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眺めるだけで満足だったのに!突然告白してきて!7年越しの想いが通じ合う!11月20日発売コミックス、小説、CD【BL新刊】
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2022/06/09 19:55
6.17……この数字が何を表しているかおわかりですか?
そう、映画『メタモルフォーゼの縁側』の一般公開日!
『メタモルフォーゼの縁側』は、「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の賞を受賞した鶴谷香央理先生の人気作。周囲になじめない女子高生・佐山うららと、夫に先立たれ一人暮らす老婦人・市野井雪がBL漫画を通じて育む友情と青春の物語です!
SNSにて【#メタモル推しキャンペーン】も進む中、映画の公開を首を長くして待っているみなさん~~~!
『メタモルフォーゼの縁側』ヒット祈願イベント「映画のヒットとと登壇者の夢や目標をご祈祷!」が6月8日(水) に開催。ちるちる記者もお邪魔してまいりました!
今回のイベントでは、芦田愛菜さん(佐山うらら役)、宮本信子さん(市野井雪役)、なにわ男子・高橋恭平さん(河村紡役)、生田智子さん(花江役)、光石研さん(沼田役)、狩山俊輔監督の6名がご登壇。映画に関連するテーマをめぐり、笑顔あふれるトークを繰り広げてくださいました!
イベントに現地参戦された方もそうでない方も、このレポを通して映画への気持ちを高めていきましょう~♥
安村直樹アナウンサーによる、推しを応援するときの基本姿勢のご指示の後。拍手の嵐の中で芦田さん、宮本さん、高橋さん、生田さん、光石さん、そして狩山監督がご登壇されました!
芦田さんは「原作のうららの雰囲気を壊したくない」と、原作にあって脚本にない部分も読み込んでうらら像を掴んだとのこと。しっかり原作の予習をしてくださる役者さんがいるからこそ、このような素晴らしい作品が出来上がるのですね……!
宮本さんはリアリティを出すために、亡くなったお母さまが丁寧に使い込んでいた私物を映画に使用したいと監督にご提案されたとか。書道を長年続けていたこと、また古い物を大事に使っていたお母さまと雪のキャラクター性がマッチしたことについて、監督も作品づくりにおいて「助かった」と感謝を述べていました。
偶然の巡りあわせだったようですが、『メタモルフォーゼの縁側』という心あたたまる作品のパワーを感じて感動してしまいました……!
高橋さんはうららの幼馴染の紡役ですが、ご自身には幼馴染がいないため、友達にどんなものかと聞きまわったそうです。また「イケメンを出すのではなく出ちゃう」という意識で、「さりげないイケメンを研究しながら頑張った」とのこと。
立っているだけでキラキラしたオーラを放つ高橋さんによるイケメン論、奥が深いです……。
生田さんは海外から雪のことを案じる娘役ということで、海外住みの女性らしい洋服や雰囲気を意識されたそうです。
光石さんはあまり役作りをされないタイプ。宮本さん演じる雪の「実の娘と、(娘ではないけれど)娘に匹敵するほどの新しい友達(うらら)との距離感の違いを見てほしい」と絶賛されていました!
絶妙な距離感が表現されたシーンは、ぜひ劇場でお確かめください♥
そして、宮本さんと芦田さんのご共演はなんと約10年前の『阪急電車』ぶり!
「『阪急電車』の頃は手のひらにすっぽり入ったのに、10年経って素敵なお嬢さんになって……」と宮本さん。「もう愛菜ちゃんって言えないです、愛菜さんです」と笑いを誘いました。
タイトルにもなっている「メタモルフォーゼ」はドイツ語で「変身」という意味。「何にでも変身できるとしたら何になりたい?」という質問に答えていただきました!
「猫になって猫の気持ちを知りたい」と芦田さん、「『スターウォーズ』のヨーダになって世の中を平和にしたい」と宮本さん。
「K-POPアイドルになってセクシーに踊ってみたい」と語った生田さんに続き、光石さんは「楽器や歌、ダンスができないので尊敬」とミュージシャンをご所望。
「なんだったら(なにわ男子に)入ってもいいんだよ?」と、大胆な移籍交渉が展開されました……!!
高橋さんも「ぜひ! 一緒にやりましょう!」と光石さんの電撃加入を快諾され、会場が一気に温まりました。
そんな高橋さんは「鏡が好きなので、鏡になってみたい」とのこと。
「子供の頃とかに鏡を見てると鏡の中に入れるんちゃうかなと思ってる時期がありまして。ミラーワールドみたいな、もう一つの世界があるんじゃないかな」と、高橋さんらしいエピソードを語っていただきました……!
お気に入りのシーンや注目ポイントを聞かれ、芦田さんはうらららしくおしゃれな古着衣装、高橋さんは中学生以来の学ラン姿を挙げられました。
高橋さんは「懐かしさもありつつ、自分で言うのもあれなんですけど似合っていますので(笑)、そういうところを見て欲しい」とアピールされました。着こなしのポイントを聞かれると「着ちゃえばかっこいいな」とのこと。
そんな高橋さんの学ラン姿は、ちるちる記事の劇中写真からも見ることができます♪ ボケ潰しになってしまい恐縮ですが、ぐうの音も出ない正論……! 学ランが輝いて見えます……。
狩山監督のイチ押しは「雪さんとうららの友情のきっかけとなった漫画の中身がスクリーンに映し出されるシーン」。実際に人気BL作家・じゃのめ先生が描いてくださった『君のことだけ見ていたい』ですね!
デジタル上で動かすタイミングを何度も試行錯誤され、「雪さんとうららと同じように読み進めている気持ちになれる」ことを目指したのだとか。我々は映画の世界に入ることはできませんが、劇中キャラと同じ目線から漫画を楽しめる、素晴らしい仕掛けとなっていました……!
本作ではうららと雪が夢へと挑戦する姿が描かれ、紡や沼田も2人の挑戦を応援している……ということで! 登壇者のみなさまの叶えたい夢や目標を教えていただきました。
芦田さん「みんなが遊びにきてくれるお家にしたい!!」
宮本さん「次の仕事を楽しみにしております。」
高橋さん「車の免許を取りたい!!」
生田さん「留学という名の遊学!!」
光石さん「生涯現役」
狩山監督「メタモルフォーゼの縁側大・大・大ヒット!!」
さらに、映画を応援してくださっているフォロワーのみなさまの夢もご紹介!
「キラキラ輝くアイドルになりたい」という夢に対しては、高橋さんが「自分は結構ポジティブな方なので、何事にも前向きに取り組めばいいんじゃないかな」とエールを送りました。「自分の好きな部分を押していくとか、そういうきっかけで自信に繋がったりしますので」と真摯に答えてくださいました。
そんな高橋さん、免許を取ってドライブしたい場所は、家の周りを慣れるまでずっととのこと。現実的……!
そして実際に宮司さんに祈祷していただきました。これでみなさまの夢も映画のヒットも叶うこと間違いなしです!
最後に、主演のお二人からこれから映画をご覧になる方へのメッセージを頂戴しました。
宮本さんは「ドキドキしておりますが、もしこの映画がお気に召したらどうかお友達とたくさんおしゃべりしてくださって、この映画を見に来てくださるようにお願いします」とコメント。
芦田さんは「縁側は中と外を繋ぐものだと思います」と語り、「この映画を観た方にも、うららみたいに素敵な出会いや、新しい風が吹くんじゃないかと前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです」と締めくくりました。
テンション高く周りを盛り上げてくださった宮本さんを筆頭に、和気あいあいとした雰囲気で進んだイベント。BL漫画をきっかけに盛り上がる雪とうららの微笑ましい姿が思い起こされるような、素敵な時間でした!
大事なことなのでもう一度!
『メタモルフォーゼの縁側』は2022年6月17日(金)全国ロードショー!
ぜひ劇場に足を運んで目に焼き付けてください♪
【あらすじ】
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。
それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。
原作:鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子
高橋恭平(なにわ男子) 古川琴音 生田智子 光石研
プロデューサー:河野英裕 谷戸豊 大倉寛子
製作幹事:日本テレビ放送網
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会