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眺めるだけで満足だったのに!突然告白してきて!7年越しの想いが通じ合う!11月20日発売コミックス、小説、CD【BL新刊】
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2024/04/03 18:00
BL好きの皆様。普段「これだ!」と思って手に取った作品にボロ泣きしたり、萌えに悶えたり、じっくりと噛みしめたりしたあと、改めて作品を調べて新鮮な驚きを感じることはありませんか? そう、「えっこれってスピンオフだったの!?」と。
その作品では主人公でも、元を辿れば当て馬であったり、お助けキャラだったり、酷い男だったり……などなど様々な立ち回りで作品を彩っていたキャラクターたち。また違った彼らの顔に惚れ惚れすると共に、BL世界の広さに感謝することが多々ありますよね。
ということで今回はそんな衝撃を受けた名作すぎるスピンオフを5選ご紹介♥
ぜひぜひスピンオフ元作品と合わせてチェックしてみてください!
◆目次◆
1.『淫らなΩは恋をしない』スピンオフ
2. 『錆びた夜でも恋は囁く』スピンオフ
3. 『チェンジワールド』スピンオフ
4.『無邪気なわんこと猫かぶり』スピンオフ
5.『ラムスプリンガの情景』スピンオフ
STORY
私たちは運命になれない。
名家の嫡男・伊勢崎 凌介(α)に専属執事として仕える瀬乃 凉晴(β)。 自由奔放な凌介はΩのセフレを寝室に連れ込むだけでは飽き足らず、瀬乃に性的なちょっかいをかけて来る。 本気でないと知りつつも、身体に疼きを溜め込む瀬乃だったが…。
『淫らなΩは恋をしない』待望のスピンオフ! 歪な愛の罠に絡めとられる、α×βの主従関係オメガバース。
まずご紹介させていただく作品はα×βの歪な執着愛を描いた本作。こちらは全寮制高校を舞台にした『淫らなΩは恋をしない』のスピンオフとなっております!
前作ではメインカプである蒼士×七緒の関係を搔き回す役どころだった凌介ですが、スピンオフである本作ではβの執事・凉晴にとんでもない執着を見せて……!? 凌介の不敵な笑みと目的のためなら手段を選ばないゲスっぷりはさることながら、凉晴に対する一途な想いと甘すぎる溺愛のギャップにガツンと殴られてしまいました。
何より余裕な攻め様オーラを纏う凌介が、凉晴にだけ余裕なくがっつく激しいプレイの数々にこちらも思わずゴクリ……と息を呑んでしまいます。
なんと続編も決定! 凌介×凉晴はもちろんのこと、彼らを取り巻くキャラクターたちの歩む未来が楽しみすぎますね……!
STORY
初めてだ。
こんなみっともない恋
おげれつたなかが剥き出しにする「好き」のその後の物語。
林田が秀那と出会う前、「かんちゃん」時代の恋が腐食していく日々を描いた「はだける怪物」前日譚小冊子「薊(あざみ)」をセットした特装版!
(「薊」にはリバ表現があります)
セフレから始まって、恋人同士になった秀那(しゅうな)と林田。
林田には、前の恋人を殴っていたという過去がある。
それを含めて林田を抱きとめた秀那だったが、彼の部屋の壁から、今は見せない眩しい笑顔の昔の林田の写真が消えることはなかった。
そんなある日、秀那に大阪支社へ転勤の辞令が出て……。
ピアス跡だらけの『怪物』林田と、器用な恋しか知らない秀那。
おげれつたなかが剥き出しにする、「好き」のその後の物語。
続いてご紹介する作品はおげれつたなか先生の大名作! 本作は『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフで、『恋愛ルビの正しいふりかた』に収録されている短編、『ほどける怪物』の秀那×林田のその後を描いた作品となっております♥
「恋人を殴っていた」という過去の負い目からうまく恋ができない林田。スピンオフ元となった前作の林田は、恋人・弓に苛立ちをぶつけるDV彼氏として描かれていますが、シリーズが進むうちに徐々に明かされていく胸中や抱えた孤独に胸が切り裂かれます。
しかし、林田が新しい恋人である秀那に過去も含めて抱きしめられ、支えられていく様子に一読者として救われました。涙で視界が、みんなの顔がぼやけていく……。
単体でも楽しめる作品ですが、シリーズすべてを読み終えたときの、それぞれのピースがハマり、登場人物の心が重なっていく感覚がたまりません。号泣必須の本作、既読の方もハンカチを用意して読み返しちゃいましょう!
STORY
見知らぬ男・旭と同居することになった穂積だが……?
愛とか、恋とか、もういらない。
消えない傷が、俺のなかにずっとあるーーー。
引っ越し先を探す間、行きつけのゲイバーのオーナーの別宅に住むことになった穂積匡人(まさと)。
だがそこには思わぬ先住者・旭がいた。
几帳面な匡人とは正反対の、ズボラで図々しい男との暮らしはすぐにイライラがピークに。
何より、旭といるとなぜか昔の恋人を思い出してしまうのが嫌だった。
しかし旭はそんな匡人にかまわず、どんどん距離を詰めてきて……⁉︎
大人気作品「チェンジワールド」スピンオフ!
捻くれ当て馬が新しい恋を知って優しく抱かれちゃう←多分みんな好き。
本作は大雑把でマイペースなバツイチの男前×実は寂しがりやなエンジニアの恋を描いていますが、こちらは『サヨナラゲーム』の続編、『チェンジワールド』のスピンオフとなっております♥
前作ではイタズラっぽいお兄さんだった穂積。しかしズボラな年上である旭と出会ったことで素の表情が見え、新たな恋に傷ついたり、顔を赤らめたりと色々な顔を見せてくれます! 穂積成分が供給過多すぎる……。かき回す側だった穂積が男前おじ様に翻弄されちゃう!? というスピンオフの醍醐味的な展開が大変オイシイですね。
シリーズを通して読むと、南月先生ワールドにどっぷり浸かれること請け負いです♥
STORY
小さな商店を営む田島誠治は、どこまでもテキトーな性格が災いして、いまだ独身。
そのお世辞にも賑わっているとは言えない店によく訪れる長身の警官は、仲本晋。
誠治と晋が知り合ったのは、10年以上も前のこと。
何年も連絡すらとっていなかった2人は、晋が店近くの交番勤務になったことで再会する。
以来、昔と変わらない付き合いが続いていたのだが…
「男に乗り換えよっかなァ」
誠治が何気なく発した言葉が、晋の積年の想いに火をつけて…! ?
デビュー作『無邪気なわんこと猫かぶり』のスピンオフカップルが織りなす、予測不能&初恋みたいな年の差ラブ!
描き下ろしマンガ16ページ収録!
不朽の年の差ラブといえば本作。なんとこちらの作品もスピンオフとなっております♥
前作『無邪気なわんこと猫かぶり』では、のらりくらりとした独身の店主として、図らずも(?)恋のキューピット的な役割を果たしていた誠治。どことなく「残念なオトナ」オーラが強かった誠治ですが、今作では一途でワンコな攻め・晋に積年の想いをぶつけられ溺愛され!?
前作ではメインカプ2人に「やれやれ」という顔で付き合ってあげていた誠治ですが、全てを知るファンとして前作を振り返ってみると、「次は君が愛される番だよ……」という謎の全能感が味わえますね。
真っ直ぐワンコ×やや不憫なほだされ年上の名作、ぜひ2冊合わせてお楽しみください♥
STORY
NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。
そこには、自分ではない“ジーン”について綴られていた。
――1973年。
弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。
雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。
ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、
トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。
まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる
美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、
ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが――。
こちらの作品は感涙の名作、『ラムスプリンガの情景』のスピンオフ♥
元アーミッシュの青年であるジーンと、弁護士であるトレヴァーの過去が綴られた手記を、彼の甥であるもう1人のジーンが見つけるところから物語が始まります。
ラムスプリンガという複雑で厳しい自由の時間を、前作とは違い「俗世を選んだ者」の視点から描いた本作。故郷に帰りたくても帰れないジーンと、ジーンによって穴の空いた心を埋められていくトレヴァー……2人とも切なさを抱えながらも優しくて、じんわりと胸に沁みました。
両方合わせて読むと、前作で何気なく描かれていたことが今作に繋がっていて、より美しく切ない情景に浸ることができます。吾妻先生による情緒的な世界観の描きこみが、まるで1つの詩を思わせる一冊です。
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いかがでしたか? スピンオフ元では険悪だった2人のわだかまりが解消されたり、続編で手を組んだり、新たな恋に救われたりと、オタクとして胸アツな展開が多いですよね♥
スピンオフ単体でも楽しめる作品が多いですが、元を辿ると「幸せになれてよかったねえ……」と物語の深みが増していきませんか? 色々な恋路を拝むことができるというありがたみ。この素晴らしさに平伏するしかない、と思う筆者です。
皆様おすすめのスピンオフ作品があればぜひ布教もお待ちしております♥
担当記者:あぷりこっと |
コメント2
匿名2番さん(1/1)
スピン元も載せないと何がなんやらですよ。
巻数少ない漫画でタイトルかえられたらスピンオフ出されてもわからないのが本音…。好きな作品が1巻完結で残念に思ってたところ、数年たってスピンオフ作品があることを偶然知ったけど年数立ちすぎて完全に熱がさめてたことがあって…1とか2とかついてないから別作品だと思うじゃん。人気がなくて1巻しか続かなかったんだなって
匿名1番さん(1/1)
できればスピン元の作品の画像とあらすじをメインに紹介して頂きたかったなあと…。スピンオフの方がスピン元より有名な作品はかなり多いしこの記事にもそういう作品が紹介されてますが、「知ってた?これスピンオフなんだぜ」はスピン元作品にいささか失礼な気がしなくもないです…。スピンオフの作品が好きならそのスピン元の存在も知ってて当たり前なのだと思いたい…。スピンオフの評価は物凄いのにスピン元の評価はその半分にも満たないシリーズを見ると、スピンオフしか読んでない人ばっかりなのかと悲しくなります。