BLニュース

第5位　男前度100％な黒髪刈り上げ受け「財前真澄」

『花鳥風月』シリーズ(7からメインとして登場)
作：志水ゆき 作品詳細

あらすじ
ヤクザの組長・吉利谷は、昔なじみで今は組の顧問弁護士でもある財前に、時々添い寝をねだるが……。大人気シリーズ、吉利谷×財前篇開幕!!

 
たくさんの萌えるCPを楽しめることも魅力の1つであるこちらの『花鳥風月』シリーズ。多くのキャラクターの中でも“推しまくりたい黒髪受け！”と太鼓判を押されていたのが「財前真澄」でした♥

まず「後ろが刈り上げな弁護士の黒髪受け」という性癖の重箱フルコースなビジュのよさみに震え上がったのは筆者だけではないと信じたいです。
昔馴染みでもある組長・吉利谷のプロポーズをばっさりと斬り捨てる潔い姿と、「添い寝友達」の先へなかなか深く歩み寄れない理由のいじらしさがこの髪型ともマッチしていて……(筆者の見解)。

大人として色々な務めをこなす身でありながらも、小さい頃に築いていた絆のきらめきを忘れられず踏み出せない。そんな人間味が突き刺さりまくります！！

第5位　頑なしごでき完璧従者黒髪美人受け「桂木智之」

『憂鬱な朝』シリーズ
作：日高ショーコ    作品詳細

あらすじ
父の死後、十歳にして子爵家当主の座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・桂木智之(かつらぎともゆき)だ。けれど、社交界でも一目置かれる有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。もしや僕は、憎まれているのか──!?　桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!?

 
“語り継がれるべきBLシリーズ”の1つとして君臨している、麗しの主従BLといえばこちらの作品。主である暁人に愛され、無理矢理に熱をぶつけられても静かな眼差しを崩さず、だからこそ目を奪われてしまうキャラクター「桂木智之」がランクインです。

仕事を着々と、淡々とこなす美人で完璧な桂木。しごでき従者受けは黒髪受けが似合うの法則って彼から広まったのではないか？ と筆者は常々考えています。

そんな彼がペースを崩され、冷静沈着な表情が溶かされてしまう瞬間が……何度読み返しても萌えが心臓直撃しますね。冷徹な静けさに惹かれてシリーズを読み、頑なさがほどける瞬間にクリティカルヒット。完敗です……。

第4位　艶めく黒髪の色気とたどたどしさのギャップ！「桐谷佳乃」

『恋をするつもりはなかった』
鈴丸みんた 作品詳細

あらすじ
恋愛経験なしのゲイ・佳乃はもうすぐ三十路。恋することを半ばあきらめていたが、ある日思い切って訪れたゲイバーで銀髪の青年・ロウと出会う。不思議な魅力を持つ彼に惹かれた佳乃は、勢いで身体を重ねてしまい――？

 
黒髪はピュアに見える！ のは確かなのですが、中身がどれだけピュアだろうが“どう足掻いてもえっちに見えてしまう黒髪受け”という神秘も確かに存在するのです……。その筆頭となるのがこの「桐谷佳乃」という男！

三十路ながら童貞処女、キスさえ未経験という生粋のぴゅあっぴゅあにも関わらず、その静かな色気はまるで未亡人！
自身の魅力に無自覚だからこそ起こる「自分なんかを抱いてくれる人がいるのか」という不安と周囲の熱っぽい視線のギャップも危うく、守りたくなっちゃいます♥
一方の攻め・ロウは、百戦錬磨の風格ながら”恋”に関しては問題があるようで……？ ページの最後をめくるまで見逃せない作品です！

第4位　不憫黒髪Ω受けの救済ストーリーに涙…「雫斗」

『嫌いでいさせて』シリーズ
作：ひじき 作品詳細

あらすじ
Ωの雫斗は一人娘のしずくと暮らすシングルマザー。娘を愛する雫斗だが、αに対するトラウマは根深く、番は作らないと決めていた。しかし、むりやり参加させられた婚活パーティーで雫斗を「運命の番」だと言うαが現れる。その場は逃げ帰ったものの、後日新しい勤め先で学校制服姿の件のα・葉月と出くわして!?

 
清らかな印象のある黒髪受けは確かに薄幸美人Ωが似合う。似合うが……どうか幸せになってほしい！！！！！ という黒髪受け愛好会をまるごと救済してくれるシリーズのキャラクターが登場♥
αとの不憫な過去を捨て去り、幸せを掴み続けるまでもがく生き様が美しい黒髪受け「雫斗」がランクインしました！

娘をたった1人で愛し続け、残酷な差別も消えない世界を生きる雫斗。Ωとして、母として段々としたたかさが増していく姿がアツすぎます！
そんな彼の運命だと告げて、必死で愛を伝える年下α・葉月も眩しいんだこれが……。筆者はこのシリーズ自体が”家族の物語”としても愛されている事実自体が尊いと感じています。家族箱推し不可避。

第3位　真面目黒髪受け界のレジェンドDK「佐条利人」

『同級生』シリーズ
作：中村明日美子 作品詳細

あらすじ
合唱祭前の音楽の授業中、同級生でメガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた草壁光。佐条は歌なんかくだらないのかと思っていたが、ある日の放課後、だれもいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿を見た草壁は思わず声をかける…。

 
中村明日美子先生が描かれる「黒」から薫る色気ってあると思うんですよね……。そんな中村明日美子先生の代表作とも言える作品に登場し、爽やかに黒髪を揺らす「佐条利人」が黒髪受け第3位を獲得です♥

バンドで青春を謳歌する草壁と、超優等生の佐条。全く違う世界で生きていた2人の道がひょんなことから交じり合い、ゆっくりと恋になっていく様子は何度読んでも、いつ読んでもキュンキュンしちゃいます……。

佐条の禁欲的な雰囲気から、ふとこぼれ出す色気にドキリとしてしまうこのシリーズ。表情を縁取る黒髪が、その清純なエロティシズム香り立てていると言っても過言ではありません！！！

第2位　令和の強気美人黒髪受け♥とろけるプリティフェイス「楪郁巳」

『ナカまであいして』シリーズ
作：百瀬あん 作品詳細

あらすじ
女子顔負けのビジュアルを持つ楪は、顔しか見ない人間に辟易している。隣の席の常盤はまさに嫌いな人種だった。しかしある夜、出会い系で知り合った男とホテルに入ろうとするところを、運悪く常盤に見られてしまう。その上、男慣れしていると思った常盤がナカを暴こうとしてくるが、実は楪はハジメテで──！？

 
黒檀のように艶やかな黒い髪、雪のように煌めく白い肌、リンゴのように鮮やかな頬……。そんな白雪姫のごとき美貌を持つ令和の黒髪受け・楪郁巳が2位にランクインです♥

顔面良ければ全てよし、なヤリチン・常盤蒼司に目をつけられてしまった楪。毒舌と塩対応で華麗に対応するも、ある日「男に抱かれたい」という欲求を持っていることが常盤に知られてしまいめくるめくえちえち関係へ……。

作中で幾度も言われている通りの可愛すぎる顔と、その顔を縁取るとぅるんとぅるんの指通り(であろう)美しい黒髪。”高嶺の花”という言葉と、学校でのツンツンっぷりがものすごくマッチしています。
しかしベッドの上に行けば綺麗な黒髪も乱れ、快感に正直で淫らな姿を晒して……。やはり強気美人黒髪受けは正義だと再確認させてくれますね。

『抱かれたい男1位に脅されています。』シリーズ
作：桜日梯子 作品詳細

あらすじ
5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…！敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気ないキラキラ笑顔で懐いてくる。警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東屋に醜態をさらしてしまってから立場が逆転！握られた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と提案されて……？