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【朗報】芥川賞候補作家・古市憲寿の新作は男2人の極上ラブ!?【匂い系】

2020/09/02 12:30

雲田はるこ先生を表紙に、元俳優×平凡の恋を描いた一作。ワイドショーでも有名な古市憲寿先生の傑作を見逃すな!

 

 

みなさん、こちらの小説はもうチェック済みでしょうか?


雲田はるこ先生の美しくも儚げな表紙に思わずみとれてしまいますよね♥️


本作は、マガジンハウスから出版された古市憲寿先生の新作『アスク・ミー・ホワイ』。
古市憲寿先生と言えば社会学者であり、あの芥川賞候補に二度もノミネートされている大人気小説家。


そんな先生の新作はなんと、男性同士の恋愛小説
しかも、中身を読んでみれば、BL好きの心に突き刺さる超ロマンチックラブストーリーだったんです!!!


本書は8月27日に発売されたばかりの新刊ですが、2020年4月ごろから、古市先生の公式Twitterで少しずつ公開されていたものを単行本にしたもの。


なんと、現在もTwitterで全話無料公開されています。


こちら
が一覧のモーメント

こちらが第0話↓

 
主人公は、写真週刊誌によるスキャンダルで芸能界を引退した元俳優と、彼女にフラれ日本料理屋で働くノンケ平凡男


そんな、なんの接点も持たないような2人が冬のアムステルダムで運命的な出会いを果たすところから物語ははじまります。


もうこの時点でかなりのBL展開ですよね。
ドキドキしてしまいます♥️


人気絶頂期に芸能界を引退することになった俳優・港くんこと港颯真(みなとそうま)。


アムステルダムまで来て、彼女の浮気でフラれたことをずるずる引きずる男・ヤマト


きっとこの場所、このタイミングでしか出会うことのなかったであろう2人が、ゆっくり少しずつ距離を縮め、心を通わせていく姿にハラハラきゅんきゅんしっぱなし。


そしてなんと、あて馬的なキャラクター(しかもイケメン俳優)までいて、2人の心をかきみだします…!


さらにさらに、本書の装画を担当されたのは雲田はるこ先生!
雲田はるこ先生といえば『新宿ラッキーホール』や『いとしの猫っ毛』で、親しみやすいのにどこか色気のあるキャラクターを描かれる先生。



本書のキャラデザもマガジンハウス書籍部からご覧いただけます。
誰もが見惚れてしまう美しい男」港くんの色気が半端ない……!!
そして「冴えない人生を送る冴えない男」ヤマトのエプロン姿もとっても可愛い!


また、テレビでも活躍されている古市先生だからなのか、港くんからぽろっと漏れる芸能界の裏側もなんだかリアル。さらに、現実であったニュースと一緒に港くんのスキャンダル報道が語られるので、「港くんて本当にいるんじゃないの!?」という血迷った錯覚すら起こす始末です。


さらに、本書の題名の由来になったビートルズの名曲アスク・ミー・ホワイ』を流しながら、その歌詞に耳を傾ければ、多幸感に包まれること間違いなし。
ぜひ一緒に楽しんでみてください。


古市先生の文章はとても読みやすく、一般文芸とはいえあっという間に読むことができるので、BL小説好きの方はもちろん、普段は漫画しか読まないという方にもおすすめ!


いちBL小説好きとしては、どこか剛しいら先生の作品のような繊細さと、月村奎先生の作品のような甘酸っぱさを彷彿とさせる書きぶりだと感じました。


そしてあわよくば、本書の読者がBL小説も手にとっていただければ、ちるちる記者としてはこの上ない幸せです…!

 

アスク・ミー・ホワイ』作:古市憲寿

 

 

STORY
過去はね、変えられるはずなんだよ。
もしかしたら、未来よりもずっと簡単に
初めて港くんと会ったのは、大寒波が到来した冬の日だった。港颯真・元俳優。写真週刊誌のスキャンダル報道によって、彼は、少し前に芸能界から姿を消した。ヨーロッパの街を転々としていたようだが、ここアムステルダムに住み始めたという噂は本当だったのだ。


 

YouTube動画も!

 

アンリ54世が読みたてほやほや『アスク・ミー・ホワイ』の魅力を緊急報告!

こちらもあわせてご覧ください♪

 

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コメント11

投稿順 | 最新順

匿名1番さん(4/4)

アマでベストセラー1位(ロマンス本)になっててビックリした。

匿名1番さん(3/4)

BL小説に認定されたのかな。非BL表示がなくなりましたね。

匿名4番さん(2/2)

匿名6番さま
キャラクターに対するその指摘は以前から出てました。
皆さんやっぱり連想するみたいですね。

匿名6番さん(1/1)

普通にBL小説ですよね。匂い系とは何ぞや。とても読みやすい文章で一気読みしましたがたいして時間はかからなかったです。
港くん…ってどうしてもあの人が浮かぶんですが…。ワイドショーのコメンテーターもされてて、あの一件もご存じないわけないし……とかいうのは穿ちすぎでしょうかね。妄言ですけども。

匿名2番さん(2/2)

結局購入して一気読みしました。結論から言うと…めちゃめちゃ面白かった!続きがあったら絶対読みたい。良いBLでした。

匿名1番さん(2/4)

まだTwitterで全話無料公開してますね。
売れたら続編が書きたいとつぶやいてらっしゃったので売れて欲しい!
続編が読みたいです。

匿名5番さん(1/1)

古市氏のTwitterで読めますよ。
読みやすい文章で、もう少し読んでから買うかどうか決めようと思っています。

匿名4番さん(1/2)

ストーリーは面白そうなんだけど、作者の古市さんは浜崎あゆみさんの大ファンで、Mのドラマ化の時に、「あの名曲があんな恋愛(M)から生まれたなんておかしい」 と怒り散らした挙げ句、「俺は恋愛なんてしたことない、恋愛なんてくだらない」 と本音を漏らしてしまったのをテレビを見ていて聞いてしまったんですよね。
あれを聞いてしまったので、恋愛を馬鹿にしている人が書いた恋愛小説だからきっとあざとく腐女子狙いなんだろうなと、読む前から先入観を持ってしまいました。
取り敢えずレビューが上がってから読むかどうか考えます。

匿名3番さん(1/1)

すごく読みたくて特集見た次の日に速攻で買ってきました!今読んでる本を終わったら手をつけたいと思います

匿名2番さん(1/2)

これは…読みたい!男性の有名人の書いてるBL的作品?でも普通のBL文庫2冊分の値段。悩むわ。チラッと立読みしてみようかな。

匿名1番さん(1/4)

完全にBL小説なのに非BLジャンルになるんですね。
雲田先生のキャラデザ紹介ありがとうございました!

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