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「抱いたらいいだろっ!」BL fes!!で森川智之・葉山翔太らが生アフレコ披露!

2020/12/13 21:23

「このBL」コミック1位「春抱き」、小説1位「イエスノー」シリーズ



「このBLがやばい!2021年度ランキング発表会 in BL FES!!」が12月13日(日)、新宿・バルト9で行われ、「このBLがやばい!」2021年度の受賞作品が発表されました!
 
発表会では、森川智之さん、葉山翔太さん、福原かつみさんが登壇し、BLファンにはたまらないイベントとなりました。
 
なんとコミック部門1位『春を抱いていた ALIVE』の”やばい”シーン生アフレコも!?
 
そんなイベントの様子をレポートしました!

 

葉山翔太、帝王・森川に「かなりお世話になっています」

 


冒頭のあいさつでは、「BL fes!!」チェアマンである森川智之さんが登壇され、「このような状況の中、BLを愛する皆さんで盛り上がれることが幸せ」とあいさつしました。

BLという言葉ができる前から関わっているという森川さんは、「BLは今までは個々で楽しむという印象がありましたが、こうやって皆さんと一緒にBLを楽しむができて嬉しい」と感慨深い様子。まさにBLの歴史の生き証人といった森川さんにとっても、記念すべき瞬間になったようでした。

続いて、森川さんの愛弟子である葉山翔太さん・福原かつみさんのお二人が登壇。


葉山さんは、森川さんの「BLは好きですか?」という冒頭の問いかけに答えるように、「BL大好きでーーす!」と元気いっぱいに挨拶されました。


「まだBLは勉強中」と緊張気味の福原さんに対し、葉山さんは「中1からBLを読んでいます。コミックスもアニメも漁りまくってます!」とBL愛を表現。

森川さんが「じゃあ結構僕がお世話していた感じなの?」と葉山さんに問いかけ、まさに全世界の女子・男子をお世話する”BL界の帝王”ぶりを見せる場面も。葉山さんも「かなりお世話になっています」と答え、会場は笑いに包まれました。

森川さんによるアツい「このBLがやばい」宣言に続くランキング発表では、葉山さん・福原さんがコミック・小説の受賞作各5位を発表。

コミック部門1位は新田祐克先生『春を抱いていた ALIVE』! 今年、長きにわたる連載のフィナーレを迎えた”BL大河”が堂々の1位となりました。

 

到着した受賞コメントのなかで、新田先生は「20数年のシリーズを続けてきて、最後に素晴らしいご褒美をありがとうございます。岩城と香藤に最高の花道をご用意いただきました」と、長年の一大シリーズが名実ともに”有終の美”となったことを振り返りました。

小説部門は、12月11日(金)より「BL fes!!」にてアニメ映画が上映中の一穂ミチ先生『イエスかノーか半分か』シリーズより『つないで イエスかノーか半分か番外編4』『OFF AIR(2) イエスかノーか半分か』が1位を獲得。

到着した受賞コメントでは、一穂先生は「自分の脳内にあったときはただの形のない空想だったものが、いろんな方の手によって初めて形になりました」と、読者と関わった方々に感謝の言葉を述べました。

 

帝王が「春抱き」”やばい”シーンを大迫力生アフレコ!!

 


ランキング発表の後は、“BLファンへの一足早いクリスマスプレゼント”として、お三方による「春抱き」生アフレコが!

「このBLがやばい」にちなみ、「春抱き」シリーズの中の“この岩城さんがやばい”3シーンをたっぷりと朗読。


ドラマCDでも演じられた森川さんによる“生”岩城に、会場も大興奮でした♡

厳選3シーンの中では岩城が局部に手を添えて香藤を受け入れようとするあの名場面も!?

「不安がなくなるまで抱いたらいいだろっ」と全裸で迫る岩城が森川さんのボイスとともに大画面で楽しめ、会場のボルテージも最高潮に! 目も耳も幸せな一幕でした……!

また、岩城が恋をして演技が変わったことを振り返るシーンでは、福原さんが「「えっ」の一言だけですが、だからこそ緊張しました」と語りました。

葉山さんはなんと今回母親役を熱演。女性の声を作るため頑張ったとのコメントに対し、森川さんが「完全に母親だった」と褒める場面も。

森川さんは、BLを演じる際の心がけとして「真摯に演じること」と語りました。「僕自身、腐男子なので、原作を読んだ時の感動をそのまま再現するようにしています。雑念は消して、その世界に入り込むことが大切ですね」と、BLに懸ける思いを表しました。

 

フィクションの中では「濃厚接触」楽しみたい

 

最後のあいさつでは、森川さんが「こういった状況の中でもたくさんの皆さんが来てくれたり、配信で見てくださったりして嬉しい」と改めて来場者に感謝を表しつつ、「個々で楽しんでいたBLが、みなさんと歩みながら、そして、育てられながら、こんなに大きなコンテンツになりました」と改めてBL文化の成長を振り返りました。

「僕はその歯車のひとつではありますが、みなさんと一緒に楽しめることが夢のよう。なかなか時間もないのですが、年末年始BLを漁ろうかなと思っています(笑)」と語り、「これからも、みなさんとBLの世界で繋がりながら盛り上がっていけたらと思っています。作品の中では濃厚接触で!」と笑いを誘いました。

最後は「BLで厄を落とすつもりで」と「恥っ殺(ちっさつ)! ポロリ落とし!」と『まるだせ金太狼』の金太狼のセリフを披露しされ、大盛況の中イベントが締めくくられました!


いかがでしたでしょうか?

チェアマン森川さんのBL愛がたくさん伝わってくる、BLファンにはたまらないイベントとなっていました!

イベントの様子はYoutubeでも配信されております。また、本イベントで発表された「このBLがやばい!」2021年度各部門6位以下の結果は、冊子版『このBLがやばい!』にて発表されます。そちらもぜひ楽しみたいですね♪

取材・執筆:川野夏橙

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

BLFES!!参加させていただきました。
BL黎明期から関わってらっしゃるという森川さんのお言葉のひとつひとつに、BLに対しての熟成された思い?のようなものを感じられて、一人のBL好きとして嬉しい気持ちでいっぱいなる場面が多々ありました。
映像化された作品に関しては…どうだったんでしょう。どちらも読んだことはありましたが、あまりハマらなかったので、ファンの方のご意見を聞きたいです。映像化してほしい小説やギャグ作品はとてもたくさんあるので、足がかりになるのではと楽しみにしていたんだけどな…というのが、正直な感想でした。

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