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オフィスHの片づけは…BL界の謎、アナタは知っていますか？

 

ある日、いつものようにBL漫画を嗜んでいた筆者は思いました。
「あれ、このシーンにこの展開……よく考えたらBL作品以外で見たことないな……」と。

普段見ているアニメや漫画などでありがちな展開や設定などは多くあるかと思います。もちろんBL漫画でも「あ、よく見るやつだ！」というBL特有のあるあるは存在しますよね。例えば受けの童貞非処女率の高さや高校生攻めの年齢に見合わぬ受けを喘がす超絶テクニックなど……BLの世界にはまだまだ謎深きあるあるが多いです。

というわけで今回は「ありがちだけど気づけない、BL漫画あるある」をお届けします！

まさにBLにおける灯台下暗し！ぜひ普段読んでいるBL漫画を思い出して共感できるものがないか、探してみてくださいね♪

◆目次◆
1．〇〇なのに素質ありすぎな受けのカラダ
2．精液がなかったことにされる謎の〇〇〇〇H
3．表紙で受けの〇〇〇〇が脱がされがち
4．〇〇〇攻めが住む謎の〇〇〇〇家
5．脅威の遭遇率！攻めの〇〇〇と受け

 

あるあるNo.1 処女なのに素質ありすぎな受けのカラダ

 

「現実ではありえない」と言われがちなBLあるあるの1つ――初エッチでメスイキをし潮吹きをかますBLの受け。
しかし、そんな受けのカラダは腐女子にとってはありがたい。なぜなら受けと攻めがお互い複雑な気持ちを抱えながらのエッチも、気持ちが通じ合った後のらぶらぶエッチも、受けが気持ちよく悶えながら喘いでくれたら嬉しいから……！

それが腐女子の親心というもの！

ぜひ難しいことは気にせずに、受けにはバッチバチに感じてメスイキして欲しいものですな。

「ハジメテで感じ過ぎちゃう受け」の筆者おすすめ作品はこちら↓ の2作♥

推しに初めて、あげちゃった⁉

『溺愛スリーピングボイス』作：茶野まめこ

 

【あらすじ】
真面目で外面がよくて空気を読める進藤秀一は、同棲していた恋人に勇気を出して甘えようとしたことが原因でフラれてしまう。仕事のストレスも相まって一人で眠れなくなった進藤の目に入ったのは、《おやすみ配信》というタイトルの配信。そこでささやかれる言葉と、Kという配信者のイケボは進藤を深い眠りへいざなってくれた。それ以来Kにすっかりハマり、日々の活力をくれる推しを見守っていた中、ひょんなことから同じマンションに住む大学生・榛名慧と知り合う。彼の声は推しそのもので、榛名とのエピソードをKが話していたことで進藤はすべてを理解してしまう。「推しの邪魔にならないよう、自分がリスナーとバレないようにしなければ…！」しかし、その決意とは裏腹に榛名との関係は親密になっていき…!?

 

初夜の反応までかわいいね♥

『かわいいね、花森くん』作：しおからにがい

 

【あらすじ】
大学でオタクライフを謳歌するためサブ研へ入った花森。しかし、参加した新歓では話相手どころかグループにも入れずボッチ状態。そこで唯一話せたのは遅れてやってきた先輩の美帆だけ。以降、学校で会えばご飯を一緒に食べたりする仲に…！そんなある日、彼の部屋へ遊びに行くことになった花森。そこでなぜかかわいいと連呼する美帆。いきなりキスをされ、気づけば自分のお尻に美帆のTI●COが…！！？自分と仲良くしてくれる美帆に「好き」とは言ったけど……。あれ？？俺の好きってそういう「好き」だったっけ――？？！

あるあるNo.2 精液がなかったことにされる謎のオフィスH

お互いにすれ違っていた社会人の2人が深夜のオフィスで気持ちを通じ合わせ、激情のままえっちな展開に転がり込む――社会人BLではよく見られる展開ですね。そして行為後場面は数日後になり、ラブラブな2人がイチャついている光景を拝むまでがワンセット。あゝ尊い。しかし、事態はこれでは終わりません。

職場でHしてしまった後の2人の体液やらなんやらの片づけは誰がしているの……!?

社会人BLではその辺を追及されません。しかし、私たちは2人のHの後にいるはずの「片付け人」を忘れてはいけないのです。
もしかしたらへとへとになった受けのために攻めがせっせと片付けたのかもしれないですし、または清掃員のおじさんが「やれやれ、今日も攻めと受けが楽しんでいるな！」としたり顔で片付けをしているのかもしれない――そんな「必殺片付け人」に想いを馳せつつ、今日も職場えっちを楽しむのである――。

「職場H」の筆者おすすめ作品はこちら↓ の2作♥

有能上司、オフィスHでイキ散らかすの巻

『オフィスの豹』作：ホン・トク

 

【あらすじ】
毛嫌いされている会社の上司・静二郎に不毛な片想いをしている地三井。その名のとおり地味で冴えない地三井は、静二郎にアタックしては「低能のクズ」「大嫌い」と罵られていた。しかし、期せずして静二郎の緊縛ハメ撮り写真を手に入れてしまい、彼の秘められたマゾ願望を知った地三井にチャンスが訪れる。彼の欲求を激しいセックスで満たすことで、かりそめにも身体を繋げるようになるのだが……。

鬼畜×歪みMの職場Hは超ハード⁉

『悪癖 (1)』作：イイモ

 

【あらすじ】
平和主義を自認する万年平社員の大門は、同期で営業課のエース・小島に執拗にいじられる日々を送っていた。横暴な小島の態度の中に自分への好意がちらつくのを感じ、意識してしまう大門。しかし、すべては大門を辱めるために策略だったと笑いながら暴露する小島に対し、大門の中の何かがブチ切れてーー!?

 

あるあるNo.3 表紙で受けの白シャツが脱がされがち

あるあるNo.4 セレブ攻めが住む謎の間取りの広すぎる家

普段はベンツ登校で執事とメイドがいて庭が広すぎる家に住んでいるセレブ攻め、家の間取りが謎過ぎます。リッチで上質な暮らしBLではこのような謎の広い家が出がちです。読者の腐女子もページをめくりながら「東京ドーム何個分よ……？」と困惑しがちなぐらい広い。監禁された受けもセキュリティ突破の前にそもそも迷子になってしまうぐらい広い。読んでいても寝室が何部屋あって庭が何ヘクタールなのかまったくわからない、でもとにかく広いことはわかる。

しかし、住んでいるのは攻め一人（セレブ攻めは親と不仲or海外に居るパターンが多いため）。

どう考えても一人暮らし用ではない広すぎる家に住む孤独な攻めを温めるのは受けの愛ですが、暖房の効きが悪そうな家の広さがどうしても気になってしまう貧乏性の腐女子を安心させるのは何なのでしょうか？

あるあるNo.5 脅威の遭遇率！攻めの女兄弟と受け

少し関係が拗れた時や、受けが2人の関係について考え始めたときに起きるこの遭遇。大学で、ショッピングモールで、カフェで、攻めが超美人と歩いているところをうっかり見てしまう受け。笑い合う2人に、お似合いだな、なんて思ってしまう受けかわいそうで可愛いですね……。

いいから、早く声を掛けるんだ！ すぐに誤解は解けるから！ アッ足早にその場から立ち去っちゃった〜！

脱兎の如くその場を後にし、迷惑にはならんと攻めを避けてしまう受け。焦る攻めまで大変美味しいです。主に妹や、姉、いとこですがたまに美魔女の母だったりする。正体が明かされた後は受けの良い相談相手になりますよね。

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以上、腐女子が気づいてしまった「BL漫画あるある」をお送りいたしました。
他にもたくさんのBL漫画あるあるがありますが、どれもBLをより楽しむためのあるあるなのではないでしょうか……？ 社会人BLでは絶対スーツでオフィスHをしてほしいし、セレブ攻めには広すぎる家で暮らしてほしいですし、受けには気持ちの良いHでいやらしく喘いでほしい……！ そしてえっちな受けが描かれた表紙のBL本を買いたい！ そう、受け継がれてきたあるあるには価値があるのです。

というわけで、ぜひ皆様も普段感じる「BL漫画あるある」がありましたら教えてくださいね！