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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2023/09/14 14:22
BLアワード2023 BESTコミック1位受賞作品『体感予報』の実写ドラマが始動!!!!!!! 今年イチ注目されたあまあま不器用カップルが、BLファンの味方、ドラマシャワーで3次元に……。発表された瞬間は沸きに沸きました。
そんな興奮MAXのちるちる記者の元にある招待が。
ドラマ『体感予報』広報担当者様
「もし良ければ、ちるちる編集部の皆さんもエキストラとして参加しませんか?」
え、エキストラ体験〜〜〜⁉︎
ということで、なんと筆者、『体感予報』の撮影現場を体験してきちゃいました......!
未だにどういうことなのか事態を吞み込めていないのですが、とりあえず言えるのは「解釈一致の大宴だった」ということ。
推しカプのモブになるという禁忌の体験に瀕死の筆者ですが、こだわりにこだわりを重ねて2人の世界が作られていく様子に胸が熱くなりました。
ありのまま起こったことを話すぜ……。キャストさんのわちゃわちゃまで全~部大放出です!
1.万さんとの相談シーンに潜入!BL界最高の女性キャラに圧倒
2.指先まで完璧インストール!ホンモノの「葉」が三次元に降臨
3.瀬ケ崎役の樋口さん登場! スーパー戦隊コンビのわちゃわちゃにガッツポーズ
4.2人から溢れて止まない「本気」にギュン
今回ちるちる記者が潜入したのは第5話、万さんと葉のビデオ通話「ちょ~ハイスペのかれぴに愛されすぎてつらンゴ~~」シーンの撮影! ドラマではカフェのシーンにアレンジされます。
今回エキストラとして参加した筆者は、カフェのお客さんとして2人のいるテラスが見える席にスタンバイ。
「喋るフリを自由にする」だけがこんなに難しいなんて……。俳優さんってスゴイ。
何が難しいって、テラス席の美男美女から「ちょ~ハイスペのかれぴに愛されすぎてつらンゴ~(超カワボ)…って言ってる?(低音)」って聞こえてきたら、耳を澄ませずにいられないんです!!!
内容めちゃくちゃ気になる、でも目の前の人とも喋らなきゃ…というモブの気持ちを完全に理解しました。
モブとして2人の演技に耳を澄ませて驚いたのは、聞くだけで分かる2人の「オタ友」感。松村沙友理さん演じる万さんは、外見はフレッシュな爽やかさなのに声色と喋るスピードで完全にオタクだと分かるのはどうして……?
ほんわか可愛い声で悩むダヨちゃん、ハツラツと早口で咤激励する万さん、2人の「同志感」が店内までビシビシ伝わってきました。
そして何としても伝えたいのは、指先まで葉をインストールした増子敦貴さんの演技!
原作の葉の「ずっと濡れてる目」が大好きな筆者ですが、テラス席をチラ見すると……濡れとる! 瞳がウルウルしとる! 「健気に潤んだ目」って現実に存在したんですね!? とあまりの再現度に驚いてしまいました。
スタッフさんも増子さんの「葉らしさ」に太鼓判の様子。それもそのはず、テスト撮影後も、スタッフさんとの話し合い中も、集中している増子さんは佇まいから憂いのあるまつ毛まで完全に葉そのままなんです! もはや棚田葉役の棚田葉では……?(?)
そんなお2人のほわっほわな雰囲気に癒されていた筆者ですが、小物の配置調整、日の光の調整などなどスタッフさんたちが常に動き回っていることに気付きます。
その中で、朗らかな雰囲気のまま、スタッフさんたちと沢山話し合いながら何度も葉と万さんを演じるお2人。
ニコニコしてても、全員本気(ガチ)だ……!
いい作品を作ろうと、チーム一丸となって真摯に向き合っている皆さんの熱意を感じました。私たちオタクのバイブル(原作)をよろしくお願いします……。
撮影が白熱する中、前のシーンを撮り終えた瀬ヶ崎役の樋口幸平さんが現場に登場!
周りに声をかけながら颯爽と通り過ぎる樋口さん。∞等身? というほど完璧なスタイルに、目が点になりました。
それまで真剣そのものだった増子さんが、樋口さんに声を掛ける時だけ一瞬超フランクになったのも見逃しませんでしたよ(大歓喜)。
実は一年違いでスーパー戦隊のヒーローを演じられているお2人。以前から面識があったそうです。
演技に関するお話をたくさん聞かせて下さる樋口さんの元に、増子さんも合流します。
すると、2人が並んだ途端、「瀬ヶ崎×葉」の完璧な身長差が出現!!!!! ここまで計算され尽くしていた……? キャスティングの妙に息を飲みました。
樋口さんを指差し「僕年上! (樋口さんは)一個年下!」と身長差を不服そうにする増子さんのキュートなこと!「ウケてへんて」と思わず関西弁になる樋口さん、「こういうお笑いでやってるんです」とニコニコで謎の発言をする増子さん……。
突然始まったテキパキ関西弁&ほんわか標準語のバランス最高な掛け合いに、お互いに対する「信頼」を感じました。メインキャストお2人のケミストリーも最高だなんて……。この2人の距離感が、「不器用両片思いカップル」のキュンを形作っているんですね(涙)。
外では王子様&家では俺様な瀬ヶ崎の口調、振り幅が大きいだけに演じるのがかなり難しそう……。と、演技の秘訣を伺うと、リアルに演じるため、プロの気象予報士としての話し方も勉強し、瀬ヶ崎の「俺様」な喋り方もたくさん研究されているそうです。
爽やかな声色、溢れる本気と強い眼差しがあまりにも瀬ヶ崎。確かにこのお方のウェザーニュースは視聴率100倍だろうな…と一人でウンウン頷いてしまいました。
また、撮影の合間にご挨拶をしてくださった増子さんからも「良いBLになるように頑張ります」と心強すぎる言葉が。
この静かな情熱も完全にダヨちゃんなんだよな~~~~~! 全BLオタクの魂が大歓喜です。
主演のお2人から感じる、溢れて止まらない「本気」。演技中以外の仕草から「瀬ヶ崎」と「葉」の雰囲気が漂っているのも、丁寧に演じようと努力されている証なのだなと思わされます。
最高のBLドラマは、計り知れない努力の上に成り立っているんですね……。もうテレビに足を向けて寝られません。
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約3時間半かけて、ワンシーンの撮影が終了! ただ座ってしかいなかった筆者ですが、謎の達成感に包まれました。暑い中、懸命に撮影をされていた皆さん、本当にお疲れ様です……!
ドラマの撮影現場に潜入させていただいたのは今回が初めてでしたが、最も感じたのは、作品に対する「愛」。役作りをはじめ、細かい演出やカット割り、カメラワークまでこだわって撮影されており、スタッフの皆さんの情熱をひしひしと感じて胸がいっぱいになりました。この記事から、少しでも皆さんの情熱が伝わっていましたら幸いです!
ドラマ『体感予報』は、MBSなどの地上波放送ほか、TVer・MBS動画イズムで1週間見逃し配信中。第5話には、筆者・ぽみことちるちる編集長・大福がエキストラとして出演しています! 見かけたらぜひコメントでご一報ください……。
【第5話あらすじ】
夏の眩しい日差しに照らされながら、漫画の打ち切りを告げられた葉(増子敦貴)は悲しみに打ちひしがれていた。見かねた瀬ヶ崎(樋口幸平)は献身的に世話をするが、いつもと違う彼の優しさに却って戸惑う葉。一方、万さん(松村沙友理)は葉にバイトの話を持ちかける。それは泊りがけで一緒に瀬ヶ崎と葉がモデルの漫画制作を行うというもの。「お前に漫画の仕事がなくなろうが、どうでもいい」と言う瀬ヶ崎の言葉に反発を覚えた葉は……。
出演:樋口幸平 増子敦貴(GENIC) 水石亜飛夢/松村沙友理
原作:鯛野ニッケ「体感予報」(リブレ ビーボーイコミックスDX)
監督:加藤綾佳 船曳真珠 安村栄美
脚本:高橋名月 船曳真珠
製作プロダクション:ヒューマックスシネマ/協力プロダクション:NeedyGreedy
オープニング主題歌:GANG PARADE「Traümerei」(FUELED BY MENTAIKO / Warner Music Japan)
音楽:渡辺亮希 小内喜文
製作:「体感予報」製作委員会・MBS
公式サイト/公式Twitter/公式Instagram
推奨ハッシュタグ:#ドラマ体感予報 #せがだよ
【放送情報】
番組名:ドラマシャワー『体感予報』(全8話)
放送局:MBS、テレビ神奈川、群馬テレビ、とちテレ、テレ玉、チバテレ※CS放送:LaLa TVでも10月15日(日)に放送予定
放送日時:2023年8月10日(木)初回放送スタート!
配信:TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり(全8話)
【BLドラマレーベル「トゥンク」公式チャンネル情報】
ドラマの放送に合わせてメイキングや特別コンテンツを随時配信。現場の様子やここでしか見られないキャストの顔が盛り沢山!「トゥンク」過去作品の本編も続々追加中!
レーベル公式サイトはこちら
(C)「体感予報」製作委員会・MBS
「明日は晴れなので、この男は俺を抱くだろう」
人気上昇中のイケメン気象予報士・瀬ヶ崎の正体はとんでもない暴君だ。崖っぷちエロ漫画家の葉はそのことをよく知っている。
なぜなら葉は瀬ヶ崎と同居し、家事全般…その他いろいろを担っているから。こんなことになったのも、漫画家として売れない葉の衣食住を保証してもらうため『瀬ヶ崎の言うことを全部聞く』という契約をしてしまったからで!?