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平喜多ゆや先生ご逝去
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2024/03/08 12:00
◆目次◆
1.「曽我くんと一緒に楽しめた」リアルな恋愛のようなドキドキ
2. 恋のライバルにタジタジ!? 曽我vs瑞樹の裏話
3.保護者と大型犬のような関係性
──バックハグやデートなど、キュンとするシーンが大きな話題となっている本作。演じられた感想をお聞かせください。
簡秀吉さん(以下、簡さん) 最初は、カメラの前でバックハグやキスをするのは少しだけ恥ずかしさがありました。あまり経験がないこともあり、とても不思議な感覚やったんですよね。でも、演じているうちに「あ、いいな」と次第に馴染んでいきました。
西山潤さん(以下、西山さん) 僕は、栄枝を友達から恋愛対象としてだんだん意識するようになっていく曽我くんと、同じ感覚で演じられたのが楽しかったです。
2話のバックハグシーンも、栄枝の「友達」として演技することを大事にしていました。そこからは現実の恋愛と同じく、だんだんと「恋愛対象」として栄枝とのキュンシーンを演じるようになっていって。最初のキスシーンもドキドキしましたし、曽我くんと同じ気持ちで歩んでいけたのがすごく楽しかったです。
ドラマ『好きやねんけどどうやろか』第5話より
──そんなキュンシーンの中で、お気に入りのシーンはありますか?
西山さん 僕は8話の「おはよう」のシーンが好きです。2人が寝ていて、同じ携帯が2つあって、携帯のアラームを止めたら隣にお互いがいて、「おはよう」って言うあのシーン。
──飯テロや胸キュンだけではなく、メッセージ性もある本作。印象に残ったシーンやぐっときたセリフなどを教えてください。
西山さん 僕は8話のキャッチボールのシーン。論理的に話したい曽我くんと感情的になる栄枝が話すシーンですね。お互いがお互いのやり方をしようとするけれどうまくいかない。「それじゃあキャッチボールをしましょう」となって。
その時に曽我くんもどんどん言いたいことが言えるようになってきて、それを全部受け止めてくれる栄枝の人の大きさや優しさが表れている素敵なシーンだなと思いました。監督とも「この台詞は言いたい」など、こだわってブレストしながら作りましたね。
奥野さん 僕は1話で、栄枝が曽我さんに向かって「好きやねんけど、どうやろか」って言うシーンです。タイトルにもなっているしすごくキャッチーな台詞で、「どうやろかって何!?」とドキドキするというか。曽我さんと同じ気持ちになって言いたくなるし、視聴者の気持ちがすごく身に沁みるシーンでした。
簡さん 僕は1話の「まだ、変われるんちゃいますかね」というセリフです。2人に限らず、自分が変わることを行動もせず諦めている人は多いと思うんですけど、あの台詞をズバッと言うところに栄枝の魅力を感じました。すごく自分の心にも刺さったシーンです。
──奥野さんが演じられた瑞樹は2人の恋をかき乱す役ですが、演じてみた感想や、楽しかったシーンをお聞かせください。
奥野さん 3人のシーンが一番楽しかったですね。僕が栄枝にズカズカ向かっている姿を目撃する曽我さんを見るのがすごく気持ち良かったです(笑)。
西山さん 素直に嫌なんですよね、やっぱり(笑)。栄枝に気持ちを伝えに行こうと思ったのに瑞樹がいるし、嫌なことを絶妙な角度で言ってくるし、それに対して曽我は何も言えないし。良い意味ですごくモヤモヤしました。
奥野さん 僕がかき乱している側だから、作中ずっと上の目線から攻撃している感覚でした。「あんたの出る幕ないねん」「僕がここにいるからあなたは必要ないですよ」とか、曽我さんへのセリフはちょっと上から物申しているような感じがして、優越感に浸っていました(笑)。
西山さん 「あんたの出る幕ないねん」っていう台詞そのものに力があるから、ジャブを打つくらいの気持ちでっていう監督からの演技指導があって……軽めに言った方が逆に効くから。それでバーンと打たれたジャブなんですけど、実際はドストレートな攻撃力だったんですよね。「無理」ってなりました(笑)。
ドラマ『好きやねんけどどうやろか』第5話より
──簡さんはお2人に挟まれてどうでしたか?
――配信されていたインスタライブにも反響がありましたが、裏話などはありますか?
西山さん もともと2人の予定だったんですけど、その日の撮影の最後に壮がいたので、「ちょっと出よう!」というテンションで壮も参加することになりました。壮がいてすごく助かりましたね。秀が大型犬なので(笑)。
奥野さん それが真っすぐな彼のいいところです。
西山さん 秀がすごく緊張しているんですよ。普段はもっと「へへ~」とおちゃらけているのに、配信が始まったら「はい、潤くんどうですか?」っていうモードになるんです。「どうした?」と思って(笑)。
簡さん リアルタイムって緊張するんですよ。ネタバレを言ってしまわないか怖いので……。
――作中のキャラクターと同じように年の差があるお三方ですが、撮影現場でも年の差を感じる場面はありましたか?
西山さん 壮に対してはあまり感じなかったです。
奥野さん 僕も感じなかったですね。対等にお話させていただけたなと感じました。
西山さん それに対して秀は圧倒的弟。
奥野さん そういうところが彼のいいところやなと思います。
――そのことを感じた印象的なエピソードはありますか?
西山さん いやもう、全てですよ。
奥野さん このインタビューでもそれを感じていらっしゃるでしょう。
――インスタライブのエピソードからも関係性が見えました(笑)。
曽我さんは人を頼ることが苦手なキャラクターですが、皆さんは人に頼ることは得意ですか?
西山さん 僕は頼りたいです。悩んだら人と話したいし、人に会いに行って何かしたいなと思います。それが頼っていることになるかは分からないですが、1人で何かするより、人としたいっていう気持ちはあります。
簡さん 僕はあまり頼りません。
西山さん 嘘つけ。
簡さん いやいや(笑)。僕は自分が抱えている悩みを人にあまり言えなくて。得意ではないかもしれないです。
奥野さん 僕は場合によりますね。頼ることはもちろんしますけど、基本的には自分で片付けることかなと思ってしまいます。でも遊びに行く、楽しいことを一緒にするとかで人に頼ることはあります。そういう意味では得意かもしれないですね。
──最後に、ちるちるユーザーの皆さんにメッセージをお願いいたします!
簡さん ちるちるユーザーの皆さん、こんにちは。『好きやねんけどどうやろか』松本栄枝役の簡秀吉です。どうですか、『好きやねんけどどうやろか』は。
西山さん 動画撮ってるの?(笑)
簡さん 恋愛模様だけではなく人間ドラマやコメディの要素もたっぷり凝縮されているドラマです。疲れて帰ってきたときに見ていただければ、「明日がんばろう」とか「最近栄養ないものばっかり食べているな」とか、色んな感情が湧いてくると思います。様々な視点で、様々な楽しみ方をしていただきたいなと思っています。また会いましょう!
西山さん 曽我久志役の西山潤です。ラブシーンだったり、ご飯のシーンだったり、要くんのテンポの良い芝居だったり、数代ちゃんのかわいさだったり。秀が言ったように面白いところがたくさんあって、すでに観てくださっている方には楽しんでいただけているのではないかと思います。
そこに話のポイントになってくる瑞樹がこれからどんどん2人の仲をかき乱していって、曽我くんも巻き込まれて……「さあどうなるんだこの嵐!?」と最後まで楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。よろしくお願いします。
奥野さん それ全員やるの?(笑)
中津瑞樹役の奥野壮です。なんといっても、栄枝、曽我、瑞樹の三角関係がどう動くかが皆さん気になっていると思います。でも、僕が勝ちます!(笑) 勝ちますので、一緒に、画面の前で瑞樹を応援しませんか。よろしくお願いします。
胸キュンあり、飯テロあり、感動ありの作品ですが、皆さんで一緒に作り上げたドラマということが伝わってきましたね……!
作中では三角関係であるお三方ですが、インタビュー中は大型犬のような簡さんを見守るお2人という、終始和やかな関係性が感じられました! 恋の嵐が巻き起こる最終話にも期待が高まりますね♥
ドラマ『好きやねんけどどうやろか』はTVer/ytv MyDo!で見逃し配信されているほか、FODでも独占配信中です!
美味しいご飯とじんわり進展していく栄枝と曽我を振り返りつつ、最終話を全力で待機しましょう!
STORY
大阪の下町・路地裏にある、安くて美味くて家庭的なメニューを出す小料理屋「たまえ」で働く若き店主・松本栄枝(簡秀吉)。コテコテの関西弁を使う栄枝は、老若男女問わず誰にでもフレンドリーな性格。居心地の良いお店は、いつも賑わっている。そんなある日、東京から大阪に転勤してきたバツイチサラリーマン・曽我久志(西山潤)が、上司に連れられて「たまえ」を訪れる。初めて店を訪れた曽我の一挙手一投足から目が離せない栄枝は、彼のとる行動にキュンとし、一目惚れをしてしまい…。
放送情報:1月11日(木)1話放送 深夜25:00~読売テレビ「ドラマDiVE」枠
配信:TVer、ytv MyDo!にて見逃し配信あり
原作:千葉リョウコ『好きやねんけどどうやろか』 全1巻(海王社「GUSH COMICS」刊)
出演:簡秀吉、西山潤
奥野壮、村瀬紗英、堀家一希
監督:柴田啓佑、高橋雄弥、遠藤健一
脚本:モラル
制作プロダクション:ファインエンターテイメント
製作:「好きやねんけどどうやろか」製作委員会 読売テレビ / エイベックス・ピクチャーズ
オープニング主題歌: GENIC「I’ll Be There」(avex trax)
エンディング主題歌: SG「Palette」(LDH Records/SUPERGENIUS Entertainment)
公式HP
ドラマ公式X:@dramaDIVE_ytv
ドラマ公式Instagram: @drama.DIVE
ドラマ公式TikTok:@drama_DIVE
公式ハッシュタグ
#好きどや
#ドラマDiVE
原作情報
STORY
転勤で大阪にやって来たバツイチ真面目リーマンの曽我は、家庭的な小料理屋『たまえ』の常連になる。
あらっぽくて苦手なはずの関西弁も、年下の店主・栄枝だと何故だか怖くない。
栄枝の料理に胃袋をしっかり掴まれた曽我だったが、栄枝から「好きやねん」と熱心に口説かれてしまう。
離婚してからもう誰とも恋愛なんてしないと思っていたのに、ある日体調を崩して弱った曽我が、無意識に会いたいと思ったのは栄枝で――…?
スピンオフ作、野菜嫌いで潔癖なリーマンとオラオラ襲い受八百屋の恋「食わず嫌いはあかんやろ」も同時収録♪
表題作の未収録話も追加して新装版で登場!!
(C)千葉リョウコ/海王社/「好きやねんけどどうやろか」製作委員会