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攻め、エチ中の大暴走
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2020/12/19 14:00
2022/02/27 16:00
「勝手にBLCDランキング」は、名作の宝庫であるBLCDのなかから個人的ベスト3を決める企画!
生粋のBLCD好き兼声優好きであるちるちる記者、アンリ54世とももんがが声優さん、そして各作品の魅力を全力で語ります。
今回は、オールラウンダー声優・平川大輔さん出演のBLCDのなかからそれぞれのベスト3をご紹介!
みなさんもぜひお気に入りの平川さんのBLCDを考えながらお読みください♪
平川さんといえば、イベントなどで見られる聖母のような優しいお人柄が印象的で、出演作にはアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』の花京院典明役や『Free!』の竜ヶ崎怜役をはじめ、アニメの人気キャラがずらりと並んでいます。
ちるちるユーザーのなかには、『緋色の欠片』の大蛇卓役や『DIABOLIK LOVERS』の逆巻ライト役など数多くのゲーム作品に出演されている印象が強い方もいらっしゃるのではないでしょうか?
乙女ゲームには欠かせない声優ですよね。
さらに、洋画の吹き替えでも活躍されていて、オーランド・ブルームなど数々の有名俳優の吹き替えを担当されています。
驚異的ヒット映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』にも出演されていて、まさに大人から子どもまで親しめるオールラウンドなお声を持った声優です!
そんな平川さんですが、BLCDでもオールラウンダーっぷりを発揮されているんです!
ちるちるのデータベースによれば、平川大輔さんの総BLCD出演作品数は336作品で声優の中でも6番目の多さ。
しかし特筆すべきは受け攻め作品の数です。
攻め作品は103作品、対する受け作品は91作品とほぼ半々の割合!
(※2022年2月現在。あくまでちるちるのデータベース上の情報です。)
声質によって受け攻めどちらかに出演が偏りがちなBLCD界隈では、この比率の均衡はとても珍しい現象です。他の声優と比べてみても、その違いがはっきりわかっていただけると思います。
また、以前行ったちるちる記者の調査によれば、平川さんの初受け作品は『トラブルメイカー』(阿川好子、2003年)でお相手は東地宏樹さん。
初攻め作品は『Lovin' you』(2002年)で、お相手は宮田幸季さんでした。
(参照:「ハジメテは特別♥人気声優総勢60名の初攻め初受けBLCDまとめてみた」)
2020年発売のBLCDにも出演されていて、長くBLCDで活躍してくださっているのも印象的ですよね!
さあ、それではついに!
そんな平川大輔さん出演のBLCDから、アンリ54世とももんががそれぞれベスト3とその作品の推しポイントをご紹介していきます!
アンリ54世
色っぽいのに男らしい!これが平川ボイスの真骨頂だ…‼
遊郭の美しき娼妓たちが繰り広げる恋物語「花降楼シリーズ」。BLCD好きの中では知る人ぞ知る名作シリーズです。なかでも、BLCD史に残すべき名盤とも評される、綺蝶×蜻蛉編。
それぞれ綺蝶を平川大輔さん、 蜻蛉を緑川光さんが演じられています。幼いころに遊郭に売られ、売春をする美しい青年・綺蝶は、同じころに遊郭に来た蜻蛉(受け)とは犬猿の仲なのですが…。
「年季があけたら、一緒にあの門を出て行こう」
10年越の約束。恋愛禁止の娼妓同士、報われない2人の恋の行方は…
綺蝶は、女性らしい妖艶さを持ちながら、蜻蛉との絡みでは男らしさを感じる難しい役どころ。それを見事に演じられる姿に、まさに平川ボイスの真骨頂をみた、と思わされた作品です。
ももんが
オジサンと薄幸美人のハーモニー
BL小説界ではもはやレジェンド級! 榎田尤利先生作「交渉人」シリーズ第1作のBLCDも非常にハイクオリティです。
この作品が芽吹章を演じる平川さんのお声とお芝居をを隅々まで堪能できるBLCDのひとつであることは間違いありません‼
なんと約150分ほぼ喋りっぱなし!! オヤジっぽい発言と絡みのシーンでの色気たっぷりボイスのギャップが演技の幅広さを感じさせてくれます。
またこちらの作品は非常に豪華キャストな登場人物が多いので攻め役の子安武人さんをはじめ様々な掛け合いが見られます。
アンリ54世
幸薄美人ボイス選手権優勝!
志水ゆき先生の大人気シリーズ「是」から、コミックスでは3作目でメインに描かれる玄間×氷見篇!
攻め役の三宅健太さんの粗野な男前演技とあいまって、氷見役の平川さんの切ない演技が胸にささります…。ストーリー上、前半と後半で演技の仕方を変えなければならないので、難しい役どころ。しかし予想をこえる圧巻の演技に、ここに氷見がいる、と確信しました。
「愛も、セックスも、別離も、再会も、余さず聞けます。」というふれこみ通り、涙なしでは聴くことのできない、満足感たっぷりのCDになっています。
ももんが
優しい部分とゲスな部分のアンバランスさに惹きこまれる!
樋口美沙緒先生の小説「ムシシリーズ」第4弾。前作では悪役ポジションだった受けの篤郎を松岡禎丞さんが、そして前作では良き友人ポジションだた兜を平川さんが演じられています。
優しかった兜が実はゲスだった…⁉ 実際ストーリーのなかでの兜の行動や発言はBL作品でもあまりみないほど悪行三昧(笑)といた感じです。
しかしどうにも憎めない…篤郎が好きすぎるゆえの執着や篤郎の発言に一喜一憂する兜の人間らしさに惹きつけられます。
アンリ54世
低音硬質ボイス受け!吐息の演技にしびれます…。
日高ショーコ先生の代表作の1つである『憂鬱な朝』シリーズ。羽多野渉さんとのコンビで現在5作のCDが発売されています
子爵と家令の恋を描く時代物ということで、CDも重厚な雰囲気で聴きごたえばっちりです。
平川さん演じる家令の桂木は、隙のない仕事人間でプライベートな部分が見えないキャラクター。無口で感情が出ない役なので、声に抑揚が少ないのですが、桂木の秘められた感情がだんだんと明らかになっていく様を見事に表現。そしてなにより普段の冷ややかな演技と、濡場シーンでの艶のある演技のギャップに撃ち抜かれました。
ももんが
受けが好きすぎてナチュラル爽やか変態に!
大学生のあっくんを下野紘さん、あっくんの元同級生でSM小説になった今井(攻め)が平川さんです。
こちらの今井、THE・変態キャラです(笑)平川さんと言えば癒し系や美人イメージな方も多いと思うのですが、このはっちゃけた平川さんの攻めボイスが面白すぎます!爽やかなお声で自分の欲望に忠実なよどみない変態発言のオンパレード! あっくんが可愛いすぎて愛ゆえのは発言なのがバシバシ伝わってきて、爆笑しつつニコニコできます。
***
いかがだったでしょうか?
攻め受けを問わず、キャラクターも問わず、演じることのできる平川さんのキャパシティには無限の可能性すら感じます…。
唯一無二の特徴ある声を持っていながら、ここまで幅広く演じられるというのは、演技力の証明ですよね。個人的には静かななかに熱いものを持っているようなキャラクターを演じる平川さんがとても好きです♥
ぜひみなさんの好きな平川さん出演BLCDも教えてください!
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担当BLソムリエ:アンリ54世 |
![]() |
担当BLソムリエ:ももんが |
コメント5
匿名5番さん(1/1)
憂鬱な朝の桂木役の平川さん最高でした
敬語の低音ボイス最高でした
いまでもガンガン聴いています
匿名4番さん(1/1)
交渉人シリーズ、CDを気に入って原作本を買った。
続いてほしかったなあ・・・。
匿名3番さん(1/1)
「犬恋」シリーズは、今井(平川さん)の変態妄想シチュが、原作の漫画より更に盛っているサービス脚本がいいんだよなあ。
匿名2番さん(1/1)
『あかないとびら』同時収録の『みにくいアヒルと王子様』も是非。
優しいお声のドS王子様は最高です。
匿名1番さん(1/1)
『その声が僕を動かす』
平川さん↑こういう男くさいのも好きです。
CDまだ持ってたかな・・・探してみよう。