1
11/20
眺めるだけで満足だったのに!突然告白してきて!7年越しの想いが通じ合う!11月20日発売コミックス、小説、CD【BL新刊】
BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。
2022/06/24 22:00
舞台は1930年代のイギリス。上流階級の子息が学ぶパブリックスクールで、伝統と規律を重んじる男子だけの寄宿生活。そんな閉鎖的な環境で生きる少年たちのロマンスや葛藤を描いた、英国の伝説の名作『アナザー・カントリー』が絶賛上演中です!
6月24日(金)に公演初日を迎えたばかりの大注目作品を、早速ちるちる記者も見て参りました~!!! その様子を特別にご紹介しちゃいます♥
物語は、学内で寮生の遺体が発見されるところから始まります。この事件を機に、学内の力関係が大きく動き出して……。
主演ガイ・ベネット役を務めるのは、舞台初主演の和田優希さん(Jr.SP / ジャニーズJr.)(写真左)。寮の規律に縛られることを嫌い、自由奔放に振る舞う同性愛者の学生を、表情豊かに演じます!
その親友トミー・ジャッド役を務めるのは、鈴木大河さん(IMPACTors / ジャニーズJr.)(写真右)。英国では異端の共産主義者の学生で、ベネットとは正反対ながらもお互いを尊重し合っています。
話す距離感の近さからも、2人の信頼関係がうかがえます♥
作中の豊かな表現にご注目! ベネットは恋をする喜びを、跳んだりしながら全身で表します。表情だけでなく、全身を使って感情をいきいきと表現する姿に思わず頬が綻びます……♥
囲み取材には、上演台本・演出の鈴木勝秀さん、キャストの和田優希さん、鈴木大河さん、おかやまはじめさんの4名が登壇されました!
Q 初主演・座長の和田優希さん(以下、和田さん)。ゲネプロを終えての率直な感想は?
和田さん「ホッとしています! 稽古中からゲネプロまで気を張りっぱなしだったので、無事1つ終えたことで、まずはホッとしています」
Q 鈴木大河さん(以下、大河さん)も外部初舞台で、いきなり難しい役どころでしたが、いかがですか?
大河さん「他の事務所の方、今回は同年代の俳優さんも多いので、お互いここのシーンはどうするか、というのを重ねていって今日ここまでやって来ました。皆さんの存在のおかげでやってこれたと思います」
Q 役作りについて苦労したことは?
おかやまはじめさん(以下、おかやまさん)「喋る役なので、口がついていくかどうかの真剣勝負でした」
大河さん「難しい単語が多かったんですけど、普段の喋り方も回りくどくなってしまうくらいに練習しました」
和田さん「明るい役で、ひたすらやりたいことをやりました。役に性格が似ていてやりやすい反面、それを外に表すのは自分自身奥手なところもあるので、ベネットになりたいという部分もありました。まず楽しもうと思って、『ベネットならどうするかな』と考えながら演じました」
Q ステージへのこだわりは?
鈴木勝秀さん(以下、鈴木さん)「若者たちを見てほしい。稽古を重ねていくなかで、どんどん小道具やステージがシンプルになりました。(シンプルなステージなので)逃げ場がない。とにかく顔を上げて前を向いて、脱いでもいいくらいにさらけ出して!と。ぜひ楽しみにしてください」
QジャニーズJr.のお2人は、外部の舞台は初めてでしたが、2人の様子はどうでしたか?
おかやまさん「僕、忘れていました。初舞台だったのか、という感じで」
鈴木さん「君たちが全力でやらないと、後がついてこないよ。剛速球を投げるだけ、変化球はいらないよ、と」
和田さん「ガッツリお芝居をすることがなかなかなかったので、事前の引き出しも一切なくて。全力でストレートを投げるだけだったので、やりやすかったところはやりやすかったです!」
大河さん「演出家さんが『こうしたらいいよ』って言ってくれる現場を想像していたんですけど、本当に何も言われなくて。2人で『何も言われなかったね』と話したくらい(笑)最初は戸惑いもあったんですが、こっちから自由にどんどんやらせていただけて、後から考えたらやりやすい環境だったと思います」
Q同世代のキャストとのエピソードは?
皆さん「パンフレットに載っている座談会があったんですけど、顔合わせもなかったので、会って3日目でそれをやるっていう……。慌てて皆輪になって、初めて打ち解けたのが座談会でした」
Q最後に主演の和田さんから一言お願いします。
「最後の最後まで全力でやりきりたいので、楽しんでいただけたらと思います!」
和田優希(Jr.SP / ジャニーズJr.)が主演を務める舞台「アナザー・カントリー」が、6月24日から7月3日まで東京・よみうり大手町ホール、7月7日から10日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、12・13日に福岡・キャナルシティ劇場で上演される。
「アナザー・カントリー」は劇作家ジュリアン・ミッチェルによって書かれた戯曲。1981年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで初演され、1984年にはマレク・カニエフスカ監督により映画化された。物語は1930年代のイギリス。名門のパブリックスクール、ガスコイン・ハウスで、ガイ・ベネットは親友のトミー・ジャッドと共に寮生活を送っていた。ある日、寮生の1人が自殺を図り……。
鈴木勝秀が上演台本・演出を手がける今回の上演版では、自由を求める同性愛者のガイ役を和田、ガイの盟友で共産主義に傾倒するジャッド役を鈴木大河(IMPACTors / ジャニーズJr.)が演じる。そのほかのキャストには、多和田任益、嘉島陸、山時聡真、岡田翔大郎、中山咲月、近藤廉、浦上晟周、おかやまはじめが名を連ねた。