BL情報サイト ちるちる

BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

凄艶オメガバースついに完結!運命分かつβ×Ωの結末に感涙必至

2020/12/20 14:00

シリーズ続編も決定!愛は罪と遠ざけるβ×恋を屠ったΩの至高の愛




先日発売された新刊で、ついに最終回を迎えた楔ケリ先生の人気オメガバースシリーズ『狂い鳴くのは僕の番;β』。
胸を締め付けられる切なすぎる展開と、2人が迎える愛の結末に終始涙がとまりません!

今回は、そんな運命に抗う壮絶な愛を描いた『狂い鳴くのは僕の番』シリーズの見どころをご紹介していきたいと思います!
ぜひまだ読んでいないという方もこれを機に、オメガバースの沼へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?

高羽×烏丸

狂い鳴くのは僕の番』作:楔ケリ



あらすじ

一流企業に転職し、新天地へ希望を馳せるサラリーマンの高羽。だが入社早々、直属の上司である烏丸の秘密“人を惑わし、劣情を煽る特異体質"を知ることに。烏丸は自らの体を武器に、大企業のキャリアの地位におさまっていたのだった……。今宵も股を開き、サカる男たちを受け入れる姿に嫌悪感を覚える高羽だったがからかうように、烏丸の標的は高羽へ――? 俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース!

シリーズ1冊目となる本作は、一流企業に転職してきた高羽と、その上司の烏丸がメインのお話。まずは、1ページ目から始まる濃厚な複数プレイと、色欲そそられる烏丸の表情に思わず釘付け! 楔ケリ先生の、美麗な筆致で描かれる甘美なエロは、何度読んでも萌えが滾ります♥

そしてエロはもちろん、キャラの心に踏み込んだ繊細な心理描写にもご注目! 身体を売って今の地位まで上り詰めたオメガの烏丸と、ある過去が原因でオメガに嫌悪感を抱くαの高羽。初めは険悪だった2人が、徐々にお互いを知り距離を詰めていく過程に、読めば読むほど引き込まれます! βでメインとなる鵜藤との関係性も描かれているので、狂い鳴くのは僕の番;βを読む前にぜひこちらをチェックしてみてください!


鵜藤×雀部

狂い鳴くのは僕の番;β 1』作:楔ケリ

 

あらすじ
大手広告代理店に勤め、面倒見がよく部下から慕われる鵜藤の下に新卒・雀部が配属される。出世に燃え、入社早々ナメた態度をとる彼を、生意気ながらも放っておけないと感じる鵜藤。その矢先、雀部の秘密 “人を惑わし、劣情を煽る特異体質" に触れてしまう。発情期を持ち差別される身分を隠し、実力でのし上がっていこうとする雀部。見守りながら、時に発情の苦痛を和らげる手を貸す鵜藤。一方、二人の思いとは裏腹に上層部の思惑は、雀部を淫らに開花させる方向へと――…。

狂い鳴くのは僕の番』のスピンオフとなる本作は、烏丸の良き理解者・鵜藤がメインのお話となります! 烏丸の二の舞にならせてはいけないと、新卒でΩの雀部を気遣う鵜藤ですが、雀部には忘れたくても忘れられない苦い過去があり……。

自分ではΩを幸せにすることはできないという挫折を味わったβの鵜藤と、一度裏切られたことでβに嫌悪感を抱くΩの雀部。この2人が出会ったのはもう運命というべきなのか……過去を知るたびに2人の想いが痛いほど伝わってきて、開始早々涙がとまりません! そして注目は、それぞれの葛藤や後悔を抱えながらも、発情を抑えるために抱き合うシーン。拒みながらも発情に抗えない雀部に対して、挿入はせずに強引に攻める鵜藤の濡れ場は、切なさもエロさも最高潮! 前作で登場した高羽×烏丸の同棲後も見られるので、お見逃しなく♥


狂い鳴くのは僕の番 ;β 2』作:楔ケリ



あらすじ
烏丸の代替として会社の上層部から枕営業を強要され、雀部は徐々に体も心も壊れてゆく。抑制剤が効かない肉体に変化していく絶望。「信じている」と告げた鵜藤を裏切っている失望。鵜藤を想いながらも"Ωの苦しみから逃れたい"と苛まれる中、彼を案じる取引先の社長であり恩人・白取と偶然再会し……。一方、かつて烏丸を守れなかった後悔から"βにΩは救えない"と雀部に踏み込めない鵜藤。その優しさは罪深いものだと、知っていたのなら――。

雀部が心を開き始めたところで、まさかの事態となってしまった運命の2巻。頼むからこれ以上2人に試練を与えないでくれ……という祈りも虚しく、ちょっとしたすれ違いから、雀部は白鳥と番に。切なすぎるすれ違いに、1巻から引き続き涙が溢れ出ます……。

注目ポイントは、2人の想いがようやく通じ合うベッドシーン。番契約を結んでしまったため身体が拒絶し、もうキスをすることすら許されない中、泣きながら鵜藤を求める健気な雀部と、傍にいたいと唇を噛みしめる鵜藤の姿に、何度読んでも胸が痛みます……。
初めはあんなに生意気だった雀部の努力家で危うい一面や、普段は軽い鵜藤の優しく真剣な一面を知るうちに、魅力的なキャラの虜になること間違いなし!  一度は離れたものの、お互いが唯一無二の存在であることに気付いた2人の幸せを一緒に見守りましょう!


堂々完結!11月26日発売最新刊

 

狂い鳴くのは僕の番;β 3』作:楔ケリ



あらすじ
鵜藤の真意を違え、白取の元へ走った雀部。彼の懇願を受け入れた白取は「うなじ」へと口を寄せる。雀部は“好きな人の傍にいるために”鵜藤は“好きな人は幸せであって欲しい”という想いの果て――決定的に断絶してしまった二人。心では愛を求め、肉体は番を求める。共に生きたいと願いながらもαの番となった身体では抱き合うことも叶わない。互いを想いながらも上司と部下に戻った鵜藤と雀部だったが、そんな二人を見つめる先に白取はある記憶を巡らせていた……。

ついに最終巻!! 胃がキリキリと痛む2巻の展開から、果たして鵜藤と雀部が結ばれる幸せな未来は存在するのか……祈るように読み始めましたが、2人が選んだ結末にただただ涙がとまりませんでした。
オメガバースの切なさも魅力の本シリーズですが、読後はそれ以上にあたたかい気持ちに包まれること間違いなしですので、ぜひ最後までお楽しみください!

***

今回は、『狂い鳴くのは僕の番』シリーズをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
なんと高羽×烏丸は、2021年に続編が決定しているので今から楽しみで仕方ありません! β組の鵜藤×雀部も登場するみたいなのでぜひそちらもチェックしてみてください♪
 

担当BLソムリエ:ありのす幸
攻めの嫉妬した顔が大好物の黄昏の腐女子。
好きすぎて、常に携帯の検索履歴に攻め嫉妬・溺愛・執着がランクインしている。

関連作家・声優

アクセスランキング

最新BLニュース

オススメニュース

最新のコメント

PAGE TOP