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タイBLが流行った7つの理由!『2gether』に始まった2020年ブームを振り返る

2021/01/11 20:00

なぜ「タイBL」、そして「2020年」だったのか



タイBLを語らずして、今のBL界は語れない。それほどタイBLドラマの存在感が増し増しだった2020年。日本では主にBLファン界隈で爆発的人気を獲得し、夏頃からは次々と各種動画配信サービスやTVチャンネルに買い取られて配信・放送され、関連雑誌・書籍も続々と刊行されています。

そもそも実写BL作品はもともとタイだけではなく、韓国や中国、もちろん日本でも製作されてきました。しかしなぜ今年、しかもタイBLの人気が爆発したのでしょうか? 
そしてタイに限らず、各国のアジア実写BLは、互いに輸出入されながらアジア全体のムーブメントとなっています。そうしたムーブメントはなぜ生まれたのでしょうか?

今回はそんなテーマについて、アジア実写BLを愛してやまない記者が考察してみました。

①『2gether』に始まった2020年タイBLブーム

 

 

タイBLブームの火付け役と言えるのはやはり『2gether』 ではないでしょうか。
男子大学生同士の恋愛を描いたタイのBLドラマ『2gether』が流行った理由はいくつか考えられますが、第一に2020年2月の配信開始が、新型コロナウイルス流行に伴う巣ごもり需要に合ったタイミングだったことが大きいと言われています。

また主演俳優さんのビジュアルの良さも、その一因だったと思います。イケメン同士がベタな恋愛をするという、まさにBLのスタンダードな醍醐味が楽しめる作品が『2gether』でした。
 

②既に密かに確立されていた「Yシリーズ」

 


ハマった頃には、既に豊かな畑が広がっていた…。ファンにとって、これほど嬉しいことはないでしょう。
既にタイでは「Yシリーズ」というBLドラマ文化が確立されており、実際何年も前からタイBLに注目していた各国ファンはいました。ちるちるでも、タイBL作品については数年前から取り上げさせていただいています。

そんなタイBLに2020年にハマった人は、入り口は特定の作品かもしれませんが、「タイBL、いいじゃん!」と思った時には既に名作Yシリーズがたくさん存在し、次はこれを見よう、次はこれを…というように、連鎖的にズブズブと沼にハマっていく構造だったのです。
 

③無料でイッキ見! 字幕付き!

 


YouTubeの公式チャンネルにて全話無料で視聴できた
点も、急速に裾野が広がった要因と考えられます。また、各国のファンがボランティアで字幕を製作し、公式に承認をもらうというシステムが確立されていたため、タイ語未修の日本人も水準の高い日本語字幕で作品を楽しむことができました。

しかし現状日本では、あまりに流行ってしまったために、YouTube公式チャンネルでの視聴が続々とブロックされ、日本からタイBLドラマはほとんど有料動画配信サービスや有料TVチャンネルでしか見られなくなっています。それを境に、新規獲得がやや停滞したようにも感じざるを得ません。

しかし、好きな作品をお金を払って見られる喜びを感じるのもオタクの性(さが)というもの。また今後、韓流ドラマのように地上波でタイBLを見られることもあるかもしれません。

④"is real"の魔力

 


ドラマでCPを演じた俳優さんたちが、TwitterやInstagram等のSNS上で仲睦まじく交流している様子を見て楽しめることもタイBLの大きな魅力。

毎日のようにツーショが見られ、中には「匂わせ」のような投稿も!? ファンたちは、「写真には一緒に写っていないけれど同じ場所にいたのでは?」「このハートマークは相手役の◯◯に宛てているのでは?」と妄想して楽しんでいます❤︎『25時、赤坂で』ではないですが、もしかして本当に…と思わせるほど、サービス精神旺盛な絡みを見せてくださる俳優さんたちが少なくありません。

CP役の俳優さんたちでインスタライブやファンミーティングなども頻繁に行われ、二人が仲良く話している様子がたくさん見られる幸せ。

俳優さんたちには失礼のないよう、節度を持ってワクワクを楽しみましょう❤︎

⑤BLファンのツボを捉えた「あるある」ネタ

 


もちろん、内容面でもシンプルに「面白いから」流行ったというのは間違いありません。種類の多いタイBLは、一つ一つが個性的で魅力的なストーリーになっています。

随所随所に挟まれている、日本のBLファンも共感できる「BLあるある」展開も既存のBLファンに刺さっていると考えられます。ポッキーゲーム、怪我の手当て、出会いは最悪だけど後々くっ付くCP、当て馬登場で深まる愛など、「どうなるかは分かってはいるんだけどニヤニヤしてしまう」シーンや設定に、安心して萌えられたのではないでしょうか。

また大学を舞台にした学生ものが多い点も、日本の需要の隙間をうまく満たしたのではと記者は考えています。日本では、コミックスや小説においては学園ものはメインストリームの一つであるにもかかわらず、映画やドラマなどの映像作品では意外と学園モノが少ないのが現状です。
 

⑥K-POPアイドルとも関連アリ?

 


アジアでK-POPアイドルが流行していることも、基盤にあったと考えています。タイでは邦人メンバーの在籍する世界的グループをはじめとしてK-POPが流行しており、日本でも、タイBLにハマった人の中にはもともとK-POPファンだった人が少なくありません。実際にタイBLドラマの中でもK-POPの話題が度々登場するなど、若者の間に普及していることを伺わせます。

K-POPアイドルは拡散力に特徴があります。ファンが出資し合って推しの広告を出したり、公式がネット上でさまざまな無料コンテンツを提供たりなどの特徴は、そのままタイBLにも見られました。こうしたノウハウがあったことでも、ファン層がある程度重なっていると推測できるかもしれません。

またK-POPの普及により、「アジアの異国の異言語を話すイケメン」に対して積極的に興味を持てたことも、アジア間でのBL実写文化の交流が促進された理由だと考えています。推しが韓国語やタイ語を喋っていると、韓国語って、タイ語って発音がなんとなく可愛いな〜などと思うことはないでしょうか? ちなみに日本語も、非母語話者からは「可愛い」と思われているということもあるようです。
 

⑦進化し続けるアジア実写BL

 


タイドラマの中には、BLそのものの作品だけではなく、BLというジャンルを超えたメタ的なもの、例えば腐女子をメインキャラとした作品(もちろんBLパートもあり!)も生まれています。そうした常に進化し続ける面白さが、タイBLというジャンルを発展拡大させているのでしょう。

また最近はタイの外でも、フィリピンBLドラマが急速な成長を見せており、その中では新型コロナウイルス流行下の状況を逆手に取った時代を映した名作も生まれています。マレーシアなどの東南アジア各国でBLドラマが制作されているようです。
日本でもタイBLの影響や、『おっさんずラブ』『チェリまほ』の成功により、BL実写ドラマが継続的に作られる可能性もありそうです。

タイBLはそんなアジア全体の実写BL界に、大きな促進力をもたらしたといって過言ではないのではないでしょうか。

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いかがでしたでしょうか? 今回は、「タイBLが2020年になぜ日本でビッグウェーブを起こしたか」を中心に、実写BLの未来も含め、考察してみました。他にもこんな理由があるのでは? こんな展望があるのでは? というご意見があれば、是非教えてください!

「どうして流行ったのか」を分析すれば、「どうすれば流行るのか」を考えることができると思っています。もっともっと実写BLが増えてほしい! というのがファンの願い。今後のアジア実写BLの展開に期待大です! 

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コメント2

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匿名2番さん(1/1)

海外のB Lドラマは興味がありますが、英語は問題ないけど他の国の言語があまり馴染まなくて苦手で出来たら吹き替え版を出してもらえたら助かります。前に某有名映画の吹き替えにつ○けんと入○さん出てたから有名な声優さん選んで欲しい。好きな声優さんなら購入もするのでお願いします。

匿名1番さん(1/1)

日本製にはあんまり期待できませんね…。いろいろ不安がありすぎるw日本のテレビ局の古い価値観で流行るBLは無理やで…

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