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攻めに激重感情を抱える執着““受け””の時代がきっと来る、いや来い

2024/08/28 18:00

2024/08/29 16:00

攻めへのクソデカ感情は、留まるところを知らない❤

言わずと知れた大人気属性、執着攻め。かくいう筆者も執着攻めが大好きですが、2024年は執着“受け”の勢いをひしひしと感じております……。

激重感情を受けるだけじゃない！受けが攻めに激重感情をぶつけまくったっていいじゃない！攻めへの矢印がデカすぎるあまり、攻めを追いかけるために突然仕事を辞めたり、数十年も攻めに囚われ続けて人生を捧げたり……それでいて攻めにあれよあれよとトロトロにされちゃう執着受けって、最高に好(ハオ)じゃないですか？？

もっと執着受けの輪が広がってほしい！というわけで(？)、今回はBLに登場する執着受けのド癖シチュ&魅力をご紹介！ 受けの執着も攻めと同じくらい癖になるはずです!!!

◆目次◆
Case1．攻めに会うために仕事辞めがち
 Case2．攻めと同じもの使いがち
 Case3．犯罪スレスレの行動しがち
 Case4．攻めの恋路を邪魔しがち

Case1．攻めに会うために仕事辞めがち

数日仕事を休むとかならあり得ますが、攻めに会うために仕事を辞めるのは凄い決断ですよね。 攻め＝人生の原動力な受けの思い切った行動には驚かされます!!!

蜂煮先生の『うみのお城』の受け・ウミは、攻め・ヤマに会うために芸能界を辞めてヤマが働く町工場になんと転職！ 転職はもちろんのこと、町工場の仕事でもヤマのために体を張って予想外の行動に出ます。

ウミの意外な行動に翻弄されながらも、徐々にほだされていくヤマを見てると、良かったーーーとガッツポーズしてしまうこと間違いナシ♥ 執着受けの愛情表現は基本的に不器用&大胆なので、攻めに距離を置かれてしまわないか少し心配になります。だからこそ、攻めに受けの想いが伝わった時の嬉しさは格別なんですよね♪ 一方通行だった愛が双方向になっていく過程が、丁寧かつユーモラスに表現されていて沼るはず!!!

『うみのお城』作：蜂煮

あらすじ

「ヤマ、今行くから待っててね？」
顔しか評価されない若手俳優のフカイウミは、小５の学芸会で演技を褒めてくれた
“ヤマ”という青年の記憶だけを支えに厳しい芸能界を生きていた。どんなに頑張っても変わらない世間の反応に心が折れかけていた時、会いたくてたまらなかった“ヤマ”を見つけ―？
新人にして鬼才・蜂煮が描く抱腹絶倒のロマンチックラブコメディが堂々登場！

Case2．攻めと同じもの使いがち

同じものを使用することで、嗜好を始めとする"攻めの全て"を理解しようとする執着受け。「えっ!? この小物まで」と唸るレベルで、お揃いにする徹底ぷりが素晴らしいです!!!

TAN先生の『チェックメイト〜君を取るのはこの俺〜』の受け・スヒョンは、完璧超人な攻め・ウンソンによって、どんなに頑張っても1位になることができませんでした。ウンソンと自分では何が違うのかを知るために、消しゴムから問題集まで全てウンソンと同じモノを使うスヒョン。勉強道具だけでなく、ウンソンと同じ自習室……さすがに隣の席で勉強し始めた時は衝撃を受けました!!! この徹底ぶりがたまらん(大感謝)。

ウンソンと同じものを使うことに対して、疑問を一切抱いてないところがイイ!!! お揃いにすることは当然だと言わんばかりに振る舞うスヒョンが、無意識の内に攻めに翻弄されている姿が最高です♪ ウンソンに執着しまくりのスヒョンがトッロトッロにされるのがエチエチすぎて……。しかしスヒョンはウンソンに近づこうとするしたたかさも持ち合わせており、2人のラブバトルにハラハラさせられます！！

『チェックメイト〜君を取るのはこの俺〜』作：TAN

あらすじ

学生時代、完璧すぎるジョン・ウンソンに嫉妬を感じていた万年2位のイ・スヒョン。そんなウンソンに勝つためにあらゆる方面で努力したものの１回も勝てず、高校卒業と同時に全ての意欲を失ってしまう…。そんなある日、偶然ウンソンが初めて壊れる瞬間を目撃したスヒョンは、快感と同時に彼に対する執着がよみがえる。果たして、ウンソンを引きずり下ろしたいというスヒョンの欲望と執着の果ては…？

Case3．犯罪スレスレの行動しがち

なかには攻めに対する感情を抑えきれず、犯罪スレスレの行動を起こす執着受けも居て……攻めとどういう関係性を築いていくのか気になりますね。

クギ先生の『キリング・ストーキング』の受け・ウジンは攻め・サンウのことが好きすぎるがゆえに、犯罪スレスレの行動を起こします。サンウのSNSを一日中監視したり、彼の家の鍵番号を探ったりと……ギリギリ感がもはや執着の範疇を超えております。

大学、軍隊を経てサンウへの想いが強くなっていくウジン。サンウに対するアプローチは犯罪スレスレで褒められたものではありませんが、サンウにバレるかバレないか緊張感漂う瀬戸際の攻防は見所です！本作の魅力は、何といっても予測できない展開。サンウが実は……!?

※バイオレンスな表現にご注意ください！

『キリング・ストーキング』作：クギ

あらすじ

第2回世界マンガコンテスト大賞衝撃のBL作品待望の書籍化!!!!!!
レジンコミックス大人気サイコホラー全ページフルカラー!!!
「あなたのことが好きです」――その想いは、やがて歪な共依存に変わってしまった。
ずっと想いを寄せてきたサンウの家に侵入したウジン。
しかし、いつも明るく優しかったサンウはそこにはいなかった。
ウジンが彼の家で見てしまったのは、底知れぬ深い闇。
そして、ウジンの身に脅威が迫る――!

Case4．攻めの恋路を邪魔しがち

「攻めが自分以外の誰かと一緒に居るなんて!? 」大好きだけど素直になれない執着受けは、攻めの恋路を邪魔しがちですよね……はぁ尊い♥

ひなこ先生の『自分勝手。』の受け・英暁は、攻め・トモの恋路を邪魔します!!! トモが恋人と一緒に居る時にメールを送りまくって相手を牽制したり、デート中の２人の間に押し入ったりと、とにかくやりたい放題。誰かにトモを取られないように必死に抵抗してる感じがモーレツにキます。

英暁は執着受けの、不器用だけど一途なところ&独占欲の強さが透けて見えるところが推せます!!! 英輔の執着ムーブに振り回されてばっかだったトモの心境が移り変わっていく過程に、キュンキュンすること確実なので全人類チェック必須です♪

『自分勝手。』作：ひなこ

あらすじ

この気持を追求したら　いけない気がする——…
幼馴染みの英暁（ひであき）は、トモに彼女が出来ると、ワガママし放題で２人の仲を邪魔してくる。
新しい彼女ができて、今回も警戒していたトモだが、全くアクションがない。
不思議に思っていたら、なんと英暁に男の恋人がいることが判明！
振り回されてばかりだけど、恋に悩んでしおらしくなっている姿を放っておけない。
ほだされ系ノンケ男子×身勝手で独占欲の強いイケメン。
なんでも知っていると思っていたあの頃のままではいられない、近距離恋愛。

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執着攻めイイな……執着受けもイイぞ!!!

攻めへのクソデカ感情を抑えきれなくなった執着受けの良さに気付いてくれたら嬉しいです！

皆さんのお好きな執着受けもありましたら、ぜひコメントにてお寄せください～！

※2024年8月28日追記：記事初出時、記事内容に誤りがございましたので、一部内容を変更いたしました。大変なご迷惑をおかけし、ご混乱をお招きいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。