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男性の上品な色気を引き立てる…礼服徹底解説♥

2025/09/21 16:00

意外と知らない!?多種多様な礼服の世界

 


突然ですが、皆さまは「礼服」と聞くとどのような服をイメージされるでしょうか?


「ピシッとした黒いスーツ」
「結婚式などのパーティーで着る服」


などをイメージする方が多いかと思います。でも実は、礼服にはさまざまな種類が存在することをご存じでしょうか?今回は燕尾服、モーニング、タキシードを中心に「礼服」について徹底解説します。


ビシッとした衣装に包まれた、禁欲的な男性の色気……いざ、魅力を引き立てる最高の衣服「礼服」の世界へ!

 

◆目次◆
1.そもそも礼服って何?
2.礼服の種類
3.礼服が出てくる作品紹介

 
 
 
礼服はスーツの1つであり、式典やパーティー、冠婚葬祭で着用される服のことです。
スーツに含まれるものの、ビジネススーツとは大きく違う点があります。
 
①色
ビジネススーツよりも黒さが重要視されており、単なる黒ではなく漆黒になっています。製造時もより黒く見えるように工夫されています。
 
②素材
ビジネススーツは機能面を重視した素材が使われていますが、礼服は見た目重視。マットに見える素材が使用され、柔らかく、光沢があります
 
③シルエット
ビジネススーツは比較的シンプルなデザインとなっていますが、礼服は腰高でフィット感のあるシルエットになっています。
 
④縫い目
礼服にはジャケットの下襟部分に縫い目がありません
 
 

 

 

まず初めに、執事BLでもお馴染みの「燕尾服」をご紹介! 燕尾服はフォーマルウェアで一番格式の高い礼服です。

 

 

画像引用元はこちら

ジャケット:後ろが長く、襟元に拝絹地あり
スラックス:側章2本(1本でも可)
ウエストコート:白いピケ生地の襟付きベスト
ネクタイ:白い蝶ネクタイ
装飾品:白を基調としたもの

着用シーン例
・夜間の大規模なイベント
・格式の高い場

燕尾服は文字通り「燕」の「尾」のように長い裾があるのが特徴的です。両脚の側面には側章と呼ばれる飾りテープがありますが、これは縫い目は見せない方が美しいという考え方から来ているそうで、縫い線を隠すために付けたことが起源であると言われています。

 

また、燕尾服は礼服の中でも歴史が長く西洋では1800年前半に夜の礼服となりました。日本では1872年に礼服に洋装が取り入れられる際に燕尾服が取り入れられ、一番歴史のある礼服となっています。このように一番歴史が長く格式が高い燕尾服ですが、皆さまもテレビなどで目にすることが多いかと思います。例えば宮内での式典、ノーベル賞の授賞式などなど……。


 

続いてご紹介するのは「モーニング」。モーニングは格式の高い昼の礼服です。

 

 

画像引用元はこちら

ジャケット:後ろが長く、襟元に拝絹地なし
スラックス:グレーの縞模様、後ろが長め
ウエストコート:上着と同素材、またはライトグレー
ネクタイ:白黒斜め縞、シルバーグレー
装飾品:パールなど控えめ

 

着用シーン例

・慶事

・弔事

 

モーニングコートは主に18時までの日中に着用する礼服です。


燕尾服と同様に裾が長い礼服になっていますが、見分けるコツとしては燕尾服は白い蝶ネクタイ、モーニングはネクタイになっている点です。また、燕尾服は宮中や国家レベルの式典のような慶事のみで着用するのに対し、モーニングコートは慶事と弔事の両方で着用することができます。


結婚式や葬儀(葬式で着用する場合は、ベスト、スラックス、ネクタイを黒いものにします。)などで着ることもあり、燕尾服よりも身近な服として親しまれています。

 

 

最後に「タキシード」をご紹介! 正礼装に次ぐ準礼装であり、現在は夜の正礼装として着用されています。

 

 

画像引用元はこちら

ジャケット:裾が水平、襟元に拝絹地あり
スラックス:側章1本
ウエストコート:襟付きベスト、またはカマーバンド
ネクタイ:黒い蝶ネクタイ
装飾品:黒を基調としたもの(黒真珠など)

 

着用シーン例

・格式の高い式典

・気軽なパーティー

 

前述の2つの礼服と比べると、裾が短いことが特徴的です。
タキシードは欧米でよく着られていて、パーティ-用に持っている人も多いんだとか。また、イベント時だけでなく一流レストランのウェイターやホテルマン、楽器演奏者も着用することがあります。様々な場面で使われるタキシードですが、葬式などの弔事には使えないので要注意です。

 

また、くだけた場でも着られる「ファンシータキシード(準礼装)」や様々な色や柄がある「カジュアルなタキシード」というものもあり、オシャレの一環として着ることも出来ます。

 



礼服の種類がわかったところで、実際に礼服が登場するBL作品をご紹介します♥

コミックス『星屑のデビュタント』作:やん

 

 
作品詳細はこちら

 

STORY
Ωが地位を高めていた19世紀英国。
社交シーズンになると、上流のαたちはΩの結婚相手を求めて奔走する。
セオドア・ドゥブルドクベールはβ。
伯爵という高い身分でありながら婚活には興味がなく、趣味の天文や読書をのんびり楽しんでいる。

セオドアは今期社交界にデビューする『デビュタント』・甥のエイディの付き添いとして儀式に参加することに。
そこでどういうわけかΩの発情期の症状を起こしてしまう。

名前も身分も知らない褐色の青年と、一夜を共にしてしまったセオドアは―。

 

こちらの作品では主に燕尾服が登場します!
攻めのヒューゴと受けのセオドアは2人とも高身長で筋骨隆々の逞しい肉体をしているのですが、フィット感がありシルエットが強調される燕尾服が彼らの肉体美をより引き立てています♥ 


特に冒頭のセオドアが脱がされるシーンは最高です。しっかりと着込んでいる状態から、脱がされ、乱れた姿を見せるという素晴らしい流れ……。


コミックス『孕むアルファ擬態するオメガ』作:水壬楓子/宝井さき

 

 
作品詳細はこちら

 

STORY
日本を牛耳るアルファ一族・沙倉之財閥。
唯一の跡取りとして生まれた真頼の将来は
生まれながらに約束されていたはずだった。
しかし彼の正体は――オメガだった!!
正体を隠して生きる真頼だったが…!?
オメガバース大注目作!
甘すぎる描き下ろしマンガも収録!

 
2人が出会う場面で、攻めの籐院黎司がタキシードを着て登場します。

普段からスーツを着ている黎司ですが、タキシードを纏うことによって大人の魅力が50倍になっています。高層ビルで眼下に映る夜景をバックに颯爽と現れる黎司。かっこいいッッ!!!!

コミックス『臆病者に花束を』作:井ノ宮みや

 

 
作品詳細はこちら

 

STORY
花屋でアルバイトをしている大学生の馨(かおる)はある日、遅刻ギリギリで大学に向かう途中、才能あるピアニストで音大生の墨染(すみぞめ)とぶつかり、大切な楽譜を汚してしまう。
日々謝罪に現れる馨に対し興味をもった墨染は「友達になろう」と提案。音楽の話以外は寡黙で不器用な墨染と、明るく健気な馨は互いの性格の違いに戸惑いつつも徐々に惹かれ合っていく――。
ある日、墨染の家で終電を逃し泊まることになって…! ?

 

ピアノのリサイタルで演奏者としてタキシードを着る墨染。
元々スタイルが良い墨染ですが、タキシードを着ることによりそのスタイルの良さがさらに際立ち、洗練された雰囲気を醸し出しています。


そして、そのタキシードを着た姿のまま追いかけてくるとは……これは惚れるしかない。

 

コミックス『わが美しきヴィクター』作:鹿島こたる

 

 
作品詳細はこちら

 

STORY
【元剣奴の従者 兼 愛人】×【尊大な性悪ビッチ御曹司】
賭けをしよう、野蛮な獣を“理想の人間”に教育できるかどうか――…。


財閥の御曹司・ブラッドは、その地位ゆえ誰もが傅き媚び諂う日々に退屈していた。
ある日、友人に誘われ訪れた地下闘技場。
そこにいた野蛮な獣のような男に目をつけ、暇つぶしのゲームを思いつく。
男を買い取り、≪理想の人間≫に調教できるか賭けをしよう、と。

男同士のセックスも知らない彼に、ブラッドは自分好みの甘美な快楽を教え込んでいく。

「俺が飽きるまではそばに置いてやる」

ブラッドにとっては気まぐれな戯びでしかなかったが、地獄のような世界で生きていた男にとってブラッドの存在はあまりにも眩く、彼の魂を灼き貫いた――…。

運命を狂わす、閃光の主従BL。

描き下ろし漫画8ページ収録!

 

 こちらの作品では燕尾服をはじめ様々な礼服を楽しむことができ、「体格のいい男性×礼服」と「見目麗しい男性×礼服」を堪能できます。


地下格闘家で「野蛮な獣」と形容されていたヴィクターがブラッドに買われ、ハンサムでスタイリッシュな男性に変貌。様々なフォーマル衣装を身にまとうため、スーツ大好きな人間にとっては非常においしい作品です♥

 

コミックス『憂鬱な朝 1』作:日高ショーコ

 

 
作品詳細はこちら

 

STORY
父の死後、十歳にして子爵家当主の
座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。
教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・
桂木智之(かつらぎともゆき)だ。
けれど、社交界でも一目置かれる
有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。
もしや僕は、憎まれているのか──!? 
桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!?
若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。

 

「クラシカルロマン」「高貴な身分の登場人物」となれば当然礼服が登場します!!


桂木の美しさはもちろん、次第にしっかりとした男性になっていく久世の成長も必見。初めは礼服に着られているような未熟さがあったのに、いつの間にか礼服が似合う子爵へと成長しています。


そしてさらに、明治時代を舞台にしていることもあり和装も拝むことができるのですが、この「和装」と「洋装の礼服」のギャップが最高です♥ 

 

********

 

今回は様々な礼服をご紹介しましたが、皆さまも魅力を感じていただけたでしょうか……?

ぜひ創作や妄想などにお役立てできれば幸いです♥
 

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