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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2020/08/07 16:00
みなさん、こんにちは。リレー小説企画『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』特別インタビュー企画第6弾です。
前回は第10章~第12章をそれぞれ執筆された、宮緒葵先生、淡路水先生、桜部さく先生のインタビューをお届けいたしました。
今回は、 第13章~第15章をそれぞれ執筆された、ナツ之えだまめ先生、英田サキ先生、葵居ゆゆ先生にインタビュー!! 企画の裏話など、貴重なお話を伺ってきた特別インタビュー企画もこれで最終回! お楽しみください♪
『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』とは?
新型コロナウイルスの影響で、多くの人が大変な状況に置かれる中、BL界隈だけでも元気付けたい! という思いのもと、漫画原作者のりんこ先生が発案されたリレー小説企画。総勢15名のプロBL小説家が集まり、毎週金曜日に1章分が公式ツイッター上で公開される。
執筆陣は、英田サキ/葵居ゆゆ/淡路水/かわい恋/楠田雅紀/高月紅葉/桜部さく/須王あや/すとう茉莉沙/墨谷佐和/ナツ之えだまめ/みかみ黎/宮緒葵/柚木ユキオ/ゆりの菜櫻(五十音順/敬称略)。
さらにキャラクターデザインをBL漫画家の羽純ハナ先生が担当。
企画の詳細は、キャラデザを担当された羽純ハナ先生と企画者であるりんこ先生のインタビュー記事をご覧ください。
1話分がちょうど気軽に読める長さで、いろいろな先生の文章が読める、ということで小説ファンのみならず、普段を小説を読まれないという人にも超オススメの企画です!
4月24日から本編の公開が開始。これまで毎週金曜日に更新されてきましたこのリレー小説企画! いつもとは違った苦労も多かったこの時期に、毎週の更新をいまかいまかと待ちながら生活されていた方も少なくないのではないでしょうか。
そんなスペシャルな企画もついに完結…!
まだまだどんでん返しが続いた12章から物語はどのように完結を迎えたのでしょうか…。
豪華プロBL作家陣が紡いできた極上のアラブBL!
今回も、ナツ之えだまめ先生、英田サキ先生、葵居ゆゆ先生の個性あふれる展開となりました。最終回なので多くは語りませんが、二度とないような豪華な企画、1人でも多くの方にリレー小説の軌跡をご覧いただきたいです!
そんなさまざまな思惑の交錯する本編は、新しく開設された『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』公式ツイッター (@soleil_de_tokyo)、またはこちらの特設HPからご覧になれますので、チェックしてみてください♪
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑬1/6
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) July 17, 2020
第十三章「立場の違い」ナツ之えだまめ(@edamame_natsuno) pic.twitter.com/VRGNYfjmEK
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
すてきな企画だと思いました。あのころは、とにかく、すべてのイベントが中止になり、お芝居にも映画にも行けないし、書店もクローズしてしまうし、一週間に一度のお楽しみを提供できるって、素晴らしいなって。 発起人のりんこ先生に感謝ですね。
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
大きな流れで言うと、節目に当たる部分だと思いましたので、今までの流れをくみつつ、真司とアイマンを表現するところです。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
苦労というより自らに課したのは、今まで皆様がたいせつに両手で守りつつ、バトンタッチしてくださったこのお話を、私も守って次に渡さねばという使命感ですね。 楽しかったのは、読み返してみて、皆様、カラーが違い、でも、同じものを書いているという、その二律背反です。小説の奥深さとおもしろさを味わいました。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
なんと言っても、余裕をぶっこいていたら、執筆予定の直前まで初稿がくらいこんでしまったことでしょうか。それの舞台が特殊だったので、切り替えるまでたいへんでした。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
受け取り、次に渡しましたよ‼ みなさん、お疲れ様です。私もね!
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
私も、今回の袋小路を2人がどう打破するのか、楽しみにしています。 皆様にも楽しんでいただけているといいな。
――ありがとうございました!
姉の婚約者との禁断の切な愛…!!
STORY
男と女、血液型、星座…。そう言った人の類別に近年加わったものがある。それが三つのバース性ーーアルファ・オメガ・ベータだった。ベータの彼方は後添えとなった母とともに仁科家の本宅で暮らすことになるが、それは本妻の子・紗栄子の心を傷つけ続けることだった。彼方が大学生になった頃、紗栄子がイタリア貴族のアルファと婚約したと告げられ、仁科家は初めての幸せに包まれる。紗栄子がようやく幸せになれる。誰もが望んだ結婚だったのに、まさか姉の婚約者・ミケーレが、彼方をオメガに変転させる運命の相手“伴侶"だったなんて……! 一夜のあやまちを犯してしまった彼方とミケーレ、そして紗栄子の愛のゆくえはーー。
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑭1/6
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) July 24, 2020
第十四章「運命ではなく」英田サキ(@aidax_info) pic.twitter.com/cgy7aOPiar
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
ツイッターで告知を見て、新型コロナの影響で世の中が暗くなっていたり、ステイホームな時期でもあったので、書き手も読み手も楽しめる素敵な企画だな、と思いました。まさか自分も参加することになるとは(笑)
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
最終話の手前ということもあり、心情的に大きく盛り上げてバトンを渡したいと思いながら書かせていただきました。ちょっと気合いが入りすぎたのかたくさん書きすぎてしまい、削るのに苦労しました。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
ストーリーの打ち合わせはいっさいないガチンコリレー小説だったので、更新が来るたび、そういうキャラなの!? そっちに行くの!? と驚いてばかりでした(笑) 予測がまったくできませんから、自分の順番が回ってくるまでなんの準備もできず、ちゃんと書けるのか不安でドキドキしっぱなしでした。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
このリレー小説で知り合えた作家さんもいて、皆さんと交流できたことが何より楽しかったです。 小説を書くのは孤独な作業です。こんなふうに大勢でひとつの話を創り上げていく経験は通常できません。貴重な体験をさせていただき、企画してくださったりんこ先生には感謝しています。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
皆さんとご一緒できて、本当に楽しかったです。お疲れさまでした! 残すところ、あと一話。緊張から解放されたので、ラストの回は読者気分で楽しむつもりです。葵居先生、頑張ってください!
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
皆さんに楽しんでもらいたいという一心で、参加者一同でバトンを繋いでまいりました。ぜひゴールまでおつき合いくださいませ。
――ありがとうございました!
今すぐ読むしかない! ハードボイルド系BLの金字塔!!
STORY
同僚殺しの冤罪で、刑務所に収監された麻薬捜査官のユウト。監獄から出る手段はただひとつ、潜伏中のテロリストの正体を暴くこと——!! 密命を帯びたユウトだが、端整な容貌と長身の持ち主でギャングも一目置く同房のディックは、クールな態度を崩さない。しかも「おまえは自分の容姿を自覚しろ」と突然キスされて…!? 囚人たちの欲望が渦巻くデッドエンドLOVE!!
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑮1/8
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) July 31, 2020
第十五章(最終章)
「選びとる未来」葵居ゆゆ(@yuyualthaea) pic.twitter.com/yCAKFxdI5r
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
ちょうどイベント中止を知った頃で、気持ちがふさいでいたので、同じような気持ちのBL好きさんも多いだろうなと思い、楽しそうだからぜひやりたい! と、すぐに参加を決めました。
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
アンカーだったので、出てきていない設定(真司のバナナ好き)や、各先生の描かれた小ネタなどを回収して終わりたいと考え、できるかぎり網羅したつもりです。それと、アイマンが年下攻で王様なので、若く不遜な感じが魅力的になるといいなと思って書きました。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
はじめのうちは「終わりはハッピーエンドにすればいいんだし、そこに至るまで物語を展開してもらっているんだから、大変じゃないよね」と気軽に考えていたのですが……二人らしいハッピーエンド、というところで、締めには悩みました。 最後はソレイユ・ドゥ・トーキョーのあのスイートルームでしめようと思ってはいたので、2パターン考えて結局現行の方向性にして、最後のシーンはモブ視点にしてみました。普段はなかなかできない終わり方なので楽しかったです。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
最初りんこ先生にお誘いいただいたとき、アンカーをお願いしたいと言っていただいたのですが、そのときは参加されるメンバーをまったく知らず……あとからわかってだいぶ青ざめました(笑)こんなに大きな企画になるなんて! と今でもどきどきしていますし、トリが私でよかったのかという不安はありますが、楽しんでいただけていれば幸いです。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
毎週、先生たちから届く原稿を読むのが本当に楽しみでした! 意外なはじまりから、各章ごとに、担当の先生らしい方向性だったり、空気感だったりがはっきりとあったので、完全に一読者として「すごいなあ」と楽しませていただいていました。個性をいかし、様々な要素を散りばめてつながれてきた流れのおかげで、ラストも楽しく書かせていただくことができました。個人的には前よりちょっと親しくお話しできるようになったのも嬉しいです♪ 皆さま、そしてりんこ先生と羽純先生、ありがとうございました。
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
今回のリレー小説は、キャラクターデザインと基本設定以外、あらすじはいっさいなし! で、1人の持ち時間は1週間という決まりのなかでリレーしてきました。上でも言いましたが、どの章も、書き手の個性や世界観が十分に楽しめる、多彩で面白い作品になっていると思います。最終章を読んでいただけましたら、ぜひ第1章から、通しで読んで新しい魅力を発見していただきたいと思います! リアルタイムで読んで下った皆様、15週にわたりおつきあいありがとうございました。
――ありがとうございました!
あなたの心を癒します♥ 飯テロ甘エロBL
STORY
半獣うさぎのオメガである月尾灯里は、ある日縁談の話を持ちかけられる。相手は三十六歳のアルファであるエリートの東桜路貴臣。貴臣からの希望は、子供好きですぐに結婚できる相手というものだった。あたたかな家庭を作ることが夢だった灯里が東桜路家を訪れると、そこには縁談相手の貴臣とまだ幼い半獣狼の子供がいた。半獣狼の少年は珠空といい、貴臣の弟夫婦の息子だという。事故で亡くなった弟夫婦に代わり一緒に珠空を育ててくれる母親を求めていたらしい。そんな貴臣の真面目で誠実な人柄と珠空が懐いてくれたことで結婚を決めた灯里だが、いつまでも貴臣との心の距離は縮まらず他人行儀な関係に次第に寂しさを感じるように。そんな時、ついに発情期を迎えてしまい「一応夫婦だから」と優しいながらも義務的に熱を鎮められた灯里は──?
いかがだったでしょうか?
15週という長期にわたり続いた豪華リレー小説もついに完結ということで、名残り惜しい気持ちでいっぱいです。
そしてここまでリレー小説をつないでくださった作家のみなさま、企画者のりんこ先生、キャラデザを担当された羽純ハナ先生、素敵な作品をありがとうございます!
書籍化の予定はないとのことですが、HPやツイッターでは見ることができるので、何度でも読み返すことができるのはうれしいですよね!
15人の作家陣の中には、今回初めて出会った作家さんがいたかもしれません。これをきっかけにぜひ、各作家さんの本をお手に取ってみてください。