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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2023/08/12 16:00
BL好きなみなさん、
— BLソムリエ@ちるちる編集部 (@BLsommelier_801) July 28, 2023
無人島に一冊しかBL作品を持っていけないとしたら、何を持っていきますか?
リプか引用RTで教えてください
(知りたい方はリプ欄を見てください)
先日、ちるちるの「BLソムリエ」Twitter(X)アカウントにて、『無人島に持って行くならどのBL作品?』 を実施。100件以上の熱量たっぷりな引用&リプライをありがとうございます!
そんな皆さんの『無人島(に持っていきたい)BL』アンケート結果をランキングでご紹介! 絶望的状況で、これだけは擦り切れても読みたい! というBLファンの熱狂が垣間見えるランキングとなっております♥
それもそのはず、実はこのアンケート結果、同率3位が6冊もあるんです。バイブルとして皆様に愛されているBL作品のバリエーションの広さを感じますね(なんなら同率4位は10冊)!
そんな”選べない””広い”BL作品の中でもトップ2に輝いた2作品、3位に輝いた6作品、番外編としてピックアップした2冊をお楽しみください♥
さらに、無人島にBLを1冊しか持っていけないときのために(?)BLファンの皆さん考案の天才的な打開策もご紹介……!? 是非最後までご覧くださいね!
無人島でも死守したい唯一のBLTOP2
第2位 心も身体も甘く慣らされていくド甘SM
第1位 無人島でも振り回し振り回されてる2人を見たい
唯一なんて絞れない!!同率3位BL×6
嗚呼美しき青春よ!とつくにの情景にたっぷり浸るシリーズ
今もBLファンを捉えて離さない名作アンダーグラウンドBL
ハードなプレイが中毒性抜群…続刊も注目のDom/SubBL
純愛に心が洗われる……ほっこりあまあまBL♥
見てくださいこの透明感!一度読めば沼真っ逆さま
15年間愛され続ける、まさに「不朽の名作」
これも持って行かせてくれ!ランキング外2作品ピックアップ♥
誠実すぎる片想いが爽やか切な甘い…柑橘系ボーイズライフ
タイトルとあらすじに偽りナシ!セフレから始まるすれ違いBL♥
『歌舞伎町バッドトリップ』シリーズ | |
作:汀えいじ
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あらすじ
ホストの美山 徹は“心が読める”能力と端正な顔立ちを武器に歌舞伎町でNO.1に上り詰めた。もちろん“心が読める”ことは他人には秘密で。
さらに徹には“メンズモデル・陽川泉輝の熱狂的ファン”というもう一つの顔もあって――…そんなある日、徹は泉輝と偶然出会う。天にも昇る心地の徹は、ほんの出来心で泉輝の心を覗いてしまう。そこには縛られ、ぶたれ、弄ばれる自分の姿が!?
第2位に君臨したのはこちらの純愛度&えち度共にMaxなBL作品! 1巻にも2巻にも票が入っており、BLファンにとって欠かせないシリーズだということが伺えます!
人気モデルの泉輝と、歌舞伎町のホストとして働く徹。関連性0な2人でしたが、徹の読心能力により泉輝の性癖が丸見えに……。新鮮な設定や性癖の組み合わせに思わず手を伸ばした出会いをした方も多いのではないでしょうか?
もちろん、人気の理由は設定だけではないですよね。色気たっぷり、汁感が滲み出るえち描写! 泉輝の愛あるサドっぷりと、泉輝に応えて甘えながら悲鳴喘ぎを上げる徹……2人なりに愛を育んでいるカタチだと分かっているものの、スパンキングや乳首ピアスなど背徳的に見えちゃうビジュアルにぞくぞくニヨニヨが止まりません。SMBL初心者のBLファンが、この1冊でSM沼に漂着していくのを何度見たことか……。
『美しい彼』シリーズ | |
作:凪良ゆう
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あらすじ
無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!
1位を獲得したのは、実写版の大ヒットも記憶に新しい『美しい彼』! ”不朽の名作”といえば絶対に名前が挙がると言ってもいいのではないでしょうか。
凪良ゆう先生が描く、従順に見えて己の清居愛が暴走している平良×俺様に見えて平良に振り回される健気ぶりがかわいすぎる清居のCP。何度読んでもキュンが止まらなくなってしまいますよね♥
シリーズ作の醍醐味と言えば、巻を重ねていくごとに登場人物の心に変化が生まれていくこと。それにつれて我々読者の2人に対する解像度も高まっていく幸せ! 仕事や周囲との関係を通じて、お互いに成長していく様子が健康にいいんですよね……。無人島に全シリーズ持って行ってもいいですか????
『パブリックスクール』シリーズ | |
作:樋口美沙緒
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あらすじ
唯一の肉親だった母を亡くし、天涯孤独になった礼を引き取ったのは、
父の実家のグラームズ家。なんとイギリスの名門貴族で、礼は全寮制
パブリックスクールに通うことに。けれど、そこには寮代表で監督生の
義兄・エドワードが学園に君臨していた! 引き取られたばかりの
幼い頃は可愛がってくれていたエドは、礼が入学した途端、なぜか冷たい。「俺が卒業したら、おまえは日本に帰れ」と言い放ち!?
この作品で、筆者はパブリックスクールという萌えの蟻地獄に囚われました。少年が集うイギリスのエリート校・パブリックスクール。そんな全寮制の学園で繰り広げられる、耽美で歪んだ青春ストーリーです。性癖に刺さらないわけがない。
全ての描写が目に浮かぶように鮮やかなこちらの作品。推しCPを阻む残酷な現実も洗いざらい描かれていて、思わず目を覆いたくなることもあります……。
しかし、身分差や天才故の苦悩もはっきりと描き出されているからこそ、乗り越えようとする姿に胸を打たれまくります。愛とはなんなのか、人を愛するためにはどんな道を辿るのが正解なのかを考えさせてくれる作品です。
無人島から生きて帰ってこれたらこの世界に転生して推しCPの支えになりたいです。
『囀る鳥は羽ばたかない』シリーズ | |
作:ヨネダコウ
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あらすじ
ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。
傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!
今も尚「目が離せない!」を更新し続ける伝説的シリーズがこちら!
「一冊では足りない!! シリーズで無人島に持って行きたい!!」という意見も多く見かけました。
「ドMで淫乱」と評される矢代に、用心棒として付き添うことになった百目鬼。彼らの関係性がじっくりと描かれながらも、裏社会で繰り広げられるアンダーグラウンドなストーリーにはいつ読んでもぞくぞくさせられてしまいます……!
何度読んでも発見がある、というのはこの作品に相応しい言葉なのではないでしょうか。特に、2人を取り巻く生々しく荒々しく美しい男たち。彼らの視点を想像しつつ読み返してみると何度でもニヤケてしまいます。惚れてまうやろ……。
『未熟な僕は支配を乞う 1』 | |
作:音海ちさ
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あらすじ
カウンセラーの白宮は自らがSub ということを隠し、生きてきた。しかし抑制剤も効かなくなり、本能を抑えているために具合は悪くなるばかり…。 そんな時にかつての幼なじみ高雛が職場に訪ねてくる。 高雛は、かつて白宮に“命令”をした初めてのDomで…?! 支配と独占、愛憎入り混じるDom×Sub BL !
今年6月に単行本が発売されたばかりのこちらの作品。それでいて、早くもBLファンの皆さまによって無人島のお供候補に名乗りを上げられています! 新たなDom×Sub作品として強く強く「推されている」ことが分かりますね♥
Domの命令が強ければ強いほど幸せな気分になってしまうSubの律路。自分のダイナミクスを隠してカウンセラーとして生きているものの、強烈な命令を求めてしまうきっかけとなった幼馴染の行瑠と再会してしまいます。
こちらの作品の見どころの1つはハードなお仕置きプレイ! しかし、それを一身に受け止める律路も凄絶な欲求を隠しているんです。
一生自分のものにしたい、一生彼のものにしてほしい……。強すぎる欲求に翻弄される2人が痛々しくも官能的で目が離せません。無人島に行ってもこの続刊を読むために絶対生き残ります。
『タカラのびいどろ』 | |
作:鈴丸みんた
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あらすじ
泣いているところを慰めてくれた大学生・宝のことが忘れられず地元・福岡から上京した大進。再会を果たすも、冷たく突き放され……!?
BLアワード2023にてBESTコミック部門3位を受賞したことでも有名なこちらの作品は、ちょっと語彙力もどうにかなっちゃうくらい可愛い作品です。
ペットを亡くしてしまい、ずっと泣いていたところを宝先輩に慰められた大進。つっけんどんにされても、懸命にまっすぐに想いを伝えようとする大進がひたすらに可愛いんです! しかも博多弁(重要)。方言の暖かさも、どこか懐かしくほっこりさせてくれるんです♥
一方の宝先輩は登場シーンで超塩対応をぶちかましてくるものの、物語が進むにつれてちるちるの「クーデレ」タグに違わぬ甘さを見せてくれます。うーんたまらん。
心の不純物を洗い流してくれる作品なので、サバイバルでメンタルが限界になったときの救世主になってくれるはずです!
『25時、赤坂で』 | |
作:夏野寛子
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あらすじ
新人俳優の白崎由岐(26)は、大学の先輩で超人気俳優の羽山麻水(28)と同性愛ドラマで共演することになった。ゲイ役の芝居感が掴めない白崎は、男に抱かれてみようとハッテン場へ。そこでなぜか羽山に捕まり、相手を買って出られる。〝芝居のためのセフレ協力〟。即物的に始まった関係だったが、精緻な美貌と圧倒的なオーラの羽山に甘く心ごと抱き込まれ、白崎は恋心を自覚した。しかしドラマ撮影は終わりに近づき―――。
至高の俳優×俳優BLと言えばこの2人!!!! 実力派人気俳優と話題の若手俳優な2人が「お相手役」として理解を深めていくお話です♥ ドラマや映画の現場の張りつめた緊張感と、お互いが大事で大事で甘々に求め合う2人の空気感が2度美味しいんですよね。
筆者は夏野寛子先生が描く、美しくも表情豊かな御顔が個人的に超Love……のため、読むたびにキャラクターの透明感抜群な瞳と目が合って居ても立っても居られず天井を突き破ってしまいます。
無人島へこの作品を持って行くとしたら、丁寧に1ページ1ページラミネート加工をおこなってからカバンに入れてください。後生です。
『同級生』 | |
作:中村明日美子
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あらすじ
合唱祭前の音楽の授業中、同級生でメガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた草壁光。佐条は歌なんかくだらないのかと思っていたが、ある日の放課後、だれもいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿を見た草壁は思わず声をかける…。
青春BLと言えば……こちらの作品は欠かせませんよねぇ……?? シリーズ1作目から15年語り継がれ、令和になっても新たな展開でときめきを与えてくださるこちらのシリーズ。草壁と佐条、同級生2人のきらめく青春とその後を描いた色褪せぬ名作です♥
青春溢れる高校生時代から大学生活、そして将来を誓い合うまで。さらにこれからの未来がどうなっていくのか。気になる2人の行く末がシリーズを重ねるにつれて丁寧に丁寧に描かれていて、もっともっと登場人物たちが好きになってしまう作品です!
ひょっとすると現実に転がっているような、ほんの小さな出来事を愛おしく思わせてくれるあったかい読後感。これぞ実家のような安心感。無人島に持って行って読んだ日にはボロ泣きしてしまうかもしれません。
『平野と鍵浦』シリーズ | |
作:春園ショウ
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あらすじ
金髪で風紀委員の平野が後輩でバスケ部の鍵浦とルームメイトになってから半年が過ぎたころ、平野の修学旅行でふたりは久しぶりに離れた場所ですごすことになり…?
超人気「Boys Life」作品『佐々木と宮野』シリーズのスピンオフであるこちらのシリーズ。無人島のフルーツに負けない、瑞々しく可愛さ溢れるDKたちの日常が描かれています!!
バスケ部のわんこ系後輩・鍵浦は、ルームメイトで先輩の風紀委員・平野のことが大好き!! しかし、この「好き」が恋愛として好きなのか悩んだり、「好き」が平野に全然伝わらず「かわいい後輩だなあ」と思われていたりと、もだキュンストーリーが繰り広げられます♥
片想いBL好きにはたまらないひたむきなアタックと、「受け入れられない」という言葉から生まれるきゅっとするような切なさ。それでもゆっくりと、じっくりと、関係が変化していく2人が尊くて尊くて……もう一生見守らせてくれ~~!!!!
『先生で、セックスの練習していい?』 | |
作:麻生実花
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あらすじ
初恋の相手である親友から、彼の甥である大河との同居を頼まれてしまった槙原。突然の無茶振りにとまどい「絶対ムリ」と断ろうとするが、大河はなぜか同居にものすごく乗り気で!?おまけにゲイであることがばれてしまい、誰にも言わないかわりにエッチの練習相手をすることに……!! 初めての身体を奥まで探られ、快感に震えさせられて……。
「初恋相手の甥っ子」と「エッチの練習相手」……。タイトルとあらすじだけで「癖刺さり」を確信した皆さん。安心してください、この情報に違わぬどエッチ作品です♥
ゲイだということがバレてしまい、初めてなのに同居相手にセッ!!!! の練習相手認定されてしまう槙原。しかも槙原は大河が通う学校の教師という萌え属性がてんこもりなんです。
甘い禁忌を重ねつつも、それをものともせず槙原にアタックしていく大河。しかし、完璧っぷりが崩れてしまうシーンのギャップも魅力的で読者もぐや”じい”……と泣き叫ぶ羽目になります。
そしてなんといっても槙原の美貌!! 国宝です。こんな教師がいていいんですか? やったぁ!! 時に大河とすれ違いながらも、いざという時はそっと寄り添ったり包み込むような安定感を見せてくれるところが”先生”で燃えますね♥
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いかがでしたでしょうか? 本への海水&日焼け対策をしてでもなんとかこれだけは持って行きたい!! という一冊は見つかりましたでしょうか?
これからも、自分にとっての『無人島(へ持っていきたい)BL』があればそれを大切に。まだ見つかっていない人は、これからの出会いを楽しみに生きていきましょうね……!!
それでは最後に「強すぎる」BLファンの皆さんによる「無人島にBL1冊しか持っていけない問題」への対策コメントをご紹介してお別れいたしましょう♥
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「雑誌を持っていく」
生きて続きを読みたい! と考えることで、頑張って生還するモチベーションになるかも。
「持っている紙のBL全てをガムテなどで固定し、無理やり1冊として持っていく」
このコメント5人分見かけました。 人によっては広げたアコーディオン15個分とかになっちゃいますね。鈍器やんけ。
「好きなページだけ切り取って無理やり1冊にする」
スクラップブックみたいになりますね。筆者、脈絡から生まれる尊さを読み返したくて血の涙を流すかもしれません。
「シリーズものをファンが1人一巻ずつ所持し、ファンのみんなで無人島へ流される」
青い空、漂着するので場所代も(多分)タダ、周りを気にせず推し会ができる……無人島、もしかして推し会に適しすぎているのでは????????
「サバイバルBLを持っていく」
生存戦略。
※2023年8月12日追記:本文内に一部誤りがございましたので、訂正いたしました。ご迷惑、ご混乱をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げるとともに、ご指摘いただきましたことを厚く御礼申し上げます。
担当記者:初夏ラノ |
コメント3
匿名3番さん(1/1)
無人島生活と言えば、トム・ハンクス主演のキャストアウェイを思い出します
鬱展開のない小説を持っていきたいです
匿名2番さん(1/1)
おもしろい企画ですね
私だったら~?を考えたくなります!
尚、「未熟な僕は支配を乞う」の作者は音海ちさ先生ですね
(既にご指摘上がってますね)
後、とつくにの情景という言葉!初めて聞きましたー
分からなくて調べてしまった・・・
勉強になりました~
匿名1番さん(1/1)
本文に『未熟な僕は支配を乞う 1』の作家名が間違っています。