BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

因習村の生贄は骨の髄まで神に溺愛される法則

2024/02/20 20:00

生贄BL=人外から受けへの甘々執着溺愛

 


生贄BL。またの名を攻めから受けへのこれでもかというレベルの溺愛が拝めるテーマ。

村の因習によって生贄に捧げられちゃう受けチャン……それでも家族を守るためだったり、己の勤めを果たすためであったり、彼らなりの「矜持」があるのがたいへん素晴らしいですよね。

そんな受けチャンを見て、最初は生贄の存在を疎んでいた神様が徐々にほだされズブズブの溺愛になっていく……溺愛執着×健気と生贄ってどうしてこんなにも相性が良いのでしょう。

ということで今回はそんな極上の生贄BLをご紹介♥
不器用人外たちの甘すぎる愛と、健気に神様に尽くしちゃう生贄の最高シチュエーションが盛り沢山です! 

ぜひ最後までお楽しみください♥

◆目次◆
1.かわいすぎる赤子も登場♥
2.甘すぎる神様と花の恋
3.散歩したのか、俺以外の犬と
4.切ないラストに涙止まらん……
5.「デキる生贄」アピールが最高

 

かわいすぎる赤子も登場

鷹神様と憐れな生贄』作:丹野ちくわぶ

 

 

美しく寂しい黄泉の国で、天上の愛を知るーー...

足が不自由な累(かさね)は、村の飢饉を救うため、幼い妹を残し生贄になることに。
死後の世界で土地神・叢雲(むらくも)に雨を降らせるよう談判する累だが、
叢雲は望みを拒むばかりか、累を乱暴に抱いてくる。
「これが嫌なら、さっさとどこかへ行ってしまえ。頼むから......」
累を傷つけながらも苦しそうに懇願する叢雲に、累はその本心を知りたいと思い始め...。

孤独と傷を抱えた二人の、甘く切なく魂輝く救済愛

 

かわいそうかわいい不憫受け溺愛を深めていくクーデレ神様が好きな皆さま~~!(?)

こちらの受け・累はとにかく不憫。課された過酷な運命の数々に「ど、どうして……?」という嘆きが抑えられません。そんな累を手酷く扱う攻め・叢雲様ですが、彼が人間嫌いになった経緯もまた切ないんですよね。
 
しかし、 叢雲様が累の健気さに徐々に心を開き、2人の関係が徐々に雪解けしていく様子にこちらの心も癒されていきます。

叢雲様が累を認めてからはもう糖度マックス! 背後からがっちり抑えつけて奥をいじめまくるという、神様×人間ならではの体格差を存分に堪能できます♥ ファンタジーということで触手によるイタズラ(事故)もありますよ……。

 

続編ではかわいすぎる2人の赤子とのあまあま家族愛が拝めちゃいます♥

 

甘すぎる神様と花の恋

花を召しませ』作:シロヒト梨太

 


人嫌いの神様×生贄の少年

元はその力で多くの土地に豊饒をもたらしていた神・オブシディアンは、人々の信仰心の薄れから供物を食べず、力を弱めていた。そんな中、日々をけだるく過ごしていたディアンの元に、麓の町から一人の少年・シュクルが、生贄としてその身を捧げにやってくる。どうか自分を食べて、土地を潤してくれと願うシュクルを、はじめは邪険にしていたディアンだったが、その純粋さと健気さに心惹かれ、シュクルを大切な存在として側におきたいと思うようになり――?

 

生贄の少年あるある:自分の身を顧みず他人のためだけに行動する

本作の受け・シュクルも例に漏れず、町のみんなを救うため神様に献身的に奉仕するのですが……。ふわりとつぼみが綻ぶような笑顔がかわいくも儚くて胸キュンが止まりません。どっちが花か分かんなくなっちゃった(すっとぼけ)。

そんなシュクルが身を捧げる神様・オブシディアン様は、神様らしく傲慢で俺様。しかしシュクルに対しては恋に悩んであれやこれやと空回っていたり、男前にぐいぐい迫ったりと憎めない存在です♥ シュクルを貪欲に食べる(意味深)シーンもたっぷり甘さが伝わってきました……。

淡い絵柄と神様に仕える猫たちが可愛すぎて、癒されること間違いナシです!



散歩したのか、俺以外の犬と

生贄のお勤めは、』 作:博士

 


蛍の暮らす限界集落では10年に一度、生贄を犬神様に差し出す代わりに村は守られ繁栄するという犬神教が信じられていた。
村は過疎化が進み、唯一の若者となった蛍は村を守るため生贄として犬神様のもとへ出向くことを決意する。
しかし、犬神様は都内某所の高級タワーマンションに暮らすスケベで横暴な人嫌いで――。

 

限界集落を救うため犬神様の生贄となった蛍。生贄という立場でありながら真っ直ぐにモノ申す蛍と、ツンツンでわがままな神様の攻防がたっぷりと描かれています。
 
本作の魅力はなんといっても多幸感溢れるもふもふの戯れと、圧倒的筆力で描かれる濃密えちのギャップ♥ 犬神様が獣人の姿で生殖器だけ犬のモノにし(※根本が膨らんでいるため射〇するまで抜けない)、腰を振るしかなくなってしまう蛍、エッッすぎて思わず見入ってしまいます。
 
えちシーンはもちろんのこと、犬神様の過去と、蛍に対する想いの切なさもたまらないポイント。ずっと2人で添い寝してて欲しい……(号泣)。
 
傲慢な神様が最後に見せた、犬ならではの嫉妬にもご注目ください♥
 
 

切ないラストに涙止まらん……

翡翠の竜と最後の生贄』作:げそたると

 


竜神に捧げられる“生贄の花嫁”に選ばれた天涯孤独の少年・星桂。ところが、死を覚悟して入った山奥で出会った竜は「自分は神ではない」と言う。星桂は花嫁としての生き方を失ってしまった。途方に暮れる彼を見かねた竜・翠は、山奥で共に暮らすことを提案する。翠との生活の中で自分らしさを取り戻していく星桂だが、竜神信仰にまつわる因果が二人に降りかかり――。時代と種族を超えて愛に辿り着く、究極のファンタジーBL!

 

ドライアイが完治すると話題(超絶主観)の泣ける作品といえばこちら!

村に伝わる因習により竜神の生贄となった星桂ですが、こちらの因習は人間の欲によって曲げられたもの。竜神である翠は生贄を必要としておらず、生贄としてしか生き方を知らない星桂は途方に暮れてしまいます。

そんな星桂を導いてくれる竜神・翠の優しさ、長命の人外ならではの穏やかさがたまりません。
生き方も文字の読み方も知らなかった星桂が、翠の愛により人間として成長していく様子が五臓六腑に染み渡ります。 

 

そして、なぜ「最後」の生贄なのか……ラストに涙で前が見れなくなりました。
心が光でいっぱいになる、疲れているときにこそ読みたい一冊です!

 

「デキる生贄」によるアピールが可愛すぎる

いけにえもんぜんばらい』作:加藤スス

 


名家・渦巻家に生まれ生贄として英才教育を受けた七生は、 111年目の契約更新の日、自らを食べてもらうため 供物として大蛇のもとを訪ねた。 だが大蛇はすっかり人間界の引き籠りスローライフに染まり 「生贄など不要」と七生を門前払いして!? 陰キャ大蛇×努力家イケ贄の絶品捕食ラブ! 描き下ろしは耐久発情期エッチ!

 
 
至上最強にポジティブな生贄といえば彼!?

名家に代々伝わる風習として大蛇の生贄となった七生。しかし決して悲劇の主人公ではなく、生贄としての矜持・気高さを持っているのが最高です。
大蛇にどれだけ邪見にされても目を爛々と輝かせながら「デキる生贄」アピールをしていく様が健気すぎて、思わずニヤニヤしてしまいました。
 
そんな七生のアタックにやや引き気味の引きこもり根暗大蛇。しかし時折見せるデレ顔欲情した表情に、七生への好きが溢れてしまっています。

そして抑えが効かないねちっこい発情期による孕ませえちが激しくて、大変ドシコ申し上げます。一度始まったらもう止められない蛇の執着って恐ろしい……。
 
ピュアさも感じつつヤルことはヤル2人、もうお幸せにどうぞ。


****************


いかがでしたでしょうか?

 

生贄という過酷な運命に置かれながらも懸命に生きる受けチャンの可愛らしさ……そして人間嫌いながらも絆され溺愛し、「誰も触るな」と言わんばかりに執着を極めていくスパダリの傲慢人外っぷりも最高ですよね。

 

愛を知った神様は恐ろしい……なぜなら彼らにできないことはないので。受けチャンの身体を大切にしつつこれからもイチャラブに励んでいただきたいなと思います。

 

攻めから受けへのハイレベルな執着溺愛が拝めるこちらのテーマ、もっと増えろ~~と祈る筆者です。

 

皆さまのお気に入りの生贄BLもぜひ布教いただけますと幸いです♥

関連作家・声優

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP