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BL界の広さに圧倒的感謝…ッ！！

現在、BLというジャンルは無限大に広がっています。中でも、同人作品や、二次創作作品に登場するシチュエーションは、作者のフェチがたっぷりまるごと詰め込まれている宝石箱！
欲望に忠実なシチュの数々は、見ていて爽快感すら覚える潔いエチっぷりですよね♥

しかし、同時に「いいなぁ……このシチュめっちゃ好きだし、同人作品や二次創作ではよく見かけるけど、商業には存在していないだろうなぁ……」とションボリしてしまう商業BLファンの皆様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな悩める子羊の皆さんを救うため、今回は「商業BLに”なさそうである”シチュエーション6選」をご紹介！ シチュエーションと合わせて該当作品も堂々紹介しちゃいます♥

◆目次◆
1.モブkn
2.壁尻
3.鏡セッ
4.催眠理解らせ
5.くっ殺
6.既婚者BL

 

1.モブkn

 
まずは、えち方面での尊厳破壊の極地と言っても過言ではない「モブkn」！
モブに汚される身体がかわいそうで、でもかわいい……！ と好まれる方も多いのではないでしょうか？

しかし、「襲われる推しキャラを愛でる」というよりも「CPの絆」が描かれることが多い商業BLでは、モブknメインの作品は比較的少ないように感じます(ﾒｶﾞﾈｸｲｰ)。

快楽堕ちなんてサイテー♥底なし穴に堕ちる男たち

『イノセント』作：イイモ

 

STORY
教師に導かれ体育倉庫に足を踏み入れた板野。そこで待っていたのは、めくるめく快楽だった…。エロスの中で「純粋」と「美しさ」の本質を問う表題作ほか、集団痴漢プレイ、本当はエロいお伽話など、エロさも切なさも一級品の短編集。

2.壁尻

 
続いては、ちょっと変わったあられもない姿を拝める「壁尻シチュ」！
壁に空いた穴にお尻だけ出ている状態でエチなことをされる、という誰に何をされているか分からない戸惑いと背徳感と羞恥心に煽られる受けの姿にここちんが大盛り上がりするシチュですね。

筆者は壁尻がエチなお仕事として成り立っている世界観も、受けがなんかちょうどいい謎の穴にハマって襲われちゃうシチュも好きです。

いつも犯していた穴の正体は完璧な兄

『壁穴ヘブンホール』作：中川リィナ

 

STORY
優秀な兄と比べられることにストレスを感じてきた裕也は、“壁尻♂専門店”で、立派なTINKOを持つ男たちを犯し、鬱憤を晴らす日々を過ごしている。
ある日、お気に入りの尻を持つ“タク”の手首に兄と同じホクロを発見し、いつも以上に興奮して激しく犯してしまう。完璧人間の兄がこんな場所にいるはずがないのに、妄想は止まらない。もし兄がこんな惨めな格好で尻を赤くしていたら……さいっこうにゾクゾクする！

3.鏡セッ

 
同人作品や二次創作でよく見かける「鏡セッ」！！ こちらはセッ中の受けに鏡を見せ、どれだけ自分が快楽にぐずぐずになっているかを理解らせて恥ずかしさを煽るシチュとなっております♥

筆者、愛されることに慣れていない受けが攻めの手でとろとろになる→その姿を鏡で見せつけられる→自分の恥ずかしい姿に感じてしまう→攻めに「ナカ、締まったね♥」と指摘される→とろとろになる……の永久機関大好き侍と申す。

弱いところ、ぜんぶ見せつけられて…♥

『アンダーマイスキン』作：薄井いろは

 

STORY
久遠は順風満帆なエリートリーマン。けれど、本気の恋を知らないことが、ずっと後ろめたかった。年下なのに、不敵で雰囲気ある大工・佐藤に出会い、〝愛される側〟なんて男として屈辱的なはずが、身をゆだねる心地よさに溺れていく久遠。しかし、本気だと隠さない佐藤は、これまで久遠が女性とダメにしてきたような仮初めの恋愛関係は結びたくないと一歩を踏み出すことを促して…？

 

4.催眠理解らせ

催眠シチュは商業BLでもよく見かけるものの、「理解らせのための催眠」は商業BLであまり見ない気がするのは筆者だけでしょうか？
復讐や、反抗のために催眠をかけ、エチなことをさせてどっちの立場が上なのかを「理解らせ」る催眠理解らせシチュ。

嫌いな相手にエチな自家発電をさせたり、催眠にかかった受けとセッ(一見合意)をしたり……うっぷんを晴らすための乱暴なすけべと、正気を失ってよがる受けでしか得られない背徳感がたまりません！

横暴ヤンキーの本性にtntnがイライラ！

『ハッピーわからせセット ～何が射るかな!?～』作：やみと

 

STORY
陰キャ男子学生・栗橋はかつて可愛かった同性の幼馴染・古河（現在立派なヤンキー）に毎日いじめられていた。「昔は可愛くて僕にべったりだったくせに！」と怒りをこじらせていたが、ある日催眠音楽をかけて古河を思い通りにすることに成功する！存分に仕返しするために、その場で露出オナニーや強制的にフェラをさせて思うままに嬲るのであった……。

 

5.くっ殺

 
男性向けの作品で見ることが多い「くっ……殺せ！」シチュ。負けイベントにおいて、情けを掛けられるくらいなら死んでやる！ と気高き騎士が敵を睨みつけながら発することの多いセリフですね。

しかし、この言葉はいわば凌辱のゴング♥ 美しく高潔なキャラクターが言えばいう程、憎き敵から与えられる快感に打ちのめされてプライドもナカもぐっちゃぐちゃになってしまう未来のフラグがビンビン立ってしまいます。

つよつよ騎士団長が鬼たちに負けるはずがない♥

『男騎士が「くっ、殺せ!」って言うからメス調教してみた』作：故珍子

 

STORY
ペアシュ国と昔からの因縁がある「鬼の国」。姫に変装して鬼の国に潜り込んだ騎士団長、ロゾ・カバリロは、威勢が良かったのも束の間、即堕ちレベルの速さで敗北してしまい……!?触手に、鬼のイケメン宰相に、鬼の俺様頭領に、さらには自国の王子にまで!?男性器もアナルも責められて、どんどん快楽に抗えなくなってゆく騎士団長が辿る運命とは……。

6．既婚者BL

最後にご紹介するのは既婚者BLシチュ！ モラルについて触れるシチュエーションでもあるため、地雷という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのためか、商業BLの中でも不倫BLは数少ない印象です。

結婚しているのに、惹かれてしまう。とんだ裏切り行為だったとしても、自分の心を裏切ることはできない苦しみや切なさ、罪悪感が快感に変わってしまう心境。現実ではやってはいけないからこそ、どのようにフィクションで落とし込むかという点で興味深いシチュでもあります♥

永遠の愛ってなんだろうね

『ヴィクトリアミランの代償』（上・中・下）作：篁アンナ

 

STORY
幼馴染として育った貴斗と梓は親友の域すらこえてしまう“特別な存在”だったが、学生時代のある日を境に連絡を断っていた。数年後、大人気モデル兼俳優になった貴斗が梓が勤めるハイブランドの専属モデルに起用され偶然再会を果たすふたりだった。他人行儀に振る舞う梓に対し、昔と変わらない様子の貴斗。触れられたその手の感覚を覚えている体に気持ちを抑えようとしながらも隠しきれない梓の表情に貴斗は攫うようにホテルへと連れ去ってしまう。"終わったはずなのに"今だけはあの頃に戻れたような気持ちになるがふたりには恋人になれない理由があり――。

ちなみに筆者の好きなシチュは年下(攻め受け問わず)による年上を甘やかしセッです。商業でも二次でも同人でも増えておくれ～～ッ！！！！

担当記者：初夏ラノ 色々あった末幸せを手に入れた2人を腕組みして後ろから眺める夜明けのBLオタク。相手の前で弱る年上は攻めでも受けでも美味しい。