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英田サキ先生も参加決定！ ♯おうち時間に無料で読めちゃう極上BLはいかが？

先日もちるちる内でご紹介した、豪華15名の小説家陣によるリレー小説企画『ソレイユ・ドゥ・トーキョーで逢いましょう』！
みなさんもちろんチェック済ですよね♥

こちらは「第一回ちるちるBL小説アワード(2015年開催)」で大賞を受賞された漫画原作者のりんこ先生が、自身のTwitter上で発表された企画です。

 
前回は14名参加とお知らせしましたが、この度なんとあの英田サキ先生が参加され、総勢15名となりました!!

最終的な執筆陣は以下の15作家
英田サキ／葵居ゆゆ／淡路水／かわい恋／楠田雅紀／高月紅葉／桜部さく／須王あや／すとう茉莉沙／墨谷佐和／ナツ之えだまめ／みかみ黎／宮緒葵／柚木ユキオ／ゆりの菜櫻（五十音順／敬称略）

しゅ、しゅごい…（語彙力喪失）。
これ本当に無料で見ちゃっていいんでしょうか？ 切実に課金させてほしい…。

本編は4月24日スタート＆週1更新の予定らしいのですが、一足先にキャラデザ担当である羽純ハナ先生のラフ画が公開されました！


設定通り、アラビアンなアイマンと幸薄げな茅野が絵になってる!! さらに可愛いワンちゃん（マリアム）まで♥
このワンちゃん、物語にどう絡んでくるのでしょうか…？ワクワク

設定
アラブの王（20歳）とエリートサラリーマン（32歳）が、ホテル【ソレイユ・ドゥ・トーキョー】を舞台に繰り広げる、甘く切ない（予定）ラブロマンス

羽純ハナ先生インタビュー

そしてそして今回は、なんと！ そんな素敵キャラデザをつとめた羽純ハナ先生、そして企画の主催者であるりんこ先生に、インタビューにお答えいただきました！

――最初に企画を知ったときどう思われましたか？
「りんこ先生、また楽しそうな企画を思いついたな～」と思いました。

――イラストを描く上で特にこだわった点はどのあたりでしょう？
りんこ先生の中にイメージが出来上がっていたので、ヒアリングしてなるべく再現できるようにしました。

――実際にイラストを描いてみて、楽しかったこと、苦労したことなどありましたか？
まだキャラデザくらいでたいしたものは描いていませんが、現代のお話なのでファンタジー感が出ないようにりんこ先生に「こうした方がいいかも…」と相談しながら描きました。

――制作中の裏話や、思い出に残っていることなどがあれば教えてください。
最初お引き受けした時はこんな大事になると思っていなかったので、日々、りんこ先生から進捗が報告される度めちゃめちゃ緊張してます。現在進行形です。

――これから小説を執筆される（または現在執筆中）の先生方にメッセージをお願いします。
大好きで、普段読ませていただいている先生方ばかりなので、ただただ読者の気持ちで楽しみです！

――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします！
この企画で、少しでも日々の中に楽しみやときめきを感じていただけたら嬉しいです。

――ありがとうございました！

りんこ先生インタビュー

――まず今回の企画の趣旨を教えてください。
コロナウイルスが蔓延し緊急事態宣言が出された今、せめてBL界隈だけでも元気付けたいというのが、今回の企画の趣旨となります。今回ご参加頂いた諸先生方には全員にご賛同頂いた上で、皆様手弁当で企画に参加して頂いております。

――この企画をしようと思ったきっかけはなんだったのですか？
ツイッターで自分のタイムラインに流れてくる人様のツイートやリツイートが、元気がないものが多かったためです。「そりゃ元気ないよね」と思うだけよりも、自分には創作という「人を元気づける何か」が取り柄としてあるので、それは使わないといけないなと思いました。

また、自分一人で何かをやるよりも、沢山の先生方にご協力をお願いすれば、もっと大きな事が出来るのでは？ とも思いました。また幸いなことにツイッターというツールによって沢山の作家先生方とのご縁がございましたので、お願い出来る環境にもありました。

私は同人時代にもいわゆる「WEBアンソロ」を二度企画した事があって、その時に付いたあだ名が「ソフトかつあげ屋」でして…（笑）軽率に依頼をしてサラッと原稿を巻き上げていくスタイルらしく、そう呼ばれていたのですが（笑）今こそ「ソフトかつあげ屋」としての本領発揮をするべきでは…？ と思った次第です！（笑）

――小説のタイトルや設定がとてもロマンチックで素敵だと思ったのですが、どうやって決められたのでしょうか？
大まかな「アラブ」という設定については、やはり「たくさんの方に喜んで頂ける可能性が高いものを」という思いがあったので、小説の「今の売れ線のもの」を簡単にですがリサーチしました。まず「広く喜んで頂けるもの」をピックアップした上で、「大人数のリレー小説でも、読者さんに伝わりやすいもの」を選びました。
そこでまず「現代もののアラブ」には決めたものの、現代の中東そのものが舞台になると、先生方が調べ物をするのに相当負担が掛かるのでは？ と。それで舞台は東京になり、中東から東京に来ているならホテルにきっと泊まるよね！ となり、更にラグジュアリーなホテルが舞台（先生によってはホテルから飛び出す事もあると思いますが）だったら素敵じゃないかな？ と。
タイトルは単純に「含みを持たせる事でワクワクドキドキ感を煽りたい」と思ったからです。

――羽純先生のイラストをご覧になった感想をおねがいします。
アラブ物と決めた時に「これはもうハナさんにしかお願い出来ないジャンルだ……！ 」と思いました。そこで羽純先生に直接お願いしたところ「いいよ～」と思った以上に快く引き受けて下さったのですが、今回公開したキャラデザのラフを見た瞬間、デスノートの「計画通り！ 」という顔になりました（笑）
これは今回ご参加頂いている先生方にもお話したのですが「ザ・羽純ハナワールド」がラフの段階で「これでもか！ 」と感じられて、本当素晴らしいキャラを生み出してもらったなと感動しました。

――小説本編の公開を前に今のお気持ちはいかがでしょう？
今の気持ちは読者の皆様と全く同じです！

――これから小説を執筆される（または現在執筆中）の先生方にメッセージをお願いします。
●英田サキ先生⇒『DEADLOCK』『エス』シリーズは言わずと知れた金字塔。私が説明する必要などない……そんな英田先生に無謀にも突撃した理由は、アラブにハードボイルド味があれば……と思ったこと、そして英田先生のおかげで昨年多くの先生方とお知り合いになる機会があり、そこでご縁があった先生方にも多くお声を掛けさせて頂いたからです。突撃にもご快諾頂きありがとうございました！

●葵居ゆゆ先生⇒羽純ハナ先生原作の獣人オメガバースシリーズ番外編『ガーランド』の記憶も新しいゆゆ先生ですが、細やかに綴られるストーリーだけでなく、『とろけるまで縛って』のような濃厚なエロい描写にも定評がある先生。私にはシリアスもエロも自由自在に操るイメージがあり、突撃した次第です。ご快諾頂いて本当に嬉しいです！

●淡路水先生⇒『今宵とびきりのプリン召し上がれ　～ほろにがカラメルと甘い恋文を添えて～』『星屑コンフィズリー』の二作が私の中ではイメージが強い淡路先生、ストーリーのどこかで甘味を出してくれないかな……と、密かに楽しみにしていたりします（笑）出来れば攻ちゃんに和菓子を是非……！ 突撃したのに喜んで下さりありがとうございました！

●かわい恋先生⇒『オオカミパパに溺愛されています』『邪神の婚礼』シリーズで一気にスターダムに昇られたかわい恋先生、溺愛成分たっぷりのイメージが私には強いのですが、実際書かれるとどうなるのか凄く楽しみです！ 突撃にもとても優しく対応して下さったので、本当にありがたく思っております！

●楠田雅紀先生⇒羽純ハナ先生とタッグを組まれた『虎王の秘め事～天虎界綺譚～』でも話題になった楠田先生には、以前から色々とお話を聞いて頂いていたというのもあるのですが、例えばですが『俺の許可なく恋するな』の次に『龍の妻恋い～うそつき龍の嫁取綺譚～』を書けてしまうという、何というか「安定感」が凄く感じられて、お話のベースを整えて欲しいと思いお声を掛けました。突撃を受け止めて下さりありがとうございます！

●高月紅葉先生⇒高月先生と言えばやはり『仁義なき嫁』シリーズで、英田先生のハードボイルド味とはまた違う角度の荒々しさを表現して下さるのでは？という思いがあり、また『愛淫堕ち―若頭に仕込まれて―』でも見せて下さった「超・超どエロ」成分がリレー小説にどう作用するのか、楽しみでなりません。男気（？）で突撃に応えて下さいました！

●桜部さく先生⇒『鬼の棲む国』でデビュー後、精力的に電子作品二本、そして最新作『灼熱の若王と秘されたオメガ騎士』を書かれている桜部先生、最新作がアラブ風ファンタジーという事もあり、お声を掛けさせて頂きました。ベテランの先生方の間でどうご自身を表現して下さるか、非常に楽しみにしております！ お誘いの突撃を喜んで下さり、ありがとうございました！

●須王あや先生⇒小説投稿サイト「エブリスタ」さんの「天下分け目のBL合戦　夏の陣／冬の陣」で大賞に選ばれたお一人で、『海賊王子と初恋花嫁』でデビューされた須王先生。二作目が待たれる須王先生ですが、私の中ではふわっと可愛いイメージがあります。そして現代モノをどう調理して下さるのかも非常に楽しみにしています！ お忙しい中で突撃にも優しく対応して下さり、ありがとうございました！

●すとう茉莉沙先生⇒小説投稿サイト「エブリスタ」さんの「天下分け目のＢＬ合戦　夏の陣／冬の陣」で大賞に選ばれたお一人で、『触れて感じて、堕ちればいい』でデビューされたすとう先生。こちらも二作目が待たれますが、それより先に原稿を捲き上げる形になりました（笑）デビュー作のタイトルからして艶っぽくて、その艶っぽさをアラブで目一杯出して頂きたく、お声を掛けました。お忙しいのに引き受けて下さりありがとうございます！

●墨谷佐和先生⇒子育てモノが強いイメージの墨谷先生ですが、最新作の『新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される』がその名の通り、お料理モノ（＋異世界モノ）だったので、これはどこかで墨谷先生がフレンチを食べる二人の描写をしてくれる……!? と、物凄く勝手に期待しております！　（勝手に、なので描写はないかもしれません・笑）お優しいお人柄に付け込んだというのに、引き受けて下さってありがたみしかありません！

●ナツ之えだまめ先生⇒『巡恋アルファは愛に焦がれる』でもおなじみのナツ之先生、ファンタジーも現代モノも何でもござれ！というイメージがあります。どんな球が飛んできても、ちゃんとキャッチしてちゃんと投げ返してくれるような気がしています。でもナツ之先生が乱闘するところも見てみたいかもしれない（笑）物凄く丁寧にご承諾頂き、ありがとうございます！

●みかみ黎先生⇒小説投稿サイト「エブリスタ」さんの「天下分け目のＢＬ合戦　夏の陣／冬の陣」で大賞に選ばれたお一人で、『REDRUM』でセンセーショナルなデビューを飾られたみかみ先生、二作目の『潜入オメガバース！～アルファ捜査官はオメガに惑う～』がイメージとは正反対で驚いたのですが、この二面性がどうリレー小説に影響するのか考えると、凄く楽しみです！ 突撃して困惑させたかと思いますが、お引き受け頂き嬉しいです！

●宮緒葵先生⇒『華は褥に咲き狂う』シリーズでも大人気の宮緒先生、このメンバーの中ではヤンデレ味が一番強い先生だと思うのですが、正直なぜこの企画を受けて下さったのか、未だに実は謎です（笑）宮緒先生自体はめっちゃ喜んで下さっているのが分かるし、凄くやる気出して下さっていますし、返信もお優しい。でも実は完全に「初めまして」の状態で突撃したのです。どうして引き受けて下さったのでしょうか……（笑）そして何より宮緒先生と言えば！ 「犬」攻め！ 執着攻めをどういう形で表現されるのか、非常に楽しみです！

●柚木ユキオ先生⇒最新作『真面目腐男子くんの秘密がスパダリ社長にバレた理由』も好調だった柚木先生、漫画原作をしたり、シチュＣＤの原作もされていたり、そして最近全年齢向けのラノベ『転生王女と狼王子～獣人国でもふもふ園を作っちゃいました♡～』も出されていたり、また別名義でのキャリアも長く、凄いお人です……なのでお誘いする事に躊躇いはありませんでした。引き受けて下さり感謝しております！

●ゆりの菜櫻先生⇒2020年4月刊『アラビアン・スイートキス ～蒼穹王の花嫁～』でも分かるように、アラブ物を非常に沢山書かれているゆりの先生。アラブ物にするなら、ゆりの先生のお力は絶対にお借りせねば……！ と思い、決死の覚悟でお誘いしたのですが、普通に「ここら辺なら参加できます～」と優しく教えて下さいました（笑）非常に心広くご対応下さって、本当にありがとうございます！

――この企画を楽しみにしているちるちるユーザーに一言お願いします！
今回、ちるちるさんからのお声掛けで、企画を記事にして頂いております。「多くのBLファンの方に、この企画をお知らせしたい」というお申し出を、ありがたくお受けすることにいたしました。ですのでこの記事で企画を知ったという方にも、是非楽しんで頂きたいです。正直このメンバーでのリレー企画は、商業でも絶対に見られないだろうと自負しております。素晴らしい作品が生まれていく過程を、是非一緒にご覧頂ければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

――ありがとうございました！
こちらこそありがとうございました。そして非常に長文になりすみません、最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。

記者はインタビューを読んで気持ちが高まりすぎてそわそわしっぱなしなのですが、わかってくださる方いらっしゃいますでしょうか…？

だって本当にメンバーが豪華すぎるし、なによりタダなんだぜ？信じられるか？（シンジラレナイ…）

共感してくださる同志のみなさまは、りんこ先生の公式Twitterをフォローして続報を待ちましょう♥



羽純先生の注目作
BLアワード2020シリーズ＆コミック部門ランクインの超人気シリーズ♥

コミックス『ペンデュラム -獣人オメガバース-』

STORY
獣人×オメガバース
そこは、獣人と人間が共存するオメガバース世界。獣人を産めるのは人間のΩ(オメガ)だけ――。
親に捨てられた少年Ω・カイは、国で最も権力を持つ獣人一族・ジークフリード家の子供を産むため、当主のα(アルファ)・ルアードに育てられる。
今まで周りから疎まれてきたカイは、ひとりの人間として扱ってくれるルアードに惹かれ、いつしか番(つがい)になることを夢見るように…。しかし、獣人は多くの子孫を残すため、番を作らず複数のΩと交わることを知ってしまう。そして、発情期を迎えたΩもまた、多くの獣人と交わる運命だった――。

りんこ先生原作の注目作
遂に完結した感動まちがいなしのヒューマンBL!!

コミックス『九尾の狐となまぐさ坊主』作画：三原しらゆき

STORY
「ここから逃げなければ、そなたを抱いて精を喰らうぞ」ギャンブル大好きな、なまぐさ坊主・円楷(29)。金欠なところに、殺生石の呪いをとく依頼がきて、力もないのに引き受けてしまう。殺生石は、かつて鳥羽上皇の寵姫だった玉藻前が、九尾の狐であることがバレて退治された姿だった。呪いを無事、払ったかと思いきや、円楷の目の前に美しい九尾の狐の青年・玉嵐が現れて…!?明るくお人好しななまぐさ坊主と過去を背負ったフェロモン妖狐。カラダから始まった関係はやがて――?