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恥ずかしくて泣いてしまう受けを愛でよう委員会設立
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2024/11/03 18:00
2024/12/31 16:00
◆目次◆
9.意外な繋がり……信頼し合う2人に胸が締め付けられる救済BL♥
孤独を抱える2人が出会い打ち解けていく
あらすじ
「どこにいたって 意味のない命なら――」
村のしきたりで〈竜の花嫁〉に選ばれた、
ひとりぼっちの少年・リタ。
古くから伝わる〈雪山の竜〉の存在は
今となっては伝説に過ぎないが、村での役割を
見つけられないリタは、それが口減らしであると悟りつつ
生贄になることを受け入れる。
吹雪のなかに一人取り残され凍えていたリタを救ったのは、
人の姿をした美しい竜・イグナートだった。
本当に竜が存在したことで
〈花嫁〉としての役割ができたと目を輝かせるリタだったが、
イグナートから「花嫁は必要ない」と拒絶されてしまう。
それでも諦められないリタは
【人間を“竜化”する儀式】の秘密を知り――。
寡黙な竜×怖いもの知らずの生贄
凍てつく心を癒す、人外嫁入りファンタジーBL!
「竜の花嫁」として生贄になることを受け入れたリタは、雪山で美しい竜・イグナートと出会います。「花嫁は必要ない」と拒絶されながらも、イグナートのために竜化しようとするリタ。ふたりの関係がじんわりと進んでいく第1巻です!
リタもイグナートも、お互い孤独を抱えているんですよね。儚げな雰囲気を持ちながらも強かなリタと、不器用だけど確かに優しいイグナート。そんな2人だから、やり取りをただみているだけでほろりと涙が流れてきます……! まだ1巻なのにこんなに泣いてるんですか……?
リタの素直さがイグナートを照らし、リタもまたイグナートの優しさを受けて、幸せになってほしい。2人の物語が結末を迎えるまでに、タオルは何枚必要なんでしょうか……。
過去の傷と今の幸せに振り回される2人……!
あらすじ
売れない新人ホストのタカヤは鍵を忘れ酔って家の前で寝ているところを同じアパートに住む小説家“サイトー”に助けられる。大人で優しいサイトーにどんどん惹かれていくタカヤだが……!? 過去に佇む小説家×売れない新人ホスト、静かで鮮烈な夜明けの物語。
新人ホストのタカヤは、アパートの隣人で小説家のサイト―に助けられ、惹かれていきます。過ごす時間が増えていく中でも、タカヤはサイト―に、踏み込んではいけない一線を感じていて……。
過去の傷に囚われて、「幸せになるなんて」とタカヤの気持ちを受け止められないサイト―。サイト―が、タカヤと過ごす時間と過去のできごととの間で足踏みをする様子に、胸が張り裂けてなくなっちゃうかと思いました……! タカヤに一線を引こうとするのも、鬱陶しいと思っている訳じゃなくて、むしろ、むしろなんですよね~~~!!!(ぜひ本編でご覧ください)
本編で既にバスタオルがしとしとですが、読み終わったところでタイトルと表紙をもう一度見てみましょう。私はもうバスタオル捨てました。
Ωとβだからこその葛藤に心も涙もハラハラ
あらすじ
元天才子役で現在も第一線で輝き続ける俳優・王賀夏目。その才能に誰しもが夏目をαだと信じて疑わなかったが本当はバース性をひた隠し芸能活動を続けるΩで、例外なくヒートの度に熱を求めてしまう身体を抱えながら幾度となく孤独な夜を過ごしてきたのだった。しかしある時、その姿を同じ俳優仲間の千歳琥太郎に見られてしまう。距離を取ろうとすげない態度の夏目に愛想をつかすことなくただ寄り添ってくれる"安全な"β性を持つ琥太郎の存在はいつしか夏目の心の拠り所になっていた。そんな二人を待ち受けるのはどんなドラマよりも波瀾に満ちた運命で──…
Ωであることを隠して活動している俳優・夏目は、ヒート真っ只中の姿を俳優仲間の琥太郎に見られてしまいます。βの琥太郎は夏目に寄り添い、夏目もそんな琥太郎がだんだんと心の拠り所になっていきますが、あるできごとをきっかけに、2人の気持ちがぶつかり合って……。
夏目のヒートに寄り添い、慰める手伝いもする琥太郎。「友達だろ」と言いますがどう考えてもそれは……愛じゃないですか!? 夏目の番になれないからと、友人という立場を守ろうとしたり、かと思えばだれのものにもなって欲しくないという気持ちをこぼしたり。Ωとβだからこその葛藤、心がキュッ締め付けられますが……正直大好物です♥
2人の気持ちがすれ違いかけて、思いっきりぶつかった時の瞬間降水量といったらありません!
相手を心底愛するが故に抱える切ない秘密
あらすじ
「晴人と、一緒に生きていきたい」
小説家の晴人とサラリーマンの晃は、
大学時代からの恋人同士で同棲中。
数年前の事故以来、
晴人は車椅子生活になったけど、
大好きな人と一緒に暮らす毎日に
ささやかな幸せを感じていた。
でも、誰よりも晃のことを想うからこそ、
晴人には『小さな秘密』があって……
誰にでも起こりうる「人生の選択」を描いた、
ボーイズ・ラブストーリー!
大学時代から付き合っている小説家・晴人とサラリーマン・晃はラブラブ同棲中。数年前のバイク事故で車椅子生活を送ることになった晴人でしたが、大好きな晃と過ごす日々にささやかな幸せを感じていて……。
事故がきっかけで以前と同じような生活を送ることが難しくなった晴人は、晃に負担をかけたくない余りある秘密を抱えることに。相手の人生を本気で考えるからこそ抱える切ない秘密に、晴人の一途な愛情を感じ涙が止まらなくなります!
外出した時の世界の見え方、起床時の苦悩など丁寧な場面描写で紡がれる重厚なストーリーに惹きつけられるはずです♥
文学的な表現に酔いしれる
あらすじ
本好きの高校生・小松日向(こまつ ひなた)は、ある日、通学電車の中で金髪オールバックのヤンキーに出会う。
自分の大好きな小説に興味を持ってもらえたことが嬉しくて思わずはしゃいだ日向だが、ヤンキーから意外な反応が返ってきて、ひどい言葉を吐いてしまう。
このまま会うこともないだろうと思っていたら、例のヤンキーは入学以来一度も登校していなかった同じクラスの五十嵐雪人(いがらし ゆきと)であることがわかり――?
恋を知らないふたりが不器用につむぐ切ない青春ラブストーリー。
本を愛する高校生・日向は、金髪オールバックヤンキーと小説繋がりで、ひょんなことから関わることに。小説に対する解釈違いにより疎遠になった2人でしたが、例のヤンキーが実は不登校のクラスメイト雪人で……。雪人の意外な正体、正体判明から始まる2人の恋愛にドキドキが止まりません!
過去のトラウマで心を解放しきれない日向。そんな日向が、雪人と出会い素直になっていく過程がドラマチックなシチュエーションで繊細に描かれており、胸がぎゅっと締め付けられます!
小説が題材になっている本作は、一つ一つの表現が文学的で印象深い! 心に留めておきたい、沁みる表現をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか♪
心を通わせていく2人に涙腺崩壊!優しい擬人化BL♥
あらすじ
自分のことを雌鶏♀だと思い込んでいる雄鶏♂のコッコ。
コッコには、大きな夢がありました。
「卵を生みたい!」
そんなコッコの元へ、立派な鶏冠を持つ、イケメン鶏がやってきます。
帰る場所がない彼は、コッコに「オットはいりませんか?」と声をかけ、2人暮らしを始めることに。
初めはコッコを利用しようとしていた彼でしたが、
だんだんと「誰かを大事に思う気持ち」が生まれて――。
自分のことを雌鶏♀だと思い込んでいる雄鶏♂のコッコには、「卵を生む」という夢がありました。そんなコッコの元にやって来たイケメン俺様鶏・オット。始めは打算的にコッコと関わっていたオットでしたが……。
雄鶏♂であったため、1人で群れから離れて生活することになったコッコ。その道程を思うと、オット達とつつまじく幸せそうに暮らしている様子に、温かい気持ちと同時に切ない気持ちで胸がいっぱいになります! コッコの純粋さがはちゃめちゃに愛おしくてかわいいので、全人類チェックです♥
2人の心と身体が重なる時……(涙)
あらすじ
広告代理店に勤める土屋が知人のカフェで知り合ったのは、
独特の雰囲気をまとっている図書館司書の清水。
十歳年上の彼のことをもっと知りたいと思い、
土屋はカフェに通い交流を重ねていく。
しかし、昔の恋人のことで誰にも言えない大きな傷を負っていた清水は、「君と僕は楽しく『遊ぶ』ところまで」
と土屋と深い関係になることを拒絶する。
立ち入れない境界線を引かれた土屋だが……
ラストの粋な演出に涙ぐむこと間違いナシ!
あらすじ
「今年こそ記念日に花束が欲しい」
たったそれだけだったのに……
サラリーマンでゲイの晃成は、バーで知り合ったノンケの遥と
交際3年、同棲1年目。
大好きな相手と付き合う喜びも冷めた今となっては、
遥のロマンスのない言動にがっかりすることの方が多いほど。
「でも、記念日の今日くらいは…」
そんな気持ちで帰宅した晃成とは裏腹に遥はいつも通り。
それについ腹を立てた晃成は、勢いで別れを切り出してしまう。
けれど遥は「わかった」と承諾してきて――…!?
好きだから些細なことが嬉しくて、
好きだから小さなすれ違いが悲しい…。
切なさと優しさと愛を巡る
大人のためのビタースイートラブストーリー
ゲイの晃成とノンケの遥は、交際3年、同棲1年目のカップル。順風満帆に見える2人でしたが、遥のロマンスに欠ける行動に痺れを切らした晃成は別れを切り出し……。
徐々にすれ違っていく2人の描写がリアル! 別れを切り出した後も好きだけど、意地を張って素直になりきれない……複雑な境遇に置かれた2人のじれったい関係性に胸が締め付けられます!
「愛する恋人から花束をもらいたい」晃成の可愛らしい夢を想起すると……ラストの粋な演出に涙が止まらなくなるのでハンカチのご準備を!!!
あらすじ
ずっとあなたを待っていた――救いを見出すラブストーリー
祖母から引き継いだカフェを営む海原千波。メニューは祖母直伝のココアのみ。
複雑な家庭環境も影響して、人づきあいは広く浅く、そして弱みは見せないようにしていた。
そんな千波のもとに挙動不審な金髪の青年・早川渚が訪れる。
千波に話があるが、まだ話せないという謎の主張をする渚に興味を持つ。
そして交流を深めるうち、千波が抱えるわだかまりに寄り添おうとしてくれる渚に惹かれていく。
お互いゲイということもあり一気に関係を深めるが、千波にとって許しがたい秘密を渚は抱えていて――!?
祖母から引き継いだカフェを営む千波。そんな千波の元にやって来た謎の青年・渚はなぜか自分に話があるようで。そして、自分の闇に向き合おうとする渚に惹かれる千波でしたが……。
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下半期の作品も、あらすじだけで涙腺に来る……!!!
皆さんの「2024年下半期の泣いたBL」もぜひコメントで教えて下さいね!