全員尊み天元突破!新時代の新バースでついに健康はなれるってマ?
病弱男子を元気にしたいだけの人生だった……。(ワクチンの副反応で死にかける筆者の遺言)
病弱男子を幸せにすることに命を懸けて毎日を生活している筆者ですが、意外と病弱な人が出てくる作品って少なくないですか?
実際、ちるちる内でも医者モノが850件見つかるのに対して、病弱モノは150件程度と圧倒的に数が少ないのです!
「ドースバース」とは、一言でいうとオメガバースと同じように一般人の中に少数の特殊な人間がいるという設定です。
この世界観では、「ノーマル」と呼ばれる一般人の他に二種類の人間がいます。一つ目がどんな病気も触れるだけで治せる「ドラッグ」。そして二つ目が生まれつき原因不明の体調不良を抱える「クランケ」です。
ドラッグがノーマルに30分以上の長時間接触するとオーバードーズ状態になります。ここからドースバースと呼ばれるようになりました。(ちなみにドー「ズ」バースだと発音しにくいことから、ドー「ス」バースと呼ばれるようになったそうです。)
ドースバースの世界では、医療も発展してはいますが、最終的に難しい病気などを治す役目はドラッグに任せられています。
前の章でも述べたように「ドースバース」の世界では一般人である「ノーマル」の他に「ドラッグ」や「クランケ」という特殊なバースが存在しています。今回はそれぞれのバースの特性について解説しちゃいます♥
・ドラッグ
触れるだけでクランケ・ノーマルに関わらず、体調の悪い人を治療することができます。ドラッグ自身は病気にならず、他のドラッグと接触しても影響はありません。
どんな不治の病でも治してしまうドラッグですが、その能力も万能という訳でもありません。即効性があるものの、通常の薬と同様に副作用があります。例えば、神経痛の鎮静をドラッグが触れることによって治療すると、眠気などの副作用が出ることがあります。
また、
ドラッグは自らの能力を制御することはできません。つまり、触れたものすべてにドラッグの治療の能力の影響を及ぼしてしまうということになります。そのため、ノーマルと長時間一緒にいてしまうと体に悪影響を及ぼしてしまうので、
人との触れ合いを減らす傾向があります。
個人差はありますが、基本的には生まれつき面倒見がよく、世話焼きな気質の人が多いです。
・クランケ
生まれつき身体が弱く、よく原因不明の体調不良になってしまいます。この体調不良はドラッグと触れ合うことで良くなります。
体調不良や病弱さはドラッグと番になることで治ります。ただし、オメガバースの番と同様にドラッグが死んだり、番を解消されたりすると、再び体調不良になってやがて亡くなってしまいます。
一般的な薬でも病状を落ち着けることはできますが、根本的な治療はドラッグしか行うことができません。
クランケの体調不良はノーマルやドラッグに感染することはありません。
・ノーマル
病気にかかったときでも基本的には薬で治療することができる一般人です。もちろんドラッグとの接触によって治療することもでき、その場合には薬の投与よりもはるかに早く治すことが可能になります。不治の病にかかった場合にはクランケと同様にドラッグに治してもらうしかありません。ただ、
ノーマルは30分以上ドラッグと接触するとオーバードーズ状態になり嘔吐症状などが現れます。さらにそのまま
3日以上一緒に居続けると中毒となってしまい、離れると死んでしまいます。
・ドラッグとクランケの番
クランケがドラッグの血を飲むことで番関係が成立します。
クランケはドラッグと番関係を結ぶことで体調不良や病弱さを治すことができます。
ドラッグは番になると能力を制御できるようになり、ノーマルやクランケの治療を任意で行えるようになります。わかりやすく言うと、ドラッグは能力の制御ができるようになることでノーマルを中毒にすることなく、長い時間一緒にいても大丈夫になるということです。
双方に大きなメリットがあるということは、オメガに利点が多いオメガバースの番との大きな違いですね! ・ノーマルがドラッグの血を飲んだときノーマルが飲んでもドラッグと番になることは出来ません。しかし、
中毒になりドラッグに依存するようになります。
・ノーマルの子どもがドラッグだったときノーマルは前の章でも述べた通り、ドラックと30分以上触れ合うとオーバードーズ状態になり、3日以上一緒にいると中毒で離れると亡くなってしまいます。しかし、子どもがドラッグだった場合は耐性が付いているので長期間一緒にいても体調を崩すことはありません。その代わりに体調不良の際も治してもらうことも出来なくなります。
『愛欲オーバードーズ』作:下野圭
【あらすじ】
触れるだけで相手の病気を治すことができる「ドラッグ」と、生まれつき慢性的な体調不良に悩まされる「クランケ」という、特殊な性質を持つ人間が存在する「ドースバース」の世界。 どんな治療も効かない「クランケ」の三ヶ崎(みかさき)は、入所する医療施設で「ドラッグ」の遊馬(あすま)と出会う。 自分とは真逆の爽やかエリートな遊馬に苦手意識を覚える三ヶ崎だったが、遊馬に治療のために触れられて、快感がせり上がってきてしまい…。 「大丈夫、気持ちよくなっていいよ」 医療行為だと分かっているのに、深くキスされ、とろけるまで癒やされて―― 救う者と救われるしかない者…不条理な世界で生まれる究極の愛。
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以上、「ドースバース」の解説でした。いかがだったでしょうか?
苦しんでいる本人を愛でるもよし。自ら望んだわけではない能力を制御できないドラッグを愛でるもよし。特殊な力を持たない自分に葛藤を抱えるノーマルを愛でるもよし。
「ドースバース」って一石三鳥では!?(混乱)
ぜひ創作の参考にしてみてくださいね♥
コメント2
匿名1番さん(1/1)
記事の再掲載、ありがとうございます
初めて聞く設定に興味深く読みました!!
クランケのいらすとやさん絵が完全なる病人過ぎてちょっと笑いました
欲を言ってしまえばこの設定の作品紹介があったらもっと嬉しかったです!
ちょっと自分でも探してみようと思いま~す
腐女子Iさん
何故かこういうバース系ってサブのカプを応援してしまう...ドラッグ×ノーマルとか最高では...?私は光の腐女子ですから紆余曲折あって最終的にはラブラブして欲しいのですが、中毒か...可哀想なのは読めん( ߹꒳߹ )中毒にならないように短時間の接触(セフレ)とか美味しいですね。いつもちるちるさんの記事に新たな発見をさせてもらってます。いつもありがとうございます!!BLって美味しい( "´༥`" )