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「対面」するのは座位だけではない!対面立位とはなんぞや
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2023/06/20 16:00
◆目次◆
・BL漫画を読むと視点がたくさん分裂しがち
・セッフラグセンサービンビン
・商業BLを嗜むと推しカプ左右固定派→逆カプありに
・ハッピーエンド至上主義だったのに闇、鬱展開の良さに目覚める
・受けに雄っぱいがないと物足りなくなる
・「黒髪は攻めか、受けか」は一生もめる
・修正の種類でレーベルが分かるようになってくる
切ないBL漫画で受けがかわいそうな目に遭ったらその境遇に感情移入して自分のことのように辛くなったり、攻めが受けの健気さやかわいさにときめいているシーンは攻め視点できゅんきゅんしたり、2人がいちゃいちゃちゅっちゅしているシーンは壁になって息を殺しながら2人を見守ったり……。BL漫画って読んでいると視点が3つにも5つにもあちこち分離していっちゃいますよね。
筆者は個人的に意地っ張りな攻めが受けに素直に想いを告げられないシーンを見ると攻めの男友達になった気持ちで応援したり、ぽやぽやしてドジしちゃう受けを見てはモンペになってただひたすらかわいいかわいいと甘やかしたりして(妄想の中で)、様々な視点から作品を楽しんでいるのですが……。
皆さんはBL漫画をどの立場で見ることが多いですか? また、作品をより楽しめるお気に入りポジションがあったら教えてください!
◎セッフラグセンサーがびんびんになる作品→『ブラットテイマー/キング』
STORY
「Dom」「Sub」という第2の性が存在する世界──会社員のシノは底辺ランク外のSubと診断されて以来、パートナーが見つからず自信をなくしていた。ある日、偶然出会ったのがランクSSSのDom・アオハ。彼の目に吸いよせられるように近づいたシノは気絶してしまう。アオハのコマンド(命令)は、シノの体に心地よく響いて──!?お試し?本番NG?利害からはじまる甘いプレイ。お互い我を忘れるほどの一夜は、つづいていき…… 支配して支配されの関係に、愛は芽生える?
「推しカプ、至上主義。」「左右固定、絶対。」だった同志が、更にBLを極めるために商業BLを読み漁るにつれて逆カプ、他カプもいけるようになったと報告を受けたのですが……。皆さまも同じような経験ありますか?
確かに、商業BLは様々な攻め、受けの属性、設定、性格まで幅広く展開しているため、「これまで絶対ヤンキーは攻め派だったけど受けもいいかも……。」「年下攻めの下剋上もアリだわ」などと自らの新たな性癖を開拓していく良い機会となるのかもしれません。
筆者もリバ絶対NG派だったのですが、はらだ先生の『ハッピークソライフ』と出会ってから、いやリバもありかもしれん……と推せる組み合わせが増えたので、よりBLを楽しめるようになりました!
今よりもっと性癖開拓したい! たくさんの推しカプを発掘したい! という時はぜひお試しに商業BLを読む機会を増やしてみてもいいかもしれませんね♥
◎リバが楽しめる作品→『ハッピークソライフ 1』
STORY
深夜のオフィスでの特殊ハードプレイが社長にバレてド田舎に左遷&降格というエリート街道から転落してしまった粕谷は一刻も早く業績をあげて都会へ返り咲く決意をするも、町のみなさんが集まる飲み屋で左遷の理由でもあるお尻大好きなことを隣人のクソニート・葛谷に赤裸々に暴かれてしまった! 人としての尊厳を失って打ちひしがれる粕谷に葛谷が笑顔で一言。
「アナルめっちゃ気持ちいいもんな!!!」
ただ推しカプの幸せを拝みたい、2人のいちゃいちゃ甘々なシーンを垣間見られることこそが至福。
そんな風に純粋に2人のハッピーライフを堪能していた時期もありました……。
今では「推しカプ 死ネタ」「推しカプ 凌辱」等の不穏な検索ワードがスマホの某アプリに残っているんですが、なぜ⁉
だんだんいちゃいちゃ供給に慣れてきて、甘いの食べたら次辛いの食べたくなるみたいな感覚で、闇に手を伸ばしたら最後! もうズブズブとメリバ沼です……。
かわいそうすぎる仕打ちにあい悲惨な運命を辿りながら、最後には2人だけの永遠の世界へ……。ああ、尊い。幸せは一瞬、運命は儚い方が美しい。みんなで入ろう、肩まで浸かろう、メリバ沼……。
◎メリバエンドが楽しめる作品→『心中するまで、待っててね。 (上)』
STORY
大好きだった近所のお兄ちゃんが、“成長しない”体で戻ってきた!?お人よしで皆に愛される福太は、子供の頃の記憶が一部欠けている。それは憧れていた葵兄ちゃんの記憶。得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが昔と変わらない姿のまま現れて――!?失った記憶。それは思い出してはいけない過去。連載時から賛否両論! ハートフル不穏BL、謎かけ編。描き下ろしは念願のほっこり食卓が実現――?
男性に女性の胸フェチの人が多いように、BLオタクは本能で雄っぱいを求めてしまうというもの!!
そして、BLを読み漁っていると出会っちゃうんですよね~、自分好みの良質な雄っぱいに!
例えば、結構カラダががっしりして男らしい人の雄っぱいに限っておっきく発達してる傾向がある気がします。良質な筋肉は柔らかいんですもんね! てことは、鍛えてれば鍛えてるほど体のマッスル度に反してふわふわ巨乳に育っていくってこと⁉ エロすぎないか⁉
雄っぱい揉みたいー(攻めが)!! 雄っぱいに挟んでほしいー(攻めのtnkを)! 雄ーっぱい、雄ーっぱい、雄ーっぱい、雄ーっぱい、雄ーっぱい、雄ーっぱい……。
◎受けの雄っぱいが楽しめる作品→『セックスセールスドライバー』
STORY
ヤケ酒からの大泣きじゃくり、鼻水、嘔吐…薄れ行く絶望的な意識の中である人の胸にすがりついた恋ヶ谷(24)は、目を覚ますと見知らぬスマホを片手にホテルの一室に転がっていた。呆然と周りを見渡していると奥から出てきたのは半裸バスローブ姿の想い人・ハゼ。ゴミ箱のティッシュ、脱衣所の衣類を前に「恋ヶ谷くんが全裸な訳はなんでだと思う」?と意味深な質問を投げかけるハゼの雰囲気は妙に色っぽく事後そのもので−−!?
BLオタクの永遠の命題をここに提唱したいと思います。結局「黒髪は攻めか、受けか」⁉
これに関してはどんなに気心知れた、気の合う仲間とBL談義を交わしていても、意見が合ったり決着が着いたことがありません!
筆者は完全に黒髪は受け派で、受けたる所以はその、黒髪から考察できる純粋無垢さ、素直さ、儚さ、美しさ、あざとくない天然の可愛さという魅力が、完全に筆者の受け理想像にどんぴしゃに当てはまるからなんですよね。
逆に黒髪攻め推しのBL仲間に魅力を聞くと、男らしい、クール、硬派、スパダリに違いない、抱かれたい、抱いてほしい、抱いてくださいお願いします、というように、とにかく男前な黒髪攻めに(受けを)抱いてほしいと感じていることが分かりますが……うーむ、でもやっぱりこれは譲れない!!
黒髪に関してこだわりの持ってないオタクって、ほんとにいないですよね。容易に解釈一致することがないBLオタクの永遠のテーマです……。
◎(筆者推し)黒髪受けが楽しめる作品→『この手を離さないで』
STORY
とある問題を起こし、αのエリート校から一般校へ転校してきた晴斗。季節はずれの転校生に色めき立つ教室で1人だけなぜか当たりが強い、生徒会長の雅と出会う。まるで正反対な性格と境遇の2人は、反発しながらも強く惹かれあい次第にお互いの心の奥へと踏み込んでいく。しかし、晴斗のフェロモンにあらがえない雅の身体は、やがてコントロールがきかなくなっていき――。未熟で、痛くて、壊れそうなーー美しき青春の日々。
◎黒髪攻めが楽しめる作品→『オールドファッションカップケーキ』
STORY
寝て、起きて、仕事をする──それだけの毎日、それだけを好きで選んでいる自分に最近少し憂鬱な39歳・野末。ちょっと無愛想だけど信頼厚い部下29歳・外川は、そんな野末が気になる。ひょんなことから、女子で賑わうパンケーキのお店に2人で行くことに。ここから、外川による野末のためのアンチエイジング大作戦が始まった。休日まで野末のために時間を割く外川に「なぜ」?が募っていく野末だが…!?
◎ぐしゃぐしゃ修正が楽しめる作品→『ロストバージン how to sex 上』
STORY
超売れっ子のオネェタレント蝶子こと長治と
晴れて恋人となり、お忍び交際が始まった若手俳優の江本。
人生で初めての"彼氏"にドキドキしっぱなしながらも、
自分のペースに合わせてくれる長治と一緒に過ごすうち
役者的にも精神的にも成長し釣り合う存在になりたいと思うように。
そんななか、映画のヒットとバラエティー番組出演を機に
江本の人気が急上昇! 世間からの注目度がどんどん上がるにつれて
この関係がバレて長治に迷惑をかけるわけにはいかないと考えるが
長治にべったりな共演者が現れたり、男同士の濡れ場撮影があったり
余裕も自信もなくなっていく自分に長治が愛想を
尽かしてしまうのでは、と不安が募ってしまう江本で――?
コメント1
匿名1番さん(1/1)
ハッピーエンド至上主義だけは変わらないなあ。他はあるあるとうなずいたけど。