1
11/18
\受けの羞恥顔が見たいBLオタク集まれ/
BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。
2020/06/16 17:00
2022/10/11 16:00
こちらは2020年BLアワードコミックス部門1位を獲得した、はらだ先生の『ワンルームエンジェル』。みなさんはすでに読まれましたか?
◆目次◆
2012~2014年×エロなし【異彩を放つ名作揃い】
・2012年『スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A』
・2013年『夜空のすみっこで、』
・2014年『そんな目で見てくれ』
2015~2017年×エロなし【とにかく泣ける作品が人気】
・2015年『それから、君を考える』
・2016年『雪の下のクオリア』
・2017年『僕らの食卓』
2018~2020年×エロなし【ピュアでキュンと笑える】
・2018年『トワイライト・アンダーグラウンド』
・2019年『ワンルームエンジェル』
・2020年『オンラインゲーム仲間とサシオフしたら職場の鬼上司が来た』
2021~2022年×エロなし【最新エロなしBLをチェック】
・2021年『コントラスト』
・2022年『雪の妖精』
2012年×エロなし
STORY
ド田舎に住む学生、三島はクラスメイトの男子から“ホモっぽい”とイジメを受けていた。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。ある日、三島は屋上で自分が以前失くしてしまった口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまう。かれはこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。
BLで異色の名作といえばこれ! ド田舎を舞台に繰り広げられる少年たちの葛藤と青春の物語、前編です。同性愛をリアルな視点で描いているのですが、作者の永井先生独特のギャグ要素もあり、シリアスだけではない内容になっています。
隠れて女装するのが趣味の三島は、ある日イジメの主犯格である桐野が、失くしたはずの口紅をつけようとしているところを目撃してしまいます。そこから親交を深めていく2人でしたが…。
桐野とともにいじめを先導する夢野、そして人気教師の柳田。登場人物それぞれにドラマがあるので、ぜひ下巻まで読んで彼らの人生を見届けてください。
多くのBLが軽視しがちな、同性愛への偏見や自己葛藤がきちんと描かれています。それゆえに歯がゆく切ない。現実の世界では、きっとこのように同性愛への理解は少なく、多くの壁にぶち当たることでしょう。その描写がリアルでした。――進撃のさやかさん
ド田舎を舞台に繰り広げられる中学生の青春ものですが、ただそれだけではなくて自分の性癖や家族に対する想いや悩み…題材だけだと暗めなイメージが浮かびますが、そこは永井先生の抜群のセンスで上手い具合にコミカル×シリアスがミックスされていてキャラ達の魅力にどんどんハマっていきました!――ぶたりんさん
BLというジャンルに収まらない素晴らしい話でBL作品として評価するには悩みますが、BLに求めるものは確かに入ってます。Side BではBLらしい嬉しい展開もあり。名作と気構えず気楽に、わくわくドキドキしながら読める話です。――Sakura0904さん
2013年×エロなし
STORY
あの時、僕は星の形をした鍵で、消せない暗闇を閉じこめたんだ・・・小学校の教師である星野には、高校時代、憧れていた人がいた。同じ天文学同好会にいた、ひとつ上の須藤先輩。その先輩と再会したのは、高校卒業から11年が経った後だった。生徒の保護者として星野の前に現れた須藤は、星野に告げる。「おまえとはもう二度と会いたくなかったんだ」と・・・
ストーリーのみならず、ハヤカワノジコ先生の幻想的なコマ割り・画面構成が大きな注目を集めたコチラの作品。
ドラマCD化された際は声優を務めた野島裕史さんも、原作の画面構成には大きく感化されたようで、作品のセンスを演技にも反映させるべく工夫を凝らしたことを、インタビューで語られていました。
11年ぶりの再会、再び動き出す恋。ということで一見「ちょっと重めかな?」と感じるところですが、エロなし×ゆったりとした画面構成のおかげか全体的にほんわかした印象を受ける作品です。
今回もエロはなくちゅーだけなのですが、それがいい!見たいかと言えば見たいのですが!笑 ちゅーだけの関係が更にドキドキ感を煽られます。――kaysさん
この本を読み終えた時は、思わずため息が出てしまいました。満足や幸福感とは似ているけれど、どこか違った、達成感のような。上手く言えませんがとても心地よい気分でした。――ナポさん
11年経って再び動き出す二人の時間。もうあの頃には戻れないという思いと、さらに積み上がる想い。戸惑い、揺れ動く気持ちの切なさに、キュンとなりました。――咲人さん
2014年×エロなし
STORY
各界の令息が通う男子校・私立シリカゲル学園。そんな並み居る御曹司たちの憧れの的である眉目秀麗な生徒会長・大和御門は、たまたま入学式で根暗な新入生・根崎春の笑顔を見て以来、無口で物静かな彼のことが気になって仕方がない。これはもしや……!? 我が道をゆく猛烈なギャグセンスでジャンルレスに突っ走る鬼才・毛魂一直線、初のBLコミックス!
容姿端麗・成績優秀・実家は金持ちと絵に描いたようなスパダリ攻め・御門。そんなスパダリ攻めに一切靡く様子を見せない、所謂昭和風「面白れぇ女」受け・春。2人のやり取りが中心となった超ラブコメ。
ですが! ギャグがぶっ飛びすぎていていい意味で次の展開が全く予測できません(笑)。皆さんもきっとこのテンションの高さやセリフの言い回しなど、本作の洗練された面白さに虜になること間違いなしです。
いやー笑った笑った♪ 毛魂一直線さん(PNからして面白いw)のギャグセンス、大好きです!笑えるだけでなく、初恋の切なさも感じられ
キュンとできるところが素晴らしいです☆――Krovopizzaさん
正直こんなに笑ったBLは初めてです!表紙とのギャップに驚きます!
攻めが一生懸命に受けにアタックするところは読んでてとてもすっきりしますし、少しずつ受けが惹かれていく描写はなかなか可愛らしくて萌えました(^-^)――マトカさん
馬鹿を通り越してアホの子の生まれるべくして生まれたスーパー美形攻め様が、笑うと可愛いのに9割方目つきの悪い根暗の受に生まれて初めて恋をするお話。テンションが振り切れているので、もはやBL漫画要素よりギャグマンガとしての側面が大きいのですが、ちゃんと最後はBのLです。――乙子さん
2015年×エロなし
STORY
高3の夏。幼馴染みの同級生。口にできない想い。「心の底から、大好きでした」娯楽も何もない退屈な田舎町。そんな町で幼い頃から共に過ごしてきたタカシとヤスは、高校生になった今でも一番の親友同士。しかし、ヤスはタカシに友達以上の感情を抱いていた。想いを口にできないまま季節は受験シーズンへ突入し、そこでタカシから東京の大学に受験することを打ち明けられる……。思春期の揺れる気持ちを繊細に描いた、小松・渾身のデビュー作!
心揺さぶる珠玉の短編集。表題作の「それから、君を考える」はじめ計4作品が収録され、うち3つがエロなし作品です。男子高校生たちの未熟で魅力的な恋が余韻たっぷりに描かれていきます。たとえエロがなくても、丁寧に描かれる2人の関係性によってBLがしっかり成立しているのがすごいところ。
表題作は、田舎町で幼馴染として育ったヤスとタカシのお話。親友同士の2人ですが、ヤスはタカシに友達以上の感情を抱いています。けれど、ヤスはタカシから東京の大学に受験することを打ち明けられて……。告げられるヤスの思いに胸がしめつけられること間違いなしの名作です。
切ない余韻が残るハッピーエンドじゃない話も、ちょっとバカっぽくて可笑しい、でもキュンとくる明るい話も、シリアスで現実的な題材の、夜明けの光があたたかで感動的な話も、どれもこれもそれぞれにとてもよかったです…――江名さん
受けが閉塞感を感じている小さな町。そこの夏の風景、冬の風景、2人が過ごす季節ごとの美しさを読者は読み進めていく内に意識しなくても見ているので、終盤の攻めの告白が心に染みていきます。――minmoさん
個人的に短編ってあまり好きじゃないんですよね。ツボに入る作品だと「続きを…!」って思うし、短い故に話に入り込めない作品はたくさんあるので。しかし、この短編集は凄かった。この短さで、二人の関係を端的に表せて、かつこの余韻。凄い作家さんが出てきたと感心しました。――ポッチさん
2016年×エロなし
STORY
草木が好きで人嫌いな小林明夫。同性と一度きりの関係を繰り返す大橋海。
二人は同じ大学で同じ学生寮だった。海が明夫に懐き、明夫も少しずつ海に気を許すようになっていく。だが、ある日、海は明夫に「先輩は寝なくても一緒にいてくれるから優しいです」と言う。明夫はそんな海のことが理解できなくて……。好きになった相手に愛されたい。そう思っているのはどちらだったのか?
同じ寮で生活する不機嫌で人嫌いな先輩・明夫と奔放な後輩・海のラブストーリー。考え方も価値観も全く違う二人が、ほんの少しずつ近づいていく日常を大ボリュームで描いた一冊です。
画から感じる雪国の寒さとは反対に、読み進めれば進めるほど、心がじんわりと温かくなっていくはず。まるで一本のショートフィルムを見ているかのような気分にさせてくれ、読了後の満足感は他とは一線を画しています。
ものすごく大きな起伏があるお話というわけではなく、エロもありません。しかし、繊細な表情や台詞の意味などを感じながら読んでみると、映像美も相まって、読み終えた時に映画を一つ見終えたかのような幸福感を感じることができました。――手鞠さん
トラウマを抱えつつ険悪するのにそれを捨てられない。好きな人を作るのを恐れているが一人ではいられない。そんな二人がじわじわ近づいている距離感がすごくいい。――もこさん
『雪の下のクオリア』というタイトルが物語や作画と同じくらい素晴らしい。あとがきによれば、紀伊さんは”クオリア”を、”箱庭”の意味でつけられたそう。――冬草さん
2017年×エロなし
STORY
人と食事をするのが苦手な豊が、ある日公園で出会ったのは歳の離れた兄弟・穰と種。一緒にご飯を食べるようになった三人は…。
2018年BLアワードコミックス部門でも3位にランクインした、エロなしBL界でも知る人ぞ知る名作。誰かと食事をするのが苦手な会社員・豊。ある日公園で穣と種という兄弟に出会い、おにぎりの作り方を教えることになります。
幸せな食卓の記憶がなかった豊が、2人と過ごすうちに、みんなで食べるご飯のおいしさを知り、トラウマを克服していきます。また作中ではおにぎりだけでなく、鍋やカレーなど、おいしそうな料理がたくさん登場するので、お腹がすくこと間違いなし! お互いに支え合いながら暮らしていく3人の姿を見ながら、優しさがほっと心にしみわたる作品です。
受、攻もわからないままだし、そういった行為もキスまでですが、満足感はたっぷり。甘さも幸せも詰まっていて、何よりふたりの関係が『食卓』を通して、自然に近付いていくのが素敵だなぁと思いました。――kikiiiiさん
BLというジャンルを越え、家族愛をテーマにされている作品だと思いました。過去に家庭環境でトラウマを抱えた豊さんが、穣さんと種くんに出会いトラウマを克服し、誰かを愛するという事を知りひと回り強くなります。お父さんの言葉が深すぎて、そのシーンでは涙無しでは読めません。何度読んでも涙がこぼれます。――さぁらさん
夜に公園でした肉まん味のキス、という描写がとてもふたりらしいなぁ、と涙と鼻水でボロボロになりながらも()、心がじんわりと温かくなりクスリと笑ってしまいました。――あすひさん
2018年×エロなし
STORY
ライブハウスでバイトに励む大学生の古川くん。大好きな音楽と仲間に囲まれて楽しい毎日だ。そんなハッピーライフの唯一の問題が店長の北山さん! もともと無愛想な北山さんだけど古川くんには格別無愛想なのだ。スタッフ仲間からも二人の仲の悪さをからかわれる始末。いつか店長をぎゃふんと言わせてやると息巻く古川くんは、ある日、北山さんの秘密を知ってしまうのだが…!?
きゅんきゅんしたい! ピュアラブを読みたい! そんなあなたに圧倒的おすすめ作品。ライブハウスでバイトをする古川は、なぜか店長・北山からは無愛想な態度をとられてしまいます。ですがひょんなことから、北山が自分を好きだと疑い始めて…。
一見あざとくなってしまいそうな古川くんの性格ですが、そこは秋平先生マジック。天真爛漫でちょっと天然な古川に、北山が「可愛い」というのにも大納得。普段はクールで冷静な北山が、繊細がゆえに、古川を好きすぎて素直になれない姿、そして古川の前で見せる無防備な表情に、心臓が持っていかれること間違いなしです。
二人の恋が実るまでの過程が本当に丁寧にかわいらしく描かれているので、読み手の私までピュアピュアな気持ちに♥古川くんへの気持ちがもれないようにしている店長がかわいすぎてツボります♥♥♥繊細な店長と元気で明るい古川くんのやり取りを見ているだけで癒されまくりです♥――ミファさん
皆さん書かれていますが、2人ともかわいすぎませんか??!こんなにかわいくてゆるふわ時間が進むBL、久しぶりに読みました(笑)思わず読んでいるこちらが恥ずかしくなっちゃう。――あすひさん
普段なかなか感情を全面に出さないからこそ、ふとした時に北山が見せる笑顔にきゅんきゅんしたり、いつも太陽のような笑顔を見せるなかで、北山のことで悩んだり泣いたりする古川が可愛かったり、とにかく2人とも応援したくてたまらなくなるような作品でした。甘さとギャグ要素が多いように見えて、締めるところはちゃんと締めてあって、テンポもストーリーの流れもキャラも、どれをとっても満足な一冊です。――Sakura0904さん
2019年×エロなし
STORY
趣味なし、友人なし、恋人なし。生きる価値、なし。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見たーーー。お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、天使をしばらく家に置くことに。突然はじまった奇妙な同棲生活だったが天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせてーー。あなたは、この関係をなんと名付けますか?
これをBLと呼んでいいのか!? と波紋を呼びつつ、確実にBL史に残っていくであろう、異才はらだ先生の意欲作。趣味なし、友人なし、恋人なし。退屈な人生を送るコンビニ店員の幸紀は、ある日チンピラに刺され瀕死に。そのとき真っ白い羽の美しい「天使」を見た…。
死んだように日々を生きる幸紀と、記憶喪失の天使。ひょんなことからはじまった不思議な同棲生活。文句ばかりで可愛げのない天使にはじめこそ辟易する幸紀でしたが、時間がたつにつれて少しずつ変化が現れます。汚くて醜いこの世界で生きることの意味、そして天使の正体とは…。シリアスなストーリーのなかにも、クスッとできるユーモアがあふれる作品です。
前知識あまりない状態で読んだので、テンポのいいギャグ漫画かなと思っていたらハートをガッと鷲掴みに握り潰されました。なんといっても空白が泣かせにくるんです。何も描いてない空白で泣かせるって一体なんなんですか、神様……なのでしょうか……。――襖くろーらーさん
いくら説明しても良さは読んでみないと分からないと思います。人間の狂気や残酷さとか、それでも向き合おうとする人々の気持ちとか、幸紀と天使のクスッとするやり取りとか空気感を是非読んで感じて欲しいです。書き下ろしでも泣きますので、何処にも行かない誰とも会わない日に読む事をお勧めします。――kurinnさん
「あなたはこの関係になんと名付けますか」ほんとにこの一文にこの本の思いが詰め込まれている。BLではないけど普通に話として最高だった。悲しくて切なくて暖かい、曖昧な感情が伝わってきて読んだ後とても感動した。本当に。――そらっちゃさん
2020年×エロなし
STORY
【リアルでは上司、オンラインでは相棒】【加速するすれ違い――☆】 ごくごく平凡なサラリーマンの橋元は職場のハイスペックかつイケメンな鬼上司・白瀬さんに日々厳しいご指導を受けている。 そんな橋元の唯一の楽しみはオンライン上で出会ったゲーム仲間・UMAと絡むこと。上司の愚痴を言えて、草を生やして笑い合えるUMAに気を許している橋元は、満を持してサシのオフ会を企画するのだが――!?
勘違いオンパレード、他の#勘違いBL #すれ違いBLとはひと味違ったもどかしさを味わえるかも!? オンラインゲームでの親友が実は嫌な上司だったこと以外にも、言葉の解釈違いから勘違いが勘違いを呼びまくりです…!
クールイケメン×鈍感あざとかわいい男子の王道CPも少し変わった角度から描くと、こう変化するのか…! 面白い! となること間違いなし。2巻目(エロなし)も発売されていますので、そちらもぜひチェックしてみて下さい♪
すれ違いが加速しまくってて面白い!本編ではキスシーンもないので腐女子じゃない友達にも貸せる!最高!!!――りーらさん
現実とオンラインゲーム上でうまいことすれ違いが起きていく感じがすごくよく出来てて。いつ気づくのかな?いつ気づくのかな?って見守って読んでる感。そして気付いてからの各々の感情の動きがスピード感あって面白い。――motitakahoさん
えっちなしですが、逆にそこがいい!本当に鈍感だけどそこが可愛い橋元くん。勘違いがいろいろ重なってそのまま進んでいくから面白い。――ゆのまゆさん
2021年×エロなし
STORY
名前も知らない同級生。いつも彼だけが、ひどく鮮やかに見えた――。いつでも人の輪の中心にいる人気者だけどどこか冷めたところがあるイケメンの青山翔太と、特進クラスに在籍する成績優秀で一匹狼な千川陽。クラスも名前も知らないけど、顔だけは互いに知っている。そんな対照的な同級生が、ある日、屋上へと続く人気のない階段で出会った。その日から屋上は二人だけの秘密の場所に――。沈黙さえ居心地がいい穏やかな時間を共有するうちに、どちらからともなく惹かれ合っていくが、陽には後ろめたいことがあって……?―――なんでオレとキスしたの?
本来ならば関わることのなかった正反対の2人がゆっくりと距離を縮め、気持ちを通じ合わせていく過程を丁寧に描いた男子高校生たちの切ない青春譚です。
育んでいく愛というよりも、気付いたら育まれていた純粋すぎる2人の愛の行方は果たして…? 表紙や作中ところどころに感じる“コントラスト”な部分にも注目しながら読んでみてください♥
上手く生きていく為の外側。ドロドロな自分と向き合う内面。思春期の辛さやモヤモヤ感情が丁寧に描写され、互いの存在で人生が照らされていく素敵なお話でした…!!!――いるいるさん
まるで青春映画を見たような気持ちです。中に描かれたふたりの感情変化や人間模様も、BLという枠に収まらない、ヒューマンストーリーだと思いました。――オクトパスさん
大まかな話の流れはよくあるありふれたお話なんだけど、キャラの描写が素晴らしいので没入してしまった。丁寧に描かれていて323ページの大ボリューム。性描写はありません。攻め受けも不明なまま終わります。――aaaiiiaiさん
2022年×エロなし
STORY
冬季限定 同居生活 あと何度君に「ただいま」を言えるかな「お願い 解けないで雪」北海道育ちの春樹は、地元に撮影へ訪れた動物カメラマン・成美を、冬の間家に泊めることに。成美は垢抜けていてコミュ力が高く、自分とは真逆のまさに都会人。そんな成美とは相容れない!!!と威嚇しまくる春樹だったが、教わったカメラには、気付けば成美ばかり収めていて……。春になれば、彼はこの家を出て行くのに――。
幻想的な雪の中に描かれる綺麗な2人。もうこれだけでタイトル回収できちゃいます。読み進めていくと分かりますが、お互いが相手を大切に想いあっているということが本当にビシバシと伝わってくる…(涙)。
さらに今作の一つのキーアイテムでもあるカメラ。カメラマンでもある輝一が写す春樹はきっと美しいんだろうなーとか思っちゃたり。些細な、本当に小さな日常の幸せの大切さを教えてくれるお話です。
基本カラミはありません。でもそんなの必要ないくらい本当に繊細で素敵な作品でした。キャラの感情の動きや惹かれ合う様子、距離の縮まり方、ストーリー展開、伏線回収、結末まで本当に素晴らしいと思いました。――NaNoさん
真っ白で寒々しい雪景色の中、手を繋いで寄り添う二人に読み手の心だけはじんわりと温められる優しい読後感でした。――kaya。さん
偶然出会った彼らが居候をさせてもらって、距離が縮まっていくストーリーなのですが、安易にくっつかずに、生活を通してお互いを少しずつ知って、好きになっていく過程があったかくてじんわりしました。――ももよたんさん
***
いかがでしたでしょうか?
「エロなし」BLの10年間を追ってみて驚くのは、時代時代を彩った代表作ともいえる作品が揃っていること。そしてその1つ1つがそれぞれ違った魅力を持っていることです。
そういった意味でも、BLの魅力の再発見にもつながったのではないかと思います。
癒されたいとき、笑いたいとき、泣きたいとき、キュンキュンしたいとき…どんなときでも寄り添ってくれるBLの幅の広さに感心するとともに、今後どんな名作が生まれてくるのか、楽しみで仕方ありません!
エロがあっても、なくても、色々な方にBL作品の魅力が届きますように…!
コメント23
匿名19番さん(1/1)
めちゃくちゃ前の記事にコメントするのも何だかなと思いましたが、エロ無しの商業BLで素敵なもの皆さんのおすすめなど何かなー!と記事とコメント欄を覗いたのに「日本のBLはダメ韓国中国に負けてる」「日本は貧乏」などのコメントにしんどくなりました。誰がどんなコメントを投稿なされようが自由とは承知ですが、記事に出てる作品やエロが無い他の商業BLについてのコメントが読めたらな〜と思いました。
匿名6番さん(2/2)
話は少しずれますが、中国は日本よりコンテンツにお金をかけているんですね。なぜかというと予算・金があるから。
日本は金がない、予算を出せないんです。
最近では円安で以前よりもっと貧乏になったので、テレビ製作の現場でも海外ロケが出来ないと言ってましたよ。
匿名9番さん(2/2)
私は海外のBLのドラマCDも聴くのですが(中国と韓国)、日本のよりずっと長いのにエロは日本のより少ない…というか、あっても無くても別に構わないくらいのバランスだったので驚きました。多分原作からしてそうなのでしょう。日本のドラマCDは最近だとエロを抜いたらほぼ何も残らないような作品が多いので、出演されている声優さんならあまり表では言わなくても内心14番さんみたいに思ってらっしゃるかも…と思ったことがあります…。
まあ、これも一種の流行なんでしょうし、売上が重要な商業で実際にエロ多めの短編の方が売れているのでなんとも言えないですけど。
個人的な考えとしては、エロありでもなしでも良い作品は良いけど、そもそも1巻完結が多い現状では、ストーリー性、エロ、その他諸々の要素を全部詰め込めるのはほんの一部の作家さんなんじゃないかなという気もします。BLはBL誌以外で連載された作品の方がストーリーのクォリティーが高いとか言われるのたまに見ますけど、全部長期連載作なんですよね。
匿名18番さん(1/1)
↓レーベルによるでしょ。匿名12番は描きたいものに合ったレーベルでデビューできるように努力しなよ。
匿名12番さん(2/2)
>作家さんのあとがきなんかで1話に1エロって指定される、ってのも見た事ある。
私も担当編集にBLかきたいって言ったらエロかけって言われたなー。2人の関係しっかりかきたいって言ったらBLにストーリーなんかいらないでしょ。エロのためのストーリーで。みたいなノリで返された。2人の関係性全部すっ飛ばしてエロかいたって楽しくないよ…。世界観だとかキャラクターとか生き方とか愛とか物語をかきたいんだよ…。このカプ尊い!みたいな話が好きなのに。腹立ってめちゃくちゃ抵抗したらエロ嫌いなんだねって言われた。他の作家さんも一巻におさめないといけないからって設定必死に削ってたり…無理矢理エロ追加もだけどなんだかなぁ
匿名17番さん(1/1)
正直、話の流れによってエロなしでも、エロありでも構いません
どっちも面白ければいいです
それぞれ好みでいいのではないかなと思います
匿名16番さん(1/1)
匿名12番さんに全面同意。
読者もエロ望んでるんだろうなと思うよ。
レビューでもエロがないから評価下げます、とかちょいちょい見るし。
作家さんのあとがきなんかで1話に1エロって指定される、ってのも見た事ある。
結局そういうのが売れちゃうんだろうね。
>物語を軸にして二人の関係性をしっかり表現した上でエロがあるんだよね
個人的にはこれだなーと思う。
エロがあるのはいい、でもここが構築されてないと惹かれないかな。
匿名15番さん(1/1)
えろなしBL良いですよねぇ。えっちに至るまでのプロセスが良ければ、えろがあってもいいですが、えろなくても面白ければ良い派です。
BLにハマりたてのゴリゴリの初心者の時、色々調べてテンカウントに辿り着いたんですね。初心者が読むべきBLで、エロなしって書いてあったんです。やっぱり最初はえろなしから入りたいと思ったので、まあ読んだんですよ。そしたら、普通にえろがあったんですね。えろえろでどえろくてびっくりした記憶があります。だから、最後まで読めばえろあるよ、えろないのは最初だけだよって書いて欲しかったなあって思います。
要約:テンカウントはえろいよ。
匿名14番さん(1/1)
海外BL作品に出た某声優が日本のBLは酷いって言っちゃってたわ(笑)
声優さんってわりと色々言ってるよね。
某エロなしCDのフリトで珍しく作品へのすごい熱を感じたのが印象的だった。
本音は匿名12番さんと同じって方もいそうだ。
匿名13番さん(1/1)
面白い作品はBLレーベル以外から出てる。
匿名12番さん(1/2)
最近中華BL流行ってるけど、日本のBLはコンテツとして完全に負けたな…って思った。
アジアでも英語圏でも流行ってるみたいだから売上でもクオリティでも負けてるんじゃないかな…
中華BLはアニメや小説、アプリゲーとかあるけど、神がかった作画、神がかった音楽、細部まで作り込まれた壮大なストーリーに、魅力的なキャラクター、魅力的な声…プロのクリエイター達がお金と時間つぎ込んで拘り抜いて作り上げたってのが作品から伝わってくるものが多い。
恋愛ものの物語としてめちゃくちゃクオリティ高い。物語を軸にして二人の関係性をしっかり表現した上でエロがあるんだよね。だから感動するし、記憶にも残るし、国をこえて評価される。
日本の場合…短編、低予算、エロしか売りがない作品ばかりというか…恋愛ジャンルのはずなのに、ほんとただのAVみたいなポジション
なんでこうなったって思うわ。
何度も読み返したくなる名作BLそんなにないよね…
エロでもいいけど、エロしか売りのないペラッペラな低予算短編BLが乱立するのはやめてほしい。
こんな環境では作家育たないし、話題作も生まれない。
アニメやドラマでも話題になるようなBL作品たくさんでてきてもいい頃だと思うんだけど、日本のBLの場合エロが本編だからエロにいたるまでのストーリーは早送りでじゅうぶんみたいな残念さよ。
匿名11番さん(1/1)
BLはエロ本。
そんなの20年前の同人誌時代から誰も分かってる事。
エロなし作品はストーリー重視とか言ってるが、変に現実感出そうとして失敗してる作品ばかりなのが現状。
匿名10番さん(1/1)
たまにすごく良いBLを読んで読み終わったとき、あれこの作品そういえばSEXシーンなかったなと思う作品確かにありますね。キスやハグはあってもエロエロシーンがないんですでもそれに気づかないくらいお話がきゅんきゅんして萌えもあって面白い!ってコミックはあります
匿名9番さん(1/2)
>>匿名7番さん
セックスは基本的にセックスがしたい人同士でするものです。私も過度なエロは要らないと思っていて、エロ以外の描写がエロに行き着くまでのプロセス扱いされるのは不愉快極まりないというのはとてもよく分かりますが。今の時代、他でもなくBLのサイトで「基本的にセックスは男女間でするもの」みたいな変な主張されてると笑われますよ。
テンカウントや花は咲くかが入ってるのが若干疑問でしたが、「2014年に出た1巻が」「2011年に出た3巻が」ということなんですね。
匿名8番さん(1/1)
エロなしの方が好きとかエロい方が好きとか、どっっっっっっちでもいいじゃん!
主張したい人は屋上で叫んでくれ主張してくれ。
「セックスは基本的に男女間でするもの」って、ゲイの人に言える?
匿名7番さん(1/1)
基本的にセックスは男女間でするものです。
その昔「BLはAV」と発言して自爆炎上した某BL声優さんがいましたね。
ちなみに私はBLにエロはいらないという派です。
エロをディナーで言うところの「メインディッシュ」扱いにして、
他の描写はそこへ行き着くまでのプロセスに過ぎないと分かった時のガッカリ感といったら・・・・。
男の子同士の精神的な繋がりを最重視してる派にとっては不愉快極まりません。
匿名6番さん(1/2)
「テンカウント」はかなりエロいですよね。
なぜ??
神山仁那さん
エロなし、少なめ、BL、好き。
匿名5番さん(1/1)
花は咲くか、テンカウント、どちらもシリーズ的には挿入シーンがあるから「???」となりました…
匿名4番さん(1/1)
エロエロでもストーリーからキャラ設定等等しっかり作り込まれている良作もあればエロがなくても小学生の妄想?みたいな台詞回しもストーリーも何もかも薄っぺらい駄作もある。
エロの有無で作品の良し悪しは一概に語れないのでは??
エロがないbl=癒し!神!珍しい!みたいな流れになんとなく疑問。
匿名3番さん(1/1)
今年の「このBLがやばい!」第1位もたなと先生のあちらこちらぼくらでエロなしですよね。
エロが無くても萌えたり感動したりする名作BLは沢山ありますね。
ランクインした時点でエロ展開が無ければ「エロなし作品」という扱いでもまあ問題ないと思います。
匿名2番さん(1/1)
関連作品の「同級生」が別の作家さんのになってませんか?こちらも好きですが。
匿名1番さん(1/1)
エロなしの捉え方が人によって異なりそうですね。
シリーズ内にがっつりエロがあればエロなし作品にはならないと思いますが…