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06/16
愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2021/12/10 16:00
2022/05/24 18:00
みなさん、初めてオメガバース作品を読んだ日のこと、覚えていますか?
今や二次創作でも商業でも、見ない日はないオメガバース。BLの一時代を築いた大ムーブメントといっても過言ではありません。
実はオメガバースは、2014~15年前後を境に二次創作でバズりまくった結果浸透した文化。筆者は、段々とオメガバース作品が世の中に増えていく過程を見て「こ、これが歴史が作られる瞬間……!」と慄いた記憶があります。
そんなオメガバースですが、「なんだか最近α×Ω以外も普通に見かけるようになったなあ」と思いませんか? 例えばΩ×αだったり、α×βだったり。「α×Ωは飽きたなあ〜」なんて声もちらほら。そんな声を反映するように、この6年、7年の間にCPは多様化してきました。
そこで、今回は2015年~2022年までのオメガバース人気CP傾向の変遷を調査! α×Ωは減少しているのか、βの作品数は増加しているのか……? 早速オメガバースの歴史を辿るBLタイムトラベルに行ってみましょう!
◆目次◆
1.オメガバースの歴史大全
2.α×Ω=王道の説は覆されるのか…?調査開始
(1)2015年『オメガバ多様化』期
(2)2016年『早くも逆王道隆盛!?』期
(3)2017年『ドシリアスオメガバ』期
(4)2018年『オメガバブーム爆発』期
(5)2019年『原点回帰しまくり』期
(6)2020年『王道安定』期
(7)2021年『メタオメガバ』期
(8)2022年は…?
まずは、オメガバースがどのような道を歩んできたのか振り返ってみましょう。
というわけで、ざっくり年表を作ってみました!
比較しやすいように現実社会の出来事も書いてみましたが、なんとなく想像がつきますでしょうか……。
歴史を振り返ってみると、やはり2015~2016年にかけて、今なお支持されるオメガバースの傑作が続々誕生した印象を受けます。
子育てBLの火付け役『ただいま、おかえり』も2016年の刊行! 2016年はオメガバースの歴史を変えた1年といっても過言ではありませんね(震)。
また、より具体的なオメガバース作品の全体数はこんな感じ。※2022年は5月時点で80冊ほどが刊行されているようです。
2021年は若干刊行数が下がっていますね。グラフからわかる通り、2019年頃からグッと数を伸ばし2020年にはオメガバース設定が出始めた頃の8倍ほどの作品数になりました。さらにBL作品全体の刊行数と比べると……
全体数に対し、意外にも少なそう……? しかし、2020年には3500ほどの全作品数に対してオメガバース作品は160作品。20冊に1冊はオメガバース作品だったと考えると一設定としてはかなり多く感じますよね。
それでは各年ごとの集計結果を見ながら、ひとつひとつその年に流行ったカップルの傾向を掘り下げてみましょう! 果たして内情やいかに……。
★調査基準
・ちるちるサイト内評価順に上位20作品を調査
・同名、続編、アンソロジーは除外、スピンオフはカウント
・3Pや、同作品の別CPはそれぞれカウント
→その為、総数が20以上になっている年があります。
※2015年、16年は20作品に満たなかったため総数が少なくなっています
・CP数
α×Ω 9
β×Ω 3
α×α 1
その他×Ω 1
二次創作のムーブメントに乗じて商業でもオメガバース作品がちらちらと現れ始めたこの年。最初に流行るのは元祖オメガバ、α×Ω……かと思いきや、この時期から既にβ×Ωは登場していました。
オメガバース世界は必ずしもα×Ωだけではない。その可能性の広さにこんな早くからお気づきの方が沢山いたんですね! この多様性こそ、後に爆発的な人気を誇る要因の一つと言えます。特殊な世界観・設定を共有しながらも、ファンタジーから現代モノまで汎用性の高いオメガバースという装置と、BLの親和性の高さを物語る結果となっています。
Ωが受け、αが攻めという前提はなるべく崩さず、「この設定でどこまでいけるか」という限界を試しているようにも見受けられます。フロンティア精神の旺盛な時代とも言えるでしょう。
作品全体の傾向としては、Ωへの差別とαへの優遇がかなり分かりやすくなっています。設定自体もまだまだ咲き初め。設定を広めるためにはちょっと大げさなくらいがよかったのかも?
この年の作品で最も「神」評価を得ている森世先生の『ロマンティック上等』は、王子様αに憧れながらも、幼馴染のβに惹かれてしまうΩが主人公。運命や、それに抗う登場人物たちが生き生きと描かれるオメガバースの設定の魅力がギュッと詰まった作品です。まさにβ×Ωの先駆け的作品とも言えるでしょう。もちろんザ・王道のα×Ωの人気作も多数登場しています。皆さんも一度は絶対に目にしたことがあるであろう『さよなら恋人 またきて友だち』もこの年の作品なんですね。ついこの間だと思ってたのにビックリだ……。
あらすじ
王子様の条件は、高収入・高学歴・超美形 夢見るビッチのハッピーライフ計画 派遣社員の計(けい)は、まだ見ぬハイスペックな恋人を求めて自分磨きに余念がない。絶対に残業はしないし、仕事もテキトーにこなして、定時過ぎたら料理教室に直行。運命の人をオトす手管を極めるキラキラタイム☆しかし、そんな計には、幼なじみでセフレの次継(つぎつぐ)がいる。たかぶる身体の熱を収めるため、次継の優しさに甘えてセックスに没頭する日々。ある日、合コンで理想通りの超絶イケメンエリート・駅人(えきひと)と出会う。ついに念願の相手と出会えたかと思いきや、駅人は複数の恋人を囲ってハーレムを作るような人を見下した奴だった。地位か? それとも愛か?先の読めないトライアングル・ラブ『オメガバースプロジェクト』の話題作、ついにコミックス化!
・CP数
α×Ω 13
α×β 2
Ω×α 1
β×Ω 2
β×α 2
α×α 1
Ω×Ω 1
オメガバースが爆誕してから少し経った頃。さて、どういった傾向になっているでしょうか。この年最も神評価を得ている作品である『かしこまりました、デスティニー (下)』はみなさんご存知の通りα×βの作品。 先程紹介した『ロマンティック上等』同様、王道崩しはオメガバース界の定石なのかも知れないですね。
設定としての人気が出るのに伴い、『狂い鳴くのは僕の番』、『ただいま、おかえり』など名作シリーズがたくさん生まれていることにも注目です。また、この年は2015年に比べると獣人とオメガバース設定を兼ねた『ペンデュラム -獣人オメガバース-』など、エポックメイキング的な作品が多く生み出されています。中でもバリタチΩ×ハイスぺαという設定が衝撃だった『僕のハイスペック彼氏様』は、現在でも数少ないΩ攻めという新たな道を切り開いた作品です。
『僕のハイスペック彼氏様』は番外編でβ×αが描かれており、こちらもなかなか衝撃的! この年出版されたコミックは、オメガバースで考えられるだけの全ての組み合わせを網羅していますよね。取り合えず出せるところまでは出した、という感じがします。さてさて、ここからどう展開していくのでしょうか……!?
あらすじ
妄想力逞しい凡人リーマン×ハイパーセレブリティな男前社長。王道をブチ壊すハイテンション・ラブコメディ!
・CP数
α×Ω 17
α×α 1
Ω×Ω 1
α×β 1
β×Ω 3
Ω×α 1
2016年からさらにオメガバースの人気が顕著になった2017年。
前年に引き続きいろいろな可能性を模索している年です。この年になるとオメガバースも特殊設定の枠を越えた新たなジャンルとしての地位を確立したのではと考えられます!
この年に1巻が発売された、akabeko先生の『少年の境界』シリーズは、オメガバースという設定をグッと我々の世界に近づけた作品。現在ではよく見られる、学校で性別検査が行われる設定もこの時代辺りから姿を見せ始めました。それにより前年に比較し、現実味を帯びたシリアスな作品も多々見られるように。
もはや「かわいそうなΩと全てを兼ね備えたα」ではない! オメガバースの典型的な属性を飛び越えたキャラクターが増え、性別の組み合わせもバラエティ豊かになってきた印象です。
傾向自体は、まだまだ王道が定まっているわけではなく、2016年以前に広がりを見せ、土台を形成した要素が蕾をつけた、といったところでしょうか。
あらすじ
自分の一生を左右する性別検査。
男女とは別に存在するα・β・Ω性は、
そのまま社会的地位をも分ける。
性別検査を受検したゆかは、
仲間内で自分だけがΩだという事実を突き付けられた。
クラスでの孤立、αである友人の大我を恐れ、
Ω性であることをひた隠しにするゆか。
しかし保健室に駆け込んできた幼なじみである薫の様子を見て、
大人しく地味な彼が自分と同じΩ性だと気付き――?
・CP数
α×Ω 20
α×α 1
β×Ω 1
その他×α 1
α×その他 1
2018年は爆発的にオメガバース作品が増えました! その数なんと二倍以上! 恐るべし……。母数が圧倒的に増えたことにより、様々な作品と性癖が表出した2018年。『めぐみとつぐみ』を筆頭に引き続きα×Ωが不動の人気を誇りつつも、それ以外のカプも様々な作品の魅せ方により受け入れられやすくなってきたように感じます。前述した『めぐみとつぐみ』や、『お前の恋はおれのもの』に代表されるようにΩと一口に言っても、「可愛らしく、守られている」と言ったイメージだけではなく、αより腕っ節が強かったり、柄が悪かったりだったり……。属性とキャラクターのギャップがある作品が増えました。
もちろんシチュエーションも多様化。ケモノ、3P、近親相姦など、前年の蕾が花開きましたね……! このあたりになると、前年やそれ以前に発行された作品の続編やドラマCDもしばしば見受けられます。 前作はα×Ωだったけどスピンオフでは他の組み合わせ……なんてのもオメガバあるあるじゃないでしょうか!
あらすじ
マスク姿で鉄パイプを持った目つきがヤバい男に仲間が襲われたと聞かされたαの恵。問題の男・山田つぐみを呼び出すと現れたのは敵意バチバチのいかついコワモテヤンキー。さっそく喧嘩だと意気込んでいたところ何故かその場にΩの発情フェロモンが漂いαの面々が困惑している中、「ヒートなのは俺だぜ」と、ドヤ顔でとんでも発言が飛び出して…!!?まさかのΩ、まさかのヒート中にαの喧嘩を買ってて、しかも抑制剤を使っていない――!!?こいつはいったい何なんだ……!!!!
・作品数
α×Ω 23
Ω×Ω 1
β×Ω 2
α×α 3
α×β 1
作品数がグッと増えた2018年のオメガバ作品数を優に80冊近くも上回った2019年。オメガバブーム、大爆発!!!!!!! 前年度の人気作の続刊に加え、α×αやβ受けなども珍しくなくなって来たのでは……? と、思いきや、前年に比べると『有休オメガ』をはじめ、結婚をテーマにした作品もちらほら見受けられます。
子育てオメガバースシリーズ『嫌いでいさせて』の一巻が出たのもこの年。登場人物の人生と同じようにオメガバースの潮流も新しいステージに入った年です。同年に刊行された『王様αとパピーラブ♥』にもその描写がありますが子育てや、出産などBLにおける他の設定では触れられてこなかったシュチュエーションもオメガバースの定着とともに浸透していきました。
あらすじ
発情期有給休暇制度のある会社で働くΩ、鈴谷(すずや)。彼はピルが効く体質にも関わらず、発情期を装い毎月この制度を用いて夢の7連休を満喫していた。昼間から飲むビールに、好きなゲームをして過ごす7日間は彼にとって至福の時。しかし、会社の後輩でありαの古池(ふるいけ)が突然自宅へやって来て…!?発情期じゃないとバレたら会社をクビになってしまう!絶望する鈴谷がとった行動は、発情を演じることだった――。どうしても会社に行きたくないΩによる一世一代の大芝居が今、始まる。
・CP数
α×Ω 23
β×Ω 1
前年よりさらに作品量が増えた2020年。さて傾向はどうかな……と見てみてビックリ。相変わらずα×Ω人気が健在というか、原点回帰した結果人気作の多くはα×Ωとなっています。もちろん中には他カプの作品も見受けられますが、やはり王道強し、といったところでしょうか。
α×Ωの中でも、前年までに別れた傾向がそれぞれまとまってきた、という印象です。見たところ、「圧倒的攻め×圧倒的受け」「精神的にはほぼ攻め×攻め」が二大巨頭です。
過去の人気作の中でも根強いものが続々と巻数を伸ばしていたりするのも、今後しばらくはBLにおいてのオメガバースというジャンルは伸び続ける定番だということを予感させますね! 麻生ミツ晃先生の『リバース』のようにストーリーやミステリアスな展開を見せる骨太なオメガバースも登場し、オメガバースの持つ無限の可能性がまた一つ明かされたように感じられます。
あらすじ
BL界屈指のストーリーテラーが贈る、後悔と欲望入り交じるミステリアスオメガバース小説家の円と警察官の吐木は、同じ施設で育った”同志”で”番”。円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間もそのフェロモンを感知してしまう上、番関係を結んだことで遺伝子変化が起こり、
一般の抑制剤も効かなくなっている――そう、[振る舞っている]。何も知らない吐木は円を支える為と出世を蹴り続け、所轄への異動初日に担当することになったのは、Ωを狙ったレイプ事件。そんな中、円は発情期に入り強烈なフェロモンを発しながら吐木を求める――まるでΩ[;のように]……。
・CP数
α×Ω 17
β×Ω 1
Ω×α 1
そして迎えた2021年。どんな作品があるかな~と見てみると、やはりα×Ωは強い!!!! 前年の可能性を引き継いでか、ストーリー性の強い作品が良く読まれているように思いました。『神様なんか信じない僕らのエデン (上)』のように、かなりメタ要素の強い作風も見受けられます。さまざまなオメガバ作品を一周、二周と通ってきた中で、エロも良いけどストーリーも! という欲望が出てくるのは必定。
個人的には、あらた立花先生の『僕の番はサラブレットΩ』も紹介しておきたい所。この作品では、自らのバース性を公表するかが一つの問題になっているんです!言わないという選択肢があるというのが新鮮ですよね。 現実にもリンクしているかもしれません。読みながら考えさせられた、なんて方も多いのでは?
それに呼応するように、シナリオ重視でエロ少なめな作品も以前に比べるとしばしば見るようになりました。昨今ではオメガバースに続き、Dom/Subなどさまざまなバースの台頭も見られますが、それもオメガバースあってこそ。バース設定がオメガバースにより世間に浸透している土台ありきと言えるのではないでしょうか?
あらすじ
普通の世界。世界最小の衛星ロケットが打ち上げられ、 天才中学生棋士が最年少で六段に昇格した、そんな世界――。勉強が好きなこと以外は平凡な喬 織人はある日、 密かに憧れていたクラスメイトの西央 凛々斗から 異常なほどの良い匂いを感じる。体育の授業終わり、 火照った顔で呼吸も浅い西央を心配し保健室に連れて行こうと する喬だったが、半ば強引に体育倉庫へと誘い込まれ――…?下巻後の番外編38Pが一ノ瀬ゆま先生に各SNSにて無料で公開予定!
あらすじ
芸能一家に生まれたαの浅香礼旺はマルチに活動する若手俳優。
「親の七光り」と言われるのが嫌で、日々真面目に努力し着々と才能に磨きをかける中、世界的に有名な映画監督から主演のオファーが舞い込んだ。
しかし相手役の運命の番を演じるのは、スキャンダルが絶えない同じαで二世俳優の柳瑛斗だった。
軽薄で自由奔放に生きる瑛斗を良く思わない礼旺だったが、瑛斗が本当はΩであるという秘密を知ってしまいー…。
・CP数
α×Ω 18
α×β 2
α×その他 1
一大ジャンルとして確立されたオメガバースですが、2022年以降もしばらくはα×Ωの一強が続くと予想されます! 5月時点で刊行されたコミック作品も、ほとんどがα×Ωでした。うーん、強い。
とはいえ、その中でも新しいジャンルとの融合が着々と進んでいるようです! 『壬生の番い』シリーズはオメガバースと時代物を組み合わせた新しい切り口の作品。オメガバースをベースに、何か別の要素を加えてもすんなり読めるくらい設定が読者の中で定着したことが分かります。時代物は組みあわせる設定を選ぶ印象がありますが、オメガバースだと大きな違和感がない。他の特殊設定と違い、ビジュアルには大きな影響がないのも理由かも知れませんね。
また前述の『壬生の番い』や、『Ωにだけはなりたくない!! ~異世界転生したら姉のBL漫画の中でした~(2)』『クズ、オメガに転生』など転生・タイムスリップものも多く見受けられるようになりました。流行のシチュエーションと組み合わせられるのもオメガバースの強み。食傷気味だという声をも跳ね除ける斬新な設定が日々生まれ続けています。
「王道らしさ」と「新しさ」。どちらも味わえるのがこれからのオメガバースと言えるかもですね!
あらすじ
「ヒートっていうんです」
剣豪・沖田総司を一族に持つ『沖田家』で、唯一のΩとして生まれた爪弾き者の総介。
ある日、総介はヒートを抑える新薬を多量接種して気を失い、幕末にタイムスリップしてしまう。
そこで新選組一番隊隊長・沖田総司と勘違いされた総介は、土方歳三や斎藤一らのいる、αだらけの屯所で過ごすことになり――。
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年別オメガバ傾向、いかがだったでしょうか!
α×Ωが人気なのはなんとなく予想ついてたけど、思ったより色んな組み合わせがあるんだなあと私も調べながら感心しました。オメガバース、奥が深い……。
また、近年になればなるほどα×Ωの占める割合が多くなっていくのも驚きですよね! 飽きられてるなんてとんでもなかった。α×Ω以外の作品が増え続けているというのは、思い込みだったようです……。ストーリー展開も王道が根強く人気でした。
そして気が付いたのですが、オメガバースの表紙のイラストってシンプル目な背景が多くないですか? 「こういう攻めでこういう受け!バースはこう!」って感じで一目で分かりやすくするためになるべく情報量をキャラに固めている気がします。オメガバトリビアでした。(?)
まだまだ調べる必要のありそうなオメガバース。ブームは終わる気がしません……!
これからの傾向変化のすべてがオメガバの歴史となるのです! 今後とも要チェックですよ~~~!!!!!!
コメント2
匿名1番さん(1/1)
α×Ωの占める割合が多くなっているんですね~
どちらかがβっていう設定が好きなんだけどなぁ…
陰ひなた。さん
非BLだと『Bite Maker~王様のΩ~』とか男女CPできる漫画の方にもオメガバースあるからなぁ……カオスと化して来てると思う