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上下巻BLは名作が多い、は本当か?2024
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2024/05/10 19:00
◆目次◆
1.ケンカならぬディスカッション!?正反対さが魅力的なお2人
2. 画の美しさを追求!胸キュンシーンにドキドキが止まらない
3.手元に注目!?印象に残ったシーン&お気に入りのセリフは?
4.演じ分けの難しさ……夏野先生の言葉が自信に
――現在撮影中のお2人。演じている中で、お互いの役の魅力はどういったところに感じられましたか?
駒木根葵汰さん(以下、駒木根さん) 白崎の魅力はやはり、ハングリー精神というか、言葉1つにもちゃんと芯が通っているところですね。なかなか目上の人に強く言えなかったり、自分の気持ちをうまく伝えられなかったりする人が多いと思うんですけれども、白崎は曲がったことが嫌いというか、自分の気持ちをちゃんと自分の言葉で伝えられるところが、素敵な魅力だと思います。
――頭ポンポンのシーンや、キス寸前のシーンも話題になっていた本作。こういったキュンキュンするシーンを演じられた感想をお聞かせください。
新原さん 僕はこの間までやっていた舞台も同性を愛する役で、キスシーンもあったので、カメラの前ではあまり緊張はしませんでした。舞台の方が客席の人数が多いですから(笑)。白崎としての動揺はありましたが、僕としてはあまり緊張はなかったです。僕が受けることの方が多いからかもしれませんが。
――能動的に仕掛ける駒木根さんとしてはいかがですか。
駒木根さん 原作に忠実であるか、というところや、どうすれば美しい画に見えるか、というところに着目して撮影している部分が多いですね。いかに綺麗に見えるかっていうところをモニター前で確認してもらって、その画に向かうまでの気持ちとか、それまでに至る行動に嘘がないように意識しています。気持ち先行のお芝居になっていると思いますね。原作に忠実、というところは新原くんが提案してくれています。
新原さん 僕としては、夏野先生が描く『25時、赤坂で』があってこそのドラマなので、原作へのリスペクトが織り交ざったドラマを見て、三次元の良さも感じてほしいという僕なりの精神というか、意識はすごくあります。監督もスタッフさんも漫画へのリスペクトが強くて、台本的には変えた方が綺麗なところでも、漫画の綺麗なコマのまま演じられるようにお話しさせていただくこともありました。
――撮影中、楽しかったシーンはありましたか?
新原さん 2話で撮影した水族館のロケは楽しかったよね!
駒木根さん そうだね、楽しかった。
新原さん 涼二と拓海が初デートをするからという理由で、2人でデートの予行練習として水族館に行くシーンがあるのですが、とても楽しかったです。メリーゴーランドに乗ったり、売店に行ったり。アトラクション自体はそんなに乗っていなくて、道での撮影シーンが多かったんですけど。
駒木根さん 水族館はとても素敵なシーンになったと思います。あと新原くんクレープ食べてなかった?
新原さん 食べた(笑)。ポテトも食べた。唐揚げも食べた。クレープに関しては2個食べた。
駒木根さん 知らないところで……。
新原さん クレープは買いに行こうと思ったらタイミングが合わず行けなくて、1回スタッフさんが買ってきてくださって。そしたら僕のマネージャーさんに「クレープを食べに行こう!」って誘われたので、食べていないような顔をして2個目を食べました。
――お2人の中で、印象に残っているシーンはありますか?
駒木根さん ドラマ全体だと“ニョッキ”ですね。
――ニョッキ……?(笑)
駒木根さん ニョッキを羽山と白崎が一緒に作るシーンがあって。撮影が終わったあとスタッフの皆さんに「良かったよ」って言ってもらえたんですが、2人の共同作業だったのでちょっと難しかったです(笑)。
新原さん 水族館の大水槽の前で、白崎が初めて「麻水さん」って呼ぶシーンがあるんですけど、そのシーンは自分の中でも白崎のことを羽山が認めてくれたというか、自己肯定感が低い状態だった白崎を救ってくれたシーンというか。それで好きという気持ちが芽生え始めるきっかけになるところだったので、すごく大事でしたし、印象に残っているシーンです。
――現在放送されているシーンで、お2人の好きなセリフを教えてください。
駒木根さん 全部ですかね(笑)。セリフ、というわけではないんですが、羽山は一言一句にずるさや余裕があるので、そこが好きです。
新原さん 僕は1話の「役のためにできることは、全部しておきたい」というセリフですね。このセリフにとても共感して、白崎が自分と似ているかもと思うきっかけになりました。元々舞台のアンサンブルやエキストラからスタートしているので、白崎とは境遇が似ているなと思う部分が多くあって。僕もまだ夢を追っている状況ではあるんですけど、とても共感できると思いました。
――劇中劇である「昼のゆめ」も見どころの1つ。ドラマの中のドラマを演じる際、演じ分けなどの難しさなどはありますか?
駒木根さん 日々パニックになりながら撮影しています(笑)。台本の最後までしっかりと理解しないとお芝居が繋がらなくなってしまうので、理解度を高めるように意識しています。あとは「昼のゆめ」の涼二と拓海、私生活の白崎と羽山が同時並行で撮影が行われるうち、どちらの気持ちなのか分からなくなっていくところが本作の肝。今この段階では誰が何をしているのか、どういった気持ちなのかが複雑なので、正直撮影中のことを覚えていない部分もあります。
新原さん 難しいですね。けど我々がしっかり理解できていないと視聴者の皆さんを置いてけぼりにしてしまうので、しっかり演じ分けるように意識しています。このシーンは拓海で、このシーンは白崎で、というのが分かりやすいように。お互いがまず白崎と羽山を演じていますし、その中で涼二と拓海を演じていることがちゃんと理解できるように、シーンが変わるごとに僕らの中で動きの確認や読み合わせをこまめにしています。他のキャストさんももちろんですけど、やはり「昼のゆめ」は主演2人の関係性が一番出てくるので、僕と駒木根さんの2人できちんと作り上げるように努力しています。
――難しいシーンを演じる上で意識されていることはありますか。
駒木根さん ひたすら台本を読んで、頭の中で波を作っておくことはしています。「ここで感情がピークを迎えるんじゃないか」などといった揺れ動きは演じていく中で変わってくることもあるので、僕は割と感覚を大事にしています。今は最終話に向けての準備もあるので、最小限でのコミュニケーションにはなるのですが、認識のすり合わせや打ち合せもしています。
新原さん 白崎はすごく悩みが多いので、白崎をカメラの前で余すことなく表現することがすごく難しいと思っています。正直、白崎をちゃんと演じられているかすごく不安でした……。そんな中、撮影現場に原作者の夏野寛子先生が来てくださって、ずっとモヤモヤしている僕に「白崎が新原くんで正解でした」と言ってくださったんです。それがすごく自信になりました。
漫画家さんや何かを作り上げる方は、そういうモヤモヤや悩みもお見通しなんだなと思って。ドラマを通して、セリフだけにとどまらない表現を伝えられたらいいなと思います。
――ありがとうございました!
お2人の役への向き合い方や1つ1つのシーンの作り込みなど、原作ファンとしても胸が熱くなるような素敵なお話を聞かせていただきました……! お2人はもちろんのこと、チーム「25時、赤坂で」が一丸となって作り上げたドラマ。 最終話に向けて高揚が抑えられません!
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【タイトル】 ⽊ドラ24「25時、⾚坂で」
【放送局/放送⽇時】 テレビ東京 テレビ⼤阪 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ九州放送/2024年4⽉18⽇スタート 毎週⽊曜深夜24時30分〜25時00分BSテレ東、BSテレ東4K/2024年4⽉23⽇スタート 毎週⽕曜深夜24時00分〜24時30分
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宇佐卓真 南雲奨⾺ 福津健創 今川宇宙 篠原悠伸/橋本淳 ⽚⼭萌美
【原作】 夏野寛⼦『25時、⾚坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)
【監督】 堀江貴⼤ 川崎僚
【脚本】 ⻘塚美穂 阿相クミコ
【主題歌】 鯨⽊「赫赫」(ポニーキャニオン)
【エンディングテーマ】 Mel「東京ナイトロンリー」(HPI Records)
【プロデューサー】 江川智(テレビ東京) 千葉貴也(テレビ東京) ⽊村綾乃(The icon) 古林都⼦(The icon)
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【制作】 テレビ東京 / The icon
【製作著作】 「25時、⾚坂で」製作委員会
【公式HP】
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【公式Instagram】
【ハッシュタグ】 #25時⾚坂で
ⓒ夏野寛子/祥伝社 on BLUE COMICS