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BL漫画がつなぐ絆にウルウル…激アツタッグを目撃せよ!ちる箱9th「コズミック・タッグ」昼の部レポ

2022/12/09 18:00

笑いあり涙あり!寒い季節に心温まるブロマンス朗読劇はいかが?



サンディアス主催の声優朗読イベント、CHILL CHILL BOX 9th WHITE BOX 朗読劇「コズミック・タッグ」が12月4日(日)に開催されました!

会場にお越しいただいた皆さま、ご自宅から配信を視聴された皆さま、お楽しみいただけたでしょうか? アーカイブ配信もございますので、まだ見てないよ~という方は是非♥

そして開催実現に向けて尽力いただいたキャストの皆さま、関係者の皆さま、今回も素敵なイベントを一緒に作りあげてくださりありがとうございます……!

毎回素敵な声優陣をお迎えして送る「CHILL CHILL BOX」、通称「ちる箱」。皆さまの応援のおかげで、なんと9回目を迎えることができました!! 心より御礼申し上げます! さらにBLUE BOX(BL朗読劇)とWHITE BOX(ブロマンス朗読劇)の2つに分けられる中で、今回はちる箱初のWHITE BOX公演!! 男性同士のアツい友情や親密な関係を描くブロマンス物語です!

今回ご出演いただいたのは
早乙女智明(さおとめちあき)役・西山宏太朗さん、
天堂まめ(てんどうまめ)役・江口拓也さん、
響礼音(ひびきれいん)役・阪口大助さん、
入江奨也(いりえしょうや)役・阿部敦さん、
綾小路光(あやのこうじひかる)役・中澤まさともさん、
猪ノ嵜晋平(いのさきしんぺい)役・一条和矢さん、
山縣伊知郎(やまがたいちろう)役・波多野和俊さんの7名!


これほどまでに豪華なキャストを一気に拝めるなんて……!

一癖も二癖もある個性豊かなキャラクターたちに惹きつけられてしまうこと請け合い!第一印象はびっくりなキャラでも、最終的にはみんな大好き……という温かい気持ちでいっぱいになります。2時間の満足度じゃないぞ♥

それでは! 大盛況のうちに幕を閉じたイベントより、昼の部の様子をレポートしていきたいと思います!

 

BL漫画編集者がモサモサ漫画家をプロデュース!?……朗読劇パート

 

あらすじ
某大手出版社の少年漫画編集部からBL漫画編集部に異動してきた若手編集者・早乙女智明は、あるBL漫画家の担当編集者になる。
担当する漫画家のアトリエを訪ねると、そこには頭ぼさぼさ髭ボーボーの男性が……。見た目の印象はただの不審者なこの人こそ、早乙女が担当するBL漫画家・天堂まめ先生だったのである!!!
まめ先生の執筆の障害となるあらゆる要素を早乙女と解消していき、信頼関係を築いていく二人だったが……とんでもない事件が起こって!?

 

「サンサン出版勤務、早乙女智明です!」と早乙女役・西山宏太朗さんのはつらつとした挨拶で幕を開けた朗読劇。早乙女くんはどうやらBLに詳しくないみたいで不安げな様子です。

グレーのスーツ姿がとてもお似合い!!


「BLというとボーイズラブ……BとBがLするやつですよね?」という指ハートのジェスチャーもされていて、初っ端からきゅん!

威厳あるイケ低音でご登場の一条和矢さんが演じるのは、BL漫画雑誌「ちるみー」編集長・猪ノ嵜さん。「君……BLとか読まなそうだね?」からしてもう良い声。頼れる上司であり、早乙女くんが担当する天堂まめ先生の元担当さんです!

頼れる編集長!厳しくも優しい眼差しでサポートしてくださいます


早乙女くんに対して、まめ先生の新連載をスタートさせるため「まずはBL漫画を読むところからだね」とまめ先生の過去作『宇宙人のヨメ』を渡してくれました。

そしてスクリーンに映し出されるオープニング映像!この朗読劇のためだけの特別映像です。なんという贅沢……!
漫画風に登場するキャスト写真、鳥葉ゆうじ先生のキャライラスト、腰オラつばめ先生のキャライラスト……それぞれが融合してワクワクが止まりません!!

オープニングテーマ曲はこちらでも聞けちゃいますよ♪
「コズミック・ワンダーラブ」歌 君島新(CV.伊東健人)


王道のキラキラポップスと伸びやかな歌声が会場を包み、これから始まる物語にも期待度MAX!

さて、BL漫画は初めてという早乙女くんでしたが、まめ先生の『宇宙人のヨメ』に「面白い!!」と夢中な様子。「何事も固定観念を持っちゃだめだよな」と素直な人柄が伝わる、まっすぐな演技に胸を打たれました。

早速まめ先生のアトリエを訪れた早乙女くんを出迎えてくれたのは、アシスタントの響くん。

まめ先生を守る響くんはラフな出で立ち


「キラキラネームとか思いました?」というツンツンボイスに撃ち抜かれます。阪口大助さんが演じられる響くん、可愛いくてしっかりしているのにやさぐれ感もあり沼の予感......! 生活力のないまめ先生の代わりに、響くんが身の回りのこと全般をこなしているそう。本人いわく秘書のような役割とのことですが、やや過保護で番犬のような子です。

第一印象はサイアク!? 前途多難な漫画づくり

 
さてさて優雅な音楽がかかり、ロケーションばっちりなまめ先生宅のお庭。綺麗なライトの下に佇むのは早乙女くんが想像したような女性作家さん……ではなく。


青いライトの演出がなんとも神秘的

「頭ぼっさぼさで髭ボーボーのきったねえおっさん!!?」
とまめ先生を不審者と勘違いしてしまいます。

江口拓也さん演じる天堂まめ先生は、存在感ばっちりのダウナー低音ボイスが新感覚!! まめ先生のビジュアルのもっさり感が声に現れています。背は高いのにどことなく気弱そうで、お世話したくなる響くんの気持ちもわかるよ~~~!

ちるみー編集部ではまめ先生の『宇宙人のヨメ』のアニメ化に合わせて様々なプロモーション企画が動いているそうで。「徹底的に盛り上げましょう!」と今後の展望を語る早乙女くんに対して、まめ先生は「あああああ……」と壊れ始めます(すかさず響くんのセコムも発動)。

まだまだガードの固いまめ先生&響くん


まめ先生は早乙女くんに新連載の構想ノートを差し出すものの、会ったばかりの早乙女くんを信用できない様子……。ここ大事です! まめ先生の警戒心の強さを覚えておいてくださいね!

そんな中、不気味な音楽とともに登場するのが不審者、もといまめ先生の熱狂的ファン・綾小路光くん。すぐに逃げてしまいますが、中澤まさともさんのパーカーのフードを被る演技で怪しさいっぱいです!

フードの着脱にご注目!


お次はまめ先生の同人時代からの知り合い、人気少女小説家・山縣さんとのリモート会話。山縣さんは4thにも登場したキャラクターなので、ちる箱ファンにはたまらない展開ですね! まめ先生は新しい担当の早乙女くんのことを「元気いっぱい、明るくてハキハキ喋るから存在感に圧があってちょっと押し付けがましいというか……」と評しています。

まめ先生を励ましつつ、自身も露出の依頼が多くて、こんなおっさんが~とぼやく山縣さん。波多野和俊さんの、優しく包み込むような良い兄貴分ボイスが安定感抜群です!

波多野さん演じる山縣さんにまたお会いできるとは……!


序盤のぎこちないまめ先生が唯一心を許している存在ともいえるのがこの山縣さん。「長髪で目つき悪いおっさんですもんね」「そうそう陰湿なおっさんがばばーん……っておい」という気の置けない会話が朗読劇の良いスパイスになっています♡

続いて漫画打ち合わせ中、「お邪魔するぞ!」「いるなら返事をしろ!」と押しかけてきたのは、天堂まめ先生の実の兄・入江奨也さん。阿部敦さんの良く通る大きな声から圧の強さがうかがえます。

眼鏡とスーツ姿の衣装がお似合いです!商社マン!


弟の漫画のアニメ化に「でかしたじゃないか!!!」と喜び、あれこれと口出ししてきます。エリートサラリーマンである彼は、勝手に決めてしまう少し強引なところがあるみたいです。
そんなお兄さんの「雇われアシスタントはおだまりなさい!」という牽制に、「んだとー!」と間髪入れずに反撃する響くん。阿部さんと阪口さんの息がぴったりで、まめ先生のセコム二人のバチバチな緊張感が出ていました♥


実は今までゲイであることを隠して生きてきたお兄さん。「まともで立派な人間」でいようと、今までいっぱいいっぱいになっていた彼は、ここで一気に吹っ切れます。「俺はカミングアウトする、世界規模の徹底的なカミングアウトだ!」

まめ先生の漫画に自分たちの未来がかかっている! とクソデカプレッシャーをかけられ、まめ先生は一歩踏み出す決意を固めます。

まめ先生の大仰天ビフォーアフター

 
早乙女くんに連れられ表参道のヘアサロンへ。ノリノリで元気な早乙女くんに死にかけのまめ先生の対比がえげつないです。「さ、早乙女さん~~~できたみたいです~~~~」とわななく江口さん、一体どこからそのか細い声が出ているのでしょうか?

江口さんの挙動不審風の演技にも遊び心満載!


そしてあまりのまめ先生の変貌ぶり&カッコよさに驚愕ガチトーンの「かっこいい……」を繰り返す早乙女くん。表情や身振りも総動員してはわわ……と演じてくださいました♪

あまりの変貌ぶりにアシスタントの響くんも褒め倒します。
「響くんは嘘つかないから、信じられるよ」とまめ先生の追い打ちに沸騰し、このまま死んでもいいとまで言う響くん。「まめ先生……あんまり遠くに行かないでくださいね。俺、これからも上手い飯作るから、ちゃんと毎日帰ってきてくださいね」とトーンを下げた繊細な演技がたまらんですね……。

山縣さんとのリモート会話でもおニューの髪型を褒められます。「早乙女さんは俺にないアイディアで行動できる人……」と絆されかけてきたまめ先生へ、山縣さんは「お前が相手を信じてやってみればきっといい結果が出る。作家と編集はタッグだからな」と優しくアドバイス。

そこからはもうまめ先生の大躍進!

花のほころぶようなにっこり

初ラジオ出演のあと、「声優の人達みんなキラキラしていた……声がクリアで滑舌もよくて……こ、怖い……」と死にかけの声で震えるまめ先生。不慣れながらとても頑張っているまめ先生の姿が見えてきます。
それに対し「ダメな姿を隠さずに見せてくれるまめ先生が可愛らしい」「少しは心開いてくれたのかな……?」と嬉しげな早乙女くん、それは沼よ。

新連載にかける熱い想い

 
今が少し楽しいと前向きになってきたまめ先生に嬉しいことが続きます。まめ先生の出演したラジオをチェックしたお兄さんから、パートナーがお前のことを褒めていたと伝えられるのです。

まめ先生のBL好きの原点はお兄さんが隠し持っていた漫画たち


「でかしたぞ、わたる!」というお兄さんの優しい声かけに、「にいちゃん…さんきゅーです」と子供のような口調で返すまめ先生がかわいい(かわいい)。あゝうるわしき兄弟愛!

続いて新連載会議。まめ先生が恐る恐る早乙女くんに差し出したのは、『宇宙のヨメ』とはがらっと路線を変えたシリアスなお話のアイディアでした。

兄から「人を楽しませられる立派なマンガを描いてゲイを助けろ」と言われたことがきっかけで、まめ先生は自分の漫画が届く先のことを考えるようになったそう。新連載では男性でも女性でも関係なく、ファンの人の心に響くものを書きたいと決意します。「もっと読者に触れられるような作品をかけたら、自分で自分の仕事を誇れるようになれるかもしれない」と、自信なさげだったまめ先生の心境の変化がアツい~~~!

このタッグだからこそ生まれた天堂まめ新路線


みんなの夢を託されて前向きになり始めたまめ先生、早乙女くんとの心の距離もぐっと縮まっています。かつては「目の前で作品を読まれたくない」とまで言っていた手負いの獣のようだったあのまめ先生がですよ……? 凄くないですか……!

信頼関係が育まれ、早乙女くんは「僕はまめ先生の何になれるかな……番? オス同士じゃだめかぁ」と無邪気に連想を広げます。「いいじゃない? 番。月刊ちるみーを盛り上げる金の卵産んでくれよ」と猪ノ嵜編集長。一条さんの厳しくも優しい上司ボイスが沁みますねぇ。タッグでも番でも、名前の付かない関係も尊いよね。

初のサイン会で大事件!?

 
頑張るまめ先生、ウッキウキの早乙女くんとは裏腹に、熱狂的ファン・綾小路くんのつきまとい行為が水面下で進行していきます。「同人活動を再開して欲しい、即売会で先生と話せた頃はよかった」という手紙も高頻度で書き続けているそうです。

そしてついにまめ先生のサイン会にて綾小路くんの突撃! 顔を隠すかのように被っていたフードを脱いでまめ先生に詰め寄るという事件が……!

見ていると感情がジェットコースターになる綾小路くん


問題を起こしてしまった綾小路くん。
愛が暴走してしまったのは勿論良くないけれど、彼のまっすぐなBL漫画への想い誰にも言えなかったBL趣味でまめ先生に救われた過去はほんものです。だからこそ行き過ぎてしまう怖さがあって。今回の朗読劇はフィクションではありますが、筆者にとってもファンとしての在り方を考え直す機会になりました。

そんな綾小路くんの気持ちにまめ先生は誠意で返します。人目忍んで自分の好きなジャンルを追う寂しさは身に覚えがあり、他人事に思えないとのこと。そして! WEB「ちるみー」の新事業、BL同人作品を電子化する試みに綾小路くんが携われるよう後押ししてくれます。「まめ先生は案外器が大きいし、何より根っこが優しい」と感じる早乙女くんに完全同意!

ちなみにこのシーンでは、昼の部と夜の部で異なるネタが仕込まれていました! 昼の部は「外堀豆苗先生」の『恋に落ちるまであと1000日』、夜の部では「下ネタ鈴木先生」の『ヤリ逃げ☆ピュアボーイ』と、ストーリーが想像できるようなできないような……なにやら名作の香りが漂う、知ってるようなタイトルたち……‼ 中澤まさともさん曰く「声に出して読みたい日本語」なタイトルでした♥

まさかまさかの急展開‼

 
並行して、新連載の準備も盛り上がりを見せます。打ち合わせを進めるまめ先生と早乙女くんはまさに阿吽の呼吸……! 「誰よりもぼく自身がまめ先生の新連載を楽しみにしている! 人間としても漫画家としてもこれまで以上にまめ先生の魅力を感じている、はずだったんだけど……」と朗々と語る早乙女くん。なにやら不穏な空気が漂い始めます。

なんと! 早乙女くんが事故で幽体離脱状態になってしまうのです!!! まめ先生は「自分は誰も救えない、誰も幸せになれない」と荒れまくり、順調だった新連載準備もスランプに……。
                                                                       
注目していただきたいのが、まめ先生宅にてカニ鍋を囲んだ楽しい団欒シーン。ここ、よく見るとお兄さんには早乙女くんの声が聞こえておらず、早乙女くんの台詞がなくても会話が成り立つんですよね。初めて気付いた時ゾッとしました……。
霊感持ちの響くんが早乙女くん(の霊)を励ましますが、どうやら簡単には元の身体に戻れないようで……?

果たしてまめ先生の新連載は、そして二人の関係はどうなってしまうのか!? ぜひアーカイブ配信にてお確かめください!

 

要チェック!! 激推しシーン

 
ということで、配信派の方へのネタバレを避けつつ一つだけ言わせてください。まめ先生の「わかってないでしょう、早乙女さんのせいで俺の世界が結構変わっちゃったことに」という台詞、殺し文句すぎませんか!!? 早乙女くんへの熱い思いの連なりに胸が締め付けられました……! これぞブロマンスの醍醐味ですね!

いやでもやっぱりもっと言わせてください。
綾小路くんが「どこまで行ってもファンはファン」「僕はただのファンだけど、早乙女さんは編集者なんだよ!」と目覚めぬ早乙女くんに発破を掛けるシーンは、思わずこちらまで涙が滲んでしまいました。ずっと前から精一杯愛を伝えてきた綾小路くんだからこそ伝えられるエールです。

お兄さんが「どうだー!兄の女子力の高さに驚いたかー!」と真顔で変なことを言うのも可愛げの塊ですし、ふわふわしたキャラ達へ冷静なツッコミを入れる響くんも大変可愛い。頼り甲斐のある山縣さんは最後まで振り回されつつ、まめ先生と良い関係でした。よっ!苦労人!

そして終盤に入る猪ノ嵜編集長のナレーションがとてもお上品で!! クリスマス風の音楽や背景とあいまって、深みのあるオシャレなシーンでした!

「見て良かった……!」と幸せな気持ちになって終われる素敵な朗読劇を皆さまありがとうございます!
 

大ヒット間違いなしの漫画タイトルを考案セヨ!トークパート(昼の部)



朗読劇の余韻の中、ちる箱ではすっかりおなじみとなりました、司会・波多野和俊さんの和やかな進行でトークコーナーがスタート!

まずはキャストの皆さまに朗読劇の感想をうかがいました。ここでは一部抜粋してご紹介♪

「ト書きにボソボソ、聞き取り辛いだの勝手なこと書いてありますが、朗読劇だから聞こえないとだめなんですよ!!!」と今日イチ大きな声で語る、まめ先生役の江口拓也さん。ドラマCDなら耳元で囁いたりできるけれど、朗読劇なのでボソボソしつつ聞きやすいように調節を頑張ったとのこと。

「ボソボソがあったからこそ最後の方の熱くなったシーンが映えました」という波多野さんの合いの手に、筆者は赤べこ並に頷きました!

早乙女役の西山宏太朗さんは、江口さんがリハーサルのときにしなかった挙動不審な動作を急に本番でやり始め「凄い感度がよくなってましたね」とコメント。江口さんいわく、いざ本番になると色々なキョドり方のパターンに色付けしてやろうと"スケベ心"が働いてしまったそうです。え、お芝居の話ですよね……?(笑) お二人のサービス精神に完敗です‼(笑)


普段は声が中心のお仕事である声優さんですが、朗読劇ということで身振り手振りや表情にもそれぞれの個性が出ていて素敵でした!

周りに助けてくれる人がいたり、手を差し伸べられる人がいるから夢って叶えられるんだなと感じました」と真摯に語る中澤まさともさんに、「今回全然叫ぶ箇所が無かったので叫びたかったな」とお望みの一条和矢さん(次回以降ありましたらぜひ!)、「エリートサラリーマンはお歳暮でカニを貰えるのが凄いと衝撃を受けた」という阿部敦さんでした。
 

阪口大助さんは「緊張して、乾燥もしていましたから水も半分飲んでしまいました」と「感想」に巧くかけながらコメントしてくださいました。山田くん! 座布団持ってきて!


楽しいお芝居が更に楽しくなるような和やかなお話を聞けたところで、物議(?)をかもした昼の部の企画「天堂まめ先生の新連載マンガのタイトルを考えよう!」に入ります!

まめ先生は果たしてどんなタイトルをつけるのか…?


まめ先生と早乙女くんの新連載のタイトルをあらかじめ声優さんに考えていただいて、お客様のTwitter投票で1位を決定する企画です。賑やかなラブコメである『宇宙人のヨメ』と異なる新路線とのことで、男性も女性も楽しんでもらえるような渾身のタイトルを一分間プレゼンしていただきました♪

モニターに声優さんたちのタイトルが映り、会場からはどよめきと笑い声が広がります(トークパートではマスクをしたうえで反応可)。タイトルは既にちるちるコンテンツ部のTwitterで公開されておりますので、説明とともにご紹介いたします!


一条和矢さん:『地底人の旦那』
地底人類のヒーローと地上人類のヒーローが出会うことで始まるロボットものだそうです。一条さんの驚異の発想力に、「ロボットBL!?」「合体!?」と後輩さんたちのコメントが飛びかいました。

阪口大助さん:『木星の魔法使い』
阪口さんいわく巨大ロボット兵器が出てくる、学園モノと思わせて戦争もので、途中であるキャラクターがキャンプをやったり……わぁ、とっても売れそうな面白い作品ですね!


中澤まさともさん:『結び綻び何色に』
三・四・五と語呂の良い綺麗なタイトル!! 中澤さんはなんとプロットまでばっちり作ってくださっていて、いつ漫画化しても大丈夫そうですね!

西山宏太朗さん:『僕のおまめの正しい使い方』

先輩たちから入る怒涛のやじに「みんなちょっと気になりすぎじゃない~」と場をおさめる西山さん。入口は広くした方が、面白そうじゃない? ちょっとコミカルじゃない? とギャップが出る演出を想定したそうです。おまめはまめ先生のことですよ?

江口拓也さん:『猿かに合戦鎮魂歌(レクイエム)』
本編で元気づけるためのお歳暮のカニが出てきたことから「まめ先生はカニ大好き」と江口さんの名推理。猿族と蟹族の末裔が争っている世界観の中で、負けた方が殺されるというシビアな設定を構築されました。対立関係の中でラブが生まれてしまってどうしよう……という物語だそうで、流石の解像度の高さですね!

阿部敦さん:『関東甲信越 越後湯沢温泉郷癒され事件! 兄は見た! ゲレンデに謎の温泉芸者…弟と担当編集が残したレトルトカレーの香り!』

まめ先生の兄・奨也さんは科●研や火サス好きそうとのことで、シリアスっぽいけどよく見ると何も起きていない、意外と平和なタイトルを考案してくださいました! 

「チュエチュエ」と『宇宙人のヨメ』に登場するマスコットキャラ・モチコリーヌの鳴き声(CV.伊東健人さん)が終了を告げます。ご本人不在なのにいじられる伊東さん……!

気になる投票結果は、Twitterをご覧の方はご存じかと思いますが! 誇らしげに立ち上がって挨拶する西山さんが見られましたとお伝えしておきます。1位おめでとうございます!

終わりのご挨拶(昼の部より)

 

波多野和俊さん:本日はご覧いただきありがとうございました。このようなご時世のなかでご覧いただきまして、配信も誠にありがとうございます。次回のCHILL CHILL BOX に繋がるのでぜひ物販などをお求めいただければと思います。長く続いたからこそ昔出たキャラクター(山縣伊知郎役)がまた出てくる楽しみがありました。

一条和矢さん:初めての参加になります。参加の面々見て「人気声優ばっかりじゃん」と思って、この輪の中にどうやって入ろうか悩みながらも今日を迎えました。満員のお客様、そして配信をご覧になっている皆さま本当にどうもありがとうございました。今日は楽しくできました。

中澤まさともさん:前回惜しむらくは出演かなわず、今回久しぶりのちる箱出演でした。朗読劇全体に言えるんですけど、パーテーションがなくなっていたのが新鮮な体験で。ちょっとずつ日常に戻ってきていたり、新しい日常の在り方であったりを見つけられて、一歩ずつ進んでいるんだなと実感しております。CHILL CHILL BOXも次回は10thということで、色々な役を演じられる喜び、仲間たちと演じられる喜びを噛みしめながらまた出演させていただけたらと思います。

阿部敦さん:リハーサルも何回かやりましてなんかすごい楽しいなと思いました。何故かと考えるとこの人数で掛け合いで芝居をするってここ3~4年やっていなくて。そこに満員のお客さまに来ていただいて、楽しい現場をみんなで作ったなという感じがしました。肌寒くなってきた時期ですが、ほっこりした優しいお話でしたので、今後に繋げていけるようにぜひ応援よろしくお願いします。

阪口大助さん:阿部くんも言っていましたけど、本当にこうやって掛け合いできるっていうのが楽しくて楽しくて。皆さんの前で演じることもすごい久しぶりでした。……なんかほっこりしましたね。夢を追って東京に出てきた自分が、いろんな人に支えられていたことを考えながら、江口くんと西山くんの掛け合いを後ろに座りながら見ていました。しみじみしちゃって危うく出とちる所でした。笑いあり涙ありの良い朗読劇になったんじゃないでしょうか。

江口拓也さん:(ちる箱は6thに続き)また呼んでいただいて、毎回心に響く何かをいただける朗読劇だと思っています。今回もやってる職業的に自分とも近い部分があって。やりたくて好きで入って来たのにいろんなことがプレッシャーで、そんな中で切磋琢磨する仲間──先輩たちや後輩の芝居を感じながら、一緒に朗読劇を作っていくことと重なってグッときました。大助さんも仰っていましたが良いものを作れたなという自負があります。長く心に留めていただいて、末永く楽しんでいただけたらなと思っております。

西山宏太朗さん:すごく……キャストの皆さんと一緒にやれて嬉しかったですし、僕にとっても本当に刺激的な時間を過ごせました。スタッフの皆さんも良くしていただいて。そして何より会場の皆さんがこの空気をすごく作ってくださって、改めて人っていいなと思える時間でした。僕は途中人ではなくなってしまったんですけれども(笑)。人ではなくなっても、想いがそれさえも乗り越えて通じ合えるってすごく熱いことだなと。感謝の気持ちでいっぱいです。夜の部では『僕のおまめの正しい使い方』が使われるということで、最初から最後まで楽しみに見ていてくれたらなと思います。

******
 

お客様の暖かい拍手に包まれ幕を下ろしたCHILL CHILL BOX 9th WHITE BOX 朗読劇「コズミック・タッグ」。

今回はブロマンス物語ということで、ラブにとらわれない様々な関係性が詰まった朗読劇だったのではないでしょうか! 余白が広い分、解釈の仕方もいろいろ。キャラ達の未来も自由に想像してみてくださいね~!

皆さまに心癒されるひとときを過ごしていただけるよう努めてまいりますので、今後とも応援のほどどうぞよろしくお願いいたします!

アーカイブ配信チケット


ZAIKOにて好評販売中!

昼の部15:00 https://la-grp.zaiko.io/item/352930
夜の部18:30 https://la-grp.zaiko.io/item/352931

※上演時間:約2時間
※朗読内容及びトークパートは、昼の部、夜の部で若干の変化がございます。ご了承下さい。
※アーカイブ1週間あり(両部とも11月30日(火)23:59まで)

<配信チケット料金>
各公演 4,500円(税込)

<配信チケット販売日時>
2022年11月21日(月)18:00〜12月11日(日)18:00
※配信チケットご購入の際には、ZAIKO登録が必要になります。
※【再配信】CHILL CHILL BOX 6th presents朗読劇「プレ・パラディーゾ」とのお得なセット券あり

◆セット券
※9th朗読劇「コズミック・タッグ」昼の部+夜の部のセット、【再配信】6th朗読劇「プレ・パラディーゾ」の昼の部+夜の部のセットはございません。
各セット 7,000円(税込)

昼セットCHILL CHILL BOX /9th朗読劇「コズミック・タッグ」昼の部15:00+【再配信】6th朗読劇「プレ・パラディーゾ」昼の部

夜セットCHILL CHILL BOX /9th朗読劇「コズミック・タッグ」夜の部18:30+【再配信】6th朗読劇「プレ・パラディーゾ」夜の部

昼夜セットCHILL CHILL BOX /9th朗読劇「コズミック・タッグ」昼の部15:00+【再配信】6th朗読劇「プレ・パラディーゾ」夜の部

夜昼セットCHILL CHILL BOX /9th朗読劇「コズミック・タッグ」夜の部18:30+【再配信】6th朗読劇「プレ・パラディーゾ」昼の部

詳細はこちらをご覧ください。

公演グッズ事後通販注文受付中


一部公演グッズを通販で販売中! 配信でお楽しみいただいた方も、この機会にぜひチェックしてくださいね!

販売期間
12月5日(月)18:00~18日(日)23:59

販売グッズ
・公演パンフレット
・キャストブロマイド

販売サイト
ちるちるBOOTH

詳細はこちらをご覧ください。

主題歌「コズミック・ワンダーラブ」他『宇宙人のヨメ』関連動画公開中


朗読劇に登場する天堂まめ先生の人気BL漫画、皆さんは覚えていらっしゃいますか? そう、TVアニメ化も決定した『宇宙人のヨメ』です! 

『宇宙人のヨメ』のボイスコミックはYouTubeでご覧いただけます! キャラクターボイスは、君島新役を伊東健人さん、ナルミ・ポポルンチュペペ役を天﨑滉平さんが担当されます! 

 
さらに!!君島新(CV.伊東健人さん)が歌う主題歌「コズミック・ワンダーラブ」のアニメOP風PVはこちら!

 


「コズミック・タッグ」配信とあわせて、『宇宙人のヨメ』もお楽しみください!

詳細はこちらをご覧ください。

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