い出して赤面
5.足腰立たない受けを1日中甘やかす攻め
6.起きて第2ラウンド
放っておくとどこかに消えてしまいそう……そんな儚い受けを、朦朧とした意識のなかでも本能的に探す攻め。あてもなく手を動かす様子は
母親を探す赤ちゃんのようで、尊さLv.100。その姿に胸がギュンとなる受けの顔まで脳内再生余裕です。
この「寝ぼけたままベッドで手探りしながら先に起きた受けを探す攻め」が見られる作品は
『ブラッドアディクション』!
眩しさに目を細めながら一緒に寝ていたはずの
星那を探すも、手が空振りきょとんとなる
理人。男前攻めであるだけに、
普段とのギャップがたまりません。
その直後に目が合った
星那の、
慈愛に満ちた表情といったら……。後ろに天使の羽が見えました。死ぬ前に見る景色はこれがいいです。

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STORY
「好きな人の血だから、美味しく感じてしまう――」
理人(まさと)には忘れられない想い人がいる。
何の前触れもなく突然姿を消してしまった最愛の元恋人・星那(せな)だ。
もう一度会いたいと願い、理人は星那を探し続けていた。
ある夜の帰り道、公園のトイレに立ち寄ると個室の中から話し声が…。
立ち去ろうとしたその時、個室の扉が開き――
中から出てきたのは、なんと口元に血を滲ませた星那だった。
そしてもう一人、個室内には首筋に噛み痕のある男が寝ている。
何があったのか聞き出そうと、理人は星那をその場から連れ出して…?
寝顔とは聖域。心を許している相手の前でないとなかなか晒せないものです。そんな
無防備な受けのお顔をじっくり独占できるのは攻めの特権です。ちなみに恋人の寝顔を見る男性心理は
「庇護欲」だそうですよ。(萌)
そして目を覚ました受けが驚いてあたふたするまでがワンセット。守りたいこの空間……。
そんな最幸シチュは
『足立と賢太郎のかくしごと。』で読めちゃいます!
賢太郎が目を開けると、隣には
ベッドに肘をついて「おはよ」と優しく微笑みかける足立。え、絵面が強すぎる……。
しかも寝ている間、足立の手を握ってしまっていた
賢太郎。申し訳なさそうに「動けなかった……!?」と聞くと、足立は
「俺もさっき起きたから大丈夫だよー」と答えますが、果たして本当カナ!? まあどちらにせよ激アツですが。

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STORY
人見知りで口下手な大学生の賢太郎は、
明るく人気者の同級生・足立に片想い中。
普段は猫しか話し相手がいない賢太郎だけど、
足立が気さくに接してくれるおかげで、
二人きりの宅飲みをするほど仲良くなった。
友人として、足立と一緒にいられるだけで嬉しい。
でも賢太郎には彼に言えない秘密がもう一つある。
「触ってもらえるのは嬉しい、だけど……」
自分を抱いていることを、酔うと記憶をなくす足立は知らない。
記憶のない彼を利用してエッチをしていることに、
罪悪感を覚える賢太郎だが――。
お互いの予定が合った貴重な休日。ドライブにショッピング……数あるデートプランの中であえて「家で過ごす」という選択肢をとるあたりから、
おしどりカップルの余裕を見せつけられてしまいます。いいぞもっとやってくれ。
受けの体調を気遣う攻めによる
「今日は家で過ごそうか」は "勝利" の確定演出ですし、
「俺たち同棲しようか」という言葉が聞けた暁にはスタンディングオベーション不可避です。
『あのとき君とシておけば。』では、ベッドでいちゃゴロ♥する2人を拝むことができます!
甘えるのが苦手な高嶺が、素の自分を見せられる
理久に対して
「もう少し一緒にダラダラしてたい …どうかな」と上目遣いで提案するのが
あざとすぎる!!!! そして一度は身体を起こしたものの「かわいすぎるんですけど……!」とキレ(?)ながらベッドに
Uターンする理久。そんなあなたも含めて最高にKawaii――。

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STORY
30歳サラリーマンの早川高嶺は、高校3年生のときに初めてできた年下の恋人・真鍋理久を未だに忘れられずにいる。
昔から『完璧な王子様』という周囲からの理想像を崩さないように生きてきた高嶺にとって、理久は『地味で不器用』な本当の自分を理解してくれる唯一の存在だった。
自然消滅から10年以上経った今、二人はある日偶然(?)ゲイバーで再会を果たす。
しかし、拗らせていることを悟られたくない高嶺は、咄嗟に『余裕のある大人の男』を演じてしまい――!?
はい出たーー!! みんな大好きなやつ〜!!
エチ中は一心不乱だったものの、
冷静になっていくになっていくにつれ蘇る昨夜の記憶。あられもない姿を見せてしまった恥ずかしさから、
顔を茹でダコのごとく真っ赤する受け。その姿が攻めの嗜虐心をさらに煽っているとは知る由もなし……。
『いややいややもすきのうち?』では、お手本のような最高の赤面を見ることができます!
事が終わり呆然としていた貝塚。しかし最中に口走った恥ずかしい言葉や自分の乱れた姿をじわじわと思い出し、
「自分があんなふうになるなんて……」と顔を覆います。白黒のページからも伝わってくる肌の赤さにニヤニヤが止まりません。これに懲りることなくもっとやっちゃってほしいですね。

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STORY
ポーカーフェイスで掴みどころのない職場の後輩・五十嵐に突然告白された貝塚。
同性は恋愛対象外なため一度は丁重にお断りしたものの、ローなテンションと裏腹に真摯な想いをぶつけてくる五十嵐が少しずつ気になってきてしまい…! ?
「お水飲む?」「朝ごはん用意できてるよ」←神か???まず受けが「足腰立たなくなるまで」愛されたという事実がエッッすぎる。
そうして頑張ってくれた受けを全力で労る紳士な攻めと、その厚意に甘える受け。
このあったけぇ空気を間接的に吸える世界に大感謝――。(合掌)
そんな溺愛攻めが見ることができる作品は、
『レオさまの執事は閨事も請け負います』です!
料理が得意ではないにも関わらず、大好きな涼介のために早起きして朝食を振るまう獅子郎、
あまりにもBIG LOVEすぎませんか!?!? 加えて「執事に尽くす御曹司」という立場の逆転現象が起こっているのもポイント高し。

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STORY
子供の頃から共に育った自分の執事である涼介に
愛の告白を流され続ける御曹司・獅子郎。
どこまでも執事であり続けようとする涼介に
なかなか想いを受け取ってもらえない理由は
ふたりが"主人と使用人"の関係だからだと考え、
悪友・七生のアドバイスでその使命感を逆手に取ることに。
涼介に相手にされず思い悩み、深酒してしまうほど
獅子郎にストレスを抱えさせて執事失格だと
七生に言われた涼介は自ら身体を捧げるが、
それは"お別れ前提"の交際の始まりで――!?
爽やかな朝に他愛のないピロートーク……
ん、流れ変わったな??BL好きがもれなく全員搭載している「第2ラウンドの察知能力」。この予感が確信に変わった際には、脳内を
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」の文字が駆け巡ります。
ただこちらのパターン、肝心のエッッシーンは描かれないまま場面転換することが多い気がするのは筆者だけでしょうか……。お金なら出すので見せてぐだざい(涙)
そんな最幸シチュが見られる作品は、
『后宮のオメガ 雪花の章』です!
目を覚ますやいなや
情熱的なスキンシップが止まらないハーリドをきっぱり制止するイリヤ。しかし、ハーリドの拗ねた表情には敵わなかったのでした……。うぅ、
年下攻めに甘い年上受け様だけで白米3杯はいけます。いかせてください。

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STORY
ハヌ国の王・ハーリドと政略結婚した小国の第十三王子でΩのイリヤ。
多くの困難を乗り越え絆を深めていった2人だが、
父が病に倒れたという報せを受け、イリヤは国へ戻ることを決意して……!?
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今回は「最幸」な事後シーンが読める作品をご紹介しました。
皆さんの好きな事後シチュがございましたら、是非コメント欄で教えてください♪