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【迫りくる巨塔】チン…がデカい攻めにありがちなこと
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2022/06/19 15:41
「読んだことなかったけどBLに興味が沸いた!」「うららと雪の心温まる友情に涙……」「とにかく鑑賞後の余韻がすごい」など! 公開初日からSNSを中心に絶賛の嵐を巻き起こしている映画『メタモルフォーゼの縁側』‼
公開から2日が経った6月19日(日)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開記念舞台挨拶イベントが開催されました!
映画『メタモルフォーゼの縁側』といえば――。
鶴谷香央理先生作の同名漫画『メタモルフォーゼの縁側』を芦田愛菜さん、宮本信子さんをはじめとする豪華キャストで実写化したハートフル作品。年の差58歳の女子高生と老婦人間の温かな友情を描き、劇中には、じゃのめ先生作画の『君のことだけ見ていたい』も登場! BLファンや原作ファンを問わず、誰かとシェアしたくなる感動体験が味わえる、今大注目の映画です♥
今回のイベントでは、芦田愛菜さん(佐山うらら役)、宮本信子さん(市野井雪役)、なにわ男子・高橋恭平さん(河村紡役)、古川琴音さん(コメダ優役)、生田智子さん(花江役)、汐谷友希さん(橋本英莉役)、狩山俊輔監督の7名がご登壇。今までの舞台挨拶の中で最も人数が多かったこともあり、和気あいあいとしたにぎやかなトークを繰り広げてくださいました♪
今回の舞台挨拶では実際に映画を観たお客様から寄せられた感想コメントをもとにトークが展開。
はじめに、芦田さん演じるうららの走るシーンが良かったとの感想から走り方の演じ分けに関する話題へ!
「走るシーンは自分でも強く意識したシーンであったためそういっていただけて嬉しいです。今うららはなぜ走っているのか1つ1つ理由を考えながら走りました。」とはにかみながら芦田さん。
実はこのうららの走るシーン、芦田さんの走るスピードが異常に速く、最初はカメラが全く追い付かなかったのだとか……‼ 「めちゃくちゃ走るのが速かった!」と監督も当時を振り返り、会場全体がクスッとした笑いに包まれました。
宮本さんと古川さんは今回が初共演。コメダ優のサイン会でのシーンを振り返り、「じわっとこみあげてくる場面でした。あとサインは自分で書いているので……絵もそうですが、元気よく勢いよく書くように頑張りました! (笑) 」と古川さん。
宮本さんは「雪のクライマックスシーンの1つでもあり、少しずつ変わっていくのが分かって希望や勇気、好きなものを見つけて!というメッセージを伝えたいと思いました。」とコメント。心温まる素敵なコメントに改めて雪を演じられたのが宮本さんで本当に良かったなと感極まってしまいました……!
撮影中の印象的なエピソードについて聞かれた生田さん。花江が酔っ払って寝ているシーンの撮影を挙げ「実はその時うっすら目を開けていて、愛菜ちゃんと監督の真剣な打ち合わせを聞いていました。このシーンはできあがったらどうなるんだろう?と思いながら……」と告白!
他にも宮本さんとの演技については、「本物の、リアルな親子に見えるように頑張りました。途中、宮本さんのことを本当のお母さんみたいに思ってしまって、うっかり叩いちゃったりもしてどうしよう!って (笑) しかもそのシーンばっちり映画に残ってたんですよ!」とここでしか聞けない貴重な裏話も披露してくださいました。
そして、汐谷さんと高橋さんのシーンについては狩山監督からこんなお話も……。「うららが隠れて見ていて本屋から2人が出て行く際、2人にはアドリブを言ってもらいました。ハンバーガーを食べたい紡と甘いものならいいよと言う英莉なんですけど……」
なぜハンバーガーを選んだのかその理由について高橋さんは「つむっちは味の濃いパンチのあるものが好きだろうなと。それでパッと思いついたのがハンバーガーでした。」と回答。つむっちが完全に憑依しているかのような徹底した高橋さんの役作りに大変感銘を受けてしまいました……!
続いて話題はうららと雪が歌う主題歌のお話へ。
芦田さんは8年ぶり、宮本さんは今回が初めてのレコーディングだったとのこと。そしてなんと今回お二人は、主題歌の歌唱があることを撮影終了後に知らされたのだとか……! お二人とも責任が重く、非常にプレッシャーを感じたと本音をこぼされていましたが、狩山監督からは「楽しそうにのびやかにうたってくださいました!」と大絶賛でした。
また、SNSからの質問では、劇中で注目して欲しいポイントのお話に。
芦田さん「うららのこだわりが見える小道具やセット」
宮本さん「原作にも登場する栗かぼちゃがなかなか切れなくてナイフが突き刺さったまま食事をするシーン」
高橋さん「バババッ! て滑り台をすべるシーン」
古川さん「絵の練習をいっぱいしたので絵を描いているシーン」
生田さん「ノルウェーに住んでいる役なのでそれが分かるような明るめな衣装や派手なリアクション」
汐谷さん「うららとの階段のシーン」
狩山監督「うららの描いたマンガの絵が少し揺れていて、そこでうららの不安定さを表現したところ」
うららが着ているTシャツが実は古着であったり、うららが漫画を描いていた机は押入れの襖を取り払って机にしたものであったのだと、皆さまが挙げられたシーンをもう一度劇場で確かめたくなるようなお話でした♥
そしてそして今回の舞台挨拶では! 6月23日に18歳の誕生日を迎えられる芦田さんに、サプライズで映画のビジュアルポスターがプリントされたスペシャルケーキが用意されました!
芦田さんと同い年である汐谷さんは「ずっと小さい頃からテレビで拝見していたのでこうやって共演できたことが夢みたいです。同い年ではありますが大先輩でもあるので、これからも背中を追っていきたいです。」と芦田さんを尊敬の眼差しで祝福。
人生の先輩である生田さんからは「現役の高校生だからお友達とたくさん思い出を作って欲しい! 自分ができなくてすごく後悔があるので、難しいかもしれないけど制服デートとかして欲しいです! (笑) 」とアドバイスも……! 可愛らしいガールズトークに思わず頬が緩んだ場面でした♥
また、宮本さんからは「言うことないくらい本当にパーフェクト! 今のままでずっと頑張って……でも、時にはフラフラして、どんな成長をするのかずっとそばで見ていたいです。」とお祝いのお言葉が。芦田さんもそれを聞き、終始嬉しそうに共演者の皆さまへと感謝の気持ちを述べていました。
最後に、登壇者の皆さまからこれから映画をご覧になる方へのメッセージを頂戴しました。
狩山監督「悪い人が出てこない、本当に優しい映画になりました。面白いと思っていただけたら友達や知り合いに勧めていただけると幸いです。」
汐谷さん「好きなものを通じて仲良くなることに性別や年齢は関係ないのだと思いました。1人でも多くの人に届いて欲しい作品です。」
生田さん「そっと背中を押してくれるような映画です。私もお友達にどんどん宣伝していこうと思うので、皆さまもどうぞよろしくお願いいたします。」
古川さん「日常がちょっとキラキラして見える、そういうヒントがいっぱい詰まっています。皆さまにもそれを感じ取って頂けたら嬉しいです。」
高橋さん「ほのぼのしながらも人と人との繋がりを本当に大切にしている映画です。僕も何回も観に行こうと思うので皆さまもよろしくお願いいたします!」
宮本さん「ほんとにもう…… (今日一声を張り上げて) 応援よろしくお願いいたします!!!!!」
芦田さん「縁側は新しい風を呼び寄せてくれるところだと思います。そういった素敵な出会いを運んでくれるこの映画をどうぞよろしくお願いいたします。」
映画の公開に加え、芦田さんの誕生日をキャストの皆さまとともに祝福することのできた今回のイベント。作品の優しい世界観がそのまま表れているかのような温かい会場の雰囲気に、二次元と三次元の共存を改めて実感しました!
映画は全国の映画館にて絶賛公開中です! 皆さまもぜひ劇場に足を運んでみてくださいね♥
【あらすじ】
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。
それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。
原作:鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子
高橋恭平(なにわ男子) 古川琴音 生田智子 光石研
プロデューサー:河野英裕 谷戸豊 大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
コメント1
匿名1番さん(1/1)
映画原作に忠実ながら俳優さんたちの演技が素晴らしくてすごく良かったです〜。もう一回見に行きたい。