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華麗なる詰み回避！クラスメイト、同僚、家族……2人を支える名脇役！

その中の一部門でもあった“サブキャラ”と聞くと、皆さんはどんなキャラを思い浮かべますか？

「それってさぁ……お前のこと好きなんじゃない？」背中を押してくれるよき理解者タイプ！

関係が上手くいっているように見えても、お互いの想いがすれ違ってしまうことも。そんな気持ちを抱え込んで悩んでしまう時、友達からの客観的な意見はありがたいものです。

どっからどう見てもお前ら両想いだろ！ という2人だって、第三者から言われないと自分の気持ちに気が付かなかったりするんですよね……。
「素直にならねーと後悔するぞ！」「ここは俺に任せて行けって！あの子……待ってんぞ？」と背中を押してくれる理解者タイプのサブキャラは、何気ない一言が物語の展開に大きく関わることも？
 

チャラく見えるけど大人として助言してくれる心強さ！

『ラブミー・ラブマイドッグ』作：那梧なゆた

 

 

新人編集者・愛一郎と人気作家・秋彦の恋愛を描くこちらの作品。注目のサブキャラは、以前から秋彦と親交がある本河。秋彦と同じく軽めなタイプに見える彼ですが、本気で秋彦と付き合いたいと考えている愛一郎の相談にも乗ってくれます。「秋彦が誰か一人に落ち着いたら、それこそ空から槍でも降ってくるのでは」なんて言ってきたりもしますが優しく2人を見守ってくれるお兄さん的存在です。

出番は少ないながらも、ビジュが良すぎる上に漂ってくる大人の色気が半端じゃないので、めちゃくちゃ好きになってしまいました♥

「お試しとかしてみりゃいいじゃん～」という本河の一言がなければ、そもそもこの2人は編集者と作家という関係性すら抜け出せていなかったのでめちゃくちゃいい仕事してくれました。本河、グッジョブ！

 

優しくそばで見守ってくれるのは友情の証！

『これは7秒後の恋じゃないけれど』作：ネズサワ

 

 

現役高校生である朝日と嶋の淡い青春を描いた本作。

こちらの注目のサブキャラは、名もなき朝日の友人たち！ 2人を優しく見守りながら、時に「嶋のこと呼んで来てやろうか？」 という高校生ならではのノリも垣間見えて、とても微笑ましいです。かと言って2人の関係性に踏み込みすぎるわけでもなく、適度な距離感を保ちながらそばにいてくれる優しさ……！ 良い子たちや(泣) 

出番が多いわけではないながらも、友人たちが出てくるシーンではほぼ毎回一緒に昼食を食べているのでほのぼのしちゃいます。決定的な助言をするわけではありませんが、高校生らしく友達をサポートしようとしている姿がとっても初々しい！嶋と昼食を食べるために朝日が席を外すことになっても快く送り出してくれる彼らの友情が非常に眩しい……。

 

2人の愛の試練となる…魅力的な当て馬キャラ！

主人公たちの紆余曲折のひとつとして、まさに愛の障害になってくれるのが所謂「当て馬」と呼ばれる立ち位置のキャラや、色々な事情で2人の関係に反対したり別れさせようとするお邪魔キャラ(良い意味で)！ 他人から与えられる試練を乗り越えるからこそ、お互いの大切さに気付くことができるんですよね……。
むしろ「当て馬こそ好きなっちゃう」派の方もいらっしゃるのでは？ 難儀ですね……分かります……。どうか報われてほしい！ でも可哀想だからこそ輝くこともある!?
 

本当に好きだったのに……。不器用ですれちがってしまう切なさ

『チェイス・ユア・ハート』作：わが

 

 

 年下高校生・井部 灯眞×美人黒髪大学生・宇佐美 冴の甘酸っぱい青春を描いた本作。グイグイ迫ってくる冴にタジタジな灯眞の距離を一気に縮めてくれるのが、冴のイマカレである歩夢。歩夢の方から冴に告白して交際がスタートしたものの、今まで男性とお付き合いをした経験がなかった歩夢は知らず知らずのうちに冴を傷つけすれ違ってしまい、今では距離を置いています。

すれちがってしまったのは単に価値観が合わなかっただけなのか、彼がもっと早く冴の気持ちに気付いていれば……と歩夢ルートも想像してしまいます。灯眞と冴の仲が急接近したのは彼のおかげなので仕事はやりきってくれました、お疲れ様‼

今回の気づきを経て、またどこかで幸せになってくれよな……！！！

歩夢の冴に対する正直な気持ちは巻末に描写されているので、是非最後までお楽しみください♥

本当は面倒見の良いお兄さん♥

『いびつなシュガーモンスター』作：椿

 

 

一般人に擬態している淫魔・御影旬と性的なことが嫌いなサラリーマン・瀬戸七緒がメインのこちら！

注目するべき当て馬キャラは、旬の友人であり淫魔のノア。旬がどんな相手を見初めたのかを確認するためイギリスからはるばる日本へやってきた彼ですが、出会ってそうそう七緒に淫紋を刻んでしまうくらい強引な人間だったのです……！

しかし、七緒に手を出すのも旬に対する心配ゆえ(泣) 七緒にとっては出会いこそ最悪でしたが、旬の気持ちを知った彼は2人がすれ違ってしまわないようになんとサポートしてくれるのです。

ノアがいてくれたからハッピーエンドを迎えられたと言っても過言ではないくらいの大活躍っぷりなので、ノアも絶対どこかで幸せになってくれますように……！

 

どうか幸せになっておくれ……願わずにはいられない胸キュンサブCP♥

 
相談役の同僚や友達ポジションのサブキャラにキュンしてしまった皆さん！所詮私の推しは脇役だし……と諦めるのはまだ早いですよ！ BLでは気になるサブキャラがメイン以外の新たなキャラと出会いサブCPとして登場してくれることも！

凹凸コンビの過激ラブ♥

『アワーハウスラブトラブル』作：おわる

 

 

ひょんなことから男性限定のシェアハウスに住むことになった主人公が、勘違いをきっかけにして入居当日から抱かれてしまうこちらの作品！

 

注目のサブカプは、ワイルドな色気が漂う芸術家・要と自分が「小さい」ことを気にしているホスト・ゆうすけ。煙草を吸いながらゆうすけの愚痴を聞いてくれる要、あまりにもエロい(真顔)。

体格ががっしりしている要と、小柄なことを気にしているゆうすけの組み合わせが至福すぎるカプ……かと思いきや、お人好しで人を疑うことを知らないウブなゆうすけに要は結構強引に迫っていくんです！ホストながらも自身を「素人童貞」と称すゆうすけと、「小さい」ブツにしか興奮しない宣言をかます要のカップリングはエロあり笑いアリの神CPです♥

 

メインカプとの温度差で風邪引ける⁉

『何でもいいから消えてくれ』作：ひなこ

 

 

ひなこ先生の『何かいいの見つけた！』、鴫原洋二×八度陸編になっているこちらの作品！

こちらの注目サブCPは、彼ら2人の友人である大杉×小春です！洋二と陸が影のような組み合わせになっているのに対して、キラキラ輝く光のようなカップリングになっているのが大杉と小春。本編でこの2人が絡んでいるシーンはあまり多くないのですが、自分が洋二に傷つけられているのと同じように大杉が小春を傷つけているのではと危惧する陸と、そんな陸の気を引きたいがためにわざと小春に手を出そうとする洋二、という複雑な関係性が描かれています。

洋二と陸が歪な関係性になってしまっているからこそ、純粋に好意を寄せあっているように見える2人が胸に刺さります……。

 

『何かいいの見つけた！』本編では大杉と小春の2人がメインCPになっているので、気になった方は是非こちらもあわせてご覧ください！

 

いかがだったでしょうか？ もちろん、今回ご紹介したサブキャラ達はほんの一部。BL界には本編を読むまで気が付かない、魅力的なサブキャラがまだまだ沢山隠されています！
あなたが助演男優賞をあげたい！ と思う推しサブキャラも、よろしければ教えてくださいね♪