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仁と義一は「激辛カレーみたいな組み合わせ」アニメ『黄昏アウトフォーカス』古川慎&中澤まさともインタビュー♥

2024/07/31 16:00

お2人が今ハマっているものとは…?意外な私生活も明らかに!



2024年7月4日(木)から放送中のアニメ黄昏アウトフォーカス』。原作からそのままアニメとして飛び出したような超美麗な作画や、ドラマCDから続投のキャストが演じるみずみずしい青春模様に話題沸騰中です!

 

 

なんと、そんな本作に出演する菊地原仁役・古川慎さんと市川義一役・中澤まさともさんにインタビューさせていただきました~~~!!!

仁と義一カップルの魅力や収録時の裏話など、ココでしか聞けない貴重なエピソードを盛りだくさんに語っていただきました。

直筆サイン色紙のプレゼントもありますので、ぜひ最後までご覧ください♥

◆目次◆
1.長いセリフに苦戦!?遊び心満点のアドリブにも注目
2.仁と義一は「激辛カレーみたいな組み合わせ」!せめぎ合った再共演
3.本心にどう触れ合うか…高校生としての葛藤と繊細な恋愛模様
4.古川さんのマイブームは鼻○○○!?意外な私生活が明らかに!

 

古川慎さん&中澤まさともさんキャストインタビュー

 

 


――本作のアニメ化、そしてドラマCDからの続投が決定したときの感想をお聞かせください。


古川慎さん(以下、古川さん) まず、『黄昏アウトフォーカス』がドラマCDからアニメーションになると聞いて、作品の力を改めて実感したところが一番大きかったですね。『黄昏アウトフォーカス』という一連のシリーズを、多くの皆さんが愛してくださったことがとてもすごいなと思いました。

中澤まさともさん(以下、中澤さん) 僕は続投が決まってほっとしました(笑)。「もしかしたらキャストが変わるかもしれない」と思っていたし、発表されるまで「大丈夫かな……ちゃんと僕かな……」とそわそわしていました(笑)。


――CDとアニメで演技の違いや、意識したポイントはありますか?

中澤さん ドラマCDでは音がメインなので、芝居としても表現としても、音の輪郭と感情表現をはっきりさせることを目指していたのですが、アニメーションでは絵で説明してくれるので、義一としてどこまで輪郭をはっきりさせるのか、感情表現を強く出すのかを探りながら演じました。

古川さん ドラマCDは基本的にセリフの尺の制限がないんですが、アニメーションになると、シーンの尺内にSEと演出が計算して割り振られていて、そこからセリフの秒数が決められていくんです。非常にタイトなセリフ回しで大変でした!

中澤さん (そのようなシーンが)ちょこちょこあったね(笑)。シーンの切り替えが早かったりとか。


――仁は特に長いセリフがありますからね。

古川さん 「本当にお前話しすぎ!」と思いながらやっていました(笑)。

中澤さん (笑)。仁は自分の気持ちをあまり表に出さないキャラクターだから、モノローグはだいぶ強かったよね。
そして義一もよくしゃべるので大変でしたが、チャレンジだと思って演じました。その分、口パクがない背中向きのセリフなどでどれくらい遊べるかなという気持ちは少しありました。

古川さん まさともさんは積極的に遊びにいっていましたよね。

中澤さん 思いついたことはやる、そして大体OKが出るから逆にビビるという……(笑)。「いいんですか!? やってしまったけどいいんですか!?」となることが多かったです。

古川さん 「この先輩すごいなぁ…」と思っていました(笑)。
でもやはり、アニメならではの遊びがドラマCDとの違いなので、CDを聴いてくださっているファンの皆さんからすると「ああ、こういうところで遊んできたな」と気付く面白さはあると思います。

 


――お2人で再び掛け合いをした感想と、お互いのお芝居について感想をお聞かせください。


古川さん 義一を演じていらっしゃるまさともさんは、「僕より先輩だし年上なのになんでこんな青臭い芝居ができるんだ!?」と思っていました(笑)。

中澤さん 褒めてる!?(笑)

古川さん“角がすごく立った青臭さ”がいいな」と、横で聞きながら演じさせていただけたのが楽しかったです。

中澤さん 3年生は全員キャラが濃いですが、義一も2年生の中では濃い方なので、「僕と古川くんの芝居が上手くマッチングできたら嬉しいな」と思いながら演じていました。

古川さん 激辛カレーみたいな組み合わせですもんね。

中澤さん あはは! そうだね、ただ辛くしたカレーじゃなくて、スパイスでちゃんと濃くなっていったカレー。

――それぞれ個性の強いキャラクターを演じられるうえで意識した部分や心がけた部分がありましたらお聞かせください。

古川さん 外面と内面の差は意図的に大きく付けました。周囲が望んでいる仁と、実際は内側で感傷的に高校生活のモラトリアムを感じている仁が良いコントラストになれば良いと思って表現してみました。

中澤さん ドラマCDシリーズで言うところの『黄昏アウトフォーカス』から登場している義一ですが、初めて演じる時は「こんなに繊細な作品だというのに、こんなに威勢よく演じてよいのだろうか……?」と心配していました。
しかし、『残像スローモーション』で3年生たちが登場したら、まあ、キャラもキャスティングも濃いのなんのって。おかげで迷いはなくなり、意識せずとも自分の芝居がちょうど2年と3年の間くらいの濃さでうまくはまるだろうと思い切り演じるようになりました。

――コロナ禍が明けて、一斉収録で行われた今作。収録現場での印象に残るエピソードを教えてください。

古川さん 松岡(禎丞)さんが『ドラ○ンボール』のうんちくをすごく語ってくれました(笑)。アフタートークを毎週録っているんですけど、その影響で僕が余計なことばかり言って、アフタートークがアフタートークになっていません。

中澤さん ずっとテンション高かったよね。

古川さん そうですね。まともな感想は言っていないので、そこだけよろしくお願いいたします。

中澤さん 基本的にずっと、和やかな現場だったと思います。(内田)雄馬くん、江口(拓也)くん、(斉藤)壮馬くんのみんな仲がいいということもあるのですが、リラックスして収録に臨めたと思います。

 


――仁と義一のストーリーはどのようなところに魅力を感じていますか?


中澤さん お互いの見えない本心にどうやって触れていくのかというすごく繊細な駆け引き、押し引きが他の2カップルとは違った魅力だと思います。

古川さん 仁だけでいうと、どのようにモラトリアムから足を踏み出していくかが描かれていたのかなと思います。義一と仁の恋愛が中心のテーマでありつつも、仁としては市川義一という人間に対する感情と、「自分が今ここで何を成せるんだろう」という高校生としての焦りがあって。そこから大人になろうとしている部分に一番共感しました。

中澤さん 義一が3年生のことを敵視している理由は、ただ3年生が目障りというわけではなくて。映画へのスタンスや作り方、大切にすることの違いが理由になっていたり……。それが劇中で少しずつわかってきて、「義一が人間関係や映画作りで大切にしていることってこういうことなんだ」と、真央と寿の物語では見えない部分が、仁との物語ではしっかりフォーカスされる面白みがありました。それが真央と寿の物語では見えないようにしないといけないのが大変でしたね。


――相手のキャラクターのここが好き! というところがあれば教えてください。

古川さん 作品にクオリティを求める視線ですかね。作品を作っている人間からするとやはり一番大事な部分なので、そういったところが好きだなぁと思いますし、言い分もすごくわかるなと思いながらセリフを受けています。
そのうえで、自分の好きなことに対してはすごく饒舌に語るキャラクター。なかなか現実世界にそういうタイプはいないと思いますし、自分の好きなものを「素晴らしい」と言い切れるところが素敵だと感じます。

中澤さん 仁はヘタレなところが好きです。ヘタレですけど、ときどき超かっこいいところがいいですね。そこがまた義一と合っているんですよね。
 

 


――それぞれお互いに相手が役と似ているなと思うところがありましたらお聞かせください。


古川さん まさともさんは義一のようにプンスカする方ではありませんが、アドリブなどのアイデアを積極的に入れ込んで作品をより面白いものにしたい、という姿勢は義一の映画製作と重なる部分があるなぁと感じていました。
また、表現に対しては非常に真面目な部分も似ているポイントかなと思います。

中澤さん 古川くんは仁のように本音の部分を隠したがるところがあるかもしれません。まあ、多かれ少なかれ誰にでもあるものだとは思いますが。あとは、いい声でいい芝居ができるイイオトコですよね、古川くん。


――義一が仁にBLを熱心に布教する姿が印象的な本作ですが、お2人が今ハマっていることはありますか?

古川さん 僕は鼻うがいですね。

中澤さん 鼻うがい……?
 
古川さん 鼻うがい、気持ちいいんですよ。市販の鼻うがい用の液をつかってやっているんですけど、無限にできるんじゃないかって思うくらい。

中澤さん 僕はYouTubeですね。自分で配信するようになったこともあって、他の方がどうやって配信しているのかを見ることが多くなりました。トーク番組やイベントでお客さんとの距離感に悩んでいたんですけど、配信を始めてから緊張しなくなってきました。
 
――最後に、作品を愛するファンの皆さんに一言お願いいたします!

古川さん アニメになることで「どう変わってしまうんだろう」と不安に思う方もいらっしゃると思うのですが、原作そのままで映像がつき、声がつき、演出がつくことでより楽しめる形になっています。
熱量やキャラクターの気持ちなどがアニメではまた違って感じられると思うので、ぜひ楽しみにしていただけるとありがたいです。

中澤さん 同じキャラクターとシナリオでコミックス、ドラマCD、アニメという異なるメディアでの表現を如実に楽しめる作品。エキスパートが作り上げたそれぞれの魅力を存分に味わっていただきたいと思います。
アニメではシーンの時間の使い方、カメラワークやピントの合わせ方など、映像ならではのこだわりも感じていただけたらと思います。

――ありがとうございました!
 
**************


いかがでしたか?
熱い仁と義一のやり取り、そして収録現場の和やかな雰囲気が伝わってくるインタビューでしたね……! 毎回楽しいお話が繰り広げるアフタートークも要チェックです♥

TVアニメ『黄昏アウトフォーカス』は毎週木曜23:30より、TOKYO MXほかで放送中! お2人の演じる濃厚な掛け合いとみずみずしい青春模様を、ぜひ堪能してくださいね♥

詳細は公式サイト公式Xをご覧ください!

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TVアニメ『黄昏アウトフォーカス



【放送情報】
TOKYO MX 毎週木曜23:30~
BSフジ 毎週木曜24:30~
リピート放送(182ch) 毎週火曜 23:30~
北海道テレビ 毎週土曜26:35~
AT-X 毎週木曜20:30~
リピート放送 毎週月曜8:30~、毎週水曜14:30~

【スタッフ】
原作:じゃのめ
『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』
(講談社「ハニーミルク」所載)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:山梨絵里
色彩設計:安住 唯
撮影監督:越山麻彦
編集:小池祐樹
音響監督:矢野さとし
音響効果:奥田維城、牛黒希美
音響制作:Ai Addiction
音楽:宝野聡史、中野香梨
音楽制作:AQUA ARIS
アニメーション制作:スタジオディーン

【キャスト】
土屋真央役:松岡禎丞
大友寿役:内田雄馬
菊地原仁役:古川慎
市川義一役:中澤まさとも
稲葉礼役:江口拓也
吉乃詩音役:斉藤壮馬
ほか

イントロダクション
男子校の映画部を舞台に交差する、きらきら眩しい三組三様の青春恋愛譚(ラブストーリー)。

不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。
寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。

映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。
ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。

無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。

キャッチコピー
僕らは、レンズ越しに恋を知る。

オフィシャルサイト
X (旧Twitter)
YouTube

 

 
原作 じゃのめ
 『黄昏アウトフォーカス』『残像スローモーション』『黄昏アウトフォーカスoverlap』『宵々モノローグ』 (講談社「ハニーミルク」所載)
公式サイト

■『黄昏アウトフォーカス』シリーズとは
『黄昏アウトフォーカス』シリーズは、緑が丘高校の映画部を舞台に繰り広げられる累計部数35万部突破(紙、電子合計)の青春群像劇シリーズ。
シリーズ第1作目の『黄昏アウトフォーカス』は、不良で一匹狼の寿と、映画部で撮影を担当する真央が、男子校の寮で同室になったことから始まるきらきら切ない青春恋愛譚になっています。
続く第2作目『残像スローモーション』では、自信家で派手好きの映画部部長・仁と、映画部の後輩であり、仁に対抗心を燃やす2年生・義一の、不器用な恋物語が紡がれます。
第3作目の『黄昏アウトフォーカス overlap』では、寮のルームメイトから恋人同士になった寿と真央のその後が描かれます。
第4作目の『宵々モノローグ』は、無口で不愛想ながら腕は確かな映画部元副部長の礼と、恋に恋する季節外れの新入部員・詩音の、映画部員たちを巻き込んだラブストーリーになっています。

シリーズ最新作『黄昏アウトフォーカス long take』の2巻が発売中!

さらに「残像スローモーション」の続編の連載が6月からスタート!

©じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会

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