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圧倒的勝ちを確信してしまうド執着攻めのエッッ中の束縛仕草
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2025/08/01 18:00
2025年7月4日(金)、ホテル椿山荘東京にて「BLアワード2025授賞式」が開催されました!
16回目の開催となるBLアワード2025。お暑い中、多くの作家様や編集部の方々、関係者の皆様にご参加頂き、大変豊かな授賞式となりました!
今回は、そんな授賞式の様子を皆様におすそ分けさせていただきたいと思います♥
当日は授賞式に先立って、先生方、BLソムリエの皆様のご協力のもと「BLアワード2025授賞式開催記念企画シンポジウム」を開催いたしました!
第一部となる「オメガバース10周年〜BL新ジャンルを築いた世界観を紐解く〜」では、麻生ミツ晃先生、あらた六花先生、楔ケリ先生にご登壇いただきました!
登壇された先生方をはじめ、10年間で一大ジャンルへと成長したオメガバースの歴史を時間いっぱい振り返っていただくという贅沢な時間に♥
歴代のBLアワードに名を残した作品がどのように生まれたのか、描く中で楽しかったこと、大変だったこと、作中のお気に入りのシーンなどを深堀りして話していただきました! 終盤では先生方がお互いに質問するコーナーも。名作を生み出した先生方のご対談に胸が熱くなりました……。
大盛況の余韻を残したまま、第二部「BLソムリエの頭脳に迫る」がスタート。tunaさん、あげりんさん、まりあげはさん、しゆかさんの4名のソムリエが登壇され、BLアワード2025新設部門「BLソムリエ部門」受賞作品を紐解いていただきました!ソムリエの皆様選りすぐりの授賞作品が、どのような観点で選出されていったのか、興味深すぎる議題に思わず聞き入ってしまいます……!
後半では、ご来場の皆様から記入いただいたオーダーシートを見ながら、ソムリエの皆さんにその場で作品選定を行っていただきました! たった3分という短い選定時間の中、的確におすすめ作品を選出する職人技に会場は大盛り上がり! 膨大な知識量と分析力、さすがです……!
シンポジウムが終了し、いよいよ授賞式へ。
受付ロビーから会場の中まで、天井が煌びやかなシャンデリアで埋め尽くされており、思わず目を奪われてしまいました……!
シンポジウム終了後からロビーが賑わっておりましたが、授賞式開場時間の16時になると、参加者の皆様で会場がいっぱいに。ゴージャスな会場が、一段と華やかになりました!
今回の授賞式もBLアワード2024と同様、立食形式のお食事会を実施。ステーキやお寿司といった和洋様々なお料理、色とりどりで綺麗なデザートがずらりと並んでおり、会場に美味しそうな匂いを漂わせます。
司会には、オメガバース10周年シンポジウムに引き続き、声優の波多野和俊さんにお越しいただきました! 賑わう会場に波多野さんの落ち着いたお声が響き、会場の期待が一気に高まります。
ヒロシ社長からの挨拶と乾杯の音頭により、いよいよ授賞式がスタート! 参加者の皆様が乾杯を交わしながらの幕開けとなりました。
授賞式では、ランキング全11部門の中から、BLCD部門を除く10部門3位までを表彰させていただきました。
巨大なスクリーンに映し出された受賞作品が読み上げられていきます。
ご参加いただいた1位受賞作家様には、壇上でヒロシ社長から記念品をお渡しいたしました。
今回いただいたコメントの中から、一部ご紹介いたします!
ラブコメ部門1位
『パーフェクトアディクション 2』
美山薫子先生
「はじめまして、美山薫子と申します。この度はBLアワードラブコメ部門1位という素敵な賞をいただき、本当にありがとうございます。『パーフェクトアディクション』は、担当さんに『美山さんのクールビューティー受けが見たい』と言っていただいたのがスタートのきっかけでした。顔のいい大学生同士というものを描きたくて描かせていただいたのですが、現在3巻まで刊行され、連載もまだ続けさせていただいております。編集部の皆様をはじめ、宣伝、販売、運営など作品に関わってくださる全ての方々のおかげでここまでやってこられました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました」
シリーズ部門1位
『ピンクハートジャム beat 1』
しっけ先生
(司会より代読)
「この度は、このような賞をいただき誠に光栄に思います。応援してくださる皆様のおかげで、『ピンクハートジャム』の続編の連載が叶い、こうしてスタートを切ることができ、心から感謝しております。改めて気を引き締め、大切に描き進めてまいりますので、最後まで灰賀と金江を見守っていただけますと幸いです。本日はありがとうございました」
ディープ部門1位
『裏切り者のラブソング 2』
外岡もったす先生
(司会より代読)
「この度は、ディープ部門一位という光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。『裏切り者のラブソング』は、自分の中でもかなり挑戦的な作品で、特に2巻ではシリアスな展開をどうしたら楽しんでもらえるか悩みながら描いていたので、こうして多くの方に評価していただけたことが本当に嬉しく、励みになっています。これからも、ドキドキワクワクできるようなBLをお届けできるよう、誠意一杯頑張ってまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」
フェチ部門1位
『真夜中の俺を見て』
Luria先生
(司会より代読)
「残念ながら、この度は出席することが叶いませんでしたが、総合コミック部門3位・フェチ部門1位という素敵な賞をいただけて大変光栄です。漫画のお仕事をすること自体が夢のようなことだと日々感じているのですが、こういった夢以上のことを一緒に叶えてくださった担当様、また歴代の担当様、編集部の皆様、関係各所の皆様、そして何より読者の皆様に改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました」
次に来る部門1位
『お前のほうからキスしてくれよ』
やまやで先生
(司会より代読)
「このような賞を頂戴することができ、とても光栄に思います。作品を愛してくださる読者の皆様、作品作りに寄り添ってくださる担当様、関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。個人的にBL作品は、萌えの純度の高さも素晴らしさの一つだと考えていまして、これからもそんな作品を生み出せるように、漫画家の一人として精進していきたいと思っています。この度はありがとうございました」
小説部門1位
『天官賜福 3』
墨香銅臭先生
(司会より代読)
「まさか今年も受賞できるとは思っていなかったので、知らせを受けた瞬間、なんだか驚きも幸せも2倍になって押し寄せてくるような心地でした。この場をお借りして、私からも2倍の感謝を皆様にお伝えさせてください。直接お会いする機会がなくとも、この物語を心から愛してくださる読者の皆様一人一人が、私にとって友人のような存在です。友人である皆様にほんのひとときでも喜びを感じていただけたり、ほんのわずかでもお力になれたのなら、それこそがこの作品の最大の存在意義であり、私の掲げる目標です」
webtoon部門1位
『夜画帳』
Byeonduck先生
(司会より代読)
「数ある素晴らしい作品の中から『夜画帳』にご投票くださった読者の皆様に、心よりお礼申し上げます。身に余るご愛顧をいただき、今もなお夢のような気持ちでおります。完結後長いブランクを経て、きっと多くの方の記憶から薄れてしまったのでは、と不安に思っておりました。そんなふうに思ってしまったことが、今では申し訳なく、そして恥ずかしく感じております。今回の受賞を通じて、作品が今も、読者の皆様の愛の中で生き続けていることを改めて深く実感いたしました。頂いたこの思いに、できる限り早く恩返しができるよう誠心誠意努めてまいります。本当にありがとうございました」
BLソムリエ部門大賞
『BUDDIES(上)』
倫敦巴里子先生
「ご紹介に預かりました、倫敦巴里子と申します。この度はありがとうございます。先ほどのBLソムリエシンポジウムでソムリエの皆様のBLへの深い愛をまざまざと見せつけられ、そんな方達がいいよって言ってくださったことが本当に心から光栄です。ものすごく必死に担当さんと走ってきて20年以上経つんですけども、こんな素晴らしいご褒美をいただけたのだと思うと、本当に漫画家を頑張ってきてよかったなと心から思います。本当にありがとうございました」
総合コミック部門1位
エモーショナル部門1位
『能美先輩の弁明』
大麦こあら先生
「私は本当に昔から運がいいなと思うことが多く、このような機会をいただけたことでより確信いたしました。『能美先輩の弁明』という漫画を一緒に作ってくださった担当編集さんから『商業BLを描いてみないですか』と声をかけていただけたこと、それが今までで1番幸運な出来事だったと思っております。この場を借りて、担当編集さん、私の人生を今のようにしてくださってありがとうございます。まだまだ大好きなBL漫画を描いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。我々作家をサポートしてくださる出版社の皆様、素敵な作品を届けてくださる作家の皆様、企画運営をしてくださったちるちる様、最後に作品を読んでくださる読者の皆様に1番感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました」
表彰が終了し、しばしのご歓談タイムへ。和やかに会場が賑わう中、再び壇上に注目が集まります。
昨年の授賞式でも圧巻の演技を披露して下さった、BLアワードスペシャルフラメンコチームによる男性フラメンコショーが開幕です!
バイラオール(踊り手)は、中原潤さん、鈴木時丹さん、カンタオール(歌い手)はダニエル・リコさん、ギタリストは北岸麻生さん、パルメーロ(手拍子)は三枝雄輔さん!
オープニング「Salida ~出口~」にて幕を開けたフラメンコショー。ダンサーのお2人の軽快かつ力強いダンスから始まり、感情をテーマにした演目が続いていきました。お2人それぞれのソロステージでは、穏やかな曲調から徐々に情熱的になっていくダンスで会場を圧倒し、続く「Caña ~愛しさ~」では2人のダンサーさんがすれ違ったり向かい合ったりと壇上を大きく使った演技を披露。タップダンスの豊かな抑揚で表現される劇的な感情から目が離せませんでした……!!
体の芯まで響くような力強いダンスを披露してくださった皆様。
挨拶の後は軽やかなフリースタイルで舞台から降りていかれ、楽しげな雰囲気でBLアワード2025授賞式を締めくくってくださりました!!
名残惜しい雰囲気が漂う中、ヒロシ社長による閉会の挨拶で締めくくられた「BLアワード2025授賞式」。会場の様子が少しでも伝わりましたら幸いです!
今年もこのように無事授賞式を開催させていただくことができ、感無量です! ひとえにご出席いただいた皆様、関係者の皆様、そしていつもちるちるを支えて下さっているユーザーの皆様のおかでございます! 本当にありがとうございました!