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なんとうらら役に芦田愛菜!映画『メタモルフォーゼの縁側』メインキャスト解禁!

2021/11/25 06:00

「愛菜ちゃん」と名優・宮本信子が年の差58歳の親友役に! 2022年初夏公開決定



2021年1月に実写映画化が発表された『メタモルフォーゼの縁側』ですが、この度メインキャストとして芦田愛菜さん宮本信子さんのお2人が発表されました!
こんな豪華なキャストを皆様予測出来たでしょうか……? 国民的女優のお2人が主演ということで、ますます映画への期待が高まりますね。

主人公・うらら役の芦田愛菜さんは、2010年「Mother」(NTV)で脚光をあび、当時は天才子役 通称「愛菜ちゃん」として注目を集めました。
2013年『パシフィック・リム』ではハリウッドデビューも果たし、連続テレビ小説「まんぷく」(NHK/2018)では史上最年少の語りを務めるなど、現在も数々の映画やドラマ、CMなどで活躍する大人気女優です。

そんな芦田さんが今回演じるのは、友達も彼氏もいない。ひとりこっそり読むBLだけが毎日の楽しみで心の支えの、17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら。
出演作を見ていた方の中には「愛菜ちゃんがBL好きの役!? 」と驚いた方も多いのではないでしょうか。「愛菜ちゃん」と「BL」……今までなかなか結び付かないイメージがあったかもしれませんが、今作の役を通してまた新たな芦田さんの一面が見られることがとっても楽しみですね!

そしてそんなうららと出会い、58歳差の「親友」となる雪を演じるのは宮本信子さん。
『お葬式』(1985)で第8回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。『マルサの女』(1988)ではシカゴ国際映画祭最優秀主演女優賞など……多数の賞を受賞されている、まさに日本を代表すると言っても過言ではない名優です!

「最初にお話しを頂いたとき、まず「“BL”とは何のことですか?」と質問させて頂きました。」とのコメントから、雪と同じく今回初めてBL文化に触れたと思われる宮本さん。BLとの出会いから、共通の趣味を通じて58歳の年齢差のあるうららと仲を深めていく雪をどのように演じるのか……こちらも期待が高まります。

お2人の共演は『阪急電車~片道15分の奇跡~』(2011)以来10年ぶりの2度目ということで、撮影を振り返り芦田さんは「一緒にお芝居をさせていただいて、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします。」、宮本さんは「愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。」と当時を懐かしむコメントも。

そして漫画『メタモルフォーゼの縁側』の生みの親である原作者・鶴谷香央理先生は、漫画が映画にメタモルフォーゼ(=変形、変身)したことに関して「嬉しくて(企画書を)しばらく鞄に入れていました。」とコメントし、撮影現場を見学し「ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、今から本当に楽しみです。」と映画にも期待を寄せています!

1巻 (C) 2018 Kaori Tsurutani/KADOKAWA

映画『メタモルフォーゼの縁側』は2022年初夏全国公開予定。

原作は「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞し、全国のBLファンからも高い評価を得ている作品。実写映画となることで物語の新たな魅力が発見できそうです。

今後も気になる映画情報は公式HP公式Twitterを要チェックです!
2人の名優が「BL好き」をどのように演じるのか……?今から公開が楽しみですね♪

映画『メタモルフォーゼの縁側』原作:鶴谷香央理

 
2022年初夏全国公開

あらすじ
17歳の女子高生と75歳の老婦人。二人をつないだのはボーイズ(B)・ラブ(L)
最初の青春と最後の青春。歳の差58歳の友情と挑戦の物語

うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。
雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。
ある日、ふたりは同じ本屋にいた。
うららはレジでバイト。
雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。
初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。
そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。
それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。


原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA) 脚本:岡田惠和 監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜 宮本信子


▼主人公・うらら役:芦田愛菜コメント全文
オファーを頂いたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。
宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです。
宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします。

▼雪役:宮本信子コメント全文
最初にお話しを頂いたとき、まず「“BL”とは何のことですか?」と質問させて頂きました。
原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。
雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。
お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。
あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。
今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました。


▼原作:鶴谷香央理コメント全文
初めて企画書をいただいた時は、嬉しくてしばらく鞄に入れていました。プロット、台本といただくうちに、映画というのは、大勢の人のその場の工夫によって組み上げられ、変化していくものだと体感することができました。私が垣間見たその過程は、山あり谷ありの中でも誠実で、ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、今から本当に楽しみです。

(c)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

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