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タスケテ…あまりのデカさに圧死確定!男同士のクソデカ感情パラダイスなドラマ5選

2022/12/20 16:40

3次元コンテンツにもクソデカはたっぷりあるんです



「クソデカ感情」とは、言語化不可能なくらいに複雑でバカデカく、重たい愛情のこと。
ここで言う愛情とは「恋愛感情」だけでなく、友愛や忠誠、憧憬に親愛。強い嫉妬心や憎悪の感情など、ネガティブな感情の矢印も「クソデカ感情」と言えるでしょう。

前回はクソデカ感情が拝めるアニメをご紹介しましたが、記事を書いているうちにドラマ版も書きたくなってしまったので、やります!

\クソデカ感情パラダイスなドラマ特集/

オタクの大好物である一言では片づけられない関係性が、国内ドラマでも多数見られちゃうんです♥ 何度目を擦っても公式で慄く、男同士のクソデカ感情が堪能できる関係性を、非BLの国内ドラマ作品から集めてみました!

普段ドラマをよく見る方もそうでない方も、これを機に気になる作品を見つけるお手伝いができれば幸いです♪
 

※本編の多少のネタバレを含みますのでご注意ください。

 

◆目次◆
1.お互いがお互いの唯一なんだなぁ
2.正反対の2人が通わせていく信頼
3.このきらめきを噛み締めて
4.このクソデカは消去できません
5.常識も非常識も君とならばぶち壊せるよ

 

いくら離れようとお互いがお互いの唯一なのです

 

最初にご紹介するのは、2022年秋クールにTBSにて「日曜劇場」枠で放送されていたドラマアトムの童

安積那由他(演:山﨑賢人)は個人でゲームを制作する、天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される存在ですが、とある過去から、物語冒頭ではゲームから離れて自動車整備工場で働き、ほそぼそと暮らしています。

そんな中、廃業の危機を迎えていた老舗玩具メーカーの「アトム玩具」は、一発逆転の経営再建をはかり、ゲーム制作へ挑戦します。資金もゲーム制作のノウハウも持たないアトムは、ゲーム業界の手垢がついていない孤高の天才・「ジョン・ドゥ」とコンタクトを取ろうと奔走するところから物語は始まります。

 

今回注目するのはこちらの2人。

 

 
ネタバレ注意!

実は「ジョン・ドゥ」2人組
菅生隼人(演:松下洸平)は那由他の親友であり、ゲーム制作における唯一無二の相棒でしたが、2人の共通の親友・公哉の死をきっかけに、2人は1度解散の道を選びました。


2人が作ったゲームを売り込む担当だった公哉は、売り込んだ先の大企業SAGASの思惑にハマり、ゲームを売り込むハズがSAGASにゲームの機密情報を奪われてしまったのです。責任を感じた公哉は自殺。これを機に那由他はゲーム作りから離れ、隼人はいつか復讐をするため、公哉の死のきっかけを招いたSAGASに入社することに。

 

那由他はその後、アトム玩具再建を図る社員たちの熱量に感化され、アトムに入社しゲーム作りを再開します。そのため、物語冒頭ではアトムの社員として勤める那由他と、アトムの買収を目論む企業「SAGAS」の社員だった隼人の2人はかつての親友でありながら、敵同士だったのです。

 

そうして一度道を違えた親友と「アトム玩具」でまた一緒にゲームを作ろうと自分の元に呼び戻そうとする那由他の呼びかけと、それに応える隼人のアンサーが本当にアツくて……。聞いてください。

 

バカだな、お前! 俺がここにいんだろ! また一緒に作ればいい。しゃくだけどさ、俺……お前と一緒に作っている時間が1番楽しいんだよ。俺はもう1回、隼人と一緒に作りたい。お前じゃなきゃダメなんだよ!」←!?!?!?


「しゃくだけどさ、俺もお前とゲーム作るの、やっぱ楽しいわ。ていうか……俺がいないと那由他、全然ダメだもんな」←!?!?!?!?!?!?!?!?!?


文字に起こすとマジですごい。なんだこのクソデカ感情は……。


那由他が出した1の奇跡的なアイデアを100にして現実に持ってきてくれるのが隼人の存在。2人でいれば最強なのです。しかし、ここでまるく収まらないのが日曜劇場。波乱万丈な展開にハラハラドキドキ、毎話心臓が痛くなること間違いなしです。


「オレは隼人と一緒にゲーム作ってたい。ずっと『ジョン・ドゥ』でいよう」


早く皆さんもここまでたどりついてくださいね(沼の底)。
アトムの童Paraviで絶賛配信中です!



正反対の2人に宿る、確かな信頼

 

 

続いてご紹介するのは、こちらも2021年夏クールにてTBS『日曜劇場』枠で放送されていたTOKYO MER〜走る緊急救命室〜

 

東京都を舞台に、最新の医療機器とオペ室を完備した緊急車両・「ERカー」で、危険に満ちた重大事故・災害・事件の現場に駆け付け、救命処置を施す救命救急チームの活躍を描いた本格救命医療ドラマです。

 

今回注目するのは、危険を顧みず果敢に目の前の命を救う、圧倒的光属性のスーパー救命医であり、TOKYO MER のチーフドクター・喜多見幸太(演:鈴木亮平)と、そんな喜多見のやり方に反発するクールながらも底に熱い思いを秘めている医系技官・音羽尚(演:賀来賢人)の2人!

 

 

ネタバレ注意!

音羽は、医師免許を持ちながら厚生労働省に勤務している官僚。都知事の管理下にて発足したてのMERの評価をそばで行うために厚生労働省から派遣されてきました。しかし、その裏では都知事と対立している厚生労働大臣から「MER解体」の密命を受けているスパイなのです。

 

音羽の立場を知りながらも真っ直ぐに医師としての信頼を寄せる喜多見。喜多見の「全員助ける」という青臭い理想を現実に持ってこれるような、卓越した医療技術と、真摯に命に向き合う姿勢に感化され、次第に自分の立場に葛藤しながらも音羽の方からも心からの信頼を喜多見に寄せていく過程がたまらんしんどい。
音羽先生、最強のツンデレなんですよ。本編を見て悶えてくれ。

 

「このチームがいるってだけでみんなが安心する。TOKYO MERはそういう存在になりたいと思っています


という、1話で喜多見が放ったこの言葉に対してクールに「理想を語るのは気持ちが良い」と皮肉をこぼしていた音羽でしたが、MERが解体の危機に瀕してしまう最終話では

 

「このチームがいるというだけでみんなが安心する。TOKYO MERはそういう存在に成長しました


音羽は喜多見が1話で放った理想論を一言一句違えず、MERの活動の進退が問われる会議で言い切りました。(本編ではもっと長いセリフなのですが一言一句......覚えていて......うぅ......)


2人が背中を預け合いながら人の命に向き合っていく姿に毎回心を打たれること間違いナシです!

そして本作はなんと! 2023年4月に劇場版の公開新作SPドラマの制作も決まっております!



TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 は、Paravi にて絶賛配信中! 視聴済みの方は復習、未試聴の方は予習ということで、一緒に劇場公開を楽しみに待ちましょう♪



たった一瞬のこのきらめきを食べ尽くそう2人でくたばるまで

 


続いてご紹介するのは2020年6月よりTBSにて放送されていたドラマMIU404

事件発生から24時間以内で初動捜査を遂行し、犯人検挙に挑んでいく「機動捜査隊」が舞台の刑事ドラマです。

 

今回注目するのは主人公であるこちらの2人!





刑事としての常識が欠けた破天荒さを持ち、考えるよりも先に体が動いてしまう伊吹藍(演:綾野剛)と、捜査一課にて活躍していた過去を持つ、優秀で理性的な志摩一未(演:星野源)。対照的な気質を持つ2人が、事件に向き合う中で信頼を寄せあっていく、バディもの好きにはたまらない展開の連続が見どころです!

 

ネタバレ注意!

志摩には相棒を失った過去があり、その責任は自分にあると自分を責め続けていました。
伊吹に対して「お前は長生きしろよ」と声をかけたり、自分の命をないがしろにして犯人と対峙したりと物語序盤はどこか闇が漂う雰囲気。

 

志摩の過去を知る周囲に、詮索するのをやめるように言われる伊吹ですが、「1個1個、大事にしてえの。諦めたくねえの。志摩と全力で走るのに必要なんすよ」と、志摩を理解することを諦めない伊吹の姿勢にグッときます。そのまま伊吹は誰も知ることがなかった、志摩の元相棒に対する「最期の思い」にまでたどり着きます。

それが明らかになった時の志摩の表情に、「俺の生命線は長い!」と志摩に手のひらを差し出して強く笑う伊吹に涙……。なんとしても6話のこの名シーンまでは絶対に見ていただきたい……。


最終回には見ているこちらが言葉を失うほどのクソデカ感情が待ち構えているので心してほしいです。


「銃声を聞けば伊吹は起きる。目が覚めて、俺が死んでたら。俺の相棒は、伊吹はお前を絶対に許さない」


「おい、相棒。返事しろよ」


Paraviでは、放送本編に加えてディレクターズカット版も絶賛配信中♥
amazon primeDisney+ でも視聴可能!
息を呑むような展開の連続はまさしく情緒のジェットコースター。気が付いたら一気見していた現象が起きてしまうことを約束します!



人の最期に向き合う2人

 

 

続いてご紹介するのは、2018年夏クールにテレビ朝日「金曜ナイトドラマ」枠で放送されていた『dele』。


「dele.LIFE」というクライアントの依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録を “内密に” 消去する事業を営む坂上圭司(演:山田孝之)の元にとある経緯から雇われることになった真柴祐太郎(演:菅田将暉)。
任務を遂行する度に様々なトラブルに巻き込まれ、クライアントの人生と、託されたデータに隠れた真相を紐解いていく、スピーディーな新感覚ミステリーです。



原因不明の難病により下半身麻痺で車いす生活を送る圭司と、抜群の身体能力を持つ祐太郎。明晰な頭脳とデジタル能力を駆使して祐太郎に指示を送る圭司と、その指示を臨機応変にこなしていく柔軟な祐太郎のコンビネーションはまさしく最強バディ!
冷静でどこか影のある圭司と、自由で無邪気な祐太郎(だが辛い過去持ち)。2人のキャラクターのパワーバランスも最高なんです。


依頼されたデータは中身を見ずに抹消するのが圭司のスタンスでしたが、消されてしまうデータに故人の想いや大切なことが隠されているのではないかと祐太郎は主張し、圭司が押し切られるようにしてそのデータを開くところから物語が展開されていきます。
正反対の考えを持つ2人がお互いに影響されていく過程、皆さんお好きですよね?


「お前が死んでも、俺はお前を覚えている。お前と今日、こんな風に話したことも覚えておく」←すっげ~~~~


ドラマの『dele』圭司視点で進んでいきますが、小説版祐太郎視点で物語が展開されています。ドラマとはストーリーや設定も少し異なっているので、ドラマ視聴後も新鮮に楽しめますよ♪ 


 

ドラマは全8話と短いのですが、小説は現在3巻まで刊行されております! 圭司と祐太郎のクソデカ感情が丁寧に丁寧に言葉で紡がれています。ぜひ、このクソデカ感情に溺れてください。

 

dele』はamazon prime video(12月で見放題の配信終了)とNetflixにて絶賛配信中♪ 短時間でクソデカ感情を摂取したいあなたにオススメです!

 

太陽はきっときっとこの闇を照らすはずさ

 

 

 最後にご紹介するのは、2020年夏クールに日本テレビにて放送されていた『未満警察 ミッドナイトランナー』。

洞察力の優れた理論派本間快(演:中島健人/Sexy Zone)と、やんちゃながらも真っ直ぐな体力派一ノ瀬次郎(演:平野紫耀/King & Prince)が警察学校で出会い、最強のバディに! 警察未満の2人が協力して難事件に挑む、フレッシュな警察ドラマです。

 

 

正反対の2人のように見えて、お互いどこか抜けている一面があったり、2人とも若者らしく胸にアツい情熱を抱えていたり似通っている部分が多いのもこのコンビの尊いポイント。画面の前で2人を応援したくなること間違いなしです。

 

そして2人はなんと、警察学校の寮でも同室。生活も苦楽も共に……ずっと一緒なんですね。
事件に巻き込まれたり、巻き込まれにいったりと、いくつもの事件を乗り越えていくなかで、2人の絆は強く、確かに深まっていきます。
グーとパーでハイタッチをする、2人だけの独特の心の通わせ方も魅力的です。

お互いのことを認め合い、バディとして心を通わせ合っていく2人ですが、シリアス度が増していく後半ではすれ違い、拳を交えてしまう場面も……。

 

W主題歌も2人の関係性を表しているようで……(涙)

 

 

「いつだって想うよ 誰より “it's you” 一瞬の永遠を紡げば “it's truth”



「君がいないと何も始まらない 合わせた手と手掲げろ」

「常識も非常識も君とならばぶち壊せるよ」

 

主題歌を聴く度に2人に想いを馳せてしまいます(涙)。

 

主演2人の天才的な顔面に、未熟な2人の警察官としての成長に青春。男男の深い絆が堪能できる見ごたえたっぷりの1作となっております♥

 

…………………………………………

 

今回は非BLのドラマ作品の中から発見した、クソデカ感情大爆発な関係性についてご紹介いたしました!

 

次見る作品の候補を見つけるお手伝いができたのであれば幸いです♥

 

その他にもクソデカ感情な関係性をご存知でしたら、ぜひぜひ教えてくださ~い!!

 

 

担当記者:瀬川にな
三次元アイドルたちの日常的に繰り出されるわちゃわちゃに発狂している限界オタク。男男のクソデカ感情に滅法弱い。

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

中国映画の陰陽師。夢枕獏原案。が公式BLかってぐらいメイン2人の関係性ベースに話が作られてて最高でした。夢枕獏さんのとはだいぶ違うんだけど、出会った時は考え方の違いからお互い対立していたのに、戦いの中でだんだん命より重い信頼関係になっていきます…マッチョキャラの脱ぎシーンもあり。
お金持ってるんだなーって感じるぐらい映像がバブリー。衣装とか建物とかアクションシーンとか湯水のようにお金かけてそう…!

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