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【試し読み】推しがいる人必見!SNSで話題の『#おしもゆ』って?

2020/11/18 16:47

共感必至! 推しを推す感情に切り込んだ話題作!



文芸雑誌「文藝」に掲載されると同時に、SNSで大反響を呼んだ話題作『推し、燃ゆ』。
なんでも、推しに生き推しに生かされるオタクな我々にとって共感必至な作品なんだとか!!

近年、沢山のオタクたちが推しへの愛を抱え、所謂「推し活」と呼ばれる行為に勤しんでいます。グッズを購入したりコンサートに足を運んだりはたまた考察の沼に沈んだり…その活動は多岐に渡り、その愛の形も様々ですよね♥

今回ご紹介する小説『推し、燃ゆ』は、人の「推す」感情そのものに深く切り込んだ作品です! 著者の宇佐見りん先生はデビュー作『かか』で文芸賞・三島由紀夫賞をW受賞されており、本作が2作目になります。

河出書房公式サイトにて大量試し読みが40ページ分無料公開されていますので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか!

 

小説『推し、燃ゆ』作:宇佐見りん

 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を"解釈"することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作。

作品内容

「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。」書き出しからインパクト大な本作は、文芸誌「文藝」発の作品で、SNSでの大反響を受けて2020年9月に河出書房より単行本化されました。主人公あかりは家庭にも学校にもなじめず、生きづらさを感じている女子高生。アイドル上野真幸を推すことをだけを生きがいとし、お金と時間のある限りを推しにつぎ込むオタクの中のオタクです。しかしある日、主人公が「私の背骨」とまで言っていた推しがファンを殴って炎上してしまいます。推しの炎上により浮かび上がる彼女にとっての「推す」ことの意味。見返りを求めない一方通行の愛の危うさや重さ、複雑さに全オタクが共感すること間違いなしです!

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