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片想い攻め「好きだからこそ触れられない」←号泣

2024/03/10 16:00

好きだからこそ言えなくて、つい気持ちが漏れちゃう攻めたち

 

 

片想い。それは自分のことを好きではない存在を、一方的に恋い慕うこと。

 

中でも攻めから受けへの叶うことのない(と本人たちは思っている)恋心でしか得られない栄養があると思いませんか?

好きだからこそ言えない。大切な人だからこそ、この気持ちは胸に秘めておく……けれど抑えられない恋心を拗らせ、ときには外に溢れ出てしまう攻めくんに、切なさとトキメキで心臓発作が起きてしまいそうです。

 

というわけで今回はそんな攻めから受けへの一方的なクソデカ感情フェチである筆者があるあるシチュエーションをご紹介! 

おススメ作品もピックアップしておりますので、ぜひぜひチェックしてみてください♥

 
 

◆目次◆
受けに片想いする攻めがやりがちなこと
片想い攻めあるある①:友達とのスキンシップを見て嫉妬
片想い攻めあるある②:受けに「大事な友達」「弟みたいな存在」と紹介され凹む
片想い攻めあるある③:触れそうで触れられない
片想い攻めあるある④:寝ている受けに向かって「好きだな……」
片想い攻めあるある⑤:あいつが好きなのは「○○だぞ!?」※君です
片想い攻めあるある⑥:受けの身体で欲情→反省
片想い攻めあるある⑦:好きだからこそ離れようとする

 

 

 
出た~~~~好きすぎて自分以外には受けを触れられたくないと思ってる攻め~~。
 
密かに受けを想っているからこそ、触れられないというもどかしさがあるのが切ないですよね。そして距離の近い友達が肩を組んだり、仲良さそうにしている様子を見て嫉妬の感情がむくむくと湧き上がり、でも自分は触れられないと分かっているという……なんという切なさでしょう……。
 
結ばれる前に「……触んな」と思ってしまう攻めくん、それはもう執着の芽生えです。

 

ピットスポルム 二葉』作:三上志乃

 

 

あらすじ
矢野を思う気持ちが膨れるにつれて、過去のトラウマと親との確執に押し潰されそうになる小田島。 寮での部屋割りを変えてもらうよう提案するがその表情は今にも壊れてしまいそうだった。 小田島の行動と、時折見せる切なげで愛おしく苦しそうな表情に真意が押しはかれずすれ違う二人。 相手を想うあまり心の奥に押し込めたたくさんの「好き」とその人の気持ちを知るために投げかけた「知りたい」が交わる苦しくも優しい恋物語。

 
おススメ作品は大人気のほろ苦DKラブ
 
小田島は女子生徒を自分の部屋に連れ込むという、学年イチ問題児な遊び人。そんな小田島と同室になってしまった真面目優等生・矢野ですが……?
 
片想い攻めポイントは、小田島が同室になるずっと前から矢野に抱えている激重感情! 矢野と親しい友人に嫉妬して、自分のものにしたいと執着心を募らせていきます。
 
重すぎる片想いと執着、そして男子高校生の刹那的な青春が楽しめるシリーズです♥


 

そういう意味で好きなのは、俺だけかよ」と絶望する攻めくん。

 

受けの純度100%の友達扱いに悔しそうな顔をする……この独占欲が漏れ出てしまったときの感動って何ものにも代えられない尊さがありますよね。そして我慢が効かなくなって拗らせに拗らせ、手を出してしまうところまでがワンセット。

 

そしてあくまで「友達として」「弟として」大事に大事にしてきたのにだんだんと意識してしまう受け……自覚してないだけで今までずっと好きだったパターンも大変オイシイです、ありがとうございます。

 

六月の七星』作:カスカベアキラ



 

あらすじ
注目のピッチャー・西賀かなたは、野球部キャプテンでキャッチャーの幼なじみ・東雲晴星とバッテリーを組んでいる。子供のころ、小柄で内向的だったかなたは、近所に引っ越してきた晴星に話しかけられ、以来、兄弟のように仲良く育った。晴星が「兄」で、かなたは「弟」。だが、かなたは「兄」晴星に恋い焦がれ、欲望を抱いている。“兄弟ごっこ"はいつまで続くのか――悩むかなただったが!?

 
爽やかな高校生の汗と涙とドロドロ感情が拝める作品といえばこちら♥
 
幼馴染で兄と弟のような関係のかなたと晴星ですが、かなたはただの「弟」として扱われることに歯がゆさを感じていて……?
 
アオハルの裏に隠された嫉妬満載の片想いと、「兄弟」のような関係性になった理由が切なすぎます。果たして兄弟愛は恋となるのか……⁉
 
 

 

憂いを帯びた受けの表情にたまらなくなった攻め。

 

つい手を伸ばしてしまいますが……「どうした?」と呼びかけられて我に返ってしまうのもあるあるですよね。あと一歩で触れられるのに「なんでもない」と誤魔化してしまう、この「あとちょっとなのに~~~~~!!」というもどかしさにキュンキュンしてしまいます!

 

いつか君とはなれ』作:井上ナヲ


 

あらすじ
父ちゃんより大事な人なんて、できるのかな。

出会った頃の次郎は喜一の父親ではなく、アパートの管理人だった。
喜一の母と結婚し家族になって一年、二人きりになって二年。
なんでも話せる友人のような人、たった一人の家族、それから──ずっと一緒にいたい人。
この気持ちがなんなのか、ずっと考えていた。
だけど見てしまった次郎の古いスケッチブックには、物心つく前に亡くなった実父の姿があって……。

…終わったはずの初恋が戻ってきたようだった。
息子×義父 禁断の純愛。

 

息子×義父!? 禁断の香りがする本作ですが、喜一が次郎に向ける想いはまさに純愛の片想い。ただ次郎を大切にしたいという気持ちが、真っ直ぐな眼差しから伝わってきます。

 

父親として次郎のことを大切にしたいと思う喜一ですが、物憂げな次郎に触れようと手を伸ばしてしまい……? 溢れる片想いと、それに気づいて遠ざけようとする次郎の過去に苦しくなります。

 

禁断ながらも柔らかく優しい物語、最後まで見守りたい……!

 

 
世界三大良質攻め仕草(超個人的)の1つ、「自分にもたれかかって寝てしまった受けを愛おしそうに見つめる」。
 
受けの無防備な寝顔に愛おしい気持ちが抑えられない……面と向かって好きと言えないからこそ、零れ落ちてしまったような「好きだよ」という告白、蜂蜜並の栄養素が含まれていると思うんです。風邪も完治しますね(?)
 
そして漏れてしまった「好き」ですが、だいたいそのとき受けは起きていて、赤面しながら「アイツ、俺のこと好きなのか!?」と心の中で叫ぶ未来まで見えました。

スピカに愛のキス』作:春山モト

 

 

あらすじ
「いつだってキスして抱きしめたいし、なんならその先だって━━」
五人兄弟の長男で明るく面倒見のいい春希は、実家のパン屋を手伝いながら朝と放課後は弟妹の世話に追われ、学校ではクラスメイトに囲まれ、賑やかな毎日を送っている。
そんな春希には、自分と正反対の幼なじみがいた。
物静かでクールで、頭もよくて女子にモテるイケメン━━涼介。
春希にとっては兄弟同然、家族のような距離感だったが、涼介は春希に対する特別な思いを燻らせていて━━!?

 
まさに好きな子のことしか見ていない攻めが楽しめる作品といえばこちら。
 
イケメンでモテモテの涼介は幼馴染である春希に並々ならぬ片想い感情を拗らせていますが、当の春希は弟のように思っている様子。
 
そんな鈍感受けに対して寝ている間にこっそり告白する涼介のズルさと、見ているこちらが溶けそうなほど優しい眼差しにキュンキュンが止まりません!
 
全世界の幼馴染愛好家の皆様、必見です!

 

 

出ました。筆者の大好物:仲良し3人組での想いのすれ違い

 

受けへの片想いに気付いてしまった攻めですが、「でもあいつが好きなのは俺じゃなくて……」とあらぬ勘違いをして諦めてしまいそうに……。

 

受けが本当に恋してるのは君なんだよ! と叫びたくなってしまいますが、このすれ違いのもどかしさがオイシイのでいつまでもやっていただきたいですね。

                                                         

ハツコイノオト』作:あめきり


 

あらすじ 
恋を知らない高校生・笑也はネットで、同性相手への恋心を綴った日記を見つける。日記の書き手が同じクラスの一匹狼・三条であると知り!? 犬系DK×ピュアヤンキー、初めてづくしの恋物語。

 
おすすめ作品は同級生の恋愛日記を見つけてしまったことから片想いに次ぐ片想いが始まるピュアラブ♥
 
攻め・笑也は、恋愛日記を綴る三条の片想い相手をいつメンの1人、だと勘違いしてしまい……? 
 
悩める少年たちの恋模様が等身大に描かれていて、思わず天を仰ぎました。キラキラDKのすれ違いがたまらんすぎる一冊です。
 
 

 

ダメだと分かっていても受けのあられもない姿を見て欲情してしまう攻めクン!

 

気持ちを上手く隠せていたのに無防備な受けチャンにムラムラ……からの「もう友達じゃいられない→すれ違いという展開のもどかしさが癖にビシビシ刺さります。

 

これを経た攻め、両想い後のえっちでがっついてしまうことが約束されていますよね。

 

優しいパンツの脱がせ方』作:まさき茉生


 

あらすじ
学年トップの優等生・谷内野悠真は幼馴染の志田綾平に恋をしている。
かつては甘え甘やかされる兄弟のような関係だったが、綾平に初彼女ができて以来、
想いを拗らせた悠真は女性用のパンツを穿いてオナニーをするようになり、
重すぎる恋心を隠すため距離を置くようになった。
高校生になった二人は八方美人なチャラ男と真面目な学級委員長という接点のないただのクラスメイトになるのだが――

 
拗らせ幼馴染‼ 最高のテーマですね(溶けた語彙力)。
綾平は発熱した幼馴染・悠真の介抱のためズボンを脱がせますが、そこで彼がえっちなランジェリーを身に着けているところを目撃してしまい……?
 
大切な幼馴染に欲情してから親友ではいられなくなり、悠真の方からも遠ざけられ……という切なすぎるすれ違い、萌えの天元突破です。
 
悠真が抱えている片想いもオイシイのですが、本人たちは両想いだなんて1ミリも思っていないという、これぞまさに「両片想い!」な展開が堪能できます♥
 
 
 
好きだからこそ、受けのためを思って離れるor関係を元に戻そうとする攻め~~~~!! 
 
優しい攻めゆえの行動ですが、受けの想いは聞かずに1人で突っ走ってしまっているところも切ないですよね。けれどこれも「好きだから」という感情が根底にあるんですよ……。
 
全カプの恋路を遮る壁が壊れてハッピーエンドになりますように(力強い願望)。

キミがいなくなった冬の海』作:斎藤屑



 

あらすじ
もう一度あのまばゆい海で"キミ"に会いたい──。

高校卒業間近の冬の海。
一度だけ言葉を交わした同級生の柊と瀬波。
それぞれの道に進んだ2年後、同じ海でふたりは再会した。
互いの心の隙間を埋めるように一緒に過ごすようになって1年。
想いを告げられず、曖昧な関係のままだったある日、
その交通事故は起こってしまった。
病院で目を覚ました柊が瀬波のもとへと急げば
「忽那」と久しぶりに名字で呼ばれ……?
キミが俺との1年を忘れたら終わる恋のはずだった──。

きっとこの想いのせいで俺はキミからいなくなった。

 
表紙が美しすぎる……。
冬の海と綺麗なご尊顔、そして涙を流す攻め。こちらの攻め・柊ですが、受け・瀬波への想いを「間違った感情」だと思っているのに胸が苦しくなります。
 
事故がきっかけで自分との関係の記憶を失くした瀬波。それを見た柊は瀬波の前に自分がいないことが正解だと思いますが……? 物憂げな瀬波に対して溢れる想いを必死に隠す柊のクソデカ感情、抑えきれない片想いがたまらなすぎます!
 
冬の冷たさと感傷的な切なさ、そして恋の温かさが胸に沁みる一冊です♥

 
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いかがでしたでしょうか?
 
受けも自分のことが好きになる未来を想像もしていなさそうな攻めたち……このじれったさにもだもだしてしまいますが、重すぎる感情が芽生える片想いの過程は、万病に効きますよね。
 
永遠に見ていられる切なさを味わいつつ、ぜひ攻めの感情が報われることを祈るばかりです。
 
皆様のイチオシ片想いの布教もお待ちしております♥
 

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