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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2024/03/29 16:00
◆目次◆
1.「手を繋いで飛び込みたい」新しい世界への挑戦
2. キャラとの共通点は?佇まいが「羽山と白崎」なお2人
3. 繊細な役作り……表情の演技にも注目
――本作へのご出演が決まった時の感想を教えてください。
駒木根葵汰さん(以下、駒木根さん) 本作のオファーをいただいたときに、「俳優の物語」というテーマに惹かれました。あと個人的な話ではあるのですが、レギュラー出演してますラジオ「レコメン」に同じ事務所のパシンペロンはやぶささんがゲストに来てくださったんですが、そのとき年始ということもあり2024年の運勢を占ってもらったんです。そのときに「2024年は新しい世界に飛び込んだ方が運気が上がる」と言われました。
それがずっと心のどこかにあったのですが、このお話をいただいたときに、まさにこの作品が「新しい世界」なのかなと。自分の俳優人生においても、1人の人間としても、自分が体験したことない世界に飛び込んでみるのは、とても楽しいことなんじゃないかなと思います。色々な縁がつながり、この作品に飛び込むことができました。
新原泰佑さん(以下、新原さん) 僕は今まで「先輩、断じて恋では!」や「永遠の昨日」などのBL作品に出演したことはあるのですが、恋愛をする役ではなくて。今回の作品でついに恋愛をするということで、とても緊張しています。ある種プレッシャーはあるのですが、駒木根さんと手をつないで一緒に新しい世界に飛び込もうと思っています。
――ドラマの撮影現場で起こる恋を描いた本作。作品の魅力や惹かれた部分についてお聞かせください。
駒木根さん 俳優同士の恋愛、という設定が新しいと思いました。自身も俳優として共感できる部分がありましたし、また、全体を通してすごく綺麗な恋愛だと感じました。
新原さん 僕は元々漫画やアニメが好きなので、とても楽しみに原作コミックスを読ませていただきました。原作にはスタッフさんの配置など、「撮影現場あるある」が詰まっているんですよね。「こういうときにメイク直すよね!」「助監督さんってこの位置にいるよね!」など共感する部分があって面白かったです。ドラマでは実際に現場のプロが撮影するので、より一層リアルにあるあるが再現できるのではと思います。ドラマ制作の世界に入ったような感覚になれるんじゃないかなと。
――今作が初共演のお2人。現時点でのお互いの印象はいかがでしょうか?
駒木根さん すごく明るくてずっとおしゃべりしている子! という印象です(笑)。僕はそこまで口数が多くないタイプなので、僕にないものを補ってくれる、すごくフレッシュな子だなと思います。本当に気さくで、初めて会ったときも僕の方が年上なのに率先して話しかけてくれて、本当に助かりました。
新原さん 駒木根さんはすごく特別なオーラを持っている方だなって思います。
駒木根さん 本当?(笑)
新原さん 本当に!(笑) 僕はすごくおしゃべりなので、口数の少ない駒木根さんとは正反対なのですが、一緒に撮影をする中で「話していなくても考えていることがわかる」という瞬間がすごくあって。「今こういうことを考えているのかもしれない」というのが、表に出さなくとも相手に伝わる人だなと思います。そこがすごく不思議で、なんでこんなオーラを出せるんだろう? と不思議ですね。そういうところを、撮影を通してもっと知っていきたいなと思います。
――具体的にどのような場面でそれを感じましたか?
新原さん 撮影でビジュアル以外に自由に動くところもあったのですが、その時「駒木根さん、もしかしたらポーズ変えたいのかな?」と感じることがあるんですよね。だからこっちも察すると同時に動くというか。
駒木根さん それはあるかもしれない(笑)。
新原さん それがすごくわかりやすい方だなと。あとは、すごく波長が合うと思いました。白崎と羽山を演じる上ですごく大事なところだなと思います。
駒木根さん 思い返してみると、確かに同じタイミングで動いているなと肌で感じていました。阿吽の呼吸というか、本当にやりやすかったです。
――第1話の作品内ドラマ「昼のゆめ」のオーディションで、白崎が自分の演じる役との共通点を聞かれるシーンがあると思いますが、ご自身が演じる役と似ていると思うところはありますか?
駒木根さん 僕が芸能界に入るきっかけになったのがスカウトだったので、そこが羽山と共通する部分かなと思います。ありがたいことに様々なお仕事をさせていただいていますが、まだまだ分からない部分も多く、必死にもがいているところもあって。表には出さないけれど自分の中で仕事に込めていることがあり、羽山もそういった思いをたくさん抱えているキャラクターだと思うので、近しいものを感じました。
新原さん 白崎はすごく不器用ながらもまっすぐで、お芝居に対して熱がある人物。作品の中にある「俺にはこの仕事しかない」っていうセリフがすごく印象に残っています。
どの俳優さんもそうだと思うのですが、僕自身も1本の作品にかける熱量をすごく大事にしています。「この作品を自分が演じることによって、作品が良い方向に向かうようにしたい」「作品をもっと楽しんでほしい」という強い思いを持って芝居をしているので。この作品、この一瞬にかける思いの強さが、白崎と共感できる部分だと思います。
――反対にお互いから見て、演じるキャラクターに似ていると思うところはありますか?
駒木根さん 新原くんは白崎よりもおしゃべりだなっていう印象ですが(笑)、白崎も新原くんも、言葉に芯があるところが共通していると思います。発する言葉に芯がしっかりと通っているというか。撮影が始まる前ですが、新原くんが白崎を演じている姿が想像できますし、全然違和感がないですね。
新原さん 駒木根さんと羽山は立ち姿というか、醸し出すミステリアスな雰囲気が似ていると思います。羽山がミステリアスに見えるのは、言いたいことがあっても胸のうちにずっと秘めているからだと思うんですよね。駒木根さんにもそういう佇まいが重なりますし、羽山にそっくりだなと感じます。
――原作イラストを再現したビジュアルが解禁されましたが、漫画を自分の体で表現するにあたり意識されたことはありますか?
駒木根さん 初めての体験だったので少し緊張感はありましたが、原作に忠実にビジュアルを撮るために試行錯誤しながら撮りました。もうちょっとあごを上げたほうが忠実になるね、などと写真を見せてもらいながら色々考えて。自由に動いて、というよりは本当にばっちり決めて撮りました。
新原さん 人差し指や親指の角度や上がり方など、細かいところも2人で写真を見合わせながら撮りました。2人で話し合いつつも、正面からの見え方はスタッフの皆さんとディスカッションしていましたね。本当に時間をかけて丁寧に撮影できたことがすごく嬉しかったです。原作もすごく好きですし、二次元オタクとして胸が熱くなるというか。「ここまでちゃんと再現したい」っていうスタッフの皆さんの熱の入り方も、僕はこの作品のこの役に選んでいただいて嬉しかったところですし、この制作陣でよかったなと思う瞬間でした。
――これからクランクインされるとのことですが、撮影に向けて役作りや役の感情を入れるためにされていることはありますか?
駒木根さん 今は絶賛本読み(編集部注:台本の読み合わせ)やリハーサル中です。すごく繊細なストーリーやキャラクターなので、がっつりリハーサルできて助かっています。プライベートでも考えていますが、自分の中だけでは作れない細かな部分を、監督や新原くんとコミュニケーションを取りながら1つにまとめている最中です。
――本読みの作業で、具体的に気をつけていることは?
駒木根さん 原作をリスペクトしつつも、生身の人間が演じるにあたり、現実味や共感性をしっかりと自分の中で解釈するのが課題ですね。スタッフ全員の共通認識だと思います。
――新原さんはいかがですか?
新原さん 駒木根さんがおっしゃっていたように、原作をリスペクトしながら、人間ドラマをナチュラルに描くことを意識しています。白崎はすごく不器用だけれど真っすぐで、意思の強いところもあるけど悩みもあって、常に繊細に揺れ動いているキャラクターだと思います。多分行き過ぎることはすごく簡単な役だと思うのですが、行き過ぎないようにいい塩梅でずっと感情を動かし続けることが、僕にとっての課題かなと。すごく難しくて、針の穴に糸を通すような感覚ですが、三次元の魅力も引き出しつつ、ファンの方々に楽しんでいただけるような作品にしたいと思っています。
――白崎はセリフよりも表情で演技をする場面が多いキャラクターかと思いますが、そういった表情の演技についてはいかがですか?
新原さん やっぱり漫画と現実の人間って似ているようで、違うところが大きいと思います。漫画ならではの背景やトーンなどエフェクトがない状態で、どこまで大げさにせず感情を出せるか、監督と何回も何回も話し合いしながら作っていこうと思っています。
――クランクイン前からかなりお互いへの理解が進んでいらっしゃるお2人。これからお互いに聞いてみたいこと、興味がある部分を教えてください。
新原さん もう少し駒木根さんの仕事じゃない顔が見たいです! 羽山ともそっくりだと思うのですが、仕事とプライベートを完全に分けている人なんです。それが無理をしている感じではなくて、ナチュラルにアンテナを張っているというか。仕事中は絶対に気を抜いている瞬間がないので、完全なオフのだらんとしている駒木根葵汰が見たいです。
駒木根さん あはは(笑)。僕は撮影が始まって、疲れたときの新原くんを見てみたいな。すごくおしゃべりで明るい印象なので、どうなっていくのか気になります。話し続けてくれるのか、疲れた表情も見せてくれるのか。そういう人間味も素敵だと思うので、いろんな表情が見てみたいです。
新原さん 夜の2時までビジュアル撮影をしていたのですが、疲れてたけれどずっとしゃべってました(笑)。疲れた! とはなると思いますけど、しゃべり続けているとは思います。
――お2人の素顔が見られる瞬間を楽しみにしています!
クランクイン前から息ピッタリなお2人の、和やかさと相性の良さがたっぷり伝わってきました……! そんな素敵なお2人が作り上げるドラマ、今から放送が楽しみすぎますね! 早く動く羽山と白崎が見たい~~~!
ドラマ「25時、赤坂で」は2024年4月18日(木)毎週木曜深夜24:30~よりテレ東系にてスタート! TVerでの見逃し配信や、各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第一話から最新話まで独占見放題配信、台湾発のLGBTQコンテンツ「GagaOOLala(ガガウララ)」での全世界配信もあるそうです!
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Ⓒ「25時、赤坂で」製作委員会 ©夏野寛子/祥伝社 on BLUE COMICS
【放送情報】
2024年4月18日(木)より放送開始
テレ東系/毎週木曜 深夜24:30~25:00
2024年4月23日(火)より
BSテレ東・BSテレ東4K/毎週火曜 深夜24:00~24:30
▶テレ東HP
▶TVer
▶U-NEXT
▶GagaOOLala
【主演】 駒木根葵汰 新原泰佑
【原作】 夏野寛子『25時、赤坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)
【監督】 堀江貴大 川崎僚
【脚本】 青塚美穂 阿相クミコ
【プロデューサー】 江川智(テレビ東京) 千葉貴也(テレビ東京) 木村綾乃(The icon) 古林都子(The icon)
【特別協力】 GagaOOLala
【制作】 テレビ東京/The icon
【製作著作】 「25時、赤坂で」製作委員会
▶公式サイト
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原作情報
あらすじ
新人俳優の白崎由岐(新原泰佑)はオーディションでチャンスを掴み、大学の2年先輩で人気俳優の羽山麻水(駒木根葵汰)が主演する深夜ドラマ「昼のゆめ」の相手役として抜擢される。初めてのボーイズラブ、かつ初の大役を前に思うように芝居ができず焦りを感じていた白崎だが、役作りのために向かった”ある場所”で、偶然羽山と鉢合わせして…。