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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2022/06/04 16:00
2022/06/30 12:00
司会「それでは1000万円からオークションをスタートします!」
モブ「1500万円!」「2000万!」「3000万円払うぞ!!」
受け(な、なんなんだこいつら……人に値段なんかつけやがってッ!!!)
司会「………それでは3000万円で落さ」
攻め「……いや5億だ」(ざわざわ、ガヤガヤ)
攻め「なんだ聞こえなかったのか? 5億払うといったんだ」
受け(こ、この男……5億って正気か!!?)
おっと、冒頭からすみません。ついつい闇オークションで受けを落札する攻めごっこに熱中してしまいました……。
ところで皆さまは「闇オークション」って知っていますか? 令和にBLと巡り合った御仁には馴染みがないかもしれませんが、古からBL界に生息している紳士淑女の方には、懐かしさと愛おしさが溢れる設定ではないでしょうか。
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(お時間のない紳士淑女の皆様にはぜひ、インスタグラムでサクッとご覧になっていただきたいですわ♥)
ということで、今回は筆者が独断と偏見で選出したイチオシ「いにしえBL設定」を振り返ろうの会をここに開催したします~♥ こんな設定あったなぁ……と思い出を懐古したい方も、太古のBL文化に興味のある方も是非とも参加してくださいねっ! それでは早速参りましょう~~~!!
◆演目◆
1.闇オークション
2.大富豪
3.俺様攻め
4.美少年受け
5.ハイスぺ生徒会
6.誘拐されがちな受け
7.ウイスキーボンボン
8.カースト制度
9.重すぎる執着愛
10.体格差
はいっ!!!!!! 記事冒頭でも紹介したみんな大好き「闇オークション」のお時間です。この倫理観も金銭感覚もバグりまくっている闇オークションに突如出品されてしまった受け。何が起きているのか訳も分からずに周囲を見渡してみると、怪しげな仮面をつけた集団に囲まれていて……。
勝手に目玉商品にされているのも解せぬなか、どんどん跳ね上がる落札額。あの闇オークション特有の謎の盛り上がり……部外者ながらめちゃくちゃ楽しいですよね!? 司会らしき男が「3000万以上で落札される方はいらっしゃいませんか? それでは本商品は3000万円で……」といったタイミングでスッと落札札を挙げる攻め。「5億だ、そいつは5億で俺が買う」と渾身の決め顔をしてくれちゃいますっ♥
個人的には受けの価値は高ければ高いほど嬉しいので、高額落札どんとこい!! って感じですね(笑) 早速お買い上げした受けを横抱きして家に連れて帰りましょう!! その道中で「離せよッ」と暴れる受けに「活きがいいな……これは調教し甲斐がありそうだ」と攻めが微笑むまでがワンセットです……!
◎闇オークション描写を堪能できるBL作品→『お金がないっ』
いにしえBLの最強設定といえば、現実ではお目にかかれないハイスペックを持つセレブ攻め♥ 札束や小切手を湯水のほうに使うセレブ攻め……お金にものを言わせる傲慢さと強引さには庶民感覚が抜けない受けを終始混乱させますよね!
そうしたハイスペック攻めに気に入られがちなのが、平凡を絵に描いたような一般人の受け。(読者から見ればそんな平凡受けも美形の類にカウントしたいんですけどね……) 攻めがアラブの王子ならば、どこにでもいるサラリーマンの受けや貧しい家庭育ちの受けが見染められがち♥ 王族・貴族ではなかなかいない受けのもつ純真さがセレブ攻めにドストライクなのでしょう……!
ヘリをチャーターして上空から夜景を眺めるデートを企画したり、豪華クルーズ船を貸切ったり、セレブ攻めが選ぶデートスポットも規格外そのもの……!! とんでもデートプランの数々に開いた口が塞がらない受けがお金の大切さや一般人のデートをセレブ攻めにプレゼンするのも一興ですよねっ!!!
◎規格外なセレブ攻めが受けを翻弄する作品→『蜜月砂漠』
生まれてこの方、自分が世界の中心だと錯覚するほどの自信と自己肯定感を有していた攻め。周囲もそんな自由奔放な攻めに苦言を呈することもなく、欲しいものはなんでも手に入る状況下で育った攻めがいにしえBLには数多く登場するのです……。そうしたわがまま放題&自己中心的な俺様攻めの心を射抜くのが、今まで出会ったことがなかった規格外な性格の受けというわけですよ♥
どの辺が規格外なのかというと、例えば攻めからの誘いや贈り物を即座に断るのは定番ネタですよね! また、甘やかされて育ってきた攻めの横暴な態度に激怒した受けを惚れ直すというのも鉄板コース!!! 「まさかこの俺になびかないやつがいるとはな……面白れぇ……」といった具合に、攻めに気に入られるつもりのなかった受けはまんまとロックオンされてしまうという……何万回でも見たい王道展開に突入します~!!
この「フーン……面白れぇやつ」ルートに突入すると、受けは200%逃亡不可。はじめは意地と興味でちょっかいをかけていた攻めの隠れたギャップに大人しく惚れ直しておいてくださいっ!!(ウィンク)
◎強引な俺様攻めに胸キュンする作品→『君主サマの恋は勝手!』
いにしえBLの受けといえば……圧倒的美少年率の高さですよね!! 中性的な身体に精巧で美しい顔立ち♥ 街中を歩くだけですれ違う誰もが思わず振り返ってしまうほどの美少年受け……さいっこうですよね……(拝)
逆に攻めは体格の良い高身長イケメン率が高いので、身長差といい、並んだ際のバランスといい、滾るものがありますよねっ!! 性格としては意地っ張りなツンデレ美少年と、1輪の花のように繊細で気弱な美少年の2パターンが傾向として多い印象がありますが、皆さんはどちらのタイプが好きですか~??
モブ女子からも「あの子可愛い~♥」と言われてしまい、恥ずかしがるもよし! ムスッと不機嫌になるもよし!
筆者的には迷いに迷いますが、どちらかと言えば気弱な美少年受けを推したいですね♥ ハイスぺ攻めに守られるお姫様ポジの儚い受けでしか接種できない栄養素ってありますよね……?
◎カワイイが溢れる美少年受けと出会える作品→『キミは甘い甘い…』
美形揃いのエリート学園……夢が詰まっていますよね~♥ なかでも一般の生徒と位が異なる生徒会という組織にはさらに期待値が上がってしまいますっ!! 学園の規律を守るという名目で生徒が生徒を取り締まる高貴な機関、ありがたいことにハイスぺ生徒会に関連するドラマが、いにしえBLには多く展開されています!
生徒会に所属するスパダリキャラクター同士の絡みもたいへん眼福ではありますが、いにしえBL学園といえば、エリート男子から溺愛されるキュートでおバカな受け、もしくは俺様不良生徒に翻弄される優等生受け、という設定が王道ですかね! どちらのパターンも実に美味しいですし、こうした学園ラブストーリーは令和でも愛され続けているBL設定ですよね♥
個人的には前者のエリート男子とおバカ受けが大好物ですね……! エリート生徒会に所属している攻めは基本的に頭脳明晰なので、おバカで可愛い受けを罠に嵌めることなど朝飯前! ぺろりと捕食しちゃいます♥ 皆さまはどういった設定のいにしえBL学園がお好きですか~??
◎エリート生徒会長と不良受けの恋路が見れる作品→『ワルイコトシタイ』
受け……攻めの弱点として認識され、何かと厄介ごとに巻き込まれる説~~!!! このストーリーの流れに既視感がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そうなんです。普段他人に興味を抱かない攻めが唯一気を許す存在である受けは、「攻めに愛されている」という事実だけで存在価値が鰻登りするのです……!
故に敵対組織に狙われたり、実際に誘拐されることが後を絶ちません……。特に極道や大企業の社長など地位ある攻めに愛されてしまった時点で、トラブルに巻き込まれるのは確定事項!!! ですが、たいていのトラブルはスパダリの攻めがなんなく潰してくれるので問題ありませんっ!! 最終的には危険を冒して迎えに来てくれた攻めの好感度が爆上がり……受けがさらに惚れ直すというのがテンプレに近いですかね……♥
しかし、そんなスパダリ攻めを陥落させるほどの受けですからね。結構な確率で敵対組織にも気に入られます……。最初は攻めを苦しめるために誘拐してきたはずなのに、一緒にいる(監禁)うちに受けの魅力に気がついてしまう敵のボス。その気持ちはわかる……!!! けど!! それは報われない恋心なのです……。攻めもその敵も誑し込む受けが1番恐ろしいですね……。
◎受けが攻めの敵対組織に誘拐される作品→『ファインダーシリーズ』
受けと攻め、どちらがお酒に強いキャラが多いと思いますか……? 個人的には受けはお酒に弱いイメージがありますね!! お酒に酔って無防備になる受け、いつもツンツンしているのに甘っ子になったり、素直になったり、デレ成分が一気に分泌されるため攻めも理性を保つのに必死のご様子♥
そんなアルコールが得意ではない受けと相性抜群のアイテム、それこそがウィスキーボンボンなのです……。実は筆者はウィスキーボンボンを食べたことがありません。しかしながら、その名とイラストはいにしえBL好きとして、幾度となく拝見してきました……。結果的に筆者のなかでウィスキーボンボンは受けを不意に酔わせることがアイテム!! といった印象が染みついております(ド偏見)
しかもですね、ウィスキーボンボンは立派なお菓子なので……未成年キャラでも食すことができるのです。お酒が飲めない年齢の受けを合法的にふにゃふにゃにしてしまう、魅惑のチョコレート菓子……後世にも引き継ぎたい王道ハプニングですよね!
◎ウィスキーボンボンで受けが酔うBL作品→『純情ロマンチカ』
いにしえBL学園はなにも煌びやかな世界だけではありません……。支配する側とされる側がはっきりと区別された絶対服従のカースト制度、貞操観念も道徳もすべてが狂った監獄のような学園生活もいにしえBLの魅力的な設定の1つですよね!!
憎悪と肉欲が絡み合う無法地帯で生き抜くために必要なもの、それは確かなカースト・地位なのです……。搾取される側になりたくないなら、必死に食らいつかなければいけない極限状態でのハラハラした肉厚なストーリーに魅入ってしまいますよね~♥ 大人の介入が許されない過酷な檻の中で、繰り広げられる裏切り劇や過去の因縁が絡み合う設定は多くのいにしえBLファンを虜にしました……!
絶望的な状況下で芽生える純愛や、登場時は狂人めいていたキャラがふとした瞬間に見せる人間らしさなど、支配された環境だからこそ映えるアクセントも盛りだくさんです! また学園内に「キング」や「クイーン」といった称号をもつキャラが存在し、明確なランク分けがされているのが特徴ですよね~♥
◎カースト制度に支配された学園模様が見れる作品→『飼育係・理伙 上 』
いにしえBLのなかで筆者がイチオシしたい関係性は「攻め→∞→受け」!!!! 体感ですが、いにしえ作品の攻めたち……愛が激重じゃないですか? 社交的な性格の受けには友人もたくさんいて、なかなかに人気者の様子。もちろん攻めにも優しく気軽に接しますが、攻めが欲しいのはみんなと同じポジではなく、受けの「特別」……受けの特別になりたいという欲求が執着愛を加速させます!!
受けに拒絶されたら自殺しようとしたり、受けと一緒に居られないからという理由で仕事をやめようとしたり、自分の生活基準を受けに合わせている攻めキャラがたくさんいる気がしますね……ふぅー……気の狂った執着攻め最高~~~!!! っと思わず叫びだしたくなります(にこっ)
受けが生活基準のため、攻めを動かすために攻めの友人や周囲の人間は受けに頼りがちです。キスやデートといったご褒美を用意することで、仕事に行きたがらない攻めを効果的に動かすことができちゃいますっ!! 執着対象だから成せる業。そのため受けは攻めの知人から崇められてることも……! たぶん攻めのトリセツには、受けの名前が至るところで記載されているのでしょう♥
◎受け命の超人気モデルの執着愛が見れる作品→『ジュリアが首ったけ』
さて、これまでご紹介してきた作品を振り返ってみていただきたいのですが、何か共通点があると思いませんか……? そうです!!! 攻めと受けの体格差が目立つ作品が多いと思いませんか!? 華奢な受けを守る騎士のような屈強な肉体の攻めはいにしえBL設定の醍醐味ですよね~♥ 抱きしめられたときにすっぽりと攻めの胸の中に包まれてしまう体格差……激エモですっ!!
広い肩幅と厚みのある肉体、高身長は攻めの特権と言っても過言はないのでは? 近年は雄らしい身体つきのキャラクターが受けになることももちろんありますが、ガタイの良い攻めと薄い身体の受けのカップリング率が非常に高く感じますね……! 皆さんお気に入りのいにしえBLのなかにもそうした体格差カップルの作品があるのではないでしょうか!
ちなみに筆者は時代が令和になった今でも生粋の体格差LOVEなので、いにしえBLとは生涯の親友です(握手)
◎体格差カップルのイチャラブが楽しめる作品→『最強総理』
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さてさて、いにしえBL設定の数々はいかがでしたでしょうか?
懐かしい~~!! と悶えたくなる設定はありましたか? 振り返ってみると令和の今でも愛され続ける王道設定も多数確認できましたっ♥ ぜひ皆さまが「生まれ変わってもこれは己の性癖に違いない」と痛感する懐かしのBL設定がございましたら、後学のためにぜひ教えてください~!
担当記者:飲むようぐると |
コメント6
匿名13番さん(1/1)
花村イチカさんの作品好きだったなぁ…懐かしい。
桜賀めいさんの無慈悲シリーズの続編を私はいつまでも楽しみにしています。
匿名5番さん(1/5)
TLでも似たような設定あるし、恋愛ジャンルのテンプレだと思う。
やっぱりBLの受けって女性らしさの記号を持ってる。
リバも好きなんだけど、それが流行らない理由はここに有るんだろうな。
匿名4番さん(1/1)
最近の小説でも、主人公の描写で「色素薄め」「筋肉がつきにくい」「顔は割と整っている」とか出て来るとアーハイハイって思います。テンプレ。
匿名3番さん(1/1)
わたしのバイブルはジュリアが首ったけです〜!いつよんでも最高です。
匿名2番さん(1/1)
純情ロマンチカで腐入りしたので、私のバイブル…。
桜賀めい先生もだいすきだ〜〜〜!!!
匿名1番さん(1/1)
リスト全部にチェック入りました。
オークションはともかく、他はまだまだ現役ですよね?!;;;;