【用意するもの】受けを救ってくれるスーパー攻め様
不憫受けの良さとは、まさにかわいそうとかわいいが両立しているところ!!!!!
不憫で惨めな様子を見ていると、何とも言えない興奮が掻き立てられますよね♥ 受けがかわいそうな状況に追い詰められるほど萌えてしまうという非道の性癖を抱えている筆者にとって、不憫受けは最高に蜜の味です……。
でも痛々しくて見てられないよ……という方、安心してください!!
BL界ではそんな受けを救済してくれる攻めが必ず登場するのがお決まりなんです! どんなに不憫な状態だろうときっと最後は攻め様が救ってくれる……はず!!
ということで今回は! かわいそうな状況に追い込められた不憫受けの救済方法をシチュエーションごとに紹介します! もっとかわいそうな目に遭ってほしいんだけど、早く幸せになってほしいんだ……。
◆目次◆
1.生きるために体を売る→スパダリ攻めが買い占め
2.不幸な生い立ちから他人を拒絶→ワンコ攻めの集中攻撃
3.借金を背負わされる→ヤクザ攻めに拾われる
4.病弱体質→保健室の先生にお世話になる
5.全てを諦めた受け→攻めに出会って愛を知る
BL作品でよく舞台にされる夜職ですが、そこで働く彼らは様々な理由を抱えています。その中でも不憫受けは、生活のためにやむを得ず体を売っていることが多いです。毎夜知らない男の人にカラダを預けることで日々を乗り越える受けは、まさしく不憫受けと言えるでしょう。
そんな不憫受けを救済するのは、金持ちのスパダリ攻めです!
風俗とは無縁の攻めですが、偶然受けと出会い一目惚れしたことで受けを買い占め。出会った次の日には今後のスケジュールが全て埋まっているというスパダリムーブ炸裂です。自分以外の男を相手するなという牽制ですか……。
いろんな男と体を重ねてきたけれど、攻めとのえちが格別で忘れられない受け。突然の出来事に心の準備が出来ていませんが、心も体もトロトロに溶かされいてく受けが最高に可愛いです♥
男娼の受けが救済される作品はこちら→
STORY
時は大照時代―――。明路の御代に男の女の他に「第二の性」と呼ばれる「Dom」と「Sub」の存在が明らかになる。支配する「Dom」、支配を望む「Sub」。その異端な性質から人々に忌み嫌われる存在となっていた…。「Sub」の雲雀は亡き母との約束を守り、心を殺して生きてきた。ところが、鴉という強面の「Dom」と出逢ったことで、命令される喜びを知る。鴉の冷たい言動とは裏腹な甘い支配にとろけていく雲雀。『彼にもっと命令されたい…』初めて感じた欲望に戸惑いながらも、鴉に惹かれる気持ちを止められなくて―――?
裏切られた過去や理不尽な言いがかりで心に大きな傷を背負った不憫受けは、周りと距離を置いていることがあります。そして自分と関わると相手に迷惑が掛かると思い込み、自ら孤独を選ぶことでさらに苦境へ……つらすぎる……。
しか~~~~し! 他人を拒絶する受けの心の壁もろともせず、どこまでも突き進むのがワンコ攻めです! どんなに拒否されてもめげないワンコ攻めのちょっと強引な優しさに、受けも読者も救われていきます。
大好きな受けのためならどこまでも追いかけるワンコ攻めに受けもお手上げの様子。だんだんと心を開いていく受けは反則級の可愛さです♥
不運続きの受けが救済される作品はこちら→
STORY
仕事の契約を切られた宇津見奏。体を売ってお金を稼ぐため、アプリで知り合った男性と出会うが、ホテルの前でお金のことで揉めてしまう。そこに数日前、駅で落とし物をした際に声をかけてくれた男が現れ、再び助けてくれた。住む場所がないと伝えると「俺の家に来たらいい」と提案され、彼・楠田虎之介の家に住むことに。小学校教師の虎之介は、生きる気力のない奏をなにかと気遣ってくれる。彼のために変わりたいと思い始める奏に、とある感情が芽生え······
BL界では、借金がらみの不憫受けもお馴染みですよね。こわ~いお兄さんたちに家を差し押さえられ、家族や親戚を人質に取られ、借金を取り立てられ……どう考えても絶体絶命の状況。
もうやめて! 受けのライフはゼロよ!!
そしてここで真打登場、ヤクザ攻めです!
借金取り以上にド迫力のホンモノが登場して万事休すと思いきや、なんと気まぐれで借金もろとも受けを引き取るというトンデモ展開!! ですが、これもBL界では日常茶飯事なんです。
八方塞がりだった受けは、唯一手を差し伸べてくれた攻めを信用してしまいます。しかしあくまでも本職のヤクザ。常に危険と隣り合わせにある裏社会では、一瞬の油断が命取りです。
「簡単には信用しちゃいけないよ」と囁く攻めは、なんとも危険な香りがしてゾクゾクしちゃいます♥
ヤクザに借金を取り立てられる受けが救済される作品はこちら→
STORY
αヤクザの龍河とついに番になった元Ωシンママの辰巳。愛息子・理来も大きくなって、新しい家族・相良も誕生。 4人家族で過ごす日常は、楽しいけれどドタバタの連続で…!?つい子育てを頑張りすぎてしまう辰巳だったけど甘やかし上手なパパになった龍河に支えられて、幸せな日々を過ごしていた。 ところが海外から帰国した龍河の母が現れ、次なる波乱の予感――!?
生まれもった苦難とは切っても切れないのが不憫受けの宿命と言えますが、そんな苦難の1つが“病弱体質”。生まれつき体が弱く、他人と同じような生活が困難な状況です。特に集団行動が多い学校生活では、クラスに馴染めず周りと距離が出来てしまうこともしばしば。
そんな病弱な受けの心の拠り所になっているのが保健室の先生です!
保健室の常連であった受けは、一番身近な大人の保健室の先生と少しづつ打ち解けていきます。先生と仲良くなれるなら病弱な自分も嫌いじゃない、とか思ってそうで尊い♥
先生に抱いていた想いを告げずに卒業なんてこともありますが、卒業→再会。これがお決まりのルート!! 彼らが再会することは確約されています。
先生への恋心は墓場まで持ってくって? いや、そんなことさせねえよ??
病弱体質の受けが救済される作品はこちら→
STORY
暴力で支配していた恋人と別れて途方に暮れる臨床心理士の高杉は、副業のスクールカウンセラー先の高校の生徒・勇が、自分と同じように「1人は寂しい」「誰かに必要とされたい」と切望していることに気付く。この子供の気持ちを解ってやれるのは自分だけ…いけないと思いながらも手を伸ばすが、逆に勇から「僕の恋人になってよ」と迫られて?孤独で病んだ大人×孤独で寂しい高校生の、危険すぎる共依存、そしてその先に待つ「愛」についての物語。
不憫受けの最終形態はすべてを諦めた状態だと思います!
自分の力だけではどうすることもできない苦難や悩みに苛まれる受けは、
理不尽な現実に耐えられず、生きることすらも諦めようとする……。
早まるな~~~!!!! と全力で叫びたくなりますが、我々にできることは、攻めが助けてくれると信じてその時を待つのみ。必ずや、受けを窮地から救い出してくれるスーパー攻め様が現れるはず……てか現れてくれないと困る。
攻めと出会い、愛を知り、生きる理由を見つける。
これこそが夜明けのオタクが求めている究極の救済BLなのではないでしょうか……。
全てを諦めた受けが救済される作品はこちら→
STORY
葉月と真に対して不穏な干渉を繰り返す、怪しい男女ーー怜と実加。身の危険を感じた真は、葉月と暮らす家に戻ってくる。実加が残した「弱ってるところを助けてもらって優しくされたら、誰でも好きだって勘違いする」という言葉が耳に残り、不安に思う真。一方、葉月は怜と直接対峙することに…。
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いかがでしたか?今回は、不憫受けの救済方法を紹介しました!
どんな悲惨な状況であろうと不憫受けを安心して見ていられるのは、必ず受けを救ってくれる攻めの存在があるからですよね~~~~。
受けを救うためにはどんなところだろうと彗星の如く現れる攻めは素晴らしい。