BL臭、ホモ臭ただよう作品や表紙が……11月15日にプリンセスコミックス(秋田書店)から『跪いて靴を舐めろ』/天河藍
が発売される。しかしこの表紙画像、どうみてもBLとしか思えない。
あらすじを読んでみると
高慢・傲岸・豪奢な主人(マスター)、花華院麗一郎に仕えることになった超絶イケメン・久住久太郎は、記憶を失っていた。麗一郎から自分の過去を知らされ、衝撃を受ける久太郎。しかし麗一郎自身にも、とんでもない秘密が……!? 美麗主人とイケメン下僕の絶対服従S&M(スレイブ アンド マスター)ロマンス!!
と普通に読むと、主従BLかと思ってしまう。
が、実際はどちらかと言えば男女モノの物語となっており、さらには人によっては地雷とおもわれる設定がある。
少女漫画レーベルがここまでBL寄りの表紙にするのは、やはり商業BLが好調なことに理由があるのではないかと思われる。
また先月から『月刊プリンセス』(秋田書店)でスタートした『薔薇王の葬列』/菅野文
も実にBL臭が漂ってくる。1話目はほとんどBLっぽさはなかったが、本日6日発売「2013年12月特大号」に掲載の2話はにわかにホモを帯びてきた。
ウィリアム・シェイクスピアの『リチャード三世』を原案にしたダークファンタジーで、薔薇戦争の時代、両性具有の我が身を呪うリチャードの数奇な運命を描いていく。
というストーリーだが、主人公であるリチャードの、『ワタモテ』の黒木智子を彷彿とさせる問題児かつ総受けキャラがなかなか美味しい。
ここ1年間、若い読者開拓を目指して誌面刷新を続けている『月刊プリンセス』だが、このまま突き進むとBL連載もスタートする?かもしれない。
ちなみに今月号は『王家の紋章』コミックスふう伝言BOOKが付録で付いている。名場面をモチーフにした豪華連絡メモなので、これはかなり買いだ。
プリンセス 2013年12月特大号 - 秋田書店
天河藍「跪いて靴を舐めろ」第1巻 菅野文最新作「薔薇王の葬列」第1話無料公開キャンペーン実施中!!谷川ニコ「ワタモテ(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)」 - SQUARE ENIX
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