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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2020/07/17 17:00
みなさん、こんにちは。そしてお待たせいたしました!
リレー小説企画『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』特別インタビュー企画第5弾です。
前回は第7章~第9章を担当された、高月紅葉先生、すとう茉莉沙先生、柚木ユキオ先生のインタビューをお届けいたしました。
今回は、 第10章~第12章をそれぞれ執筆された、宮緒葵先生、淡路水先生、桜部さく先生にインタビュー!! 企画の裏話など、貴重なお話を伺いました。
『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』とは?
新型コロナウイルスの影響で、多くの人が大変な状況に置かれる中、BL界隈だけでも元気付けたい! という思いのもと、漫画原作者のりんこ先生が発案されたリレー小説企画。総勢15名のプロBL小説家が集まり、毎週金曜日に1章分が公式ツイッター上で公開される。
執筆陣は、英田サキ/葵居ゆゆ/淡路水/かわい恋/楠田雅紀/高月紅葉/桜部さく/須王あや/すとう茉莉沙/墨谷佐和/ナツ之えだまめ/みかみ黎/宮緒葵/柚木ユキオ/ゆりの菜櫻(五十音順/敬称略)。
さらにキャラクターデザインをBL漫画家の羽純ハナ先生が担当。
企画の詳細は、キャラデザを担当された羽純ハナ先生と企画者であるりんこ先生のインタビュー記事をご覧ください。
1話分がちょうど気軽に読める長さで、いろいろな先生の文章が読める、ということで小説ファンのみならず、普段を小説を読まれないという人にも超オススメの企画です!
4月24日から本編の公開が開始。これまでに12章が公開されました。衝撃の展開で終わった第9章から物語はどのように続いていったのでしょうか。
まずは宮緒葵先生が担当された第10章。前回までの衝撃展開を回収しはじめる回となりました。この章の見所はなんといっても女装攻め!!! 宮緒先生らしい濃厚なエッチシーンも見所たっぷり……!
そんなさまざまな思惑の交錯する本編は、新しく開設された『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』公式ツイッター (@soleil_de_tokyo)、またはこちらの特設HPからご覧になれますので、チェックしてみてください♪
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑩1/6
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) June 26, 2020
第十章「誘惑の花」宮緒葵(@aoi_miyao) pic.twitter.com/ItZQ3bIBbf
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
こういう企画に参加したことは一度も無かったので、主催のりんこさんにお声をかけて頂きとても嬉しかったです。何かと落ち込みがちなこの時期だからこそ、少しでも現実を忘れて楽しんで頂きたいと思い、参加を決めました。
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
私が担当したのは10章で、だいぶお話も進行してきていたので、これまでの設定や伏線をなるべく回収するようにしました。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
8章のすとう先生がアイマンの右腕的存在としてラフィーア王女を登場させ、9章では柚木先生がアイマンを襲撃させて下さったので、これはもうアイマンを女装させるしかない…! と俄然やる気が高まりました。いかにアイマンを自然に女装させつつそれまでの伏線を絡めていくか、お話の均衡を崩さず組み立てるのは本当に楽しかったです。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
アイマンを女装させるために衣装について色々調べたら、アバヤの下に着るドレスは華やかだったりセクシーだったりで、妄想をかきたてられました。いつか何かのお話で書いてみたいです。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
これまでに9人の先生方が『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』の世界を紡がれ、9通りのアイマンと真司を堪能させて頂きました。10人目に加われて光栄です。アイマンをあんな状態にしてしまいましたが、きっと私の後の先生方なら素晴らしいお話にして下さるはず…! と信じてますので、よろしくお願いいたします。
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
残念ながら未だに状況は何もかも不透明なままで、皆さん不自由を感じながら日々を乗り切っていらっしゃると思います。ですが、妄想の中では誰もが自由です。ほんの一時でも現実の憂さを忘れ、楽しんで頂けたなら、それ以上の喜びはありません。どうか最後まで見守って下さい。
――ありがとうございました!
愛が深すぎて怖きゅん! ヤンデレの申し子による傑作芸能人BL
STORY
人生のどん底で再会した幼馴染み・達幸は人気俳優となっていた。かつて父の愛情を奪われ、事故で夢を失った明良は、彼と二度と会うことはないと思っていた。しかし達幸は、己の成功は明良の「犬」になるためだと縋り付く。ついには身体まで奪われ屈辱に塗れた明良は、すべてを奪われた自分と同じ苦しみを与えてやろうとするが、達幸は明良の傍にあることだけを求めていて…。
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑪1/6
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) July 3, 2020
第十一章「桎梏<しっこく>」淡路水(@agua_dulce_09) pic.twitter.com/EFYNTX8L6t
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
りんこ先生にお誘いいただき、「私でいいの?」という気持ちと「すごく楽しそう!」という気持ちが同時にありました。なにしろあんな状況下でしたので、少しでも楽しめることがあったほうがいいと思いましたし、また素直に自分も楽しみたかったので、その気持ちのままにすぐ参加をさせていただきたいとお返事いたしました。
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
前章からの流れを崩さないように、また違和感のないように話を動かして次の先生にお渡ししなければ、という気持ちで設定を作りました。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
なにしろ10章の宮尾先生の女装攻めが強く、インパクトしかなかったので、これをどうやって受け止めて料理しようか、と頭を抱えました。アイマンの叔父であるアスィールの小物感にこれはもう躾けるしか……と謎の使命感に駆られ、調教を。最近は同人誌でもほとんど書くことがなかった調教ネタを書けたことに大満足です。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
リレーがはじまってから、入院するなど結構波乱万丈だったのですが、実は今も退職準備中で、会社での引継ぎ業務に追われており、残業の毎日です。執筆時間も本当に限られていたのですが、無事にバトンをお渡しできてよかったなと思います。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
ものすごいメンバーの中でバトンを受け取り、またお渡しするということは本当に貴重な経験だと思いました。それぞれの先生のそれぞれの個性がひとつになって物語を作っていく、その中にいられてとても光栄でした。私なりのふたりを書かせていただきましたが、このふたりが次の先生、そしてその次からの先生方の手によってどんな色になっていくのか本当に楽しみです。一読者として最後まで楽しませていただきます!
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
世間はやや落ち着いてはいるものの、まだまだ予断を許さない状況下ではあります。不安な気持ちもまだ多くあることかと思います。ですが、週末のひとときをリレー小説で楽しんでいただけたら、書き手としてこれ以上うれしいことはありません。どうか最後まで楽しんでいただけますように。
――ありがとうございました!
むっつり僧侶攻めと元モデルの法曹系日常ラブ!
STORY
仏様、こんなのアリですか?―元モデルの雪村藍は金なし職なし伴侶なしの三重苦。金に困って手を出した詐欺まがいの仕事で出逢ったのは眼光鋭い色男、正覚寺の住職代理・桜庭瑞生だった。怪我をして正覚寺に居候することになった藍だがこの坊主、説教をすればゲンコツをふるう、酒も飲む―そして色欲も…?強面イケメン坊主×駄目っ子美人、坊主の愛で恋も人生も悦い感じ!?BOY meets坊主なラブ・ストーリー!
#ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう⑫1/6
— #ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう/毎週金曜更新 (@soleil_de_tokyo) July 10, 2020
第十二章「回帰」桜部さく(@Saku_sakurabe) pic.twitter.com/tlCV2Izm0f
――最初に企画を知ったときどう思われましたか?
とても素敵な企画だと思いました。リレー小説は経験したことがなかったのですが、誘っていただけたのが嬉しくて、即参加のご連絡をさせていただきました。あとから企画詳細を頂くと、錚々たる作家陣の一員にしていただけていて。(すごく良い意味で)思ってたんと違う。でした。
――作中特にこだわった点はどのあたりでしょう?
前回まで、嵐のようなアイマンとアイマンの周囲にシンが翻弄されていた気がしたので、年上受の強いところを出せたらいいなと考えました。気の強いスパダリ攻を徐々に尻に敷いていく受が萌えポイントなのもあり、その方向性も意識しました。
――実際に執筆をしてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか?
運動会で使うようなバトンが回ってくると思ったら、絶対に傷一つつけてはいけない純金製のバトンが回ってきたような気持ちでした。こけて落とさないようにするのはもちろんのこと、一週間の執筆時間制限もあり、握ったバトンは純金製なのに導火線に火のついた爆弾のようでもあってスリリングでした。
――執筆中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
11章のあいだに色々なことが起こって、各先生方の多様なシンとアイマンの姿を見せていただいてきたので、しっかり理解することを心掛けました。 ただ、ちょっと風変わりな解釈をしてしまうタイプなので、11章ぶんの自分なりの解釈が後に書かれる先生方の解釈と大幅にずれていないように祈っています。
――これから小説を執筆される(またはもうすでに執筆された)の先生方にメッセージをお願いします。
ともかく読むのが楽しみです。今までももちろん楽しく拝読していましたが、自分の番への緊張が積もっていたので、やっと安心して読みに専念できます。ベテラン先生方の個性がどうクライマックスに繋がるのか、予想もつきません。待ち遠しいです!
――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします!
気分が落ち込みがちになってしまうことがまだまだ続いていますが、明るい気持ちになるお手伝いがすこしでもできていたら嬉しいです。この企画が初めましてだった読者様も多いかと思いますが、私が担当しました12章も楽しんでいただけていれば幸いです。
――ありがとうございました!
体格差がたまらない!王子同士のロマンチック異世界BL♥
STORY
鬼が棲むと譬えられる強大な北の国の使者・第六王子であり陸将軍でもあるサスナに選ばれ、生贄として捧げられた東国第四王子カナギ。死をも覚悟して北の国に足を踏み入れたカナギを待っていたのは、サスナによる贅を尽くした贈り物の数々と一心に注がれる深く真摯な愛、そしてカナギが自ら磨いた才智への尊崇と信望だった。祖国を離れ、遠い異国へと攫われて出会う、愛と新しい運命の物語。
いかがだったでしょうか?
商業小説の作家さんたちによるリレー小説企画ということで、インタビューでは普段はわからない、先生同士の関係性が垣間見れて嬉しいですよね♪
15名もいる参加執筆陣のなかには読んだことのない作家さんもいると思います。これをきっかけにぜひ、各作家さんの本をお手に取ってみてください!